二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

バトルロワイアル-ZERO-
日時: 2009/11/02 23:17
名前: KI-MA (ID: vWRv9TUU)

初です☆
まだぜんぜんわかりませんが
がんばりますので
よろしくお願いします(^^ゞ

コメントしてくれたら
更新率上がりますよぉ

更新率低いかもだけど
許してください(;_;)

一応受験生なんで(笑)

あとバトルロワイアルを知らない方は
まずはYahooでバトルロワイアルを
調べてから見たほうが
面白いと思いますよーぅ

http://www.youtube.com/watch?v=cOfaYFIHt1g
↑イメソン

http://www.atc.ne.jp/user/seikindo/bonjovi.htm
↑歌詞(日本語有)

Page:1 2 3 4 5



Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.3 )
日時: 2009/10/16 22:52
名前: KI-MA (ID: /ih7MvrV)

ワイルドセブンのリーダー、
七原秋也ナナハラシュウヤが処刑されてから

何年が経っただろう…


大東亜共和国では、『戦闘実験第六十八番プログラム』
通称『BR法』と呼ばれる殺人ゲームが
さらに脅威を増していた


今では、中学生だけでなく

高校生や、小学生までもが
プログラムの対象にななっていたほどだ…


一度は、七原秋也が『BR法』を
廃止させようとテロを起こしてたものの

大東亜政府の軍隊に捕まってしまい
ワイルドセブンのメンバー全員が処刑されてしまった


七原秋也がいない今、この『BR法』を止めることは

ほぼ、いや完全に不可能になってしまったのだ…


そして今、大阪府堺市立三桜谷(みおうたに)中学
3年C組の修学旅行が始まろうとしていた

それが死の椅子取りゲームだとは
まだ誰も知らずに

ゆっくりと闇の底へと向かっているのだった…

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.4 )
日時: 2009/10/18 03:37
名前: KI-MA (ID: v7fWjqNh)

今日は三桜谷中学の修学旅行だ

3年C組の霧谷一(男子4番)と篠原宗斗(男子6番)は
修学旅行のバスの集合場所まで

一緒に歩いて行っているところだった

『宗斗、今日は待ちに待った修学旅行だなっ。早く行きたいぜ』

一はかなりのハイテンションで喋っていた

『う、うん…』

『どうしたんだよ〜宗斗。なにかあったのかよ?』

最初は腹が痛いだけだと思っていた
一も宗斗の事が気になりだしたようだ

『ぼ、ぼくこの修学旅行がプログラムじゃなかって
思ってそしたら全然寝付けなくって』

一は笑って言い返した

『なんだよ、そんなことかよ〜。ダイジョーブだよ
昨日、片岡先生が言ってただろっ』


そう、それは昨日のことだった
修学旅行前日の事もあってその日は

修学旅行の説明があった

そして、先生が生徒に質問があるか聞いた時

真っ先に宗斗が手を挙げたのだ

顔は少し青ざめていた

『先生、僕たちは明日本当に修学旅行をするんですよね?』

その質問に片岡先生は少し顔をゆがめた

『どういう意味だ、篠原?』

片岡は少し強い口調で言っていた

『修学旅行っていうのは嘘でバトルロワイアルを
するなんてないですよね?先生』

『大丈夫だよ篠原。そんなことはないし絶対に
俺がさせないよ』

片岡はにっこり笑って答えた

『よかった…』

宗斗は、ホッと息を漏らしていた

すると一が
『馬鹿だなぁ宗斗は。心配性なんだよっ』

その言葉にクラスのみんなはドッと笑った




『昨日先生が言ってただろ、もしそうなっても
先生がみんなを守るって。先生を信じようぜ!!』

『うん。そうだね!なんか一と喋ってたら、
元気が出たよ。ありがとう』

『おうよっ!』

一はそう返事すると

急ぐぞっと合図をして走り出した
それを追うかのように宗斗も走っていた…

【残り29人】

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.5 )
日時: 2009/10/16 22:55
名前: KI-MA (ID: /ih7MvrV)

