二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師 —星空の光—
- 日時: 2010/04/23 21:50
- 名前: 星羅 (ID: Ay9mdA1D)
はじめまして!!星羅、と言います^^*
これから鋼小説を書いて行きたいと思います!!
ルールなどはお守りください♪
......☆ルール☆.......
☆鋼錬嫌いです!
☆駄文無理です!
☆荒らし、チェンメは厳禁です!
☆下手や暴力発言も厳禁です!
上のルールにそむく人、もしくはあてはまる人は今すぐ戻ってください!
☆......。+お客様+。......☆
☆花桜様☆ ☆美樹様☆ ☆飛鳥様☆ ☆柚莉様☆
☆綺羅奈様☆ ☆如月様☆ ☆伊南様☆
+°......お知らせ......°+
+2010/4/21 12:44 鋼錬 星空の光 更新
+2010/4/22 21:02 鋼錬 星空の光 更新
+2010/4/23 19:53 鋼錬 星空の光 更新
- Re: 鋼の錬金術師 —星空の光— ( No.28 )
- 日時: 2010/04/20 18:13
- 名前: 星羅 (ID: NX5CCS/.)
鋼の錬金術師 — 星空の光 —
☆……☆……☆……☆……☆
「夜まで長いし、どこか、行こうか!!」
「あぁ。そうさせてもらうか、アル」
「うん。そうだね」
と、3人の意見は一致。
メルアの家を出て、店の集まる、明るい場所へ向かった。
「そういえば! エド、リザ・ホークアイって知ってる?」
メルアが明るくエドに聞いた。エドは頭の後ろで手を組んで歩きながら、メルアの質問に答えた。
「あぁ。ホークアイ中尉、知ってるぞ」
「そっか!! 中尉、元気?」
メルアは笑顔で聞いた。エドも笑顔を返す。
「元気だよ。今は、大総統の下だけどな。メルア、ホークアイ中尉がどうかしたのか?」
「別に、どうって事ないけどね! ホークアイ中尉と一度、銃の発砲練習したことあるの。そこで仲良くなってね!! 最近あってないから、元気かなって」
メルアは少し、頬を赤らめながら言った。
「中尉と銃の練習か!! 「鷹の目」のホークアイ中尉はどうだった?」
「もう、すごかったよっ! 私なんて、あっちゃこっちゃにやってるのに、ホークアイ中尉ってば、何度も命中だよ!!」
メルアは小さな舌を、ペロッと出した。
「でも、ホークアイ中尉。ブラッドレイ大総統の下か……。中尉、きっとマスタング大佐の下の方がいいと思うけどな……」
「色々あるんだよ。司令部の人達にもよ」
エドが言うと、メルアは「そうだね」と言った。
「あ、ついたよ!! エドとアル、何か食べたいものある?」
「俺は、別にいいよ。アルも、特に何もいらねぇと思うしな」
エドがニカッと笑い、アルの方を見ると、アルもうんうんとうなずいた。
メルアはニコッ、と笑って、次にはエドとアルの手をグイグイ引っ張り始めた。
「じゃあ、行きたいところがあるから!! ついて来て!!」
「いででででででっ! 左腕! 左腕! 腕抜ける!」
「あ、ゴメン」
メルアがパッ、と手を離したので、エドは地面に転がった。
ドシーン、と鈍い音が辺りに響いた。
メルアは、アルの腕を持ったまま、こけたエドを見ていた。
土埃の立つ中、むっくりと影が起き上がり、土埃が去った後には、怒りマークを頭にいくつもつけているエドが、のっそりと立っていた。
「メールーアー……」
「アハハハハ……。イヤァァァァッッ!!」
メルアの叫び声と共に、エドとメルアの追いかけっこが始まった。アルはそれを冷静に、眺めていた。
「待ちやがれメルアー!!」
「身の危険を感じて待ちたくなーい!!」
「待てと言ったら待ちやがれー!!」
町の人たちが、エドとメルアを迷惑そうに眺めていた。
だけど、冷たい目をしている者もいた。
その視線は、太陽の様に。
花の様に笑う、メルアにそそがれていた。
〜つづく〜
- Re: 鋼の錬金術師 —星空の光— ( No.29 )
- 日時: 2010/04/20 19:01
- 名前: 花桜 (ID: NX5CCS/.)
