二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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森の奥のアリスの国
日時: 2009/12/30 18:55
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

また消えてしまったので書き直します。

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Re: 森の奥のアリスの国 ( No.3 )
日時: 2009/12/30 18:58
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

プロローグ


あるところに
 深い深い森がありました。


深くて深くて
 誰も近寄ることはできませんでした。

そこには
 たった一人
  小さな小さな夢の「アリス」という
   女の子が住んでいました。

だけれども
 誰もいないこの深い深い森に
  1人で居るのは寂しいのです。



「このまま1人で居るのは嫌だ。
  この世界に誰かを入り込ませて
   私と一緒に一生過ごしてもらえば
    1人で居なくていい。」

とアリスは考えました。

Re: 森の奥のアリスの国 ( No.4 )
日時: 2009/12/30 19:11
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

第1章

〜1番目〜


ザクシュ・・・
 グシャ・・・
  ザクザクザク・・・



「詰まんないわ。」

私はミカ。
 森の手前の小さな村に住む女戦士。

でもね、女戦士なんてカッコいいものなんかじゃないわ。

ただ、人を切るのが好きなの。
 真っ赤な地面が大好き。

殺した後にできる
 
 真っ赤な真っ赤な道が好き。

でも、あんまり殺す事が出来ないから
 詰まんない

人を殺せるのは

 国同士の戦争・村の取り合い・・・

  それぐらいでしか殺せない。

いくら「戦場の女戦士」「戦場の悪魔」などと言われたって
 詰まんないだけなのよ。
   
ホントはその言った女や男共を殺してやりたいのに。

Re: 森の奥のアリスの国 ( No.5 )
日時: 2009/12/30 19:15
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

続き

「だったら森の奥へ来ない?」
いきなり目の前に現れた兎の耳をつけた少女。

「誰なの?あなたは誰?」

「私はアリスよ。ねぇ、森の奥の奥に行きましょうよ?そうすれば人間とか何でも切り放題なのよ?」

少女の名はアリス・・・。
何でも切り放題なんて・・・
 こんなに小さい子が言うなら
  本当なのか分からないわね・・・。

「本当に切り放題?嘘じゃない?」
私が疑ってそう聞くと少女は、

「嘘じゃないもん!!私の世界だよ?嘘なんかないわ。」

少女はニヤリと笑いながらこちらを見た。

「じゃぁ。行こうかしら・・・。」

私はすぐに返事をした。

 何でも切り放題の森の奥の奥へ行くために・・・。

Re: 森の奥のアリスの国 ( No.6 )
日時: 2009/12/31 10:15
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

少女の言うがままに動いている私。


「さぁ、着いたよ。思う存分切り刻んでね。」

出されたのは
 人間と動物達。

道に1列で並んでいる。


「殺していいのね?」

一応聞いておこう。アリスに・・・

「もちろん。皆殺される事を願っているわ。」

「じゃあ、遠慮なく。」


ザクシュ・・・
 ブシャァァァァァァァァ・・・
  グサグサグサグサ・・・・・・・・


「キャハハハハ☆なんて面白いの!」
私は夢中で殺し続けた・・・。

私の下には真っ赤な道がひかれている。

そして私は真っ赤に染まっている。

「なにかしらこれは・・・?」

私の目の前に大きな牢獄のようなものが立ちはだかった。

「牢獄・・・なの?」

その時・・・


ガシャ——————————————ン!!


「!!!」

私は驚いた。

アリスが笑っている。

「残念ね。ミカあなたは殺人しすぎたわ。」

「なに?あなたが殺し放題ッて言ったんじゃない?!」

「確かに言ったわ。でも限度というものがあるでしょう?あなたの足元を見てごらんなさい。聞こえるでしょう?あなたの殺した人々と動物たちの嘆きの声が・・・」

アリスは私の血だらけになった足を見てそう言った。


そして私は一生この牢獄から出る事は・・・




              出来なかった。



_____________________________第1章終り。

Re: 森の奥のアリスの国 ( No.7 )
日時: 2009/12/31 21:18
名前: ひかり (ID: ubkaKzUv)

私人柱アリス大好きなんです!

続き、楽しみにしてます☆


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