二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜
- 日時: 2016/11/07 20:55
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
- 参照: http://www.faify
X791年
『闇の目編』
天狼島帰還後、平穏を取り戻したフェアリーテイルに、一人の少年が訪れる。
少年の兄の消息依頼を境に、殺戮ギルド『闇の目』から根のように広がる全ギルドの生命に関わるバトルが、始まる。
初めましてAFです
よくネット小説を読んだり、アドバイスを頂きながら文章の試行錯誤をしております。
コメントくださった皆様ありがとうごさいます!
2012/12/24 参照1000超、ありがとう!
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- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.51 )
- 日時: 2016/09/20 21:20
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
第22話 ドラゴンヘッドアイランド
赤い目の件から、一週間後。
マカロフ「オッホン………、聞けぃ!」
グレイ「何だ?」
マカロフの号令により、全員は一斉に振り向く。
マカロフ「これから…」
手を突き上げ、人指し指と親指を立てる。
マカロフ「安息の地、“ドラゴンヘッドアイランド”に行く事にする!ただし、残る者もいるぞ」
ー五分後
マカオ「ちぇ、俺は残りか、行きたかったな〜」
ワカバ「へっ!お前は女の子の水着が見たいだけだろうよ」
マカオ「何だと、同じことを考えてたくせに!」
ダイト「認めちゃうんですね…」
すると、ミラジェーンは、睨み合う二人の間を割って入る。
ミラジェーン「でも、ギルドに残る人も、とても大事な事なんですよ」
ミラジェーンはニッコリと笑うと、マカオとワカバの顔が緩む。
マカオ&ワカバ「分かりました〜」
二人の言葉が被ったのが気に入らないのか、また睨み合ってしまう。
そして、行く者達の支度が終わる。
エルザ「しかし、何故急に行く事になったのだ…?」
マカロフ「うむぅ…」
マカロフは一瞬真剣な顔をし、瞼を閉じると、勢いよく瞼を開ける。
マカロフ「ピッチピチの美女の水着姿を見るためだぁー!」
エルザの殺気と、凍てつくような鋭い目線を感じとり、マカロフは冷や汗をかく。
マカロフ「あぁいやいやっ、冗談冗談!息抜きのためだ」
ナツ「おーし、お前ら行くぞ!」
ダイト「待って下さいよ、ナツさん」
走り去るナツと、それに続き、ダイト、スカイ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ、ジュビア、ガジル、パンサー、ウェンディ、シャルル、マカロフが続く。
ウェンディ「皆、速いよ〜」
シャルル「しっかりしなさい、ウェンディ」
ナツ「船、でけぇな!」
ルーシィ「ここが船着き場ね、案外そんなに遠くはなかったわね」
ナツは先に、ドラゴンヘッドアイランド行きの船に、勢いよく乗った瞬間、少し揺れたため、酔い始める。
ハッピー「ナツはすぐに突っ走るんだから」
しばらくすると、船の大きな汽笛とともに、船がゆっくりと動き始める。
パンサー「かっ、雷か!」
パンサーは汽笛を雷と勘違いしたため、耳を抑える。
スカイ「今のは、汽笛でござるよパンサー、相変わらずでござるな」
カマオカ「負け犬の、ライちゃんの罰はどうするのかしら、始末屋“ラミ・ラー”」
ラミ「嫌だなオカマさん、始末屋だなんて……、まぁ…もちろん殺すけどね」
ラミは薄い金色の眉までかかっている髪に、黒ずくめの服を着用した男。
ポケットに手を突っ込み、外へと歩き出す。
カマオカ「オカマじゃなくてカマオカよ!」(昔から、心が読み取りづらい子ねぇ…、“あの方”の次に強いかも知れないわね)
- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.52 )
- 日時: 2016/09/20 21:29
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.23 予兆
『ドラゴンヘッドアイランドは海水浴と温泉で有名、ナツ一行は海水浴の方を選んだ。
そして、この島の名前の由来は、上空から見ると、その名の通り、竜の頭の形をしているので、その名前になったと言う』
ガジル「海か」
ナツ「行くぞー!」
グレイ「そんなにはしゃぐな…」(おっしゃ!…久しぶりの海だぜ!)
