二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リクエスト短編集〜ぬらりひょんの孫〜
日時: 2011/10/02 19:33
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)


ここは、ぬらりひょんの孫の短編集です。

★リクエストをいただいたら、その方の名前を夢主の名前にしてお話を作りたいと思っています。ですが、名前を「沙耶にして」など、ご希望がありましたら、言ってください。

★リクエストがあるまで書かないつもりですが、自分でいいのを思いついた場合は、書かせていただきたいと思っています。

★大体、一つにまとめるか、前編後編にわけて書くかの2パターンがあります。
話の長さを決めてもらっても構いませんが、その通りになるとは限らないので、そこを理解したうえでリクエストしてください。

★なるべく詳しく書いていただければ私も書きやすくなりますので、「すっごく甘く!」「喧嘩して」など、おおまかな内容を書いてくだされば嬉しいです。

★リクエストしていただけば、その日のうちか、次の日ぐらいには書いてしまいたいと思っていますが、絶対とは約束できませんので。

★ここは、最初に書いた通り、リクエストがない限り更新されません。いつ無くなってしまうかわからない場所です。ですから、どんどんリクエストしてくださいね。

以上が私、このみが言っておきたいことです。
では、皆さん、皆さん方にリクエストされるその日までごきげんよう。

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Re: リクエスト短編集〜ぬらりひょんの孫〜 ( No.9 )
日時: 2011/10/05 07:35
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

いいかもね!
それ。ま、よろしく〜

Re: リクエスト短編集〜ぬらりひょんの孫〜 ( No.10 )
日時: 2011/10/05 15:23
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)

どっちも頑張ります!

Re: リクエスト短編集〜ぬらりひょんの孫〜 ( No.11 )
日時: 2011/10/10 12:50
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)

ここを、作った作品保存?しておく場所にします。
(たぶん)どんどん増えると……………………………おもいます。(ながっ)
それでわ☆頑張ります!





〜作品〜


★HITOMI★様リクエスト

名も知らぬ君に恋をする。  >>17  


雛林檎様リクエスト

君が好き。  >>13

Re: リクエスト短編集〜ぬらりひょんの孫〜 ( No.12 )
日時: 2011/10/05 20:29
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

イタク夢なのわ私がイタクのことが
大大大だぁぁあああいい好きだからだよ〜

Re: リクエスト短編集〜ぬらりひょんの孫〜 ( No.13 )
日時: 2011/10/07 22:06
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)

雛林檎様リクエストです。
遅くなってごめんなさい。




リクエスト短編集 君が好き。




遠野ーーー
里の畏れを断ち切り、中に入り耳をすますと、何かを呼んでいるような、探しているような声が聞こえてくるという。
それはーーー
「イタク〜〜〜??イ〜タ〜ク〜」
と叫ぶ、少女の声。
この広い里の中で、こんな小さな声が聞こえるわけがないのだが、それでも叫ぶ。
「イタク〜。いるんでしょ〜?」
少女には確信があった。
『イタク』が来ると。
「イ〜タ〜「なんだ?」クッ!?」
声が上から降ってくる。
驚いて上を見あげると、そこにはバンダナを頭に巻いた少年がいた。
「イタク!!」
少女はにへら〜と笑った。
「だからなんだ?朱燐」
イタクは、木の上から降りると、少女の頬をぷにぷにとおす。
少女ーーー朱燐は、今度はふにゃり、と笑うと、
「えへへ〜。イタクに会いたかったんだ」
と言った。
イタクは真っ赤になりながら、「おう」と返した。
「実戦場のほう行こうよ。冷羅お姉ちゃんがレモンのハチミツ漬けくれるかも〜」
「はいはい」
朱燐はイタクの手を握って歩き出す。
飛んだほうが早い、とイタクはこの間言った事がある。
しかし、朱燐は
「歩いていこ?そのほうがイタクといっぱい一緒にいれるし…」
と、赤くなりながら言った。
イタクはその朱燐の顔と、周りにふわふわ浮いている(ように見える)花に、白旗を上げた。





