二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 「涼宮ハルヒの発表」
- 日時： 2010/11/17 20:24
- 名前： K・S ふもっふ （ID: .wPT1L2r）
季節は巡り、とうとう秋がやって来てしまった。 時が過ぎるのは早いもので、あの、問題の入学式から早１年５ヶ月も経過している。 つまり２学期が始まってしまったわけである。
今、清清しい思いで新たなるスタートを踏み出そうとしているかと言われればそうではない。
誰もが知っているであろう事に俺はバカだ、勉強もスポーツも何もできない取柄のない男である。転校してきて早々学校の人気者になった、特進クラスの理数科の教室に入れるくらい頭の斬れる美少年超能力者とは似ても似つかないのだ。
別にそのことに関してあいつを嫌っている訳ではないが、あいつのことをどうも好きになれない。古泉特有の近づき難いなにかが、あいつの体中から発生している。
１学期の俺の成績は、正直言って下の中あたりであろうか。特に苦手な理科と英語がお互い下を争うようにひどい結果だった。 一度でも古泉に理科を教わろうか、と考えた自分が恐ろしい。
勉強なんて無意味なものだ。もし俺が総理大臣だとしたら、義務教育制なんて一瞬にしてなくしてやるのに。
そしてもうひとつ納得の行かないことがある。 なぜ、あの涼宮ハルヒの頭がいいのだろう。噂によると古泉を超えるほどだという。 古泉が朝比奈さんだったら喜んでご指導を受けに行くのに。
ただ、そんな俺が唯一ひとりだけ同情の出来る奴がいる。 谷口だ。 アイツはあだ名にアホの谷口、アホと付くくらい勉強ができない。この俺が生涯勉強を教えてやれたのはこの谷口ひとりだけだろう。 ちなみに谷口の成績は下の下だ。
そういえば長門に勉強を教わったこともあった。長門は何も悪くはないのだが、正直なにを
- Re: 「涼宮ハルヒの発表」 ( No.30 )
- 日時： 2010/11/26 21:21
- 名前： 黒猫 （ID: /kFpnDhT）
私もＰＣ禁止令がでて…
日曜までまたコメントできません…
今は許可をもらって少しだけ…
- Re: 「涼宮ハルヒの発表」 ( No.31 )
- 日時： 2010/11/29 19:01
- 名前： K・S ふもっふ （ID: .wPT1L2r）
そうですか、それは残念です。 テストが終わったとはいえ、まだ塾が忙しいのいで更新は間隔が開いてしまうかと思いますがそこはご了承下さい。
古泉「はあ〜、塾のテストやらなんやら。 真に、、、厄介な事です。」
- Re: 「涼宮ハルヒの発表」 ( No.32 )
- 日時： 2010/11/29 19:24
- 名前： 黒猫 （ID: /kFpnDhT）
月曜日！
ＰＣできます！
- Re: 「涼宮ハルヒの発表」 ( No.33 )
- 日時： 2010/12/02 13:18
- 名前： K・S ふもっふ （ID: .wPT1L2r）
そして怪しげな雰囲気に包まれて、一学期から二学期へと移り変わる始業式が幕を開いたわけである。
もうこうなってしまえば俺にもなにが起こるかさっぱりわからない、いやわかりたくもないが・・・ ひとつだけ確かなことがある。 おそらくこの涼宮ハルヒ構成のＳＯＳ団スピーチは、担任岡部の想像を十倍も二十倍も超えるものとなるだろう。校長がど肝をぬかれなきゃいいが・・。
「なあ国木田、キョンの奴なんでいないんだ？それに涼宮もいないぞ？」
「あれ？谷口聞いてなかったの？キョンは涼宮さんと始業式スピーチをやるんだって」
「あん？スピーチなんか怪しい感じがするぜ。ってかそんなこと言ってたか？」
「朝のホームルームで言ってたよ。聞いてなかったの？」
「ああ、俺はちょっと夏休みの宿題の残りを片付けてたからな」
今谷口と俺の思考が全く同じじゃないか。とか思ったやつ！ 断固否定する、ＮＯ！！
多分谷口より俺の方が進んでいただろう。絶対。
「はあ、いいなあキョンのやつ。朝比奈さんと一緒に壇上に上がれてよう」
「谷口だって去年成績の問題で職員室に呼び出されてたじゃないか、涼宮さんと同タイミングで」
「冗談はよせ、あいつと一緒に呼ばれていいことなんかなんにもない！ 朝比奈さんだからいいんだよ！」
「そっか、それは残念だね。 あ、始まるよ」
壇上に我が北高の校長が上がる。
「一同、気をつけ！ 礼」
この毎度おなじみの合図と共に始業式が始まった。 ここからあの皆が大嫌いな校長先生の長い話が始まるのである。
「えぇ〜、季節は冬に入り、風邪やらの病気になりやすい時季になりましたが、皆さんはちゃんとうがい手洗いをしているかな？ 面倒臭いと思われがちだが、うがい手洗いというのは非常に大切なことなのだ。わかるかね？ この二つの方法が簡単に細菌を除去できる方法なんだ。現に私はもう五年は風邪を引いてない！」
この前三十八度六分だとか言って体育祭休んでたのはどこの誰だよ。 このように、うちの校長は少し話しを盛るくせがある。そこに皆があきれている。おそらく今の嘘にも全員築いているだろう。なんせ体育祭の開会の言葉を休んだのだから。だれも覚えていないわけないのだ。 生徒たちの横で岡部があくびをしているのがよく見える。 さすがにそれはまずいだろう。
ということで校長の話は割愛。
- Re: 「涼宮ハルヒの発表」 ( No.34 )
- 日時： 2010/12/02 13:21
- 名前： K・S ふもっふ （ID: .wPT1L2r）
月曜ですね！ なんとか更新できるように努めます！
キョン「できなくても苦情やなんやらは古泉回しにするからな」
古泉「・・・・・・・・・・・僕の扱いって・・・・」
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