まず、始めに水着姿のナツとガジルが勢いよく、海に飛び込む。
ルーシィ、ウェンディ、シャルル、は、水の掛け合い。
エルザは、サングラスを掛け、メロンソーダを飲みながら、日光浴を楽しんでいる。
ダイト「よし、出来たぞスカイ!砂のタワーが!」
この短時間で、二メートルもありそうな砂のタワーが完成する。
しかし、ハッピーとスカイが、急に砂のタワーに突っ込んでしまい、崩れ去ってしまう。
ダイト「あーーっ!ぼ、僕の、砂の…」
ハッピー「ごめ〜ん、翼を使って、どっちが速いか競争してたんだ」
ダイト「ま、また建て直すかー…」
暗くなりながらも、また砂を集め始める。
ナツ&ガジル「俺が先だ!」
ナツ「寝ぼけてんなよ!」
ガジル「お前の目は節穴か!」
グレイ「お前ら、泳ぎの競争ぐらいでなぁ…」
ダイト「グレイさん、下…」
グレイの海水パンツがいつもの癖で、無意識に脱がれてしまっていたのだ。
グレイ「あぁっ!」
グレイは急いで、海水パンツを穿く。そして、グレイをずっと観察していた、ジュビアは、顔を赤くして喜んでいる。
ナツ「火竜の鉄拳!」
ガジル「鉄竜棍!」
まだ、言い争っていたのか、砂浜でナツとガジルの喧嘩が始まってしまう。
それを見ていた、エルザはゆっくりと近づき。
エルザ「換装!天輪の鎧!」
ナツとガジルに向けて、無数の剣を飛ばすと、大量の砂が噴き上げたのである。
ナツとガジルの悲鳴は遠くまで響く。
マカロフ「ハッハッハッハッ!」
全員は私服に着替えると、宿泊先のホテルへと向かう。
ナツ「楽しかったなー」
ダイト「はい!」
部屋は男と女と別れ、それぞれ部屋へと入る。
森林に一人の男が歩いている。
左肩には黒い目の紋章、それはライアである。
ライア(…)
ライアが屈むと、野生のリス達は一斉に寄って来るので、餌を与える。
だが、リスは何かを察知したかのように、逃げ出す。
ライア「居るのは分かってるぞ、出てこい」
ライアが立ち上がると、木の陰から、薄い金色の、髪に、黒服一式の男から現れる。
ラミ「君の魔力から邪悪さが消えた…」
ライアは振り向くと、そこにはラミは居なく、後ろから語りかけるように言う。
ラミ「私からは逃げられないよ」
ライア「ラミ・ラー」
- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.53 )
- 日時: 2016/09/20 21:28
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.24 絶命の危機
ドラゴンヘッドアイランドの森林には、不穏な空気が流れていたのである。
ライア(アイツには、全力という全力を出さなければ、一瞬で負けてしまう!)「死者呼動!」
ライアの掛け声と共に、100体以上の屍が召喚される。
ラミ「…フッ」
ラミは瞼を閉じ、鼻で馬鹿にするように笑う。
そうすると、屍達は大きな円形を描くように、高速移動を行い、その中心に青紫色の魔力を集める。
しばらくすると、円形に沿って、大きな魔法陣が現れる。
ライア「恐ろしくて動けないか!ラミ!」
そう言うと、ラミは瞼を閉じながら、話す。
ラミ「違うね、動く必要は無いんだよ」
ライア「お前は、消し飛ばしてやる!」
魔法陣の中から、青紫色の巨大な魔力弾が現れ、天空まで飛ぶ。
やがて、それはラミに向けて落ちてくると、ラミはゆっくりと瞼を開ける。
ラミ「魔法鏡反射」
ライア「なッ!」
なんと、ラミに一定の距離に近づくと、巨大な魔力弾がライアに向かって来る。
ラミ「魔法鏡反射によって、返された魔法は数倍になって跳ね返るのさ…」
ライアは避けようとするが、足が動かず。
ライア(馬鹿な!隕石を一撃で破壊する、魔法が数倍になるだと!)
