二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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BLEACH 刹那の時間【焔】 オリキャラ募集中
日時: 2010/07/20 10:12
名前: 秋空 (ID: qkUgLMRd)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15426

お早う御座いますorこんにちはorこんばんは^^
クリックして下さった方々は有難う御座います♪
感想やアドバイスなど下さるととても嬉しいですvv


〜お客様〜
天道様・凛様・夢様・天蘭様・ねこうさぎ様

〜目次〜
No1:プロローグ >>0より
No2:第一節   >>4より
No3:第二節   >>9より
No4:第三節   >>11より
No5:第四節   >>13より
No6:第五節   >>16より
No7:第六節   >>28より
No8:第七節   >>32より
No9:第八節   >>34より

番外編
No1:オリキャラ紹介1&キーキャラクタ紹介 >>5より
No2:死亡キャラ台詞集 ノイトラ編    >>21より
No3:オリキャラ募集要項&募集条件設置  >>36より

〜注意〜
1.多数の小説を執筆している上リアルが非情に厳しい状況になってきたので更新は遅いです。
2.BLEACHを知らない・嫌い…及び私を嫌いな方は来ないで下さい。
3.チェーンメールや嫌がらせ・荒しの方々はNGです!
4.グロ・エロ描写が入ります。平気な方のみ!!



BLEACH


〜刹那の時間【焔】〜




                     〜プロローグ〜



           ———その愛が重すぎるが故に堕ち___




                     思いは沈み地獄の扉を開く………




「神様……私は罪人でしょうか?」




              ___えぇ,貴方は罪深き人です


                               私の中の神が言う———       



End......NEXT:第一節「夜霧」へ


〜あとがき〜
プロローグ短いですが本当にこれで終わりです……
では,次から本編スタートです!!

〜お知らせ〜
フレンドコード(?)の所に違うBLEACHの小説テンプレ貼ったです^^
近道近道★

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Re: BLEACH 刹那の時間【焔】 コメント求む!! ( No.31 )
日時: 2010/05/10 16:31
名前: 天蘭 ◆ejbmdJp5o. (ID: AuRKGmQU)
参照: I Love 遊助(´∀`●)ノ 生まれ変わっても…、

お久しぶりですbb


ウルキオラが鏡の前で笑顔の練習って、なんか逆に笑えます((ちょっ、失礼だって!w
台本書きのようなかんじで、文章の前に名前をだすのって新鮮です^^
複雑にならないのでいいですねw

Re: BLEACH 刹那の時間【焔】 コメント求む!! ( No.32 )
日時: 2010/05/14 14:15
名前: 風 (ID: 8qWxDU4Y)
参照:  

天蘭様へ
確かに想像して笑いました^^
スタークさんグッジョブです!

スターク「てめぇに褒められると死にたくなるぜ」

台本書きしなくても良いのにねぇ……此処では長い間台本書きスタイルでやってるから…
今更,変えるのも如何な物かと迷ってるんですよ(苦笑




〜刹那の時間【焔】〜
第七節「全てが砕けていく様な感覚 Part1」

藍染の声は通る。
大きな声でなくても大きく広く聞こえる艶のある如何にも頭領と言った声だ。
其れが響く。
家臣である市丸ギンと東仙要の顔が少し厳しい面持ちへと変わる。
議題の内容は逼迫した物なのだろうとスタークは想像できた。
周りを見回し少し考えを纏めるような素振りを見せて藍染は話し始めた。

「先ずは彼女について詳しく話そう。彼女は見ての通りアランカルだ。
だが,君達の新たな同志と言う訳ではない。」

成体してスタークとヴァルギリアの瞳が交差する。
赤の射抜く様な瞳には好意より敵意の方が含まれている量が多い事を知る。

「分りますよ……直感で…ね。こんな強力な霊圧を持っているのに知らない奴だ。
余り,世間様と交流が無い俺でも仮面剥ぎ取っただけでこんな凄い霊圧になる奴の情報…
耳にしない筈が無い。
詰り,コイツは破面だが俺が存在し始めた時点の虚圏には存在していなかったって事だ」

