二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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バトルロワイアル-ZERO-
日時: 2009/11/02 23:17
名前: KI-MA (ID: vWRv9TUU)

初です☆
まだぜんぜんわかりませんが
がんばりますので
よろしくお願いします(^^ゞ

コメントしてくれたら
更新率上がりますよぉ

更新率低いかもだけど
許してください(;_;)

一応受験生なんで(笑)

あとバトルロワイアルを知らない方は
まずはYahooでバトルロワイアルを
調べてから見たほうが
面白いと思いますよーぅ

http://www.youtube.com/watch?v=cOfaYFIHt1g
↑イメソン

http://www.atc.ne.jp/user/seikindo/bonjovi.htm
↑歌詞(日本語有)

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Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.8 )
日時: 2009/10/16 23:49
名前: KI-MA ◆XPGPmiNYm2 (ID: /ih7MvrV)

『皆さんにはちょっと殺し合いをしてもらいま〜す』

一はその言葉が
脳裏から離れなかった

「くそっなんで俺がこんなクソゲームに
参加しなきゃいけないんだ…」

一は悔しくて悔しくて体がずっと震えていた

「俺がこのプログラムに参加したら
また母さんが悲しんでしまう…

…………俺はもう、母さんを
ヒトリニシナイト〝キメタハズナノニ〟」




それはまだ一が5歳の時の事だった

一には中学3年の姉、加奈子カナコがいた
今日は加奈子の修学旅行だった

母と父と一は、笑顔で
加奈子を見送っていた

『いってきま〜す。ママ、パパ、一』

加奈子は明るい声で言った


『行ってらっしゃい』

『気をつけるんだぞ』

『姉ちゃん、お土産よろしくな!』


3人ともこれが加奈子との最後の
会話になるとは思ってもいなかった…



その日の夜

政府から1本の電話がかかってきた

それは加奈子のクラスが
プログラムに選ばれたことだった

母は電話の前で泣き崩れ
父は怒って家を飛び出してしまった

そして加奈子と父は死んでしまった

母には両方とも事故で死んだと
聞かされていた


しかしその7年後
一が中学1年の時、それが違うことを
近所のおばさんに聞かされた

父も加奈子も、政府に殺されたと

加奈子はプログラムにより…

父はプログラムを中止するように
政府に訴えそのまま射殺…


多分母は、5歳の自分には
この話は心に負担がかかり過ぎると思い
あえて言わなかったんだろう


一はその時思った

政府に復讐すると
そして絶対母をもうひとりにしないと


【残り29人】

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.9 )
日時: 2009/10/17 10:36
名前: かおー ◆N6Pr8k8A5I (ID: NnTZ8Ahc)

かおーです!!

KI-MAさんもすごいじゃないですかッッ
応援してます♪

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.10 )
日時: 2009/10/17 16:50
名前: KI-MA ◆XPGPmiNYm2 (ID: Lswa/LrZ)

かおーさん

コメントありがとうございます

これからもがんばって
更新しますね☆

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.11 )
日時: 2009/10/18 03:34
名前: KI-MA ◆XPGPmiNYm2 (ID: v7fWjqNh)

『嘘だ…ろ?』

クラスのみんながそう呟く

中には泣き出している
女の子もいた

七原秋也、処刑の件もあって
最近では、プログラムの事は

とても有名になっていた

『はいはい皆さん静かにしてくださーい
今からルールの説明をしますよ〜
一回しかしないからちゃんと聞けよー』


中澤はそういうと黒板に
大きな島の地図を書き出した

『まず私たちが今いる島は
和歌山県にある曽雨ソウ島という無人島です』

中澤の声が乾いた教室に響き渡る

『君たちはこの島の中で
一人になるまで殺し合いをしてもらいま〜す』

そういうと中澤は指をクイッと曲げ
ある物を教室に持ってくるように指示した

すると教室のドアから大きな箱が入ってきた
中には大量のディバックが入っていた

多分クラス29人全員分なのだろう…

『このバックは1人一個支給されまーす
大事なもんだから絶対失くすなよーぅ』

中澤は不気味に笑いながら言った

『中には1リットルの水が2本、
食パン3つ、それと地図、方位磁針、
時計、懐中電灯が入ってまーす』

そして中澤は、何かを言い忘れたかのように
手をポンっと叩き、更にこう言った

『あ〜、あと武器が入ってまーす
武器はアタリ、ハズレあるけど文句言うなよ〜』

そういうと中澤はチョークを手に取り
さっきまで黒板に書いてあった島に
縦の線と横の線を書き、
マス目を作ると左上から右上に1〜10を
左上から左下にA〜Jを書き入れた