ライアは両手で魔力弾を抑えようとするが、大爆発を起こしてしまう。
ーホテルー
全員寝ている中、ナツだけが起きている。
ナツ(何だ…今の魔力)
ハッピー「どうしたの、ナツ?」
続けて、ハッピーが起きる。
ナツ「行くぞハッピー」
ハッピー「あいさー…」
ハッピーは小声で言うと、ナツとハッピーは何処かへと向かう。
ー森林ー
ライアは口から血を吐いてしまう。
うつ伏せになっているライアを蹴り飛ばも、ラミは何故か吹き飛ばされ、木に直撃する。
ライア「な、何だッ?!」
拳に炎。翼を生やした猫。
それは、ナツとハッピーがここへ来たのだ。
ラミ「何者だ、貴様ら」
ラミは起き上がる。
ナツ「俺は、妖精の尻尾のナツ・ドラグニルだ!この金髪野郎!」
ハッピー「オイラはハッピー!」
ラミ「そうか、お前らが妖精の尻尾か…」
ラミは手をポケットから遂に出す。
- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.54 )
- 日時: 2016/09/20 21:32
- 名前: AF (ID: L3qeerbj)
episode.25 逃亡
ライア「お前らは…」
ナツはラミを睨んだ後、倒れているライアを見る。
ナツ「お前も闇の目の一員らしいな、本当はぶっ飛ばしてぇが、まずアイツをぶん殴る!」
ラミ「ふっ、妖精の尻尾………、あぁ“弱小ギルド”ね」
ナツの額に血管が浮かび上がり、一瞬でラミの襟を掴む。
ナツ「おい、今、何て言った?!もう一度言ってみろ」
怒るナツを気にせずに、ラミは鼻で笑う。
ラミ「弱小ギルド…って言ったんだよ」
ナツは思いっきりラミの頬を炎を纏った拳で殴り付ける。
ナツ「ルーシィみたいな金髪しやがって!」
ハッピー「ナツ、それは関係無いと思うよ」
ラミが殴られた所から、鏡のように砕け散り、何故かナツの後ろへと立っている。
ナツが振り向こうとした、瞬間に全身から血が吹き出てしまい、方膝を付く。
ハッピー「ナツー!」
ハッピーがナツに近寄ろうとしたその時。
ラミ「消え去れ…」
ラミはナツに手を向けると、衝撃波でダメージを与える。
ナツ「ガハッ…!」
ナツの口から大量の血を吐くと、倒れてしまう。
ライア「貴様ーっ!」
ライアは根性で立ち上がり、『霊獄剣』で切り裂こうとするも、ラミは、また鏡のように割れる。
ライア「何ッ!」
何と驚くことに、後ろからラミは、ライアの頭を掴んでいたのだ。
ラミ「フッ」
ライアの頭を掴んだまま、地面へと思いっきり叩き付ける。
そして、ラミはポケットから何かを取り出す。
ラミ「ライア、これは何か分かるかな?」
ライア「な、何なん…だ…っ!」
ライアは痛みに苦しみながらも、ラミの方へと振り向き。
ラミ「正解は、太陽の光だよ…」
ラミの指から眩しい光が発光すると、辺りは、朝のように明るく輝く。
ハッピー「早く離れないと!」
ナツを抱えて、海の方へと翼で全速力で飛ぶ。
ライア「グアァー!」
ライアは目を手で覆いながらもがき苦しむ。
ラミ「依頼完了…」
光が収まると、ライアはそこには居なくなってしまう。
ラミ「やれやれ、砂漠の砂の一粒の大きさの魔法鏡から、発光する太陽の光はそのままの光となり輝くのさ…まぁ、浄化してしまった君にはこの声は聞こえないか…」
ラミは再び手をポケットに突っ込み立ち去ろうとする。
ナツ「まだ俺が居んだろッ」
ラミ(なかなかの生命力だ、しかし、あの時アイツが言ったルーシィってまさか…)
ハッピーはナツを地上に降ろす。
ハッピー(ナツは負けるはずないんだ!)
ラミ「やれやれ、次は息の根を止めなければな…」
???「もう、止めろ!!!」
ナツ、ハッピー、ラミは驚いた表情をする。
スカイ「もう、止めてくれ!ラミ・ラー!」
ラミ「誰かと思えば、負け犬…いや、“負け猫”が現れたか」
ナツ「どういう意味だ?!」
ラミ「特別に話してあげるよ…スカイ…いいや“コードネーム『ヘル』”の過去をね」
- Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.55 )
- 日時: 2013/02/08 23:17
- 名前: ショコラ・リィ・サイエンリル (ID: vehLH22f)
新しい小説スレ立てました。
題名はFAIRY TAIL 〜石岩竜の原点〜です!!
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