二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.gray man ×夏目友人帳
日時: 2009/12/26 21:05
名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)

 …はい、書いてた小説消えました。

きっと、オリジナルになりきれてない所が駄目だったんでしょうね…。(笑

…まぁ、気を取り直して新しい小説を書こうと思いました。

   今回は消えないことを願って…。(拝

ではルールを…。

      〜+*ルール*+〜

①暴言禁止。
②喧嘩禁止。
③荒し禁止。
④Dグレ嫌いな方は戻るべし。
⑤夏目嫌いな方は戻るべし。
⑥Dグレと夏目をかけるなぁ!!って人。
⑦その他、思いあたること。

てなもんです、はい。

じゃあ登場人物書いたら始めます。

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Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.4 )
日時: 2009/12/27 19:48
名前: 白夜 (ID: 8PZUrHKn)

初めまして!
D灰も夏目友人帳も大好きな白夜です!

やっぱり妖怪がみえるんですねー。
続き楽しみに待ってます!

Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.5 )
日時: 2009/12/28 20:11
名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)

白夜s
初めまして、僕もDグレと夏目大好きです。
えぇ、もちろん夏目は妖怪が見えます。
続き楽しみにしててくださいねー。

Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.6 )
日時: 2009/12/28 21:03
名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)

+*続き*+

「…ラビも妙な捨て台詞はいてきますね…。」

アレンがムスッとした顔をした。

    ___当然か、食事中だし___

夏目は箸を置き、どこか遠くを見つめていた。

「どうしたの?夏目。」

アレンは心配そうな目をこちらに向けてきた。

「あ、いや…考え事…。」

そうして、夏目はまたそっぽを向いた。

そこに、鋭い声が響く。

「アレーン!!夏目ー!!コムイ室長が呼んでたぞー!!司令室までこーい!!」

リーバーの声だ。

「はーい。」

アレンは残った食べ物を口の中にかきこんで立ちあがった。

「アレン、口。」

夏目がアレンにハンカチを差し出した。

「あ、ありがと。」

二人は足早に司令室に向かった。

もちろん、アレンは口をふきながら。

        -司令室-

司令室につくと、最初に目につくのはやはり、膨大な資料の山。

全く整理されていない倉庫のようだ。

いや、これでは整理のしようがないだろう。

一冊本を抜き取っただけで、いろんな物が落ちてきそうなのだから。

「…いつ見てもひどい…。」

「そして汚い…。」

コムイはこの奥にいる。

全く、こんな所にいて体が健康にいられるのだろうか。

いつ見てもそう思える。

二人が資料を片づけながら進んでいくと、これまた散らかった机があった。

これが室長の、コムイ・リーの机。

「コムイさーん?」

アレンが呼んでも応答がない。

仕方なく、二人は最後の手段に。

『リナリーが結婚するって言ってましたよー。』

その瞬間!!

机の上の資料が一気に崩れ、中からコムイが現れた。

「だぁれだーー!!!僕のリナリーと結婚するって言った奴はーーーー!!?」

あぁ…もうやだ。
このシスコンの起こし方。

「おはようございます…コムイさん…。」

「アレ…?アレン君に夏目君…?」

ようやく我にかえったらしい。

「コムイさんが呼んでるとリーバーさんが言ってたので来ました。」

「あぁ!」

 『あぁ!』…って…。

「任務だよ。今回はエジプト〜♪」

何故…『♪』が…?

「はい、これ資料ね。任務の内容は、まぁ…調査だよ。」

「調査…?奇怪現象ですか?」

アレンが不思議そうな顔を見せた。

「そう。エジプトってピラミッドがあるでしょ?その中を観光するツアーがあるらしいんだけど…最近そのツアーに参加した人が戻ってこないらしいんだ。」

帰ってこない…。
いくら広いったってそこまでじゃないし…。
歩いてれば必ず出口につくはず…。

「それは…イノセンスか…AKUMAかってことですよね…?」

「そういうこと。それを調べてきてほしんだ。それに、夏目君が近づくと、イノセンスが何故か共鳴して光るしね♪ニャンコ先生もいれば安心でしょ?」

「はぁ…。」

アレンと夏目が力なさげに答えた。

「じゃ!行ってらっしゃい。」

 …シスコンさえなければ…
        仲間思いのいい人なんだけどな…。

アレンは腰にまいていた団服をまとった。

夏目も一応ニャンコ先生の使い手なので、団服を着ている。

でも、今団服は部屋にある。
しかも、先生は医務室。

「団服と先生とってくる。」

夏目は立ち上がり、司令室を出て自分の部屋へと向かった。

     +*続く*+

Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.7 )
日時: 2009/12/29 20:23
名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)

さて、次の話次の話〜と…。

Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.8 )
日時: 2009/12/29 22:59
名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)