藍染の言葉を頭の中で繰り返し自らの情報と照合しながらスタークは自分の見解を話す。
その答えを藍染は流石は頭脳明晰な男だと言う風情で聞く。

「流石の洞察力だね。その通り…彼女は君が虚圏に姿を現した頃には既に居なかった。
彼女は有る者と契約しその頃既に新たなる世界へと旅立っていたのだよ」

藍染の言葉に予想通りだと然程驚く様子も無くスタークは次の問いを問う。

「彼女の居る世界とはどの様な場所なのですか」


その問いに本人が答えた方が説得力が出るだろうとヴァルギリアが応える。

「人の残留思念を残したまま破壊された無生物たちの思いの墓場………」




                                ____従世————


「何も無く退屈に見えるが私と契約者は其処で有る物を発見したんだ」

スタークは彼女の説明を唯,黙して聞いていた。
その発見した物とは何なのかと言う問いをしたかったが面倒なので止めた。

「興味無いのか…発見した物の正体」

不思議そうに問う彼女にスタークは言う。

「無いと言っちゃ嘘になるが……知る気はない。藍染様は知ってんだろ?」
「あぁ」

スタークの問いにヴァルギリアは首肯した。
其れを見てスタークはならば闘いのコマである自分等がそれ以上知る必要は無いと付け足した。
ヴァルギリアはそんな物なのかと言う風情の物寂しげな目で彼を見つめた。

頃合いを見計らい藍染が話し始める。
今後の死神の動向に対する推察,そして今後行われる作戦。
その指揮官をスタークとハリベルとする旨___彼女の仲間の存在とそれらを使った共同作戦。
幾つもの事を分り易く絡め合い淡々と然し,素晴らしい語り口調で述べていく。

「以上だ…出来るねスターク?」
「ふぅ……お安い御用ですよ藍染様」

藍染がスタークに最終確認の言葉を掛けスタークは其れに業務的に応える。
内心面倒なのだが其れを口に出すと更に面倒そうなので口には出さなかった。
そして,淡々とした中で会議は物の20分で終了した。
するとスタークはヴァルギリアの元へと歩み寄った。


「どうかしたか?」

ヴァルギリアが問う。

「アンタの実力をハッキリさせて貰いたい。そうしないと背中を預けるのも面倒だ」

スタークは面倒そうにぼやく。
だが,内心では戦いたいと言う心に溢れている。
スタークは戦うのが好きではない。強いのも好きではない。
寧ろ,強すぎるが故に仲間を失い弱さに憧れる心情を持っている。
然し,強い者とは否応無く戦いに愛されるのか……彼は本能的に闘いを楽しむ部分が有った。
そして,ヴァルギリア……彼女も其れは同じでスタークの申し出を断るはずは無かった。


ニヤリと口元に不敵な笑みを浮かべて刀の柄に手を当てる。
スタークは其れを承諾の証と見て自らも刀の柄に手を遣った。
その様を見て東仙は少し呆れ気味だが他の2人は面白い見世物が出来たと退屈凌ぎの様相だ。
目を細め楽しそうにゆったりとした態度の藍染にギンは問う。


「はてさて,どちらが勝つんやろうね?」

藍染は自らの見解を忌憚無く言う。

「十中八九,スタークが負けるだろうね。」
「何や藍染様自分の部下の事媚せぇへんの??」

また投げかけられる腹心の質問に藍染は言う。

「あぁ…スタークは頭脳・戦闘力に置いて十刃内でも確かな能力の高さを持ってはいるよ。
でも,単純にそれでも彼女には及ばない………」


「その様な強者……牙を向けられたら?」
「要が護ってくれるだろう?それにスタークを倒せる程とは言っても私には及ばない。」

「その通りですね」

東仙の問いに絶対の自信で藍染は応える。
それに東仙は賛美の表情を浮かべながら同意した。
藍染と東仙は四回・ギンは一回ヴァルギリアとは面会している。
それで,彼女の実力や性格はギンは兎も角藍染達は知っていた。
その今までの情報を照合すれば彼女以上に藍染の方が強い事は明白だった。
東仙は詰らない事を聞いたと少し反省顔だった。
その瞬間だった。




                                    ガァン!!


