二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- POCKET MONSTERS アンケート始めました
- 日時: 2011/03/11 22:42
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: NoXA3WbV)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode=view&no=1810
どうも、こんにちは。
黒影です。
これはポケモンの二次創作です。
作者が原作をベースに独自の視点から作り上げ、かなりリアルにしたものです。
その上で幾つか注意点を挙げていきます。
・性的な(要はエロ)表現、グロ表現などが苦手な方は注意してください。
・誤字、脱字等あれば、指摘していただけると有り難いです。
・章のサブタイトルは英語版の名前ですが、スペルが間違っていたら、指摘して下さい。
・本編キャラの勝手な設定があります。
・何か要望等あれば、お申し付け下さい。出来る限り答えます。(ト書きにして、等は受けられませんが)
・実在する銃器や車種、エンジンなどまで出てきます。
とまぁ、こんな具合です。
作者の趣味丸出しです。
尚、この小説はとある小説(設定資料URL)の世界とリンクしています。
—目次—
>>2
—お知らせ—
—オリキャラテンプレ—募集はしてません
>>3
—アンケート—やってます
>>37
- Re: POCKET MONSTERS ( No.4 )
- 日時: 2011/02/14 22:22
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: pDyYudP2)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
—【第一章】キャラクターa—
安代 レッド(あしろ -)12歳・男・4月4日生まれ・A型・身長157cm体重46kg右利き。
[カントー地方を旅する少年。
赤い帽子に白いTシャツ、その上に赤と黒の模様が入ったベストを着ている。ズボンは細身のジーンズ。
黒のショートヘアに黒い瞳。靴は白い地に赤の模様が入ったスニーカー。
寒いときにはマフラーを着けたり、上着を着たりする。
非常に無口で、無愛想だが、根は優しい。少し哲学的なところがあり、大人びている。
とても勘が良く、普通の人は気付かないことにまで気付く。
セキエイ高原のポケモンリーグを目指し、カントーを旅する。
ポケモン図鑑の所有者で、カントー地方のポケモンを全て登録しようと頑張っている。
一人称は“僕”二人称は“貴方”“(名前)さん”“(名前)”。カントー地方マサラタウン出身]
[ヒチョウ(ポッポ♂)能天気、逃げるのが速い。特性:鋭い眼
レッドが初めてヒエンと共に捕まえたポケモン。1番道路で出会った。少々頭が悪い。
素早さが高く、耐久戦でも十分に戦える]
[ヒエン(ヒトカゲ♂)素直、力が自慢。特性:猛火
大城戸ポケモン研究所で受け取った。レッド初めてのポケモン。
能力は平均的だが、物理攻撃力が微妙に高い]
大城戸 グリーン(おおきど -)12歳・男・4月10日生まれ・A型・身長159cm体重47kg右利き。
[カントー地方を旅する少年。
緑色の髪に黒いTシャツ。その上に黒いベストを来ている。ズボンは細身のジーンズ。
黒い瞳。靴は白と黒の模様が入ったスニーカー。
寒いときには上着を着る。
自分の力を過信しており、負けると凹む。結構単純な性格。
セキエイ高原のポケモンリーグを目指し、カントーを旅する。
ポケモン図鑑の所有者だが、あまり乗り気ではない。
一人称は“俺”二人称は“あんた”“お前”“(名前)さん”“(名前)”。カントー地方マサラタウン出身]
[ゼニガメ(ゼニガメ♂)頑張りや、食べるのが大好き。特性:激流
大城戸ポケモン研究所で受け取った。グリーン初めてのポケモン。
能力は平均的だが、微妙に耐久戦向け]
