二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 妖界ナビ・ルナ☆摩訶不思議ネコ・ムスビ
- 日時: 2009/12/30 11:58
- 名前: 瑞沙 (ID: KMby.LnF)
妖界ナビ・リナはおやすみします・・・
かわりに、「妖界ナビ・ルナ」と「摩訶不思議ネコ・ムスビ」のコラボ小説やります!
池田先生のこの2つのシリーズはめっちゃ大好きなんで、いい小説つくりたいです・・・。
見た方、ぜひぜひコメをおねがいします!!
☆登場人物☆
竜堂ルナ・・・・・うなじに第三の目をもつ伝説の子。
スネリ・・・・・・・妖怪。ルナに仕える。
もっけ・・・・・・・妖怪。同じくルナに仕える。
天目いつみ・・・人の心の声がきける「太陽遣いの巫女(アガリつかいのウマリ)」。
ムスビ・・・・・・沖縄からきた、いつみの「天猫」。
玉之屋瑞穂・・・未来が視える「太陽遣いの巫女」。
平坂莉々・・・・・超運動神経をもつ「太陽遣いの巫女」。
- Re: 妖界ナビ・ルナ☆摩訶不思議ネコ・ムスビ ( No.7 )
- 日時: 2010/01/04 17:27
- 名前: 瑞沙 (ID: KMby.LnF)
5 ニキラアイナへ
「うそっ!?」(ルナ
「何っ!?」(もっけ
「えっ!?」(3人トリオ
『くせえですよ!!』(ムスビ
「追うわよ!!」(スネリ
6人と1匹は、スネリを先頭に、細い路地に逃げ込んだ黒猫を追いかけた。
しかし路地を抜けると、さっきまでスネリの前にいた黒猫は、どこにもいなかった。
「においが・・・とぎれているわ。」
スネリがつぶやく。ムスビも言った。
『あのにおい・・・冥府遣いのにおいに似ていたです。スネリさん、あいつは妖怪なんですね?』
「ええ・・・まちがいなく。」
ルナも不安になった。
「なにかたくらんでいるのかな・・・。」
いつみも、いやなことが起こりそうな気がした。
次の日、始業式。
いつみ、玉ちゃん、莉々は、3にんとも同じクラスになった。
しかし、今日はそんなに喜べなかった。
不安だったのだ。昨日のことが・・・。
「そうか・・・冥府遣いは邪悪な妖怪と手を組んだんだよね・・・。」
いつもは明るい莉々も、不安げな表情でそうつぶやいた。玉ちゃんの表情も暗い。
思いつめている3人には気づかず、クラスメイトは盛りあがっていた。
3人のクラス(6年1組)に、転校生が来たのだ。
「水島ことねです。特技は歌とピアノです。よろしくお願いします。」
美少女のことねに、男子たちも盛り上がっていた。
しかし3人は、そのことにかまっているひまはなかった。
その日の放課後。今日は午前で終わりだ。
家で昼食を食べ終えたいつみは、ムスビと公園に向かった。集合の約束をしているのだ。
公園には、もう全員来ていた。みんな表情が暗い。
「あの・・・わたし、また視えたことがあるんです。」
全員、玉ちゃんに注目した。
「あの黒猫姿の妖怪を見た瞬間、その妖怪が冥府遣いと一緒にいる様なところが視えたの。」
「それって、そいつが冥府遣いとかかわっているってことか!!」
もっけの言葉に、全員はっとした。
「じゃあ、あいつは・・・」
ルナが言いかけた瞬間——あの黒猫が、再び現れた。
そしてこう言った。
「そうさ、おれは冥府遣いと手を組んだ。」
黒猫妖怪が言い終えると同時に、公園の水飲み場から、水がまるで噴水のようにでてきた。
「!!」
全員が驚く中、黒猫妖怪は水の壁にはいった。
『ニキラアイナへの道です!!おいかけるですよ!!』
ムスビの言葉に、太陽遣いは迷わず水の壁に入った。
(ニキラアイナへの道・・・!!)
ルナも3人と1匹の後を追って、スネリ、もっけと一緒に、水の壁に入った。
- Re: 妖界ナビ・ルナ☆摩訶不思議ネコ・ムスビ ( No.8 )
- 日時: 2010/01/05 18:36
- 名前: 瑞沙 (ID: KMby.LnF)
6 ルナ猫
「・・・う〜〜ん・・・。」
ルナは起き上がった。そして、あたりをみわたす。
ルナの横には、ポンチョを着たムスビと、猫に変化したいつみ、玉ちゃん、莉々がいた。みんな、気を失っている。
いつみは耳、顔周り、首が白、ほかはミルクティー色で、勾玉型の鈴をして、橙色のカーディガンを着ている。
玉ちゃんはシルバーグレーのシャム猫だ。四角ばった鈴をして、水色のカーディガンを着ている。
莉々は白猫で、ピンク色のハート型の鈴をして、桃色のフード付きの服を着ていた。
「みんな、猫になってる・・・あっ!わたしは・・・!」
ルナははっとして立ち上がった。違和感を感じる。
ルナは猫に変化していた。しっぽがシルバーグレーでふさふさして、きつねのしっぽのようだ。手も足も白い。服を着ている。
そして、首にはリボンを巻いていた。人間界にいた時とおなじだ。
「スネリ!もっけ!」
ルナは地面を見て、ふたりを見つけた。
スネリはいつもの白猫姿、もっけもいつものふくろう姿で・・・ミニチュアサイズになっている。
ふたりはもう起きていた。
「あらら、ふたりともこんなにちっちゃくなっちゃって。」
「あら、ルナも猫姿に変化したのね。しかも服を着ている。」
スネリに言われ、ルナは改めて自分が来ている服を見た。
その服は、黒のワンピースに、サエからもらった上着という、人間界で着ていた服装だった。
「おれさまはこのままかよ。ま、そのほうがいいけどな。」
もっけのことばに、ルナとスネリが笑った直後、4人が起き上がった。
「う〜ん・・・あっ、ルナちゃん、猫になってる。」
「あら、スネリさんともっけさんはそのままなのね。」
「あれれ、ふたりとも、あのときのシバちゃんと同じくらいになっている。」
「ルナさん、リボンをしてるですね。」
「わあ、みんなの目、きれい。」
いつみは紫色、玉ちゃんは青、莉々は金色の目だ。
「ルナちゃんは・・・人間界のときと同じだ。」
ルナは「そうなんだ。」とうなずいて、スネリともっけをポケットの中に入れた。
「これでいいかな。じゃあ、あの黒猫を探しに行こう。」
5人は歩きだした。
- Re: 妖界ナビ・ルナ☆摩訶不思議ネコ・ムスビ ( No.9 )
- 日時: 2010/01/25 17:35
- 名前: スノー** (ID: qHfVjGdk)
面白いですね!(短くてごめんなさい)
- Re: 妖界ナビ・ルナ☆摩訶不思議ネコ・ムスビ ( No.10 )
- 日時: 2012/09/13 19:54
- 名前: ちー (ID: 9hbH.LYy)
とってもおもしろかったです☆
ナビ・ルナとネコ・ムスビよんでます!
- Re: 妖界ナビ・ルナ☆摩訶不思議ネコ・ムスビ ( No.11 )
- 日時: 2014/08/28 22:47
- 名前: ★リュナ☆ (ID: QQmxnDsv)
はじめましてリュナですこのお話しすごく面白いですね♪もっと描いてください! ナビルナファンより
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