遂に2人の刃は重なり澄んだ高い金属音が当り一面に響き渡る。
其れを合図に2人は刃を三回・四回と重ね合い
互いの剣術の程を確かめる様に間合を取りながら響転で斬り合いを始める。


ガゴォン___片方が強力な斬撃を放ち其れを片方が全力で止めるごとに
轟音が鳴り響き床が破壊され抉れる。
響転の速度はお互い破面最速レベルで並の破面否,下位十刃程度には見えもしない速度。
時折,風の刃が起こりギン達の方へと飛び火した。


「やれやれ,危険な闘いだ」
「危険やない闘いなんてありますん?」

軽く風の刃を回避しながら藍染が冗談半分に言う。
それに腹心のギンは楽しそうに冗談で併せる。
其れを生暖かい目で見つめながら東仙は思う。自分だけ2人と…
ギンは兎も角藍染様と温度差がある事が腹心として腹立たしいと……


バッ…

「やるなエスパーダ…」

—ヴォッ—ガキィン


「遣らないなアンタ……剣術の戦い方じゃ無いぜそりゃぁ」

相手の速度に慣れてきたスタークは彼女の太刀を頭を少し後ろに逸らすだけで回避し
第二撃を強靭なイエロである左腕で止めてみせる。
彼女は驚き賛嘆するがスタークは寧ろこんな物じゃないだろうと呆れ気味だ。
先ず,踏み込みの入れ方太刀筋の性質から剣での闘いがメインとは思えないのだ。
スタークは其れを指摘する。それに対して彼女は刀を握っていない左手で頭を抱えて笑い出す。


「どうした?」
訝しげにスタークは問う。
高い声が苦手なスタークとしては笑い声が腹立たしくて声が荒げる。

「いやぁ,こんなに直ぐにばれるとはな…やっぱりお前頭良いんだな?」

「そりゃ,どうも…で,アンタの本当の武器はどんな何だい?」

藍染との会議の間の真面目な彼女とは全く豹変している高い声で笑うヴァルギリアに面食らいながら
スタークは彼女の褒め言葉を素直に受け取り答えを要求する。
彼女は本当の力を直ぐに見せてくれた。刀の形が見る見る変化していく。
死神に近くとも死神とは違う破面の斬魄刀は通常,刀剣だけの形を変化させると言う事は出来ない。
普通の刀と違う形の刀を持つ物も多いがそれは
自らの戦闘スタイルを反映させ最初からその形だっただけの話だ。
彼女も其れは言える筈だ。


フッ___



『何だ?さっき,一瞬腕の動きを見失った』


刀に強い集中を向けていた…スタークの動体視力は十刃でも相当高い。
速度が高いのなら当然の事だが…それでも彼女の腕の振りを見失った。
と思うと……



                   彼女ノ剣は鞭ヘと変化シテ居た_____


是ならスタークも納得だった。
詰り彼女の刀は最初からそう言う造りだったのだ。
一定以上の速さで剣を振ると止め具が外れ節が現れ鞭となる。
故に発動するには必ず一度は高速で手を振らなければ成らないと読んだ。

「成程,鞭か…」

「変則的だぞ…」

ヒャッ…

楽しそうに笑いながら彼女は鞭を振った。
蛇のように動く鞭をスタークは先ず頭を右に逸らし回避する。
次に来る攻撃を上半身を折り曲げ大きめに回避する。然し,変則的な連続攻撃は止まらない。
次は足を狙って鞭が撓る。


ブォッ…

「ちっ!」

ガァン!!



舌打ちをしながら彼はノーモーションでそれにセロを放ち吹き飛ばした。

「ノーモーションでセロですって」

驚く彼女に向かい連続でスタークはセロを放つ。
彼女は其れを全て回避し空中に逃れ鞭を打つ。
スタークは其れを飛び退りかわし響転で彼女の後ろを取る。


「チェックメートだぜ姉ちゃん」

スッ…


容易く後ろを取られ腕を手で押さえられて刃を喉に突きつけられるヴァルギリアの姿が有った。
其れを見てギンは言う。


「あかんやん藍染様。あれ完全に負けやあらへん?予想外れてもうた♪」

「いや,通常の状態ならセロの達人であるスタークが一枚上手なのは予想通りさ…」


「そうだ市丸…本当のあの女の恐ろしさは解放状態からだ。」


自分より遥かに彼女と付き合いの多い2人が言うのだから嘘ではないのだろうと悟り,
ギンは何だか詰まらなそうな顔だった。一度で良いから藍染が予想を外し嘆く姿を彼は見たいのだ。