「あ、みんないるよ〜」
朱燐はイタクと手を繋いだまま走る。
「おい、危ないぞ…」
後ろから声をかける。
朱燐は振り返って『大丈夫だよ〜』と言った。
と、同時に、躓き転びそうになった。
イタクは倒れそうな朱燐を抱き上げ飛ぶと、実戦場がよく見える木の枝に乗った。
「だから言っただろ、危ないって…」
「ご、ごめんね…」
朱燐はしゅん、と眉を下げる。
しかし、それも数秒の間だけで、いつものように赤くなりながら、イタクの胸に顔をうずめた。
「ありがとう、イタク。大好き」
イタクはボボッと赤くなると、「俺も」と恥ずかしがりながら言った。
朱燐はふにゃり、と笑いながら顔を上げる。
いつの間にか、二人の周りには近寄りがたいオーラが出ていた。
そんな二人は、下にいるみんなが自分たちを見ているのを知らずにいた。
冷羅、淡島、土彦、紫は、「今日もか…」と、心の中で呟いた。
その空気を壊したのは、雨造だった。
「キヒヒ…まあたやってるよ。お二人さん、熱いねぇ」
「「!!」」
「みんな見てるぜーー」
「「雨造…」」
イタクは普通に名前を呼んだが、朱燐は少し違った。
「邪魔、しないでくれるかしら…?」
ギロッと睨みながら言う。
「オイラー、邪魔しちゃった?」
「したって言ってるでしょうが!!」
「おい…抑えろ…」
「だって…イタク…」
涙をためてイタクを見ると、イタクは何も言えなくなった。
朱燐は木から降りた。
「冷羅お姉ちゃんー。雨造がー」
「はいはい」
冷羅は抱きついてくる朱燐の背中をポンポン、と叩いた。
「なあ、朱燐ってなんで雨造に冷たいんだっけ?」
「だって…」
朱燐はぶすっと頬をふくらます。
イタクが木から降りてきていて、答えた。
「前、俺と出かけてる時に、雨造と途中で会って、結局三人で出かけることになっちまったんだ。それから冷たいんだよ」
「へぇー。デートしてる時に邪魔されたんだ」
「そうよっ。もう!絶対に許さないんだから!!」
朱燐は冷羅のもとを離れ、イタクにぴったりとくっつく。
「朱燐ってさー。イタクの事となると、すっごく心が狭くなるよな」
「いいの〜。それだけ私がイタクのこと好きってことだから」
「朱燐、さすがに恥ずかしい」
「あは★ごめんね」
「いや…」
「でも〜ほかの人と同じ扱いじゃ、イタクは嫌でしょう??」
イタクは顔だけをしかめた。
皆がその顔に、あははははと笑っている。が、雨造だけはその輪の外にいた。
「…あれ、オイラーの事は?」








「ねぇ、イタク。今日って何の日か知ってる?」
「さあ…?」
朱燐はふふっと笑うと、イタクに抱きついた。
「???」
「バレンタインデーだよ!」
「…ああ」
そんなのあったな、というような顔をした。
「もーーー。なんか欲しいとか思わないのぉ?」
「なんかって?」
「私から!ほかの人じゃなくて!!私から欲しいもの!!」
ズイッと身を乗り出す。
「…………………チョコ?」
「遅いね…イタク」
でもそんなところがいい!とか呟いている。
「はい!!」
チョコをイタクの前に差し出す。
「ありがとよ、朱燐」
「えへへ〜。手作りだからちょっと自信ないけど…」
「朱燐のが食えれば何でもいい」
「そう?」
「ああ」
「なら、よかった!!」
朱燐はにへら〜と笑う。
いつもは笑わないイタクも、朱燐につられて笑った。
二月。
雪が積もり、特に寒いこの時期。
抱き合っているカップルは温かかった。








はい!どうだったでしょうか。
初めてここで書く小説です。
最初は二人ののほほ〜んとした日常を書こうと思っていたのですが、バレンタインデーという、カップルには欠かせない行事を思い出しまして、少しだけですが書きました。いきなりバレンタインに入っているのはそのためです。
お気に召さなかったらごめんなさい…。
ちょっとでも、雛林檎様のツボを付けてたらいいです。
これからも、リクエスト短編集をよろしくお願いします!!


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