二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- レイトンファミリア
- 日時: 2010/07/13 17:16
- 名前: KEI&大宮さん&セツラさん (ID: lDBcW9py)
ここは、KEIと大宮さん、セツラさんが共同で書く、
レイトン教授のキャラクターに兄弟姉妹、子供がいたら前提の話です。
・荒らし、中傷はやめて下さい。
それでは、どうぞ。
- Re: レイトンファミリア ( No.16 )
- 日時: 2010/07/15 17:06
- 名前: 刹螺 ◆Q.Bobp/wFE (ID: PVPK2YP2)
『北北西が11になるものがある。それの東西南北の数字はなんだ?』
『以上の数字を階段の暗証番号とする。さて、解けるかな?』
ルーク
「?兄さん。これって・・・」
ルーファス
「うーん・・・。僕はこういうの苦手なんだよなぁ・・・。ルーク、頼んだ」
ルーク
「こんなの簡単だよ!!アナログ時計を見れば誰だってわかるさ!」
一旦切り><
- Re: レイトンファミリア ( No.17 )
- 日時: 2010/07/15 17:24
- 名前: 刹螺 ◆Q.Bobp/wFE (ID: PVPK2YP2)
さて。ルークが言った「アナログ時計を見たら分かる」の言葉一体どう言うことなのでしょうか。
ルーク
「まず、12が北だと仮定すると・・・」
まず、12を北に見据えて、北北西を見る。11ならそのまま他の数字を当てはめる。
ルーファス
「なるほど・・・。僕は地理が苦手だからね。やっぱりよく分からないや」
ジャン・デスコール
「答えを聞いても分からないとは・・・ふぅ。呆れるな。それでもレイトンの弟子か?」
ルーファス
「僕は弟子じゃありませんからね。それに方向音痴ですから方角を聞いても分からないんですよ」
ルーク
「兄さん・・・。威張れる事じゃないよ・・・。」
ジャン・デスコール
「まぁ、とにかく君達はこの謎を解いた。先に進むと良い」
こうして、ジャン・デスコールの謎は解き明かされた。次の階へ向かうトライトン兄弟。
一方その頃、レイトンたちはと言うと—
- Re: レイトンファミリア ( No.18 )
- 日時: 2010/07/15 18:41
- 名前: 刹螺 ◆Q.Bobp/wFE (ID: PVPK2YP2)
一方その頃レイトン教授は通信機越しにルーク達の様子を聞いてホッとしていた。
レイトン
「良かった…ルークとルーファス君は無事なようだね」
ヒトミ・デスコール
「よほど大事なようだな、あの子達が?」
レイトンは頷く。
ヒトミ・デスコール
「その気持ち、分かる気がするな…私もジャンが大事だ。ただ、アレはいつも詰めをしくじっていつも命に関わる失敗をおかす、心配でたまらないよ」
レイトン
「確かにね」
そこに通信機越しにジャンの声が聞こえてきた。
ジャン・デスコール
「兄さん、聞こえているか」
ヒトミ・デスコール
「聞こえている。その様子だとトライトン兄弟に謎を突破されたようだな」
ジャン・デスコール
「…ああ」
ヒトミ・デスコール
「ふむ…いささか、トライトン兄弟の頭脳を侮っていたようだ」
ジャン・デスコール
「どうするんだ?」
ヒトミ・デスコール
「では…各個撃破と行こうか。分断作戦をとる。ジャン、お前は兄のほうを頼む」
ジャン・デスコール
「了解した」
通信が切れた後、ヒトミはレイトンに言う。
ヒトミ・デスコール
「…ということだ」
レイトン
「ルークたちに危害を加えると私は…」
ヒトミ・デスコール
「許さない…そう言いたいのかな?だが、まず
は自分の心配をしたまえ」
レイトンにずいっと顔を近づけてクッと笑い顔を離す。
ヒトミ・デスコール
「逃げると坊や達に危機が訪れると思いたまえ」
言い放つと部屋を出て行った。
レイトンはデスコール兄弟の目的を考えていた…。
- Re: レイトンファミリア ( No.19 )
- 日時: 2010/07/19 19:13
- 名前: 刹螺 ◆Q.Bobp/wFE (ID: PVPK2YP2)