「はぁ?何が………アンタがこんなに強いって分ったなら是は始まりよ!」

バッ…

ヴァルギリアは思い切り体を揺すりスタークから逃れ色っぽい口調と仕草で言った。
スタークは刀剣解放が確かにまだ残っているがそれは自分も同じと思い侮る。

「確かにアンタは刀剣解放はしてないが刀剣解放のレベルも大体分ったぜ……もう良い」

「私の刀剣解放は普通じゃないのよね…」



ドッドッドッドッドッドッド…

スタークがもうどの程度の戦力か読めたから良いととめようとした瞬間彼女は解放した。
巨大な霊圧が天を貫く。
少し遊ぶ程度の筈が刀剣解放までされて面倒なことになったと
スタークはボヤキながらリリネットの名を呼ぶ。
リリネットとスタークは実は同じ魂で強く願えば何処に居ても声を伝える事が出来る。
藍染の言うスタークに渡した任務も実はこの特殊能力に起因する。


                                   ドン!!!


スタークがリリネットを呼びリリネットが来る前に当然ながらヴァルギリアの解放は終了した。


「捻じ伏せろグランジルア(夜牙猪)」

猪と言う割にはスマートで女性らしい姿。
唯,背中から飛び出ている巨大な角上の紫の突起が不気味だった。

「ちょっ…待ち!落ち着いて!!ねっ(汗」
「何故…貴方もさっさとレスレクシオンすれば良い」

「出来るんならやってるって!!」
「面ろいのぉこの光景♪」

スタークが必死で刀剣解放もしていない自分を襲うなとヴァルギリアを宥める。
然し,ヴァルギリアはスタークがリリネットが居ないと刀剣解放出来ないこと等知らない。
故に,早くしろとまくし立てる。
その状況とスタークの三文芸人の様なリアクションにギンは微苦笑する。


「早く着やがれリリネット———————!!」
「あ〜ぁ,一番なのになさけなぁ…」
「其れが彼の面白い所さ♪」


挙句の果てには及び腰で後ろに逃げながら大声でリリネットの声をスタークは叫んでいた。
その無様を市丸は楽しそうに見て冷かし藍染はそんな彼を見ていて楽しいと揶揄した。


ズリズリ…

足を引き摺りながらへたれその物な風で逃げるスターク。其れを追うヴァルギリア。


「リリネット?女の名前……?この期に及んで…」
「いや,待て…話を聞こう……なっ!?俺,性質上ソイツ居ないと解放できないの(汗」


「________何?2人で一人とでも言うのか?稀有な事だな…」

彼の必死の叫びにヴァルギリアは瞠目して足を止めた。
その時だった。リリネットが思い切り扉を開けたのは…


ズゥン————ドゴォ!

「◎#/:‘@≠!$」
(言葉にならない叫び)

「すまん!遅れた!スターク!!」

「アレは痛いな…」

—ドサッ—

扉の近くまで追い込まれていたスタークはリリネットの開いた扉に見事に捲込まれ悶えていた。
それを見て何か思う所が有るのか東仙は同情するように呟いた。

「是…私?」
「っ————————————!!!」

頭を抱え蛇のように体をくねらせながら悶えるスタークを見てリリネットは私がやったのかと問う。

コクリ___


全員が頷く。東仙さえも…
余りに唐突だった故にイエロも発動していなかったスタークは痛みで悶え数分立ち復活する。

「ハァハァ………毎度強烈な登場の仕方だぜ畜生」
「ゴメン,ワザとじゃ無いって」

「さっさと刀剣解放しろ…ソイツだろう必要なのは」


2人して他愛無い会話を始める様に苛立ちヴァルギリアは手から伸びた刃を向ける。
スタークはそれに怯え「早くします!」と言って立ち上がった。


「準備は良いか?」
「うん」



「蹴散らせ」



リリネットの心の準備を数瞬待ちスタークはリリネットの頭に手を翳す。
そして,解放の台詞を口にする。
霊圧に空間が揺れ巨大な光が周りを包み込んだ。




ドッドッドッドッドッドッド___




                              群狼(ロス・ロボス)———————


ブワァ…


斬魄刀名を言うと同時に霊圧の嵐が消え左を眼帯で覆ったガンマンの様な姿のスタークが現れる。

「全く…天蓋の下では刀剣解放は駄目だってあれ程言ったのに…」
「仕方ないやん?せぇへんとスターク殺されそうやし」

藍染は自らの造ったルールが破られる様をまざまざと見て嘆息するが其れをギンが嗜める。
其れもそうだなと藍染は仕方ないという風情だ。
普通の隊長ならルールなど破っても
まぁ,所詮虚かで終るのだが真面目で人間的なスタークが破ったのが少し気に入らなかったらしい。
然し,最上位十刃級のヴァルギリアと見紛う事なき最上位十刃のスタークを,
本気の刀剣解放状態で此処で戦わせる訳にも行かずどうした物かと藍染は思案する。
数秒思案して藍染は提案に居たり言葉を発した。