…そうさバトルロワイアルなわけがない
あったらだめなんだあんなくそゲーム…


バスに乗り込んだ一は、景色を見ながら
そう呟いていた

宗斗は、席の近くの矢川鉄(男子16番)、
月島広夢(男子11番)と喋っていた

俺はあんなゲームは許さない
『絶対に、ぜったいに、ゼッタイニ…』


すると目の前にピョイっと顔が出てきた
いきなりだったので一は思わず
声を出してしまった

『あはは〜驚いてる〜っ』


このとても高くてよく聞こえる
明るい声は、菊池小春(女子4番)だった

『なに考え事してたの?』

小春は無邪気な声で聞いてきた
よくいえば、明るいというが
悪く言えば、KYと言うかなんというか…

『なんでもないよ』

一はそっけなく返した

『そっか…。せっかくの修学旅行なんだしそんな顔してたら楽しくないよ』

小春は笑って言う

『……そうだなっ今日は楽しむぜぃ』

そう言って一はバスの中で騒ぎ始めた

『宗斗〜菓子よこせー』

『わぁ!、一やめろよ〜』

『やだね〜』

クラスのみんなは、またドッと笑った…



そうさもうあんなことは忘れよう…
今日は楽しい修学旅行さ
あんなくそゲームなはずか無いんだ…
そうさゼッタイにちがうんだ


オレハアンナクソゲームミトメナイ……

【残り29人】

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.6 )
日時: 2009/10/16 22:56
名前: KI-MA ◆XPGPmiNYm2 (ID: /ih7MvrV)

バスが出発してからもう30分が
経っていた

ボーっとしていた一が
あたりを見回すと

クラスのみんなが寝ていた

『どうなってんだ?今日は修学旅行だぜ。寝るのには早すぎるだろ』

しかしその一にも変化が現れてきた

『あ、あれ?おかしいな。目を開けてられない…』

一はとても眠たくなってきた

『おかしいなぁ…。まあいいやこのまま眠れば、次に起きた時にはついてるはずさ』

そう思いながら、ふと運転手を見ると
その運転手に変な違和感を感じた

『なんで運転手、あんなマスクつけてるんだ?…変な趣味だぜ…く…そ、も、もう眠ってしま……』

そういうと一の意識は途切れた

そして今、死のデスゲームが
ゆっくりと汽笛を鳴らした……

【残り29人】

Re: バトルロワイアル-ZERO- ( No.7 )
日時: 2009/10/16 22:57
名前: KI-MA ◆XPGPmiNYm2 (ID: /ih7MvrV)

『う…、ここはどこだ?』

眠りから覚めた一はあたりを見回した

教室だが、いつもの自分たちの教室とは
少し違う雰囲気だった

周りのみんなもざわついていた

『どこだよここ』

『修学旅行はどうなったの??』

『意味わかんねーよ!』


ざわざわしていて
立ち歩いている者もいた


『一。首、どうしたんだそれ?』

宗斗は一に喋りかけていた


『首?…何だこれ?』

一は宗斗に言われて自分の首に
首輪が付いていることに気がついた

しかし、それは自分だけじゃない
周りのみんなにもついていた

『宗斗、お前にもついてるぞ首輪』

『ほ、ほんとだ。なんだよこれ?』


3年C組のみんながざわついていたその時、
いきなり教室のドアが開いた

そして教室に大勢の人が入ってきた

そのほとんどが兵隊で
みんな銃を持っていた

そしてその兵隊たちが整列をすると

また1人教室に入ってきた

その人は、中年の男性で
体つきはガッシリしている
唇は太くて、眉毛は濃い

お世辞でも、かっこいいとは言えない
顔だった

するとその男は

『はいは〜い静かにしてくださーい』

とても奇妙な口調で気味が悪かった
その顔と口調のギャップが変に違和感を感じさせた

『今日から担任になる、中澤慶修ナカザワケイシュウだー。よろしくなぁ』

「何言ってんだこいつは?俺らの先生は
お前みたいな気持ち悪い奴じゃない、片岡先生なんだぞ?」

一は、心のなかでそう思っていた

『突然ですが皆さんに今日は報告がありま〜す』

その言葉に教室はシンと静かになる
そして、中澤が口を開いた


『皆さんにはちょっと殺し合いをしてもらいま〜す』


「…な、なんだって?」


不吉な空気が
教室を流れていた…


【残り29人】


Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。