二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜
- 日時: 2012/08/09 20:05
- 名前: 舞子 (ID: pH/JvMbe)
みなさん初めまして!
怪盗レッドファンの舞子です。
友達が読んでいたので買ってみたらすっごく面白くてびっくりです!
そんな怪盗レッド大好きな私と同じ気持ち、怪盗レッドファンの人床の気持ちを分かち合いたい!と思いやってきました。
さてさて。
怪盗レッドについての小説を投稿されている方が何名かいらっしゃるということで、誰かの内容とかぶってしまわないように気を付けながら私も怪盗レッドの小説を投稿していこうと思います。
題名は「怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜」です!
超現代的な怪盗レッドを原作より少しメルヘンチックにしていきたいと思います。
では少し前置きを・・・・
プロロ〜グ
こんにちは、紅月飛鳥です!
みなさんいきなりですが怪人館って知っていますか?
森に潜む大きな館で、噂では夜中の12時になると館の主の怪人が館に迷い込んだ子供達などの体を乗っ取って行ってしまうそうな・・・
そして魂だけ残った子供達は幽霊となっていまだに館をさまよっていらしい・・・・
だがしか〜〜〜〜〜し!!
数年前、美術館から魔界の宝石といわれる「魔人の爪」を盗んだ犯人が怪人館周辺に逃げ込んで行方不明に・・・
ケイの推理だと犯人も魔人の爪も怪人館にあるらしい。
これは怪盗レッドの出番でしょ!
- Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.43 )
- 日時: 2013/01/04 22:20
- 名前: 真夏 (ID: 40QPO6LY)
みなさん、お久しぶりです。
と、☆::*Happy-New-Year*::☆です
どう考えてもこの小説は、面白いです!
更新ガンバ(*´∀`*)
っていうか、何してたんですか?
- Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.44 )
- 日時: 2013/01/25 16:05
- 名前: 舞子 (ID: .WGhLPV.)
みなさん、お久しぶりです。
ぜんっぜん更新しなくてスミマセン。
(毎回この入り方な気がする・・・『サボるお前が悪い』)
真夏様の言うと売り・・・いったい今までお前は何してたんだ!?
と、少し過ぎてしまいましたがこの間、1月23日は
*ケイの誕生日でした!!(わーパチパチ)*
ケイおめでとう!
アスカにお祝いしてもらったかな?
の、ケイのおめでたい日なのにたぶんケイは出てこないかも・・・
では どうぞ
********************************
14
わたしは今、階段を全力で走っていた。
あの部屋から脱出した後、無線機はいったん切った。
いくら防水がしてあっても水に1分以上漬かっていたら、やっぱりまずいらしい。
使ってる途中で壊れたりしたら大変だから、使うのは必要最小限にした。
切る前、わしとケイはこんな会話をしていた。
『大道寺は2階にある自分の書斎にいるはずだ。あともう一つ気になったのはさえこさんに【ご主人は作家だったのですか?】と聞いたときに【ご主人は資産家だった】と言っていた。もともとオレはご主人の【仕事】を聞いたのにあの人は【家柄】を答えた。』
「そうなんだ・・・。確かにへんかも」
『つまり大道寺は自分の使用人にも自分の仕事を教えなかったんだ。なんの仕事だと思う?』
「え・・・?わかんないよそんなの」
『美術品の密輸をしていたんだよ。それも偽物の』
「な・・・!」
『家の中のものほとんどは偽ものだろう。そしてルビーの指輪・・・魔人の爪も偽物だ。まあ、よねこさんも知っていただろうが・・・。そしてまもなくして、よねこさんは事故で亡くなった。』
「うん・・・」
『オレは勘違いしていたんだ。確かにあの美術館は犯罪を犯していた。しかし魔人の爪に関しては誰かが拾ったものを買い取っただけなんだ。買い取った後、美術館側はやっとそれが偽物だと気が付いた。そしてそのあと大道寺が贋作類の物を輸入出していたことがばれた。だから死んだふりをしたんだ』
「な・・・!じゃあ警察を怖がって、今までお世話になったさえこさんたちをさっさとクビにして自分だけ死んだふりして逃げたの!?最低!」
『いや違う・・・おそらくは(ビジジ・・・ジジ
「え?ケイ何!?」
『わる(ジジ・・・)あとで繋ぎ(ジジジジ)す。』
「分かった。わたし頑張ってアイツの事捕まえる。よねこさんだってこんなこと望んでないはずだから・・・」
『ああ・・・(ザーーーーーーーー
ケイとはそこで会話が途切れた。
たぶん少しすればまたちょっとは復活すると思う。
一人なのは不安だけどケイのおかげで大道寺の事を追えてるんだもん。
今度は私のばんだ!
絶対アイツを捕まえる!!
2階に着くとどこだか迷うかと心配したけど、明らかに主人の部屋のサイズだ、と思うようなおおっっっきなドアの部屋が一番奥にあった。
(そこだ・・・・・・・・・)
わたしは部屋の前まで急いでくると・・・立ち止まった。
ここまで来るのにいろいろあった。
この先にまだ何か私の想像を超えるすごいトラップがあるのかもしれない。
でも今のわたしにはそれを知る方法がない。
・・・・・けい、何してるかな?
フッとおもったけど急いで頭から振り払う。
・・・・・ここからは1人でも頑張るんだ!
意を決して大きなドアを開け放った。
「そこまでよ!大道寺勝彦!!」
********************************
今までと比べてちょっと短いかな・・・?