「君達止まりたまえ」

その言葉に二人は動きを止める。



「此処で本気で暴れられたら私が困るのは分るね?」


「はい___」


「よし,良い子だ…然し,刀剣解放までして決着がつかないのは億劫だろう?
だから,私が解決策を用意した…心して聞いてくれ諸君」
スタークは普通にヴァルギリアは渋々頷く。
そして,藍染の提案が発表される。霊圧の強さで勝負しようと言う提案だ。
其れならば弱い破面達が気絶するなどと言う事は有っても直接の被害は無い。
ヴァルギリアは承諾するが
スタークはそもそも勝負事が長引きすぎて面倒になっていたので嫌々だった。
自分はいやでも相手が諦めないと終らないと悟り一応強い手抜きと気付かれない程度の霊圧を発する。

「あ〜ぁ,負けたぜ」
そう言ってスタークは疲れた様子で霊圧を止めて倒れこんだ。


勝負はアッサリとヴァルギリアの勝ちで終った。
最もスタークが手を抜いた事は藍染は判って居ただろうが…
実力も分った所だしと言いスタークは面倒そうに藍染の居る間から退陣した。


                                      ∞END∞


NEXT⇒第八節「全てが砕けていく様な感覚 Part2」


〜キャラクタ語り Part1〜

えっと,今日から始めますキャラクタ語りですvv
此処ではBLEACHの原作キャラについて僕の思いのたけと言うか何と言うかを語るです^^
毎回,1人から2人位語ってくですvvでぁでぁ…

今日,語るのは今回大活躍のスタークさんと主人公の一護ってことでスタート★

スタークについて.........
渋くて不真面目だけど頭良くて結構格好良いケドへたれてるそんなスタークさんが私は大好きです^^
あんなにあっさり遣られちゃったのが納得行かないんですよね……
京楽さんは確かに強そうですけどスタークだって一番な訳だし…彼始解ですよ!?
確かに浮竹さんやローズ・ラブと隊長級数人相手に互角の闘いしてたけど…何か釈然としない!
復活して欲しいキャラの一人です!!


一護について.........
僕ははっきり言って嫌いです。
主人公補正で何時も何時も勝っちゃってさ?
どうせ,藍染様も君が倒すんでしょう?大した因縁も無いくせにさ…
唯,ビジュアル的には格好良いし白崎さんは結構好きですvv
正直,もう一度仮面無しの状態で剣ちゃんや朽木隊長と遣り合ったら彼は勝てるのだろうか?
ちょっとした疑問ですね♪


以上,どうでも良いキャラクタ語りでした!!



〜えっと,今回は何時もと比べて進みが遅かったですが次回一気に進めたいと思いますvv

後,台本書きじゃなくしてみました!
読み辛いとか以前の方が良いとか有ったら宜しく^^
ではでは★

Re: BLEACH 刹那の時間【焔】 コメント求む!! ( No.33 )
日時: 2010/05/15 07:18
名前: 天蘭 ◆ejbmdJp5o. (ID: AuRKGmQU)
参照: I Love 遊助(´∀`●)ノ 生まれ変わっても…、

風へ


台本書きなくても複雑じゃないし、分かり易いよっ!!
これは個人的意見だけどね^^;


あたしも白崎君の方がいい(失礼)かもww
もし白哉が仮面持ってたらそっちの方がつよそ…(だから失礼!
い、いえっ!!どちらも素晴らしいでございまするっ!!
(なにかにビビる奴ww)

んじゃ、更新頑張ってねー^^

Re: BLEACH 刹那の時間【焔】 コメント求む!! ( No.34 )
日時: 2010/05/27 14:56
名前: 風 (ID: n5JLvXgp)

天欄様へ
いつもコメント有難うござますです^^
嬉しい限りです♪
何というか自分が読み返したとき判り辛くなるのが嫌だから細かく書いてるだけなんだけどね?

白崎さん格好良いですよね!!あのひゃっはーって感じの声が良いです^^
朽木隊長が虚化できるとしたら僕も一護よりずっと強いと思うですよ?



