二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜
- 日時: 2016/11/07 20:55
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
- 参照: http://www.faify
X791年
『闇の目編』
天狼島帰還後、平穏を取り戻したフェアリーテイルに、一人の少年が訪れる。
少年の兄の消息依頼を境に、殺戮ギルド『闇の目』から根のように広がる全ギルドの生命に関わるバトルが、始まる。
初めましてAFです
よくネット小説を読んだり、アドバイスを頂きながら文章の試行錯誤をしております。
コメントくださった皆様ありがとうごさいます!
2012/12/24 参照1000超、ありがとう!
現行ログにて絶賛執筆更新中!
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- 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.61 )
- 日時: 2013/03/21 15:59
- 名前: AF (ID: YKdGlOy5)
雷人sへ
コメント有難うございます!
こんな、文章力の無い小説を面白いと言って下さるなんて本当に
有難うございます!
更新頑張ってください
- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.62 )
- 日時: 2016/09/20 19:24
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.28 四覇
今日は何の日か、街ではパレードが行われている。
「何だぁ!祭りか?」
「見に行ってこようかな……」
ナツとダイトは勢いよく、ラッパの音がする方へと向かう。
そこには、大勢の人々が街を覆い尽くしている。
「今日は、“四覇”の皆が来るらしい!ただ、裏方専門だしあまり長くは表に出られないってよ」
「ほ、本当かよ!どっかの奴が言ってたが、聖十大魔導士と互角以上強いらしいな!」
街人のガヤガヤした中からナツは聞き取る。
聖十大魔士と互角以上、何でそんな奴が!
「何かが起こってるかもしれませんね
あんな実力者がフィオーレ王国に来るって事は…」
ダイトは辺りを見回すと四人の者が街中を歩く姿が見えた。
ただそれだけの事でも凄い事である。
「何だって、このキール様がわざわざ出向かなきゃ行けないんだ?
なぁ、ムニスルさん」
「凶悪な殺人ギルドいるかも知れんからな…我々全守者として
当然な事だ、キール、タイム、ハーカイよ」
「でも、聖十大魔導の奴等で充分じゃないかしら?」
タイムは髪をかきあげる。
「いや、ワシはムニスル様が行くほどだから
それほどの魔力の持ち主だと思うぞ」
その後、四人は姿を消す。しかし、フィオーレ王国を放れた訳ではなく、例の殺人ギルドに勘付かれないようにするためである。
カマオカ「えぇ、その通りでございますね」
カマオカは、闇の目のマスターに対して方膝を付く。
「奴等との決戦は近いかも知れん……くくく」
フィオーレ王国を観察していた、蜘蛛型カメラが不敵に笑うマスターの手元へと戻る。
「あれが、四覇か!燃えてきたぞ!」
ナツに闘志が燃え上がり、拳を作る。
- 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.63 )
- 日時: 2016/09/20 19:42
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.29 恐怖
「あれが、四覇(よんは)か!燃えてきたぞ!」
ナツに闘志が燃え上がり、拳を作る。
「ナツー!どこ行ってたの?置いてかないでよね!」
「悪ぃ!面白い奴がいたんだ」
「まさか、本当に戦うつもりですか?」
ナツを止めるようダイトが前に立つ。
「あたりまえだっ!」
ナツはダイトを押し退け、気配を消した街中を歩く四覇に近づく。
「こん中で一番強い奴、出てきやがれ!」
ナツのあまりの衝撃的な発言に、街中はざわめく。ムニスルは、ナツの前に立ちふさがり。
「どうします?このガキ」
キールは腰に下げている柄を手に取る。
それを、左手で止めるようキールの前に出す。
「君は、ナツ君だね?」
「し、知ってんのか!」
「楽園の塔でジェラールを倒したからな、我々の中ではちょっとした有名だよ」
ナツは照れたのか、手を頭の後ろで組む。
「いやあ、嬉しいな……じゃなくて、俺と勝負してくれ!」
タイムは、クスッと笑う。
「無謀ねこの子」
「まぁ…特別だぞ」
「おっしゃあ!さっそく行くぞ、紅蓮火竜拳!」
連続の鉄拳がムニスルに直撃すると、煙が辺りに広がる。
「どうなったの?!」
ハッピーが慌てて飛び回る。やがて、煙が消える。
「き、効いてねぇぞ!!」
「場所を変えよう」
ムニスルは、ナツに触れて一緒に荒野へと瞬間移動する。ナツは警戒し、距離を置く。
なんだ?今の魔法……俺に触れて。
残りの四覇の皆も瞬間移動で、荒野へと着く。
「待っててハッピーさん、魔力をさぐるから……ここから北西五キロメートルだ!」
ダイトもハッピーを掴むと、瞬間移動を使う。
「す、すげぇ」
街人は顎が外れそうな程口を開いている。
「モード雷炎竜!」
炎に雷が纏い始める。凄まじい魔力のため、石などが転がるが、ムニスルは全く動じず。
「雷炎の咆哮!」
周りは炎と雷に包み込まれる。
「まだまだだな……」
「何!」
「はははっ!なんだそのガキみてぇな魔力は!」
大笑いするキールにムカッと来るがすぐにムニスルへ向き直る。
ムニスルは、一歩前に歩みだす。
「さてと、全魔力を出してやるよ」
ムニスルが瞼を閉じ、一気に開けた瞬間、絶望的な魔力が辺りに立ち込める。
「なんなんだ……」
ものすごい風圧がナツを吹き飛ばす。
た、立ち上がれねぇ!天狼島の時のギルダーツの魔力並だぞ。
怖い、そんな感情がナツの体を駆け巡る。
恐怖は己の弱さ…でも、でも…!今の魔力はそんなものよりも超えてる…!
