二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! 立て直し
- 日時: 2010/01/04 11:36
- 名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)
どーも!
知ってる人はお久しぶり!
知らない人は初めまして!
山雲が好きな駄小説放出者です;;
山雲好きな人は雑りましょ〜
☆ルール☆
・荒らしはUターン!来るな!!
・『こりゃ、駄文で読めないな〜w』と言う方は、、戻るをクリック!
・【REBORN!】が嫌いって人も来ないでね〜
お客さん&友達&リボ小仲間募集!!
コメントくれたらあなたの小説に遊びに行きます!(内心楽しみです!)
じゃ、ぼちぼち始めましょっか!
アドバイス等も待ってマース!
よかったら前の小説ものぞいてくれたら嬉しいです!
・雲雀恭弥の頭の中【REBORN!】↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13978
・山本武の幼なじみ【REBORN!】↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13850
- Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! ( No.3 )
- 日時: 2010/01/04 11:39
- 名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)
第二話
……………………………………………雪?
一面の雪景色。はしゃいでいる同級生達の姿。その中にはツナや獄寺、笹川の兄さんもいた。
そして、手袋をはめて雪玉を投げている俺。
なんだか懐かしいような、この風景
………………ああ、走馬灯ってやつか
確か、去年の冬に雪が降って、みんなで雪合戦したんだっけ?
……すごかったよな
あのとき、獄寺が投げた球が俺に当たって、俺が投げ返そうとしたらツナの目元辺りに直撃して、弾みでツナが持っていた雪玉が笹川の兄さんにぶつかって………それで投げ返した玉が偶然通りがかった雲雀に当たって、怒った雲雀が兄さんに雪玉を投げたんだけどそれを寸前の所でよけて、結局近くにいた俺の顔面に直撃したんだっけ?
そんで俺足滑らして倒れたんだ。雪の中にズボって……
……………あんな昔のことが、こんな鮮明に思い出せるもんなんだな〜
倒れたとき、獄寺が起こしてくれたんだっけ?
俺のこと見下ろして、笑ってたな
もうちょっと、冷たい雪に埋もれててもよかったんだけどな
………………冷たい………………………………………………………………?
…………………………………………あれ?温かい?………………………
だんだん ボヤけていく獄寺の輪郭。
最後に消えかけた獄寺の銀髪の髪型を見ながら
『もうちょい髪、短くすりゃいいのに……』
って、呑気に考えていた
………………………ところが、いつまでたっても銀髪頭は消えない
やがて、それが『自分の目から見ている』のだと確信した
?「気がついたか?」
聞き覚えがある声がした。銀髪頭が少し揺れる…………やっぱりそうだ、俺、俺の目が開いてるんだ!!
じゃあ、これは…………現実?
視界の右端っこで赤い炎がパチパチと光っている
俺は焚き火のすぐ横で寝ていたらしい
?「おーい、大丈夫か?」
……まだ視界がぼやける
ゆっくりと声のした方に顔を向けてみた
そしたら驚くのなんのって。
ぱちっと目が全開して、飛び起きた
銀髪の男は少し驚いたらしい
?「な、なんだ
元気そうじゃねーか」
もう一度その男を見た
その声の持ち主は………子ども?
いやいや、そっちじゃなくて………………………………………………
俺の目の前には、よく知っている顔の………って言っても、なんだか全体的に幼い??………………………………………それは置いておこう。
なんでだ?
銀髪の髪、しかもそれを真ん中に分けている。それに緑色の目…………………
………………………………………………………………………………獄寺?
- Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! ( No.4 )
- 日時: 2010/01/04 11:40
- 名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)
第三話
どうやらここは洞窟の中らしい
?「少年の容態はどうですか、
ゴーヤ?」
```
誰かが入って来た
これもまたどこかで聞いたような声、たぶん浜辺で助けてくれた2人の片方だろう
獄寺にそっくりな子どもが『ゴーヤ』と呼ばれたことより、そいつの容姿に驚いた
左目に『六』の文字がないこと以外、黒曜の……………六道骸にそっくりだ。
しかも、こいつもなんだか小ちゃいような……………
ゴーヤと呼ばれた銀髪の子どもが、声の方を向いた
ゴーヤ(以下『ゴ』)「以外と元気そーだぜ
ほら!もう上体起きれるみたいだし………」
山本「獄寺…………」
ゴ「へ?」
俺はいつのまにか獄寺に似たゴーヤの小さな肩をつかんでいた
山「獄寺…獄寺だろ!?それに骸も……!
