二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【D灰】孤独ノ双子ハ尚歌ウ 建て直し中!
- 日時: 2009/12/30 21:37
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14970
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はじめまして、邪狼(燈龍)です。
投票終わったら消えないと思ったのに……
何で消えたんでしょうか……?
今度は消えませんように……(祈
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第一夜〜第二十夜↓
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オリキャラ
エクソシスト
主人公
レオン/ミレス
アリスs作
九条 アリス
葛端s作
雪峰 来
みちる君s作
御神 裄
ノア
恵s作
ルナ/ウィンディ
楓黎s作
リリネル・カルタービネット
$ プロローグ $
_____兄は悪魔・・・
妹は天使・・・
似ても似つかない・・・
哀れな双子・・・・
二人の旋律が・・・
重なり合うとき・・・
『世界ハ終ワル』____
$プロローグ$ 終
- Re: 【D灰】孤独ノ双子ハ尚歌ウ 建て直し中! ( No.1 )
- 日時: 2009/12/30 21:38
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: nXlmokR.)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14970
第二十夜 レオンの過去
ことの始まりはあの事件だったんだ_____
「今日はクリスマスだね!お兄ちゃん!」
「うん、そうだね。」
まだ幼い俺とリオンはクリスマスと言うことに心を高鳴らせていたんだ……
「ねぇ、おにいちゃん!
お父さんとお母さん喜んでくれるかな?」
リオンが興奮しながら俺に聞いてきた……
「うん!きっと喜んでくれるよ。」
「そうだよね!」
笑顔でリオンに言葉を返す俺……
幼い俺たちが計画していたのは両親に歌のクリスマスプレゼントをあげることだったんだ……
今思えばそんなことしなければ、俺とリオンは離れずにすんだのかもしれない……
「ほら、クリスマスケーキよ。」
母親がニコニコしながらケーキを運んできた……
「わーーーい!ケーキだ!」
リオンがジャンプをしながら喜んでいる……
その横で幼い俺も笑っている……
そんな俺たちを見ながら両親も笑っている……
俺はみんなの笑顔が大好きだった……
この笑顔をずっと見ていたいと思っていた……
けど、その笑顔はすぐに消えた……
『俺のせいで』
第二十一夜 レオンの過去Ⅱ
「あのね!お父さん、お母さん!
今日私たちからクリスマスプレゼントがあるの!」
ケーキを食べてる途中でリオンがそう叫んだ。
俺のほうをむいて首をコクッとゆらしている。
それに答えて俺もうなずいた。
「なんでしょうかね、おとうさん。」
「あぁ。」
両親がニコニコとこっちを見ている。
「私(僕)からのプレゼントはこの歌です!」
まず、リオンが歌い始める……
〜♪ 〜♪
リオンの歌は聞いているこっちまでが幸せになれる歌。
天使が歌っているような歌。
俺とは大違い……
〜♪ 〜♪
途中から俺も加わる。
俺が加わったとたん、
「…………うっ!」
幸せそうに聞いていた父がいきなり苦しみ始めた。
「どうしたんですか!おとうさ……うっ!」
苦しみ始めた父に近づこうとした母までも苦しみ始めた。
「えっ?お父さん!お母さん!」
リオンがあわてて両親に近づいていく。
俺もすぐに近づいた。
「あっ、頭が割れるぅぅぅぅ!」
父も母も同じことを言いながら苦しんでいた。
「お父さぁぁぁん、お母さぁぁぁん!」
リオンは目から大粒の涙をこぼしながら両親をゆすっている。
俺はそれを唖然として見ていた。
リオンの叫び声に気づいた村人が数人家の中に入ってきた。
「どうなっているんだ!」
村人たちは口々に言っていた。
そうしているうちに両親は動かなくなった。
息もしていない。
「いやだぁぁぁぁぁ!!」
と泣き叫んでいるリオンを見ながら村人の一人が俺に
「一体どうしたんだ!」
と聞いてきた。
俺は怯えながら、
「おっ俺が歌い始めたとたん苦しみ始めたんだ……」
俺がそれを言ったとたん場の空気が凍った。
「あっ悪魔だぁぁぁぁ!」
と一人の村人が走って家の外に出て行った。
それに続くように他の村人たちも逃げていった。
その一人がリオンの腕を掴み
「ほら、あんたも来なさい!
こんなやつと一緒にいるとあんたも呪われるよ!」
といいリオンを引きずるように連れて行った。
「えっ?なんで!なんで、お兄ちゃんと一緒にいると呪われるの!
お兄ちゃん!お兄ちゃぁぁぁぁん!」
引きずられながらリオンは俺に助けを求めていた。
だが、俺は助けに行かなかった。
だって俺は、
悪魔だから……
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