+*続き*+

夏目は自分の部屋に入り、ベッドの上に置かれている団服を着た。

次に、先生のいる医務室へと向かった。

       -医務室-

「あら?夏目じゃない。どうしたの?」

医務室に入ると、まず婦長が話しかけてきた。

「あ、婦長さんおはよう。先生来てない?」

「あぁ…先生ね。ちょっと待ってて。」

婦長は、医務室の『治療』と書かれた部屋に入っていった。

数分後、何やら白い物体を抱えて部屋から出てきた。

「はい、治療も終わったわ。お大事にね。」

婦長がその白い物体を床に置くと、物体がモゾモゾと動き始めた。

すると、

「ぷっはぁぁああ!!」

スッキリしたぁぁぁぁあああ!!!
とでも言わんばかりの声が聞こえた。

先生の声だ。

「ん?夏目じゃないか。どした?」

すっとぼけた顔で、先生が夏目の方を向く。

「任務、さっさと行くぞ。」

夏目は先生を抱くと、足早に司令室に戻った。

司令室に入ると、アレンが怪訝そうな顔して立っていた。

「あ…夏目…。」

力なくアレンが喋る。

「ど…どうかした…?」

夏目が心配そうに、アレンに歩み寄る。

理由はその後すぐわかった。

コムイの机の前のソファに、神田が座っている。

たぶん…。

「今回は神田君も同行だよ〜♪」

そんなことじゃないかとは思ったケドさ…。

「はぁ…駄目だ僕…目まいが…。」

アレンが力なさげな時は、クロス元帥がらみの時か、神田がらみの時ぐらい…。

仲間が死んだ時はもっと悲痛な顔をするし…

元帥が帰ってきてるとも思えない。

で、神田に行きあたる。

「何でモヤシなんかと…。」

神田も納得がいかなそうだ。

でも、一番嫌なのは夏目かもしれない。

だって、こんなぎこちない二人の中に入って行かなければならないのだから。

「じゃ、頑張ってね〜☆」

コムイさん…その笑顔が憎い…。

「ダイジョブだってアレン。俺もいくさーww」

そこに突如現れたのはラビ。

「あっ、駄目だよラビクン、勝手に決めちゃあ。」

コムイが口をとがらせる。

「今回はブックマンとしてさね。夏目の能力見ときたいし。」

「んもー、仕方ないなー。まぁいいや、とりあえず四人共行ってらっしゃい!!気をつけて!!」

返事の返し方は、それぞれちがう。

アレンは、

「行ってきます!!」

夏目は、

「行ってきます。」

ラビは、

「行ってくるさーっww」

神田は…、

「フン…。」

それは返事じゃないよ…。

とりあえず出発。(無理矢理

       -エジプト-

「あっつぅ!!」

ラビは悲鳴を上げた。

当然か、だって砂漠のど真ん中にいるんだもん。

「なぁ〜、ピラミッドどこさぁ〜?」

ラビが弱々しく聞いた。

誰かも特定せずに。

「あともうちょいのはずだけどな…。」

夏目がその綺麗な白銀の目で、遠くを見つめた。

すると、三角状の大きな建造物が見えた。

「あれか…?」

夏目の目に映ったのは、どこまでも続く砂漠の中にひっそりと佇む三角状に造られた建物。

「おぉーっ、お前目ェいいなぁ〜ww両目で何よ?」

「3.0…ぐらい…。」

夏目は目をさすった。

「すげぇ〜ww」

興味深々のラビ君でした。(笑

「つか先生は…?」

夏目が辺りを見回す。

「私はここだ。」

夏目の団服の中から先生が顔を出した。

「うわぁぁぁぁぁああああ!?いつの間に!?」

夏目は右ストレート直前でなんとかこらえた。

「それより夏目、お前…。」

先生が真剣な顔をした。

「ん…?」

「いや、いい…。」

「あっそ。」

四人と一匹はまた歩き始めた。

      -ピラミッド前-

ピラミッドの前には小さな宿屋があった。

宿屋の前にファインダーらしき人物の影が見えた。

「あれファインダーじゃね?」

ラビはファインダーの方を指差した。

「ん…?そうだな。とりあえず行ってみようぜ。」

四人と一匹が走り出した。

暑さに弱いのだろうか?

神田がやけに大人しい。

目も虚ろだ。

早く休んだ方がいいな…。

      -宿屋前-

「おーい!」

アレンがファインダーに声をかけた。

「あっ、黒の教団のエクソシストですね。お待ちしておりました。とりあえず宿に…。」

「お〜っ、やっと休める〜っ。」

ラビは大きく息を吐いた。

宿に入ると、ファインダーが、

「あっ、自己紹介が遅れました。今回案内役のアイクです。よろしくお願いします。」

と挨拶してきた。

アレン達も、軽く挨拶した。

神田を除いて…。

部屋に入ると、夏目がベッドに倒れこんだ。

「大丈夫?夏目…顔がすごく辛そうだよ?」

アレンが心配そうな目を向けてきた。

「だ…大丈夫…少し休めば良くなるから…。」

夏目はそう言って静かに目を閉じた。

 









 ______どこだ…ここ…

      俺は確か…エジプトに任務に…______

 ______何なんだよ… ここ… あれ?

         でも見覚えがある…?______

その瞬間、夏目の中にある映像が流れ込んできた。

 ______何だこれ!? やだ、見たくない…______

   ______やめろ…見せるな…______

銀髪の長い髪のセーラー服を着た少女が、どこかに連れて行かれる光景。

その連れて行かれる行き先は…

           




        黒の教団本部。

少女はその長い髪をなびかせ、闇の中へと消えていった。

少女は、闇の中に消える前に、そっと呟いた。

『逃ゲテ…。』

        ___え…?___

そして、夢はそこで途切れた。


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