二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- POCKET MONSTERS アンケート始めました
- 日時: 2011/03/11 22:42
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: NoXA3WbV)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode=view&no=1810
どうも、こんにちは。
黒影です。
これはポケモンの二次創作です。
作者が原作をベースに独自の視点から作り上げ、かなりリアルにしたものです。
その上で幾つか注意点を挙げていきます。
・性的な(要はエロ)表現、グロ表現などが苦手な方は注意してください。
・誤字、脱字等あれば、指摘していただけると有り難いです。
・章のサブタイトルは英語版の名前ですが、スペルが間違っていたら、指摘して下さい。
・本編キャラの勝手な設定があります。
・何か要望等あれば、お申し付け下さい。出来る限り答えます。(ト書きにして、等は受けられませんが)
・実在する銃器や車種、エンジンなどまで出てきます。
とまぁ、こんな具合です。
作者の趣味丸出しです。
尚、この小説はとある小説(設定資料URL)の世界とリンクしています。
—目次—
>>2
—お知らせ—
—オリキャラテンプレ—募集はしてません
>>3
—アンケート—やってます
>>37
- Re: POCKET MONSTERS ( No.9 )
- 日時: 2010/12/05 08:35
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: 59nFPquI)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
>>8
初めまして。
ポケスペ…あの漫画ですね。
お褒めいただき、有り難う御座います!
これからも頑張ります。
貴方も頑張って下さい!
私、実はFRLGをプレイしておりませんw
- Re: POCKET MONSTERS ( No.10 )
- 日時: 2010/12/20 20:26
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: 59nFPquI)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
第3話
2002/06/14(金)09:21
「暑いな……!」
1番道路の草むらを歩きながら、レッドは呟いた。
夏の初めの時期に、太陽の下を歩くのは非常に辛い。
グリーンは此処を駆け抜けたようだが、嘸暑かったことだろう。
レッドは帽子を外して額の汗を拭った。
陽炎の向こうに、トキワシティが見える。
其処を目指して歩く。
その時。
近くの草むらが揺れる。
レッドは思わず後ずさり、身構える。
草むらから小鳥のようなポケモンが飛び出した。
「ポッポか」
素早くモンスターボールを放ると、ヒエンが元気に出てきた。
「“ひっかく”」
先手必勝と言わんばかりに“ひっかく”を繰り出す。
ポッポはそれをもろに受け、蹌踉ける。
其処に素早くレッドがモンスターボールを投げる。
ポッポに当たったボールが開くと、ポッポはそのボールに吸い込まれた。
少しボールが揺れ、やがて収まる。
「…捕まえた?」
微動だにしないモンスターボールを手に取り、放る。
ポッポが飛び出す。
「ポッポねぇ……鳥、鳥、鳥……飛鳥? よし、お前の名前は“ヒチョウ”。良いかな?」
ヒチョウと名付けられたポッポは嬉しげに頷く仕草を見せた。
レッドはその様子を見て頬笑んだ。
相変わらず暑い。
レッドは保冷出来る水筒を鞄から出し、中に入れていた冷たい水を一口飲んだ。
軽く息を吐き、ヒエンとヒチョウをボールから出すと、少し底の深い皿に水を少し入れた。
ヒチョウが喜んで水を飲む。
ヒエンは水を少し飲んで、さっさとボールに戻して欲しげにした。
レッドはそれに応じ、ヒエンをボールに戻す。
ヒチョウは相変わらず水を飲んでいる。
木陰の段差に腰掛け、少し涼みながら、レッドは微笑を浮かべた。
- Re: POCKET MONSTERS ( No.11 )
- 日時: 2010/12/21 09:46
- 名前: 風(元;秋空 (ID: SLr1s4QH)
性懲りも無くまた来てすみません…
私もその辺はプレイしてませんよ(汗
最もレッドとかグリーン……
ゴールドとかのリメイクはプレイしなくてもそれ程遜色ない気が私はしますが
レッドのネーミングセンスが結構面白いと思ったりします(苦笑
- Re: POCKET MONSTERS ( No.12 )
- 日時: 2010/12/21 20:14
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: 59nFPquI)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
>>11
私のネーミングセンスの無さはレッドにも反映されてたり……
- Re: POCKET MONSTERS ( No.13 )
- 日時: 2011/01/01 18:03
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: /HyWNmZ0)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
第4話
2002/06/14(金)10:01
トキワシティ。
北にはトキワの森、西にはポケモンリーグに続く道がある、緑豊かな町。
マサラタウンの隣町の為、レッドも何度か来たことがあった。
少し辺りを見回した後、ポケモンセンターに入る。
ヒエンとヒチョウの入ったボールを受付の女性に渡し、ソファーに腰掛けて一息ついた。
その時。
「ねぇ、お隣座っても良い?」
茶色のセミロングに水色を基調としたデザインのワンピース、白い帽子の少女が話しかけてくる。
ソファーは他にも空いてるんだから、隣じゃなくても良いのに、と思いながらも、レッドは頷いた。
少女は頬笑み、すぐ隣に座る。
暑苦しく感じながらも、レッドは顔を垂れた。
「私、天海 蒼(あまみ そう)って言うの。貴方は?」
レッドは無言でトレーナーカードを渡す。
「…安代 レッド? 安代 レッドっていうのね! よろしく、レッド!」
テンションの高い女だ、と思うレッドの様子を知ってか知らずか、蒼はレッドに密着していく。
「マサラから来たんだ……それじゃ、結構初心者さん?」
蒼がレッドの右腕に自分の腕を絡める。
レッドの右腕に柔らかい感触。蒼の大きめの胸が触れる。
「あのさ、」
「あ、もうこんな時間! また会いましょうね、レッド!」
蒼はレッドの頬に軽くキスをし、トレーナーカードをレッドの膝の上に置くと、ポケモンセンターを出ていった。
「……………」
レッドはキスされた頬に軽く触れ、トレーナーカードを見る。
「……?」
膝の上に置いてあったトレーナーカードには“天海 蒼”の文字。
レッドのカードはない。
「…入れ替わった?」
レッドはポケモンを受け取ると、ポケモンセンターを出てすぐに走り出した。
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