「ここまでだ」
「ハア……ハア……」
「ナツー!大丈夫?」
ナツは冷や汗を大量に流す。ダイトは辺りを見渡すが、誰もいなく。
勝てなかった…いや、もう勝負っていう次元(レベル)じゃなかった…
ナツは、己の無力さを知ってしっまたのだ。
- 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.64 )
- 日時: 2016/09/20 20:40
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.30 魔の尖兵
「はぁーアイツ強かったな」
ナツは頭の後ろに手を組み空を見上げる。
「立ち直るのが早い!」
「それがナツです!」
彼らがギルドへ戻ろうとしたとき、突如フィオーレ王国全体に邪悪な魔力が漂い始める。
街中の人々が、周りを警戒しながら、ざわめき始めてしまう。
ダイトの目付きが変わる。
「来る……。こっちに誰かが来る! 皆さん逃げて下さい!」
ダイトは人々に呼び掛けると、一斉に家へと駆け込み、店などが全て閉店してしまう。
「確かに嫌な匂いが徐々に近づいて来やがる!」
「オイラ、怖いよ…」
ハッピーはナツの背中に隠れる。
風が揺るかな風から徐々に看板がカタカタ揺れ始め、心拍数が上がり始める。
空から何者かが、物凄い勢いで地に降り立つ。
「めんどくせー」
「何者だ……」
ダイトは額に汗を滲ませるも、睨み付ける。
「俺は、ナックって言うもんだ」
ナツは拳に炎を纏う。
「あ、よく分かったね俺が“悪者”だって」
「魔力で分かる。火傷しないうちに帰るんだな!」
「そっか」
ナックは魔力を高め始める。
「援護しますよ」
「お前はダメだ、空間包囲……」
ダイトの周りの空間が歪曲すると、ダイトは別空間に吸い込まれてしまう。
「大丈夫か!」
ムニスル達が駆けつけるも、ナツは意外にも四覇に手を向ける。
「大丈夫だ! 一人でやれる!」
「それは困るぞ!ワシらも」
「手は貸すな…ハーカイ。アイツもアイツでプライドが有るからな」
「フンッ!」
「ッ!」
ナツとナックの拳が同じタイミングで頬に直撃する。
ナツ「火竜の鉤爪!」
ナックは腕でガードをするもかなり後ろに引きずられる。
ナツは足元に火を噴射させ、勢いを上げる。
ナツ「火竜の鉄拳!」
ナック「拳・『打上』!」
ナックはナツの攻撃を懐に潜って避け、顎に拳が触れると空高くナツを打ち上げる。
「ガハッ!」
「ねぇ、ダイトを助けてよ!別の空間に閉じ込められちゃったんだ!」
「ふむ、キール」
「あいよ」
キールの右手に青い剣を召喚させると、それを素振りする。
やがて空間を切り裂き、そこからダイトが飛び出す。
「ありがとうございます!」
「おーい!」
グレイ達がこちらへ走ってくる。
「そこに居たのでござるか!」
「ちょっと、どうなってんのよ!人も居ないし、ナツは戦ってるし!」
ルーシィは辺りを見回す。
「オラオラオラ!」
ナックは連続でナツを殴ると、最後の膝蹴りでグレイ達のもとへと吹き飛ばす。
「うぐっ!」
「ちょっとナツ、大丈夫!?」
「あの野郎…!」
「一体どうしたのだ?」
遅れてエルザも駆けつける。
「俺の目的は、あんたらじゃねぇんだそこの猫どもに用がある」
「スカイ達は絶対に渡さないぞ!」
両手に金色の光を纏い、腰を落とす。
あのガキ、相手にしたら厄介な事になるな……
ナックは全体が静止する程の速さでエクシード達全員連れ去る。
「あれ? ハッピー達が居ないぞ!ハッピーッ!」
膝から崩れ落ち、四つん這いになる。
「どうやら、連れ去られたそうですね……」
ダイトは拳を握りしめる。
「悔しいが、今の現状をマスターに報告するぞ」
エルザはうつむき目を閉じ怒りをなんとか沈めようとする。
絶対に取り返してみせるぞ……待っててくれハッピー!
四覇の皆は立ち去るナツ達をただ見ているだけである。
- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.65 )
- 日時: 2016/09/20 21:00
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.31 幕開けの時
エルザ達はマカロフに現状を報告すると、マカロフの額に血管が浮かぶ。
相当、怒っているようだ。
「許せん、今回こそは許せん……全面戦争じゃ! 家族が人質に捕られてキレねぇやつはいねーぜ!
そして全員の掛け声と共に、ナツ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ、ガジル、リリィ、ジュビア、ウェンディ、シャルル、ダイト、スカイ達が、殺人ギルドの闇の目へ向かう。
堂々と胸を張りながら。
しかし、そんな中でも不安に思っていたのはダイトである。あの造夢で、“誰かが死ぬ”というメッセージを送られたため、不安になっていた。
遠くの山から双眼鏡で見る男が二人。
一人は赤い髪型に、ピアス。もう一人は身長二メートルで長い金髪の男だ。
「あの中から死の音色が聞こえる、誰かが我々の手によって殺されるだろう」
「流石はミュージね、うっふっふ!」
ハッピー達は牢屋に捕まっていた。
そしてそこには、このギルドの1人であろう少女とラミがいた。
「アハッ! 可愛いこの猫ちゃん達!」
「ふふっ…そうだね」
突然、少女の目付きが鋭くなる。
「じゃあ、痛めつけて痛めつけて痛めつけて痛めつけてから…殺しちゃてもいいよね?」
ラミは鼻で笑い、首を横に振る。
「駄目だよマーダルちゃん…アイツらを誘き寄せる、餌なんだから」
殺人ギルドの闇の目はこちらへ来る事を既に察知していた。
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