実際には出てこなかったけど、(30分くらい)過去編では出てきましたね・・・・・・ケイ。
私的にはまだまだケイにはカッコいいとこ見せてもらわないと・・・
- Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.45 )
- 日時: 2013/01/30 18:27
- 名前: 真夏 (ID: 3Pm.pqBy)
怪盗レッドの8巻の表紙みましたか!
アスカ可愛い&ケイかっこいい!
早くでないかなぁ〜♪
- Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.46 )
- 日時: 2013/02/18 19:40
- 名前: 舞子 (ID: .WGhLPV.)
さてさて・・・
後期期末テスト・・・
『テスト』なんて嫌な響き・・・・・・
英語何てもう何語だよ!?(英語は英語か・・・)
ジワリジワリとテストという魔の手が私に忍び寄り・・・
黒い物体が姿を現す・・・・・・・
わたしに制限順位をささやく・・・・・・
その物体から腕が伸び・・・・・・・・・
そしてとうとう「きゃあああああああああああああああああ
っていう妄想はそこまでにしておいて、本編行きます。
********************************
15
「そこまでよ!大道寺勝彦!!」
わたしが思いっきりドアを開け放つと、そこにはやっぱり・・・
(いた!大道寺勝彦・・・・・・!!)
窓から外をながめていた勝彦が驚いてバッと振り返った。
地下室で見つけた時とえらく反応が違うから、きっとこの部屋には仕掛けはない・・・・・・とおもう。
「な・・・なぜ、お前・・・・・・生きて・・・」
勝彦は金魚みたいに口をパクパクさせて、消え入りそうな声で言った。
が、すぐにさっきの優しそうなオジイサン顔に戻った。
「なぜ君がここにいる。あの仕掛けはどうした。予定通り作動したはずだが・・・」
余裕が亡くなったのか、勝彦は顔さえは笑っているが、内心混乱しているのがバレバレだ。
「アンタの仕掛けになんてひっかからないわ!バカにしないで!!」
わたしは右手の人差し指を、おもいっきり勝彦の方に突き出した。
そうだ・・・・・・!
わたしは怪盗レッド!
悪しきをくじき弱気を救う
平成の大怪盗・・・!
怪盗レッドなんだ!!!
でも・・・・・・
「でもわたしはどうしてもあなたが本気で悪い人だとは思えない。」
そうよ・・・
わたしを水死させようとしたり、偽物の密輸をしてたり悪いことしまくってるけど、どうしてもこの人自体が悪い人には見えない。
だってよねこさんのことを本当の子供みたいに可愛がっていたんだよ・・・?
なんとなく口から出た本音だった・・・。
「!?」
でも大道寺勝彦はとても驚いたように目を見開いた。
どうしたんだろう・・・?
けど、ずっと窓枠に乗せていた手を下して握りしめると
「なに・・・きみが・・・なにを・・・る」
かすかに勝彦の声が聞こえた。
聞こえるか聞こえないかぐらいの声なのに、その声がものすごい怒りに震えているのが分かった。
「何も知らない君に何がわかるっていうんだ!!!」
油断した・・・・・・
勝彦はそう怒鳴るとわたしを押しのけて無理やり部屋から出て行った。
いつも通り、警戒していれば踏ん張れたろうに、今回はおじいさんだと思って仕掛けにばっかり気を取られすぎた。
わたしもあわてて後を追おうとしたが、
「な・・・どこ行ったの・・・?」
廊下に出るともう誰もいなかった。
足音を聞こうにも、水がしたたり落ちる音や外の木々、建物のギイギイという音にかき消されてしまっていた。
「ど・・・どうしよう・・・」
この時ばかりは、なぜか体より頭に方が先に動いた。
いつもなら考えるより先に体が動くのに・・・・・・・・・・・・。
ただひとつわかっている事・・・
それは勝彦を逃がしてしまったということだ・・・・・
「・・・そんな・・・」
絶対捕まえるってケイと約束したのに・・・
早く追わないと・・・・
森に逃げられたら絶対つかまえられない・・・
わかっていても足が動かない・・・
どうしよう・・・・・・
『ねえ・・・』
「え・・・?」
わたしが立ち尽くしているとどこからともなく声がした。
ケイの声じゃない。
もっと高くて女の子の声だ。
「だ・・・だれ・・・?!」
『勝彦さんを追ってるのよね?』
「え・・・?」
姿かたちも見えないのになぜか安心する声だった・・・。
(なんかケイと無線機越しに話してる時の感覚と似てる)
『勝彦さんは館の裏の崖に行ったわ。』
なんでそんなこと知ってるの・・・?
わたし達の会話を聞いてたの?
聞きたいことはたくさんあった。
あなたはどこにいるの・・・?
でも・・・・・・・
『あら?私の事が信用できない?でもこのまま放っておいても
逃げられてしまうだけでしょ?ならば私にかけてみない?』
そ・・・そうだ!
今は勝彦の事が最優先だ!!
わたしは両手で思いっきり自分の頬を平手打ちした。
よし!
いつもの・・・怪盗レッドのわたしだ!!
「あ・・・と、ありがとう!」
得体のしれない女の子に話しかけるのもあれだけど、今は情報をくれたことに感謝しなくちゃ!
それに人ならざる者って感じもしなくもないし・・・・・・・
そして少し間があってから
『お父様の事を・・・よろしくね』
「え・・・・・・?」
それから声はしなくなった。
- Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.47 )
- 日時: 2014/05/11 20:50
- 名前: アサチャン (ID: MZtdagnx)
面白い。つっきが見たい
この掲示板は過去ログ化されています。