二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 《完結》黒雪姫
- 日時: 2013/06/24 10:57
- 名前: 玲於奈 (ID: uNwwkKT9)
- はじめまして、童話をいじくって書いてみたいなあと思って書きました。(二次小説だと思い、ここにしてるんですが、まちがってたらおしえてください、お願いします。) 
 駄作なので、アドバイス等よろしくおねがいいたします、
 あ、しかし、わたし傷つきやすいのでやさしくおねがいします!!
 ※この小説はいろんな人の視点からかきます!!(だれの視点か書いてないときは語ってるだけで、だれのしてんでもありません!!)
 ※多少グロいのでご注意。
 
 えと、はじめはとりえず、白雪姫いじくった「黒雪姫」を…↓
 
 ○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
 ——白雪にそっくりな一人の娘
 
 話の裏にこっそり潜んでいて
 だれにも知られずにいた存在
 そんな彼女のお話のはじまりはじまり。
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- Re: 黒雪姫 ( No.85 )
- 日時: 2012/09/07 20:08
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- ★…白雪姫…★ 
 「このりんごがほしいのかい?」
 目の前の優しそうなばあさんがそういう
 さっき、小人さん達に絶対出るなって忠告されたけど…
 このおばあさんをみたらどことなく懐かしい感じがした
 今はもう亡くなった母に似ているのかもしれない
 顔も覚えてないほど記憶が曖昧だけど…
 「困ったねぇ…。これは先約さんがいるんだよ。」
 おばあさんが厳しい顔をして言う
 「あ、じゃあ…明日おばあさんのりんごくれる?なんかおばあさん観てると懐かしく感じちゃうんだよねぇ…」
 「ははは、面白い子だねぇ。じゃあ、明日りんごをもって同じ時間帯にここに来るわ…、だからまた一人でお留守番してくれる?…うん、そう。私はここの人に嫌われてるからねぇ。あ、代金はいらないわよ。それじゃあね、また…」
 そういって静かに立ち去るおばあさん
 「うんっ、楽しみにしてるね!!」
 おばあさんの背後に向かって笑顔でそう叫ぶ
 なんか明日が楽しみだ
 …それにしても、私はなんでこんなに心が躍るんだろう?
- Re: 黒雪姫 ( No.86 )
- 日時: 2012/09/07 20:19
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- ★…黒雪姫…★ 
 五日目。
 今日で最終日…
 今日は昨日白雪と約束したので、真っ赤に熟れたりんごを持って行く
 フィーラから監視することも目的だけれども…
 全てはこの物語の“終わりを良くする”為。
 あ、そういや最近フィー見てないなぁ…
 …まあ、別にそんなことはどうでもいいんだけど
- Re: 黒雪姫 ( No.87 )
- 日時: 2012/09/07 20:39
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- ★…黒雪姫…★ 
 白雪が居候させてもらっている小屋の扉を二度、叩く
 すると中では慌てた様子で白雪が出てきた
 「あ…おばあさん!!」
 私を笑顔で迎える白雪
 昨日と同じ時間
 同じ姿で
 りんごをカゴいっぱいに詰めて持ってきた
 どうやら、今日は森にひっそりと隠れて動物達がこちらをのぞいているようだ…
 木々の隙間からいろいろな動物達の目が見える
 「はい…りんごだよ。」
 「ありがとう!!」
 嬉しそうにりんごを眺める白雪
 「あ、おばあさんもアップルパイを食べる?」
 白雪姫がほほえみながらそう問う
 「あら、ごめんなさい…私しゃあ時間がないのだよ…。あぁ、でもりんごの質が気になるから一つ味見してくれないかい?」
 そういって一番熟れたりんごを取り出す
 「あら、じゃ、そうするわ。おばあさんも一緒にいかが?」
 「じゃあ、そうさせて頂くかのぅ…」
 「うん!!」
 白雪が私に背を向けかけだしていく
 彼女はにも知らずに
 無邪気、でいる
 このりんごには
 半分には“毒”が塗っているのに—…
- Re: 黒雪姫 ( No.88 )
- 日時: 2012/09/07 20:29
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- ★…黒雪姫…★ 
 『白雪、りんごがいいー!!』
 幼い頃、りんごが大好きだった白雪姫
 『はいはい、りんごね…』
 優しい母が…
 もう今ではそうなくなったけれども…
 笑顔でそういってくれた記憶
 『むぅ、りんご…。白雪のほうがちっちゃいよ?』
 『文句いわないのっ!!お姉ちゃんなんだから。』
 白雪、貴方は昔から私が邪魔だった?
 私のせいでいつも不幸せだったもの………
- Re: 黒雪姫 ( No.89 )
- 日時: 2012/09/08 19:39
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
- ★…黒雪姫…★ 
 「りんご、どうやって食べる?」
 「味見じゃからのぅ…。切る、ぐらいでええよ」
 不服そうに頬をふくらます白雪
 でもまあ、さっきのわたしの時間がないと言う言葉を思い出したのだろう、しぶしぶ承諾。
 「はい、どうぞ」
 「すまんのぅ…」
 フォークにさされているりんご
 白雪はりんごの皮を切らない、いや切ることができないと分かっていた
 だから切られたりんごには皮がついていた
 私は見た目でわかる
 毒があるか
 ないか、が………
 私が、躊躇なく選ぶのは“赤くない”方の皮がついている切られたりんご
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