その頃、トライトン兄弟は階段の謎を解きにかかっていた。謎の内容は・・・
『ここに置いてある物を、謎を読み解き正しき場所に置け。さすれば扉は開かれん。』
置いてある物は、ミニチュアの盾、剣、兜、鎧。
そして、台座には、「Wind」「Earth」「Flame」「Water」
と書かれている。
『炎は、その身にまといて仲間を守り、水は、その身にまとい自らを守り、大地は、その身にまといて敵を打ち滅ぼし、風は、その身にまといて頭上を守らん。この問題、君達に解けるかな?』
ルーク
「うーん・・・結構難しいね、兄さん。この文、意味があるのかなぁ?」
ルーファス
「ちゃんとあるよ。まず、<Wind>は風。これは分かるよな?」
ルーク
「うん。そして、風の文が・・・あ!」
ルーファス
「何か掴めたのか?ルーク」
ルーク
「風は<頭上>を守るんだから・・・これをここに置けば・・・」
そう言いながら手に取ったのは<兜>。それ「Wind」の台座に置くと・・・、ガタン!と音がした。
ルーク
「やった!これで正解だったんだ!」
ルーファス
「うん。これが解けたのなら、他の謎も解けるはずだよ、ルーク。水はどうだい?」
ルーク
「水は確か、<その身にまとい自らを守る>だから・・・鎧だね!!」
ルーファス
「そうそう。その調子で最後まで解けるはずだよ」
トライトン兄弟が順調に謎を解いている傍ら、その様子を観察している人物がいた。・・・ジャン・デスコールだ。
ジャン・デスコール
「やはり、あの兄の方は兄さんの方が適任だ。・・・兄さん、聞こえるか?」
ヒトミ・デスコール
『何だ、ジャン。どうかしたのか?』
ジャン・デスコール
「あの兄の方は私ではすぐに突破されてしまう。兄さんが兄の方をやってくれ」
ヒトミ・デスコール
『・・・分かった。では、地下へ<落とす>のは・・・』
ジャンデスコール
「弟の方、で良いか?兄さん」
ヒトミ・デスコール
『よし。では、計画どうりに』
ジャン・デスコール
「分かったよ、兄さん」
と、このような会話がなされた。果たして、トライトン兄弟はどうなってしまうのか?
- Re: レイトンファミリア ( No.20 )
- 日時: 2010/07/19 20:15
- 名前: KEI ◆YvhFi700mc (ID: O/vit.nk)
通信を切ったヒトミは「ふーむ」と悩んでいた。
ヒトミ・デスコール
「さて、どう引き離すか…」
考えながらピーンと閃いた。
そしてジャンに通信をする。
ヒトミ・デスコール
『聞こえるか、ジャン』
ジャン・デスコール
『何かいい案が浮かんだのか?』
ヒトミ・デスコール
『ああ、私もそちらにいく…ただし、変装してな』
しばらくジャンが観察していると、トライトン兄弟の前にレイトンが現われた。
驚くジャン・デスコール。
ジャン・デスコール
(なっ…エルシャール・レイトン? いや…兄さんか)
レイトン
「ルークにルーファス君、無事なようだね」
ルーク
「先生!?…本当に先生なんですか?」
レイトン
「そうだよ。さあ、一刻も早くここから脱出しよう。
デスコールたちに邪魔されないうちにね」
ルーク
「はい!」
レイトンの後をついて行くルーク。ルーファスは考えていたが叫んだ。
ルーファス
「ルーク、罠だ!」
ルーク
「え?」
レイトンはニヤリと笑うと変装をといた。そこにはヒトミ・デスコールの姿があった。
ルーク
「お前は!?」
ヒトミ・デスコール
『今だ、ジャン』
ジャン・デスコール
『ああ、分かっている』
ジャンがレバーを下ろすとルークが立っていた床が抜けた。
ルークの叫び声が響く。
ヒトミ・デスコール
「後は任せたぞ、ジャン」
ジャン・デスコール
「ああ…ただ、兄さんのご期待に添えるかどうかは疑問だがね」
ジャンはその場を去った。
ルーファス
「ルーク!!」
ヒトミ・デスコール
「おっと、行かせはしない。お前の相手はこの私だ」
二人はにらみ合っていた。
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