メルアちゃんとエドの追いかけっこ〜!
さてさて、勝負はいかに……♪
この野郎!メルアちゃんを冷たい目で見るな!!
私はいつも温かい目で見てるからn((黙)
更新頑張ってね!!応援してます☆
- Re: 鋼の錬金術師 —星空の光— ( No.30 )
- 日時: 2010/04/20 19:13
- 名前: 星羅 (ID: NX5CCS/.)
.......☆美樹様☆.......
メルア、優しいですか??よかったです^^*
エドとアルの真実が語られる前に、1つ事件です☆
ってネタバレokですかね??
私は呼びタメ全然okです^^*
スイマセン^^;でも、様付けの方がいいと思いまして……。。。
それじゃあ、呼びタメで行かせてもらいますね!!
.......+°飛鳥様+°.......
鋼の錬金術師は面白いですよね!!
この小説が面白い!?それは見間違いでは!?
ゲーム……。ハイ、無理でしょう……。。。
独り言ですか!?
それに食らいついた自分がなんとなく恥ずかしい……/////
はい!!頑張ります!!
.......★°花桜°★.......
最初のエドアルの追いかけっこを真似てみたんだ!
勝負はやっぱり、○○の勝ち!!
周りの皆はメルアをあまり好いてないんだよね……。
って。ネタバレok??
温かい目で見てくれて感謝だね〜。メルア〜。
ありがとう!!頑張ります^^*
- Re: 鋼の錬金術師 —星空の光— ( No.31 )
- 日時: 2010/04/21 12:44
- 名前: 星羅 (ID: 3sIbxPMr)
鋼の錬金術師 — 星空の光 —
☆……☆……☆……☆……☆
「ちょっと、そこの鎧さん。あの2人、止めてくださいよ。土埃が食材にかかるじゃないですか」
「あ、スイマセン……。今すぐ止めます」
アルは野菜売りの店主に、ペコリとお辞儀するとエドとメルアに叫んだ。
「兄さーん、メルアー。周りの人に、迷惑かけてるから、そろそろ終わってね〜」
「あ、ゴメンね〜。分かった〜」
メルアは立ち止って、アルに笑顔で返事した。
そのすきをついて、エドはメルアを取り押さえた。
「にしても、あの子、変わったな」
アルの隣に立っていた、野菜店の店主が、呟いた。
アルは店主の顔を見て聞いた。
「メルアの事ですか?」
「あぁ。あの子、周りからお金目当てでしか近づかれなかったからな。あの優しい性格でも、少し、周りの人が信じられなかったんだ」
アルはメルアを見た。なら、どうしてエドとアルは信じたのだろう。
もしくは、まだ、完全に信じていないのかもしれない。
「あの子、ロネス君を今も待っているんだろうね」
「ロネス君? それ、誰ですか?」
「通称、“星群の錬金術師”。ロネス・セレン。あの子が幼い時、旅に出たよ。幼いと言っても、10歳ぐらいだけどね」
店主は優しい目で、座っているメルアを見た。
気がつけば、エドはメルアを置いて、アルと店主の会話を聞いていた。
「その、星群の錬金術師、って言うのは、どんな錬金術なんだ?」
「そのままさ。空に輝く星を数個落下させる。そして、その数個の星で相手と闘うってわけさ。星群を操る。だから、星群の錬金術師」
エドは妙に、納得した。アルも納得した。
「ロネス君の錬金術は、もう1つの錬金術の力を手に入れると、爆発的な力を得ることができるんだ。だけど、その力を手に入れるための錬金術が分からず、今はそれを探しに旅に出てるよ」
「星群の錬金術師か。一度、会ってみてぇな」
エドは腕を組みながら言った。
「あの子も辛いだろうさ。ロネス君が自分を置いて、旅に出てしまうなんて。それに両親は国家錬金術師。彼女の一番の支えは、星なのかもな」
