二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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▼ 銀 ╋ ひら、ひらり.* ╋ 魂
日時: 2011/03/24 00:32
名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)

[>ご挨拶、



ちっすノw(´Д`)
紫陽花と申しますおv

駄文で駄文で駄文ですが

それでも、ばっちこぉーい!
って御方はごゆるりと、*


╋━━━━━━━━━━━━━╋





[>ご注意、



壱、主の書く分は駄文です(
弐、原作キャラ×オリジナルキャラになります。
  許せない方は御戻りを...v
参、キャラ崩壊どんとこい。


╋━━━━━━━━━━━━━╋





[>お客様、

*/、花魅華さま
*/、MiNiさま
*/、葵さま
*/、海苔さま
*/、くろねこさま
*/、圭さま


╋━━━━━━━━━━━━━╋

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Re: ▼ 銀 ╋ ひら、ひらり.* ╋ 魂 ( No.31 )
日時: 2011/03/24 01:45
名前: 紫陽花 (ID: cZfgr/oz)


◆/04.*





(夜)

なんやかんやあったけど、
真選組の屯所で住み込みで働かせて貰える事になった。

そして、今気が付いたけれど……


「あ、銀魂じゃん、この世界」


近藤、と呼ばれたゴリラ顔の男の人。
そして茶髪の爽やかルックスぼーい。
最後に黒髪で切れ目のあんちゃん。

確かに記憶に残るのは

この前
偶然、あの例の内村春に貸してもらったジャンプにあった
【ぎんたま】と呼ばれる漫画。




「………はは、は


    夢だよね、きっと…」


寝て起きれば醒めるだろう。
この夢から。

慣れない畳の匂いがする部屋の中
暖かな布団に顔を埋めながらそう信じて目を閉じた。



***


「おーい、起きなせぃ」

なんだよ、母ちゃん。
まだ眠いよ。
寝かせてくれーい……

「早く起きねぇと……一発ぶち込むぞ」


かちゃり、という不気味な音に一瞬で目が覚めた。

ばっと跳ね起き、布団の上に正座すれば
目の前には、灰色で筒状の物騒なもん。


「ば、ばば……バズーカ?!」

「ご名答ー」

「な、ななななんでそんな物騒なもんをっ!!」

「目の前にいるお寝坊さんを永遠に眠らせる為でィ——」

「まじすか」


っていうか、夢じゃないじゃん!!
目の前にいるじゃん茶髪くん!!!

よし、こーゆときは名前を聞こう!
名前を聞けば信じてやるから!!


「あのー、すんません」

「なんでィ?」

「お名前は……?」


「山田山男」

「嘘つけぇえい!!!」

「根拠もなくよくそんな事言えやすね……、」

「え、……んじゃほんとに山田やま———」

「いや、沖田総悟」

「っ………」



ちくしょう!
このめんどくさい性格といえ
そこら辺のマダムを笑顔だけで悩殺出来そうなルックスといえ


絶対そうじゃん、
決定だよ、


「…………」


ありえない、
のにありえてる。

この非現実的な現状に私は呆気にとられた。

信じられないけど
信じなければならない。

この世界の人たちが
私を認めてくれたように……



「ほれ、いくぞ…寝坊助」

「へ?……ねぼすけ?わたし!?」



襖に手を掛け
顔だけだした状態の沖田さんが
こいこいと言わんばかりに手招きする。

上手く回らない頭が
何故か腹が減ったということだけは理解していて……


私はすくっと立ち上がり、そして沖田さんの後をついていった。





Re: ▼ 銀 ╋ ひら、ひらり.* ╋ 魂 ( No.32 )
日時: 2011/03/24 01:48
名前: 紫陽花 (ID: 9IMgnv4t)

[のーちゃん(>


ためでいくぜーっv
わたしゃ駄文の神じゃあい!

あっちゃんw
そんな某あいどるみたいな名前私にはもったいなi(((
あっちゃん了解しますた(´Д`)

友達?...僕らはもうとっくに友達じゃまいか(∩∇`)

Re: ▼ 銀 ╋ ひら、ひらり.* ╋ 魂 ( No.33 )
日時: 2011/04/10 19:47
名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)

◆/05.* 抜き打ちテスト





「あの……沖田さま?」

「なんでィ? …虫けら」

「虫けらですか、私は」


台所に連れてこられたと思ったら
いきなり目の前にエプロンを差し出された。

きょとりと首を傾げる私を捕える、ニコニコ笑顔の沖田さんのその目が
朝ご飯食べれる!っという淡い期待を消していく…。
(因みに私の名前も沖田さんの脳内から消されたようです)


「抜き打ちテスト」

「……え?うきうきテント?」


耳を疑う言葉に聞こえたまんま聞き返すと…、お玉で殴られた。

地味にいてーよ、いやまじで。


「お前が女中として使えるかどうかテストでぃ」

「…な、内容は?」

「此処にあるもん使って…——」

「使って…?」



「ペペロンチーノ作れ」

「いや難易度高ァァ!!」

ペペロンチーノ?!
なんでペペロンチーノ?!!