〜刹那の時間【焔】〜
第八節「全てが砕けていく様な感覚 Part2」


ヴァルギリアとの戯れにも近い戦闘を終えてスタークとリリネットは歩いていた。
自らの宮殿へ戻るために黙々と…スタークは億劫そうに。
億劫そうに歩くスタークの後ろのリリネットは不満げな表情だ。
彼女は周りを見回し霊圧を探り誰も居ない事を確認してスタークに問う。

「ねぇスターク?」
「あっ?」

スタークは何時もの様に素っ気無い感じで声を出す。
リリネットは続ける。

「何であんなにあの女の人相手に負けを認めたのさ?」

リリネットは多少立腹気味の様だ。
スタークは名実ともに藍染配下のアランカルの中でトップだ。
その男に自覚を持ってもっと意地を張って貰わないと言うのは,
従属官であり自らであるリリネットは不満なのだろう。
スタークは何やら面倒そうに頭を掻きながら言う。


「本気で戦う必要なんて無いさ…何度か剣を交えれば剣の腕前は分るし…
霊圧を多少本気でぶつけ合えば相手の表情や発汗で霊圧詰りは戦闘力の限界も分る」

「詰まり…限界が分ったから引いたって事」
「そう言う事だ。馬鹿みたいに体力使う必要ない」

スタークはリリネットに説明する様に言う。
詰りはヴァルギリアの実力の程が分ったと言っているのだとリリネットは理解する。
そして,彼女は気になった事をすぐに聞く性分だ。
スタークに更に追求するように問う。

「じゃぁ,アンタとあの女どっちが強いの?」

「____ハッキリ聞くんだな…」
「其処があたしの良いとこじゃん?」

リリネットはあっけらかんとした表情で言う。
スタークは呆れてため息を吐き「お前の良い所なんてねぇよ」と一人ごちる。
そして忌憚の無い意見を言う。




               ——————恐らクあノ女ダロうな____


その言葉に迷いは無かった。
彼自身それ程強さを偽ったりする男ではない。
彼は力にそれ程興味が無く戦いが好きと言う訳ではないのだ。
自分に触れても死なない様な強い奴と戦いと言う触れ合いはしたいと考えても殺す気にはなれない。
そんな彼だからはっきりと言った。
リリネットは薄々気付いてはいたがぽっと出の女に十刃の最強が負けるとはと嘆く。


「そんなハッキリ言わないでよ……」

「悪い。性分だ」

それ以来会話も無くなり2人は自室へと戻りスタークは枕と布団を出してごろ寝を始めた。


===============

一方,現世では浦原商店に現世へ派遣された隊長達が集まっていた。
戸魂界の面々は酒を現世の若者たちはお茶を飲みながら双方の情報交換をしている最中だ。

「成程ねぇ…死神代行の霊圧が消えた時刻と朽木君達が消えた時刻は二時間程度の差か」


「えぇ……同一人物がやった可能性は濃厚っスね」

ゴクゴク___

自らの副官が入れる酒を景気良く飲みながら京楽は浦原と話す。
内容は真面目に見えるが今までの情報で分っているほぼ確定の情報を言い合っているだけである。
殆ど情報も無い状況ですっかり会議ではなく宴会の様相である。
戸魂界で流禍行為の後に和解して仲が良くなった茶渡と檜佐木はギターの談義。
織姫にはやちるがべったりだ。
一方,大前田は夜一と自らの隊の事で揉めている。
そんな和気藹々としたとても非常事態とは思えない状況に石田は憤っていた。

ピキピキと眉根を動かしながら彼は大声で言う。


「皆さん!こんな事をしている場合ですか!?こんな事をしている間にも黒崎達が…」

石田の言葉からは一護達の安否を願う怒気が強く感じられた。
その怒気の篭った声に一同は静まり返る。
一番に声を上げたのは恋次だ。

「然しよぉ…そんな事言ったって情報が少なすぎだぜ?下手に動いて足元救われたら元も子もねぇ」

「そうだねぇ…待つだけしか手立てが無いのが現状なんだよ」



ズッ____


「なっなんなんだ!!?」

「是はあの時の…」
「くっ!!何が…兎に角皆一箇所に…音が無くなっていく!!?」

それに続いて京楽が渋々と言う。
其れを聞いて周りが唯騒いでいる訳じゃないのだと思い知り自らの浅はかを石田は反省した。
その時だった。突然,暗闇が襲ったのは…
檜佐木,大前田・雨竜夫々不安感から思い思いの行動に出る。
然し,今度は喜助と言う科学者も居る。マユリの様に全く予想していなかった急襲ではもう無い。
浦原は暗闇の中でも声を聞こえる様にそれぞれの飲み物に仕掛けを施しておいたようだ。

