二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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*   図書館戦争   *
日時: 2012/06/15 22:50
名前: 凛々 (ID: dPI3e5GI)

初めまして、図書館戦争ヲタクの凛々です(・∀・)


図書館戦争カップルたちのラブ×2な話をかくので、


宜しくお願いします(≧Д≦)イェイイェイ


とうじょうじんぶつたち。

*笠原 郁*かさはら いく

*堂上 篤*どうじょう あつし

*柴崎 麻子*しばさき あさこ

*手塚 光*てづか ひかる

*小牧 幹久*こまき みきひさ

*中澤 毬江*なかざわ まりえ

*玄田 竜介*げんだ りゅうすけ

*折口 マキ*おりくち まき


最初のいっぱつめは、郁&堂上のデートから♪


妄想だーーっっ!!

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*   図書館戦争   * ( No.1 )
日時: 2012/06/15 23:33
名前: 凛々 (ID: dPI3e5GI)

INDEX.1


mission:堂上教官の好きなものを手に入れよ!


当麻蔵人の事件後(図書館戦争知ってる方は、「革命」時)、晴れて堂上の彼女となった、笠原郁。

堂上側の実家に行き、恋人同士が済ませることは済ませ、大体落ち着いてきた、桜の季節4月。

そう、その4月で、郁が真っ先に思いつくものそれは…ーー


堂上の誕生日。

かくして、『彼女』の郁は堂上の誕プレを買うことになったのである…。


*         *


「堂上教官、おはようございます」

「おはよう」

いつも通りの挨拶…しかし、郁はその間に堂上のデスクに目を走らせる。

少し乱れた、でも整頓されたデスク。

仕事に必要のないものは一切ない。

誰も来ていない朝に見ていないと言うことは…収穫なしだ。

「はぁぁ…」

郁はちいさく溜め息をつき、デスクに突っ伏した。



*        *

「ふ〜ん、今日も分かんなかったの」

「他人事みたいにいわないでよ〜、柴崎ぃ〜」

だって他人事じゃない、と言いながら、柴崎はちゃぷんと湯船に浸かる。

ここはお風呂、いまは夜だ。

あれからも狙っていたが、堂上がほしいものは全く分からなかった。

「堂上きょーかん、ほしいもの言ってくれないしさぁー。もうど〜しょ〜」

「しーらない」

完全に他人事モードの柴崎に、郁はべーっと舌を出した。


春、桜の季節。

堂上教官の誕生日。

いつも助けてもらいっぱなしだし、お礼と言う意味でほしいものをあげたい。

な の に

堂上のほしいものは、なかなか見つからない。

なのに時間だけは刻々と進み、もう堂上の誕生日は一週間後に迫っている。

「…頑張ってみるけど、ダメだったら手伝ってね、柴崎」

むくれながら呟いた郁に、柴崎は「OK♪」と返して笑った。

*   図書館戦争   * ( No.2 )
日時: 2012/06/16 12:03
名前: 凛々 (ID: MvI3DnU9)

INDEX.2


…あれから、6日後。

堂上の誕プレ探しに奮闘していた郁だったが、さすがに焦りが見えてくる。

柴崎に手伝ってもらうのも、なんだか無理そうだ。

……と、い う こ と で

郁は、最終手段にでた。


*      *

「あっ…のぉ〜……堂上、教官…?」

「…どうした、郁」

珍しくどもった郁の言葉に、堂上は怪訝な顔をして振り向く。

その顔から郁は目を背き、真っ赤な顔を隠すために下を向く。

最終手段…それは、堂上に直接、ほしいものをきくこと。

「あの、ちょっと時間ありますかね…?」

って、わぁーーーっ!!そんなに時間かけるつもりなのかあたしぃーーっ!!!

と、そんな郁の声は聞こえる訳もなく。

「いいぞ、なんだ?いってみろ」

ぎゃぁーーっ!!

堂上は真剣な話だと勘違いし、完全に『仕事』の顔に。

違う!違うんです!!そんな真剣な事じゃないんですよー!!

郁の心の悲鳴は、堂上には届かない…。


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