二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.gray man ×夏目友人帳
- 日時: 2009/12/26 21:05
- 名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)
…はい、書いてた小説消えました。
きっと、オリジナルになりきれてない所が駄目だったんでしょうね…。(笑
…まぁ、気を取り直して新しい小説を書こうと思いました。
今回は消えないことを願って…。(拝
ではルールを…。
〜+*ルール*+〜
①暴言禁止。
②喧嘩禁止。
③荒し禁止。
④Dグレ嫌いな方は戻るべし。
⑤夏目嫌いな方は戻るべし。
⑥Dグレと夏目をかけるなぁ!!って人。
⑦その他、思いあたること。
てなもんです、はい。
じゃあ登場人物書いたら始めます。
- Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/26 22:13
- 名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)
-+*登場人物*+-
一人目の主人公
夏目 貴志 『ナツメ タカシ』(15歳/♂)
【幼くして両親を失った少年、妖怪が見える。この事を知っているのは、黒の教団のエクソシストと、各班の班長、室長のみ。彼がイノセンスに近づくと、共鳴して光る為、黒の教団に入れられている。アレンと仲が良い。】
-髪の色-
銀
-瞳の色-
白銀
高貴な獣
ニャンコ先生/斑 『ニャンコセンセイ/マダラ』(不明/♂)
【夏目の用心棒を務める白い獣。流石にいつもその姿じゃいられないので、だいたいの時は白い猫に化けている。対AKUMA獣ではないが、何故かAKUMAを破壊できる。一応妖怪。神田と仲が悪い。】
-体の色-
白
-目の色-
白銀
獣としての本能が出ると、赤くなる。
二人目の主人公
アレン・ウォーカー(15歳ぐらい/♂)
【奇怪な左腕をもって生まれたため、両親に捨てられた。現在は、黒の教団のエクソシスト。左目が呪われていて、AKUMAの魂が見える。夏目と仲が良い。神田と仲が悪い。】
-髪の色-
白
-目の色-
銀
捕われている影が深い少年
神田 ユウ 『カンダ ユウ』(18歳/♂)
【黒の教団のエクソシスト。対AKUMA武器、六幻を所有している。アレンのことをモヤシと呼ぶ。長い髪を、後ろで一つに束ねている。】
-髪の色-
青
-目の色-
青
仲間思いの優しい少女
リナリー・リー(16歳/♀)
【教団では珍しい女のエクソシスト。対AKUMA武器、黒い靴(ダークブーツ)を所有。仲間を大切にする心優しい少女。長くて綺麗な髪を、二つに束ねている。】
-髪の色-
黒っぽい緑
-目の色-
自然な緑
ブックマン次期後継者
ラビ(18歳/♂)
【ブックマンの次期後継者。右目に眼帯をしている。対AKUMA武器、ハンマー(詳しい名前不明)を所有。本当の名前はブックマンの後継者として旅に出た時に捨てており、ラビは49番目の名前。名前の数だけ戦争を経験している。】
-髪の色-
赤とオレンジが混ざった色
-目の色-
黄緑
眼鏡の奥の悲痛な想い
コムイ・リー(29歳/♂)
【リナリーの兄。かなりのシスコンで、リナリーに何かあると、即駆けつける。一応黒の教団の室長。主に、エクソシストに任務を与える人。】
-髪の色-
青みがかった黒
-目の色-
青みがかった黒
黒の教団の番人
へブラスカ(不明/♀)
【黒の教団建設時からいる黒の教団の番人。体内でイノセンスを保護している。一応エクソシスト。】
-髪の色-
緑がかった白
-目の色-
見えない
夏目の祖母
夏目 レイコ 『ナツメ レイコ』(不明/♀)
【夏目の祖母。夏目と同じく、妖怪が見えていたらしい。黒の教団とノアに、深く関係していた人物だったらしいが、若くしてこの世を去った。とても美しい人だったらしい。】
-髪の色-
銀
-目の色-
白銀
★ノアの一族★
この世を終焉に導く者
千年伯爵 『センネンハクシャク』(不明/♂)
【ノアの一族の第一使徒。好きなものは悲劇。AKUMAの製造者。愛称は千年公。】
-髪の色-
…見えない…
-目の色-
…見えない…
夢の世界の少女
ロード・キャメロット(30代/♀)
