二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ドラ・ゲーム
日時: 2009/12/23 16:48
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

この小説は、のび太達がドラえもんを助けるために様々なゲームに挑戦する小説です。

それではスタート!

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Re: ドラ・ゲーム ( No.17 )
日時: 2009/12/24 14:06
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

リリィ
「それでは、ゲーム終盤の第4ピリオドに参りましょう!」

 ・・・8分後

???
「ウエダキヌエ、一階の小部屋」

オニ
「・・・!!」

 ・・・4分後

ウエダキヌエ
「そんな、もう少しだったのに!」

オニ
「・・・見つけた」

リリィ
「第4ピリオド終了!」

のび太
「やっぱり、あの人しかいない!動こう!」

リリィ
「第5ピリオド開始!」

???
「さあ、最後のお楽しみだ。こいつを通報すれば・・・」

 ・・・5分後

ホウジョウ
「野比のび太、2階の・・・」

オニ
「・・・見つけた」

ホウジョウ
「なっ・・・なぜだ!?」

のび太
「君だと思ったよ、ホウジョウくん」

リリィ
「第5ピリオド終了!ゲームセットだ〜!」

ホウジョウ
「ハ・・・ハハッ!負けた、僕が・・・」

のび太
「第3ピリオドから気付いたんだ」

ホウジョウ
「なかなかの勘だね、のび太くん」

のび太
「何故か、僕の周りの人だけ見つかるんだ」

ホウジョウ
「そうだよ、僕が通報してたからね」

のび太
「だから、この城全体を見渡せる場所に裏切り者がいると思った」

ホウジョウ
「そうさ・・・僕は屋上に隠れた。裏切り者さ」

のび太
「そして・・・最後に僕を残しておいたのは大きなミスだったね」

ホウジョウ
「ああ、先に捕まった3人は僕とグルだった」

のび太
「僕を見つける為かい?」

ホウジョウ
「ああ、グルを一人ずつ消したよ」

のび太
「なぜだ?」

ホウジョウ
「頂点にいるのは僕だけでいいんだ」

のび太
「・・・・」

ホウジョウ
「君が気に入らなかったんだ、その強い眼差しがね!」

のび太
「それが敗因だよ」

ホウジョウ
「なっ・・・」

のび太
「仲間を見捨てるから僕に通報されたんだ」

ホウジョウ
「・・・・」

のび太
「目の前の勝利だけ考えていたらダメなんだよ」

ホウジョウ
「・・・くそ〜!」

リリィ
「それでは第3回戦の進出者を発表します!」

ノビノビタ サトウメグミ ミズキシンジロウ

シロタカズネ ヌノガワタダアキ ババサユリ

オオノセイジ

リリィ
「以上の7名が第3回戦進出です!」

ミズキシンジロウ
「よっしゃ〜!」

ババサユリ
「やったわ!」

ホウジョウ
「・・・・」

のび太
「ごめんね、ホウジョウくん」

Re: ドラ・ゲーム ( No.18 )
日時: 2009/12/24 14:26
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

のび太
「・・・3回戦の手紙だ」

      ドラ・ゲーム第3回戦のご案内

      第3回戦の詳細をお伝えします

        場所:東京湾第七倉庫

       時間:5月17日午後1時

        時間厳守でお願いします

のび太
「次は、どんなゲームだろう・・・」

Re: ドラ・ゲーム ( No.19 )
日時: 2009/12/24 14:55
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

 東京湾第七倉庫

のび太
「ここが会場か・・・」

しずか
「のび太さん!」

のび太
「しずかちゃん!君も、ここなんだね!」

しずか
「ええ、頑張りましょう!」

のび太
「そういえば、みんなは大丈夫かな・・・」

しずか
「第一回戦の出木杉さんは凄かったわ」

のび太
「同じ会場だったの?」

しずか
「ええ、出木杉さんとペアでは無かったけど・・・」

 第一回戦(神奈川クイーンホテル)

しずか
「・・・すごいわ」

進行
「お見事!デキスギ&イノウエ様、わずか4ピリオドで2回戦進出!」

出木杉
「・・・・」

しずか
「たったの4ピリオドでカードの位置を全て覚えていたの」

のび太
「出木杉くんがいれば心強いよ」

しずか
「そうね」

のび太
「参加者が集まってきたみたいだね」

参加者
「・・・・」

しずか
「さすがに3回戦まで来れば強豪ぞろいよ」

進行
「ただいまより、ドラ・ゲーム第3回戦を開始します!」

しずか
「始まったわ」

進行
「ゲームの進行は私、アザレアが務めさせていただきます」

のび太
「・・・・」

アザレア
「第3回戦のゲーム、それは・・・」

しずか
「・・・・」

アザレア
「食物連鎖ゲーム!」

のび太
「食物・・・連鎖」

しずか
「どんなゲームなの?」

Re: ドラ・ゲーム ( No.20 )
日時: 2009/12/24 15:40
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

アザレア
「これは難しいゲームなのでお手本を見せましょう」

参加者
「何か運ばれてきたぞ」

アザレア
「これは干支の動物を秘めた装置です」

のび太
「干支?」

しずか
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の事よ」

アザレア
「例えば、私が寅の装置で係員の彼が卯の装置だとしましょう」

係員
「この装置を相手の装置に接触させます」

 カチッ!

アザレア
「・・・皆さん、こちらの部屋へ」

しずか
「ここは・・・」

アザレア
「ここは生命の部屋です」

参加者
「生命の部屋?」

アザレア
「ここで自分が生きているか死んでいるかを確かめます」

のび太
「つまり・・・」

アザレア
「私がやってみましょう」

生命の部屋
「・・・あなたは生きています」

係員
「次は私が」

生命の部屋
「・・・あなたは死んでいます」

のび太
「どんな風に生きるとか死ぬとか決まるの?」

アザレア
「子は丑に勝ち、丑は寅に勝つ」

のび太
「え?」

しずか
「つまり、こういう事よ」

子→丑 丑→寅 寅→卯 卯→辰 辰→巳 巳→午

午→未 未→申 申→酉 酉→戌 戌→亥 亥→子

のび太
「だから係員は死んでしまったんだね」

しずか
「生き返れないの?」

アザレア
「それでは、私が辰の装置だとしましょう」

係員
「死んでしまった卯の僕は辰に接触すると・・・」

 カチッ

生命の部屋
「・・・あなたは生きています」

のび太
「あっ、生き返った!」

アザレア
「自分より弱い干支に接触すると生き返る事ができます」

係員
「図にしてみました」

生=生きている干支   死=死んでいる干支

強=接触の時に強い干支 弱=接触の時に弱い干支

並=接触しても同じ強さの干支どうし

無=変化なし


 強生+弱生=弱生→死(接触にカウントされる)

 死+弱生=死→生(接触にはカウントされない)

 並生+並生→無(接触にカウントされるだけ)

 死+並生→無(死は死のまま、生も生のまま、カウントされない)
 
のび太
「・・・頭がこんがらがってきた」

しずか
「やれば、わかるわ」

アザレア
「それでは装置を配ります」
 
 
 

Re: ドラ・ゲーム ( No.21 )
日時: 2009/12/24 15:48
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

のび太
「携帯電話みたいだね」

アザレア
「それではルールを説明しましょう」

・生きていて6人以上と接触しているプレイヤー全員が勝者

・制限時間は4時間

・1時間ごとにインターバル10分を行う

・インターバル中に途中経過を発表する


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