- Re: POCKET MONSTERS ( No.5 )
- 日時: 2010/12/05 08:11
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: 59nFPquI)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
プロローグ
カントー地方の南に位置する田舎町、マサラタウン。
豊かな自然に囲まれたこの町には、大城戸博士のポケモン研究所がある。
そして、この町にその少年は居た。
赤い帽子以外にこれといった特徴を持たない少年。
名を安代 レッド(あしろ -)。
その日の朝、少し早く起きた彼は、何時も通り朝食を食べ、身支度すると、家を出ていった。
そして、ものの二分と掛からないうちに目的地に到着。
其処は、ポケモン研究所だった。
【第一章】Fire red and Leaf green
- Re: POCKET MONSTERS ( No.6 )
- 日時: 2010/12/05 08:13
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: 59nFPquI)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
第1話
2002/06/14(金)08:11
机の上に山積みの資料や書類、恐らく膨大な量のデータが入っているであろうパソコン。
研究所、というだけあって、優秀そうなスタッフも揃っている。
しかし、その研究所の主が居ない。
「大城戸博士? 今居ないけど……1番道路か、お家じゃないかなぁ」
眼鏡を掛けた白衣の男性が言う。
その答えを聞いたレッドは小さく頷くと、礼を言って研究所を出た。
整備が行き届いていない道を歩き、北に少し行けば、もう其処は1番道路だ。
やはり整備の行き届いていない道は所々、草の背が高くなり、何かが飛び出してきてもおかしくはない。
レッドが草むらに入ろうとした時だった。
「おーい、待つんじゃ! 草むらに入っちゃいかん!」
男の声が聞こえた。
レッドは足を止め、振り向く。
白衣を身に纏った、白髪の目立つ初老の男が小走りにやってきた。
レッドが探していた人物だ。
大城戸 行成(おおきど ゆきなり)。
ポケモン研究における世界的権威。
レッドは踵を返し、大城戸博士の元へと歩き出した。
「いやぁ、良かった良かった。二人とも揃ったようじゃな」
再び、大城戸ポケモン研究所。
「待ちくたびれたぜ、じーさん」
レッドの隣の少年が悪態をつく。
緑色の髪が特徴的な彼は、大城戸 グリーン(おおきど -)。
レッドの幼なじみであり、大城戸博士の孫である。
「まぁ、そう焦りなさんな、グリーンや。今回お前達を呼んだのは何故だか分かるか?」
「ポケモン渡す為だろ」
窘めるような口調で質問する大城戸博士に、グリーンは苛々した口調で答えた。
「そうじゃよ。今日、お前達にはポケモンと、もう一つ、渡すものがある」
其処まで言うと、大城戸博士は奥のテーブルに向いた。
テーブルの上には二つの赤い手帳のような装置。
「あれが何だか分かるかね?」
それを指差し、大城戸博士が尋ねるが二人は首を傾げている。
「あれは“ポケモン図鑑”といってな。出会ったポケモンを記録する、ハイテクな機会じゃ」
納得した様子の二人を見て、今度は横のテーブルに向く。
テーブルの上には三つのモンスターボール。
それぞれポケモンが入っているのか、時々揺れる。
グリーンは目を輝かせた。
「さて、二人とも。これは分かるじゃろう」
「ポケモン! ポケモンだろ!? ほんっと待ちくたびれたんだからなっ!」
「これこれ、そう焦るな」
歓喜するグリーンを窘め、大城戸博士は続ける。
「ほら、選ぶと良い」
そう言われ、レッドはボールを一つ手に取った。
- Re: POCKET MONSTERS ( No.7 )
- 日時: 2010/12/05 08:16
- 名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: 59nFPquI)