【ノアのメモリーで、『夢』をもつノア。ノアの中で唯一空間移動ができる。自分の夢の中に相手を閉じ込めて、精神を破壊する。見た目は可愛らしい少女だが、実は30代の女性。】
-髪の色-
紫
-目の色-
紫の中に、黄色い線が入っている。
白と黒を楽しむ男
ティキ・ミック(26歳ぐらい/♂)
【ノアのメモリーで、『快楽』をもつノア。触れたい万物を選択できる能力をもつ。イノセンスは別。人間の生活と、ノアの生活両方を楽しんでいる。ノアッ子一の美形…らしい。】
-髪の色-
黒
-目の色-
黒
+*その他*+
- Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/26 22:56
- 名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)
第1話
『少年の夢』
「くぁぁぁぁああああ………。」
大きなあくびとともに、少年は目を覚ました。
この少年の名前は夏目貴志、綺麗な銀色の髪をもつ少年。
朝日にその銀色の髪が反射して、輝いて見える。
するとドアの方からノックが聞こえた。
『コンッコンッ』
夏目はドアの方を見つめ、ゆっくりと立ちあがった。
「誰…。」
夏目はドアの前で立ち止まった。
ドアの向こうから声がする。
「アレンです。入っていいですか?」
この声の主は、隣の部屋のアレン・ウォーカーだ。
夏目はドアをそっと開けた。
「おはよう、夏目。」
黒いセーターらしきものを着ているアレンの姿があった。
「おはよう、どうした?こんな朝早くに?」
「一緒に食堂に行こうと思って。」
アレンと夏目は仲が良い。
性格が似ているせいなのか、言い争いを全くしない。
「ああ、分かった。ちょっと着替えるから待っててくれ。」
夏目はアレンがうなずいたのを確認すると、ドアを閉めた。
部屋に入ると、まず上のジャージを脱いで、Tシャツを着た。そしてそのうえに、今度は黒いトレーナーを重ねて着た。
下は元からジーンズをはいていたので、着替える必要はなかった。
着替えが済むと、再びドアを開けた。
ドアを開けた先に、アレンと神田の姿があった。
今日も何やら言いあいしているようだ。
「あっ、夏目着替え終わった?」
不意にアレンがこちらを向く。
それにつられ、神田もこちらを向いた。
「ああ…また何か言いあいしてるの?」
「そうなんですよー、神田通りがかったんで挨拶したら、鼻で笑って『このモヤシが…』って言ったんですよー!!?」
やっぱりそんな事か…。
夏目は大きくため息をついた。
「俺は本当のことを言っただけだ。本当のことを言って何が悪い。」
神田も誤る気ナシ…か。
この二人の喧嘩はどうしようもない。
夏目はまた大きくため息をついた。
するとそこへ、白く美しい猫が舞い降り、夏目の片に乗った。
「あ、おかえりニャンコ先生。どこに行ってたんだ。」
「久々に八ッ原の奴らと飲んできただけた…。」
なるほど…顔が赤い…酔っている。
道理で酒臭いわけだ…。
「先生お久しぶりですっ♪」
アレンは先生のことが気に入っている。
猫が好きらしい。
俺的に、こんな酒飲みニャンコのどこがいいのか…。
「…久しぶりだな…狸達磨…。」
この瞬間、場の空気が一瞬にして凍る。
「今何と言った神田の小僧?この高貴な…ヒッ…私…ヒッ…に…。」
「相変わらず耳遠いな、狸達磨っつったんだよ。」
はぁ…この二人の言いあいもどうにかならないものか…。
「何だとっ小僧!!くってやる!!」
先生は獣の姿になり、神田を襲おうとした。
神田も六幻を抜きかけていた。
その時、
「本部でその姿になるなと何度言ったら分かるんだこのバカ猫ーーーーーーーーッ!!!!!!!」
夏目の右ストレート勃発。
アレンと神田はあっけにとられ、ニャンコ先生は猫の姿に戻り宙を舞って床に落ちた。
ニャンコ先生が地獄を味わった瞬間だった。
+*続く*+
- Re: D.gray man ×夏目友人帳 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/27 18:26
- 名前: ティム (ID: 9MGH2cfM)
+*続き*+
「な…夏目…おまっ………。」
流石の神田も驚いているようだった。
こんな細っこい体のどこからこの力は出てきているんだ?