『本当の地図にはもっとちゃんと
書いてあるから心配するなよー』

黒板に書きをえると中澤は
笑顔でこっちに振り返った
顔を見ると、どんどん不気味に思えてくる…

『当然この島は無人島なので、
島民は誰も居ません。建物に入るのも
道具などを使うのも自由でーーす。』

『隠れるのは自由ですが、
島から逃げようとするのは無駄ですよ。』

中澤は人差し指を横に振り
舌をチッチッと鳴らしながら言った

『海には船が待機しているので、泳いで逃げようと
してもすぐに見付かって射殺されてしまいま〜す。』

中澤は銃を撃つ真似をして笑って答えた

そして生徒たちの首を指差してこう言った

『なぜなら・・・あなたたちの居場所はその首輪が教えてくれるからで〜す。すごいだろーーう』

中澤に首輪と言われて
やっと首輪の存在にきずいた生徒もいた

無理やり外そうとしている生徒もいる

『この首輪は、完全防水耐ショック性で
ぜ〜〜ったい外れませーん
無理やり外そうとしたら爆発するから
やめとけよーー』

首輪をいじっていた生徒達が
慌てて手を離した

『そしてこのゲームにとても重要な
役割をするルールがあります』

生徒達がつばを飲み込む

『それは〜…禁止エリアの進行でーす』


『き、禁止エリア!?』

生徒達は首をかしげていた

中澤の不気味な笑顔が
禁止エリアの怖さを物語っていた…


【残り29人】

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.12 )
日時: 2009/10/22 19:57
名前: KI-MA ◆XPGPmiNYm2 (ID: x0V3O7oL)

『禁止エリアとはそのまま
禁止になるエリアの事でーーす
、って誰でも聞いたらわかるかっ』

『禁止エリアはまず、全員が出発して20分後に、
私達が今居るこの学校付近、
地図で言うとE−4が禁止エリアになります。
その後の禁止エリアについては、コンピューターが
ランダムに選んで午前と午後の零時と六時の
一日四回の全島放送で教えまーす。
荷物の中の地図と磁石を使って場所を確認しろよっ』

『で、禁止エリアに入っちゃうと、その首輪は・・・ドンって爆発するぞ!当然即死だー。
地中に隠れようが、水中を潜ってようが関係なく爆発しまーす。怖いだろー、気をつけろよぅ』

中澤は、ニヤニヤ笑っていた
生徒達は、みんな冷や汗をかいていた

『それからこのゲームにはタイムリミットがありまーす。
それは、3日でーす。
それまでに1人にならなかったら、自動で
全員の首輪が爆発しまーす。もちろん、優勝者はなしで〜〜す。』

そして、中澤は一言付け加えた

『あ、そうそう。24時間誰も殺されなかった場合も
爆発だから、それだけはないよーに』

『それと、出発順は名前順で男女交互だから
名前を呼ばれたら、このディバックを持って
外に出てくれ』

中澤はそう言い終わると辺りを見回し
ふぅ〜と、息をつくと、口を動かしだした

『ルールは以上だー。優勝者は、家に帰れるし
がんばるんだぞー。』

みんなは、緊張のあまり唾をのんだ

『じゃあそろそろ始めよーか』

その時だった
一の二つ後ろの席から声がした

『俺は…しない』

『ん〜、なんてー?』

中澤は手を耳に当て
挑発するかのように聞き返した

『俺は、こんなこと絶対にしない!!!』

大きな声が教室中に響き渡っていた…


【残り29人】


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