「はいは〜ぃ,慌てないで下さい皆さん♪」

「浦原さん!?」

何だかぼやけた体の中から聞こえて来るような声に茶渡と雨竜が先ず驚く。
そして,詰りは浦原喜助の声が腹の中に設置された体に
無害なマイクから聞こえると言うことを浦原の説明で理解する。

「然し,実際久しぶりに触れてみると喜助の奴の手腕は大した物だな」

「余り興奮しすぎると吐血しますよ?」

感嘆の念を声に出すのは浮竹。それを浮竹の盟友である京楽の副官である七緒が諌める。
皆の声が聞こえる事に多少の安堵を感じ皆は落ち着きを取り戻す。
そして,今までのパターンから誰かが居なくなった可能性が高いと相互確認を始める。



「檜佐木さん……京楽さん…伊勢さん…井上!居るか?」

茶渡の呼び掛けに対して1人声を出さない人物が居た。
それは井上織姫だった。
誰が言葉を念じても井上は反応しなかった。
浦原は瞠目する。
その瞬間,暗闇が消え其処に織姫は居なかった。


「是でまた1人か…」
舌打ちをしながら檜佐木が言う。
然し,其れに対して浦原は笑みを浮かべる。


「そう落胆ばかりするものでも無いっスよ九番隊副隊長さん?」
「檜佐木修兵だ…」

「はぁ…」

笑みを浮かべながら希望の言葉を投げかけると名前で呼ばない事に憤った檜佐木が噛み付いてきた。
浦原は自分も悪いなとは思いながらも驚き顔だった。
然し,彼は咳払いをして理由を説明する。

オッホン…

「檜佐木さん…
私は襲われた場所や人物を考えるとこうやって隊長達や霊力のある人たちを一転に集中させておけば
自ずと敵の手は其処に向くと私は予想していました。
だから,敵の目を分断しないために君達を此処に召集したんス」


檜佐木の目が身開き次を促す。
浦原の言葉を待ち他の面子も声を潜める。

「詰りぃ,最初からまた1人失うのは予想の内で…
最初からその異空間の霊子の残滓を採取する段取りだったんス」

「で,その残滓ってのは見つかったのかよぉ?」

恋次が声を荒ける。
今までのパターンなどから織姫が死んでいない可能性が高いと理解した上で勤めて平静だ。
其れに対して浦原は言う。


「はい♪構造を解析し其処への扉を開くには十分なデータが集まりました♪」


浦原の心強い言葉に面々は反撃の兆しをようやく掴んだ事に喚起する。
然し,浦原の表情が瞬間曇る。
それに逸早く気付いた茶渡が問う。

「どうした浦原さん?」
「唯っスねぇ…流石に一週間や二週間でその方法を確立させるのは難しいんスよ…」

「詰り?」

浦原の言葉に少し離れた場所に居た夜一が促すように問う。
浦原は先ほどまでのおどけた表情とは違う真面目な表情で言う。

「その新たなる空間に行かなければ黒崎さん達を救えないのは必死…
それにその空間に隊長格達まで居るとは限らない。そう,完成するまでの間の身の保障は出来ない」

完成するまでにある程度以上の時間が掛かってしまう。
どんなに努力しても致し方ないこと…それが完成する間に事が終わってしまったら話しにならない。
更には浦原が狙われたりすればその移動手段も作る事が出来なくなる。
その戸魂界とも現世とも違う異空間に彼らが居るなら異空間に行く為の扉は必要不可欠。
時間との勝負だ。



===============

一方,謎の暗闇により異空間に放り込まれた狛村はようやく目を覚ました。
周りは血の様に赤い雲一つ無い空と降り頻る雪による銀世界。
まるで死の世界の如く見渡す限りが平坦だった。
狛村はその異常な世界観に先ずは戸惑う。


「此処は………そうだ!鉄座ェ門!!鉄座ェ門は居るか!!?」


ゼェゼェ…
「居ないか…」

一頻り一緒に飛ばされたと直感できた自らの副官の名前を呼ぶ。
然し全く返答が無いので諦め次の行動に出る。
戸惑いながらも先ずは自らの出来ることをしようと霊圧を張り詰め感知能力をフルに使う。
周りに霊圧らしい霊圧は無い。戦える物が居ないのだろうかと思うが
油断はせずに得意ではない駿歩で散策を始める。