とでも言わんばかりに。
「……ふぅ…大丈夫?神田…。」
こんな状況の中で、先生を心配する者は誰一人いなかった。
つか三人しかいないけど…。
「俺は平気だ、あんな猫一匹に倒されるほど弱くない。」
「ははっ…でも先生が切られちゃうとちょっと困るんだよね。」
と言いつつもぶん殴ったのはどこの誰か。
そこへリナリーが来た。
「ちょっと三人とも!朝早くから何騒いでるの!?皆の迷惑になるでしょ!」
髪を結んでいない。
まだ起きたばかりなのだろう。
「ご、ごめん…。」
夏目とアレンが遠慮がちに誤った。
神田は「チッ」と言うと、どこかへ行ってしまった。
「あら?ニャンコ先生じゃない。そんな所で何してるの?」
ようやくツッコンでもらえた先生。
「リナ嬢か…すまんが私を医務室へ運んでくれまいか?マジ意識が…。」
さっき夏目に殴られたところがかなり痛むらしい。
夏目の暴力は妖には毒だ。
「え…えぇ分かったわ。じゃあまたね、二人とも。」
リナリーは先生を抱くと、医務室の方へとかけて行った。
「…。」
「…とりあえず…食堂に行きましょうか…。」
「あ…あぁ…。」
二人はぎこちない足取りで食堂へと向かった。
-食堂-
食堂につくと、テーブルを拭いているジェリーの姿があった。
「おはようございます、ジェリーさっ。」
「おはよう、ジェリーさん。」
二人の声に気付いたのか、ジェリーがこちらを向いた。
「あらん?夏目クンにアレンクンじゃなぁい♪何なぁに?ご飯?ちょっと待っててね♪」
拭くスピードを速めた。
「あと少しで終わるから、注文のとこで待ってて♪」
「あ…はい…。」
_____この人のノリは全く掴めない…_____
いつものことか。
夏目はジェリーに会う度にそう思った。
-数分後-
「ハーイ!お・ま・た・せ♪ご注文は?」
早い…あれだけのテーブルをどうやってこの速さで…?
「僕はいつも通りので…夏目は?」
「え…あ、俺は和食のBセットで…。」
夏目はどこかぼんやりしていた。
仕方ないか、妖怪が見えるんだもん。
アレンがヒソヒソ声で話しかけた。
「教団内にいたの…?」
「まぁ…何体か…。」
「え…!?…そんなにいて害はないの…?」
「妖怪はこちらが見えないと分かれば手は出さないよ。ていうか出せない。」
「え…何で?」
「見える人にしか妖怪は触れないんだ。」
アレンは不思議な顔をした。
「じゃあ先生は何で触れるし見えるの?」
「先生は上級の妖だから…。」
「へぇ…。」
二人の会話が終わった頃、ジェリーの料理も終わったようだ。
「アレンクンたら♪いつものことながらよく食べるわねぇ♪何で太らないの?」
こんなの本人に聞かれても分からないだろう。
唯一分かるとしたら、『寄生型』だから…っていうことだけだろう。
でも彼は、
「さぁ…何でだろう?」
と、何も知らないかのように答えるだけだった。
まぁそんなこんなで食事を食べ始める二人。
アレンは相変わらずの大食いっぷり。
夏目は相変わらずの小食っぷり。
食欲に関しては、同じ15歳でも大違いだ。
「アレン…毎度の事だけど、そんなに食って腹壊さないの…?」
夏目は自分が食えないぶん、人がかなり食ってるのを見ると、非常に驚く。
「え?べふに?」
訳「え?別に?」
口にものを含み過ぎて、うまく喋れてない。
「相変わらずの食いっぷりさーーーーっ、アレン。」
「ん…この声は…ラビ!?」
アレンが後を振り向くと、オレンジ色の髪をした少年が立っていた。
この少年の名前はラビ。
黒の教団のエクソシストでありながら、ブックマンの次期後継者でもある。
「はよーす、アレン、夏目。」
ラビはいつも、眩しいほどの笑顔を放つ。
その分、影の部分が読み取りずらい。
ふと夏目はあることに気付いた。
「あれ、ラビ、ブックマンは?」
「んー、ジジィか?ジジィならお偉いさん方と対談中さー。」
ラビがアレンの隣に座ると、夏目はそのまま話を続けた。
「お偉いって…今回の戦争はでかそう?」
急に三人の顔が引き締まる。
「まーそーいうことさね。気ぃ引き締めてかんとなぁー。」
ラビは天井の方を見ながら、ひとつ、大きなため息をついた。
・・
「ココ、狙われっかもな。」
二人がラビを睨みつけるかのように見た。
「そんな怖い顔で見んなって、よそーだよ。」
ラビは笑いながら食堂を出て行った。
「ここか…。」
黒の教団本部…ここが狙われたら…。
+*続く*+
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