「星?」
店主は大きくうなずいた。
「あの子、星が大好きだからな。それに、ロネス君の星群の錬金術も珍しいけど、あの子の星の錬金術はもっと珍しいって知っていたか? 鋼の錬金術師君」
「なっ、なんで俺の事!?」
店主の、男はウインクした。
「俺は、マスタングの友達でね。君の事も、しっかりと聞いているよ」
「あの大佐から……」
エドは少し、嫌な顔をした。
が、メルアとロネスについて、もう少し詳しく聞きたかったので、なるべく嫌気な顔はおさえた。
「んで、星の錬金術は星群の錬金術よりも強い。俺は、星群の錬金術に必要な錬金術は、あの子の星の錬金術かと思っているんだ」
「メルアの星の錬金術……」
「あの子の錬金術、本当に珍しいよ。ロネス君のもだけどね。ま、朝と昼は“無能”だけどね」
男が言った瞬間、エドはニヤリ、と黒く笑った。
朝、昼はメルアが無能という事を知ったからだ。
「フフフフフフフ……」
と、エドは無気味に笑った。
「兄さん。何か、変なこと考えてるでしょ?」
「フフフフフフフ……さぁな〜……」
「ま、これが彼女の秘密ってところかな。はい、俺の仕事終了」
店主の男は、思いっきりのびた。
エドとアルは顔を見合わせた。
「仕事? 誰かに頼まれたのか? この事を、俺たちに教えるのを」
「マスタングにだよ。鋼の錬金術師に、星の錬金術師の事と、星群の錬金術師の事を教えてやってほしいって頼まれたんだ」
店主の男は、面倒くさそうに頭をかいた。
「マスタング大佐が〜! 何考えてるんだろうね、大佐は」
明るい声が、エド達の耳に入った。
エドとアルと店主の男が後ろを向くと、メルアが笑って立っていた。
「メルア……お前聞いてたのか」
「聞いても良いでしょう? ……私の事なんだし」
メルアは悲しそうに言った。
どうやら、星群の錬金術師、ロネス・セレンを心配しているらしい。
「まぁ、エドとアルにはもう、私のことわかってもらえたよね!! 説明するのもあれだし、言ってもらえてよかったよ」
「お前、最初っから聞いていたのか? いや、そんなわけないか。あっちに座ってたからな」
エドが言うと、メルアは首を横に振った。
「私、ずっと話聞いていたよ。エドが見てたのは、あれじゃない?」
メルアは指をさした。
エドとアル、店主の男が指のさされた方向を見ると、確かにメルアがいた。
が、そっくり人形だった。
「んなーっっ!!」
「い、いつのまにあんなものを……」
「さすが、星の錬金術師だな」
メルアはエヘヘ、と笑った。
そして、メルアはクルリと方向を変えた。
「人形、回収してくるね!!」
そう言うと、走って行った。
「鋼の錬金術師と、鎧君」
「ん? なんだ?」
「2人とも、頑張れよ。……来たるべき、その日に向けて——。君達の失った物……早く、取り戻せるといいな」
店主の男はそう言うと、店に戻って行った。
エドとアルはしばらく、茫然としていた。
「来たるべき……その日……。“約束の日”」
「僕達の失った物を……取り戻す」
エドとアルは顔を見合わせて、決意したように、大きくうなずいた。
〜つづく〜
- Re: 鋼の錬金術師 —星空の光— ( No.32 )
- 日時: 2010/04/21 19:03
- 名前: 如月 (ID: cUbZls8V)
はじめまして、星羅さん。
如月といいます。♂です^^
一応(って何だよ)花桜と飛鳥とはリア友です。
俺もハガレン好きなので、よろしく。
小説、読ませてもらいました。面白かったです。
これから、エドとアルがどんな事件に巻き込まれるのか……。
ワクワクします。更新頑張ってください。