「——って言うのは冗談で、
  自分が一番自信あるものつくりなせィ」


「………」



沖田さんの言葉に私は一瞬たじろいだ。


“自分が一番自信ある料理”

頭に浮かぶものは無い。
—…だけど心のなかには、一つだけある。

あの日からずっとずっと閉じ込めておいた、遠い日の記憶——

あの時から目を向けることの無かった、あの時間——

不安が過る最中、
手にあるエプロンをぎゅっと握る。

覚悟を決めると
私は沖田さんの目を見て、分かりましたと答えた。

Re: ▼ 銀 ╋ ひら、ひらり.* ╋ 魂 ( No.34 )
日時: 2011/04/12 01:19
名前: 紫陽花 (ID: LCLSAOTe)


◆/06.* 荷物





朝ごはんの時間帯を大分すぎ
そして昼ごはんには大分早い頃

真選組屯所の台所では
昨日来たばっかりの身元不明な少女がフライパン片手に調理をしていた。

静かな屯所内にいい香がだだよい、
辺りにじゅーっと美味しそうな音が響く


「なんか可笑しい」


そんな最中

少女……
 -桐谷りん- に課題を出した張本人は携帯を弄りながらそっと呟いた。


「わかりました」
そういった、りんの瞳(め)は微かに小さく揺れていた。

何か、大切な事を覚悟したかのように。

小さな背丈に、小さな手にその小さな身体に…
大きな何かを彼女が背負ってる気がしたのだ。


「…つぶれちまいそうだ」

少女のちっぽけな背中を見ながら
茶髪の隊長さんは少女に気づかれないようにそっと呟いた。




一方、りんちゃん(´Д`) /*


料理なんて何年ぶりだろう

フライパンに油を垂らしながらふと思った。


たまご、ケチャップ、ご飯、玉ねぎ……

このメンツからどうやら彼女がつくろうと思っているのは“オムライス”のようだ。


「…えーっと、…始めはご飯を炒めます……」

暖まったフライパンの上にご飯をどっと入れる。
じゅーっという懐かしい音が辺りに響きわたった。


“りーちゃん、炒めすぎはダメだよ?”


その懐かしい音と共に懐かしい声までもが蘇る。


“あぁあーっ! 焦げた焦げたぁああ!!”

“もう…言ったそばから…… しょーがないからケチャップ入れて誤魔化すよ!!”

“はい! 隊長——って!えぁああぁあ!!入れすぎたああ!! しょっぱなから血の海だあああ!!”

“入れすぎには注意だか…ら…って遅かったか…”



「ふは……あの時はやばかったな…結局あのあとご飯増やして……2人じゃ食べきれないくらいになっちゃって…

  私は数年でこんなに成長したんだ——」


「おい、焦げ臭ぇぞ」

「ぎゃあぁあーっ! 焦げた焦げたぁああ!!」


こういう時は……
っといち早くケチャップを取り出すりん。
そこまでは良かったが次の行動が問題だった。


「……えぁああぁあ!!入れすぎたああ!! 血の海祭りじゃあああ!!」

力みすぎて
案の定、数年前と同じ結果に……—

ほんとにもう、先が思いやられる。




 何だかんだあって数分後…━



「で……できた…」


完成した、らしい。
完璧には程遠いが形にはなんとかなっている。

味がどうかは………
まあ、食べてからのお楽しみよ☆


「っていうか……沖田さん待たせてだんだった!!」

はっとして急いで皿を持ち沖田がまつ食堂のテーブルまで走る。


「お!お待たせしましたあっ!!」

「遅い、いっぺん死んでこい」

足を組み、携帯をいじくるドSさまを待たせた罪は辛うじて毒舌だけで済んだようだ。

差し出されたオムライスに沖田は渋々テーブルの上に置かれたスプーンを手にとった。


「……」

「っ……」


りんがまじまじと見つめるなか、沖田はそれをものともせずパクパクと口にスプーンを運ぶ。

半分ほど食べた頃、沖田はスプーンを皿に置いた。


「……おいしくなかったです…か?」


不安になりながらもりんはどぎまぎと首を傾げる。

スプーンを置かれたってことはやっぱりだめだったかな…?



「…残りの半分、責任もって食いなせィ」

「…はーい……」


結構自信あったんだけど…
立ち上がる沖田を見て内心そんなことを呟く、


「ちゃんとあの時みたいにしたのに……」



「…あ、そういえば」


うーんっと眉間に皺を寄せていると再び沖田の声が後ろからりんの耳にはいる…。

振り向けば
食堂の出入口にある暖簾(のれん)からひょこりと顔を出す沖田の姿がそこにあった。

きょとりと首を傾げるとかえってきた言葉はこれ。


「テストですがねィ……」
「ああ、そういえば抜き打ちテストでしたねコレ……
  いいですよ、どーせだめだったんでしょ——」




「ぎりぎり合格」



「ふぉっ!?」



(沖田さんがちらりと見せた笑顔に、背中にあった
 私にのしかかる大きな荷物が少しだけ軽くなった気がした)


Re: ▼ 銀 ╋ ひら、ひらり.* ╋ 魂 ( No.36 )
日時: 2011/05/09 20:38
名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)

/*みゆう様っ>


神文なんてっ!程遠いでふ!!(´Д`)

コメさんきゅーでしたッヽ(´▽`)/


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