ヒュッ…『然し,何処まで行っても全く代わり映えの無い世界だな。』

戸魂界や現世の賑わいを知る狛村は少し起伏の無い風景に嘆息しながらも散策を続ける。
すると遠く離れに親しみのある霊圧を感じる。


ヴォッ…



                  −−−−−コノ霊圧は



 
                          涅二朽木隊長…そして更木!?————



『驚いたな…同じ手口だからとはいえ全く同じ場所に飛ばすとは……然し,鉄座ェ門の霊圧は無いか
詰りは敵にとってこの場所は何らか大事な場所なのか?
ワシ等は何の為に此処に…生贄か?』

狛村は親しい霊圧に安堵しながら一方で不安が胸を駆り立てる。
全員が一箇所に集められたと言うことは敵にとって監視し易いという事である。
詰りは自分たちに逃げて欲しくは無く此処は逃げる手段のある場所なのかも知れない……
ならばなぜこの様な場所に送ったのか…それは恐らく敵の目的にそぐった場所なのだろう。
そして自ら達はその目的のために利用される。ならば敵が逃そうはずも無い。
そんな事を思いながら彼は剣八達の霊圧の方へと急ぐ。


ザッ…


ゴシャアァァァァ…


「ハッ!どうだ,粉々だぜ狼野郎!」

其処には全く霊圧が無いがとても霊圧を持たぬ者とは
思えぬ速度で動き回る雪で出来た様な狼達と戦う剣八達の姿があった。


グオォ…


剣八の後ろから新たな狼が生まれ剣八に襲い掛かる。
剣八の動作は鈍い。
狼は頭を噛み千切る勢いだ。いかに体力のずば抜けた剣八とて食らえば死ぬだろう。
危険を感じ狛村は瞬歩で走り狼に鉄拳を見舞わせる。



ズゴォン…


「あっ?」
「危なかったぞ更木」

「あぁん!!?狛村…てめぇも捕まったのかよ!?」

唐突に現れた同志に少し驚いた風情で剣八は言った。
その後,狼達は逃げ出し消えた。
四人は其処に座り込む。


「一体,奴らは何者だ?」

狛村が少し先に来ていた涅達に問う。

「私が聞きたいヨ…あんな輩は初めてだ。まるで私の知識が通用しない…」
「ぐっ…」


何時も自信満々にそんな事も分らないのかと豪語する男が小さくなって言う。
狛村はその状況に些か驚き沈黙した。
其処に嘆息したように涅は続ける。

「唯,奴等自身に意思が無いことと奴等が霊子で出来た存在では無いと言う事は分ったがネ」

たった1日駐屯して分ったほんの少しの事実を同格である男に知識として涅は分け与える様に言った。



                                     ∞END∞

NEXT⇒第九節「全てが砕けていく様な感覚 Part3」へ

〜キャラクタ語り Part2〜

今回は浦原さんと狛村さんについて語りたいと思います♪
語るキャラについては完全な気まぐれです^^ご理解をぉ!!


浦原さんについて—
一件へたれでちゃらちゃらしてて不真面目で無精ひげでマイペースで頼りにならないですが何か?
それでも本当は黒くて賢くて強い影ある男前じゃないですか!?
斬魄刀の名前が男なのに紅姫ってのも何だか洒落てて素敵です☆
普段は勝手にどっか出歩いたりいろいろと他人に迷惑も掛けそうですが…
一度本気になると男前だってのが良く分るですよね^^
夜一さんに完全に尻に敷かれてる所も乙vv

狛村さんについて—
普段は鉄笠を被ってて素顔が見えないですがなかなか素顔はチャーミング(死語?)
犬さんだと思いガチだけどノンノン狼なのよぉ♪
こんな事を言ってると鉄拳を喰らいそうですね…
真面目で優しくて仲間思い…恩義に厚い護廷でも貴重な良い男だと思いますよ^^
お堅い人ですが気も利きますしね★

では!




Re: BLEACH 刹那の時間【焔】 コメ求む 5/26 更新! ( No.35 )
日時: 2010/05/26 16:14
名前: 風 (ID: OK7TThtZ)

上げます。


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