- 参照: http://pokemon-ds.net/cgi/novel/index.cgi?mode
第2話
2002/06/14(金)08:30
「おや、とかげポケモン、ヒトカゲにするのかの?」
大城戸博士が尋ねる。
レッドは頷いた。
「じゃ、俺はこいつ」
グリーンはその隣のボールを手に取った。
「かめのこポケモン、ゼニガメか。中々良い一匹じゃぞ」
大城戸博士の言葉にグリーンは嬉々としてボールを眺めた。
レッドは興味深げに眺めていたが、暫くすると、奥のテーブルのポケモン図鑑を見遣った。
大城戸博士がそれに気付き、ポケモン図鑑を持ってくると、レッドに渡した。
レッドは早速ヒトカゲをボールから出し、図鑑に読み込ませてみた。
『ヒトカゲ』
画面にヒトカゲの写真と説明文が表示される。
「心地はどうかな?」
「…凄いですね」
大城戸博士の質問に、レッドは簡単な言葉を返し、グリーンに向き直る。
グリーンもポケモン図鑑を受け取り、ゼニガメを読み込んでいた。
レッドがその場を立ち去ろうとした時だった。
「おい、レッド! バトルしようぜ!」
グリーンの一言。
レッドは軽く溜め息を吐き、ボールを構えた。
グリーンも構える。
「やれやれ……気の早いものじゃ。まぁ、何事も経験じゃな」
大城戸博士が呆れた声で言う。
「行っけぇ! ゼニガメ!」
グリーンが叫び、ボールを放る。
ボールが光ったかと思えば、其処にはゼニガメが居た。
「ヒトカゲ」
レッドもボールを放る。
ゼニガメとヒトカゲが対峙した。
「まずは攻撃じゃな。最初のうちはどんどん攻撃することじゃ。ほれ、やってみろ」
「ゼニガメ! “たいあたり”!」
大城戸博士の言葉通り、グリーンの攻撃指示。
ゼニガメが突っ込んでくる。
「…迎撃だ、ヒトカゲ」
レッドが呟く。
ちゃんとヒトカゲに伝わったのか、ヒトカゲは突っ込んでくるゼニガメに右腕の一撃を叩き込んだ。
ゼニガメは横に倒れたが、すぐに起き上がった。
「ゼニガメ! “たいあたり”だ!」
相変わらずの攻撃指示。
ゼニガメはまた突っ込んでくる。
「かわして、“ひっかく”」
レッドの呟きにヒトカゲは指示通り動いた。
ヒトカゲがかわすと、ゼニガメはヒトカゲのすぐ後ろにあった鉄の本棚に頭をぶつけた。
棚に収められていた本が崩れ落ちる。
ヒトカゲは落ちてくる本をかわしながら、ゼニガメに接近し、“ひっかく”で攻撃した。
そして、すぐに離脱。
棚の上にあった本がゼニガメの上に落ちてきたからだ。
先程の“ひっかく”の一撃で、碌に体勢を立て直していないゼニガメは幾つかの本の下敷きになり、動かなくなった。
「ふむ、ゼニガメは戦闘不能じゃな。レッドの勝ちじゃ」
「畜生!」
ゼニガメをボールに戻しながらグリーンは叫んだ。
レッドも無言でヒトカゲをボールに戻す。
「さて、負けた者は勝った者に賞金を払わなければならん。今回は儂が払っておくが、次からは自分で払うのじゃぞ」
大城戸博士はレッドに500円渡した。
「…グリーン、悔しがるのは良いことだよ」
研究所で、ポケモンの回復を待つ間、レッドはグリーンに言った。
グリーンは未だに悔しがっている。
レッドは微笑を浮かべると、回復が終わったヒトカゲのボールを手に取った。
「…ヒトカゲヒトカゲ呼んでると少しアレだな……よし、お前の名前は今から“ヒエン”。良いかな?」
レッドが言うと、ヒトカゲ——ヒエンは嬉しげに頷いた。
「…行こうか」
最後にグリーンを一瞥し、研究所を出ていった。
- Re: POCKET MONSTERS ( No.8 )
- 日時: 2010/12/05 08:20
- 名前: 風 (ID: OxIH1fPx)
初めまして風と申します。
自分,最近になってポケモン熱が戻ってきてポケモン(主にポケスペを題材にした)
小説書き初めまして……黒影様のポケモン小説凄く上手で見入ってしまいました!!
頑張って下さい^^
応援してます♪
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