なんで?なんで!?」
いきなりしゃべりだした山本に、ゴーヤは少し焦ったらしい
ゴ「ちょ、ちょい落ち着けって!!
お前熱あんだから!」
え?
言われてみれば体が熱いような………
そうしてまたへなへなと倒れてしまった。
ク「………全く、起きたと思ったらまた寝ちゃいましたよ」
少し驚き気味にクロムが言った
その目線のさきには、顔が火照っている山本がスースーと寝息を立てている
ゴ「忙しい奴だよなw
けど……よほど怖い思いしたんじゃね?
何回も唸ってたし……」
そんな山本を見ながら、獄寺が焚き火に薪を焼べた。
ク「しかし、自分に熱があることも気づかないなんて………どれだけ鈍感なんだかw」
ゴ「まあなw
けど明日には治るだろ、ヒラウドが煎じた薬飲ませばな」
明日と言う言葉に敏感して、クロムが顔を曇らせる。
ク「明日……ですか。
僕たち、生きてますかね……」
それに対して、さっきまで笑っていたゴーヤがため息をつく
ゴ「んなこと考えたって明日は来るんだぜ?
………明日よりなんより、次にこいつ起きたら聞くことやることいっぱいあるんだからよ」
そんな会話の間も、炎はパチパチと楽しげに火の粉を散らしている。
〜☆おまけ☆〜
ゴ「そういえばこいつ、俺のこと獄寺って言ったよな?」
ク「僕のことは骸って言ってましたね」
ゴ「知り合いに似てる奴でもいんのかな?」
(↑いますよ!そっくりな人!!ww)
ク「きっとすごいうるさいんじゃないですかw」
ゴ「なんだよ!
お前みたいにシリアスな雰囲気出してるよりはマシだ!」
ク「いまの聞き捨てなりませんね」
こうして互いの言い争いが続く…………………(笑)
- Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! ( No.5 )
- 日時: 2010/01/04 11:41
- 名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)
新企画 山本のノート・メモ! NO.1
始めに……………山本のノートとは、山本の上着ポケットに入って
いた数少ない持ち物である。
メモ、1
【ゴーヤ】……すっげー獄寺にそっくりな奴。
俺を助けてくれたらしいんだけど………その時に言っ
てた『あいつら』ってなんなんだろう?
(ちなみに、発音のアクセントは『大家』と一緒!)
↑ゴ「なんか嫌だな;」
イメージ↓
http://myhome.cururu.jp/common/viewImage.jsp?img=http://mfiles.cururu.net/9d4cab74673d50e3c1a0/data4/2009/4/7/49/image4490745.jpg
【クロム】……左目に『六』って文字が無いけど、骸に似てるな〜
正直かなりびっくりした(汗)
ゴーヤと一緒に俺を洞窟まで運んでくれたらしいんだ
けど………どうやって俺を運んだんだ?
イメージ↓
http://myhome.cururu.jp/common/viewImage.jsp?img=http://mfiles.cururu.net/9a4bac73603a57e4c9a2/data3/2009/4/21/64/image7574544.jpg
【ヒラウド】……まだ会ってないけど、どんな奴だろうな?
俺の薬を煎じてくれたらしいぜ
【今の状況】……今は熱でダウン中。
洞窟で大人しくしてろってさ
【その他】………2人(3人?)ともツナんとこの小僧みたいに小
さいな。
なんか『あいつ等』と関係してるみたいだぜ。
他にも誰かいんのかな?
【〆の一言】『ここ、どこ!?』
- Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! ( No.6 )
- 日時: 2010/01/04 11:41
- 名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)
第四話
次目が覚めたとき、一番先に目に入って来たのは『雲雀恭弥』の姿だった。
———ヤベ!
寝過ごして授業サボっちまった!!
山「噛み殺される!!…………………………って、あれ?」
なんか違うよなぁ?
寝起きで叫んでから、なんか違和感を感じて辺りをキョロキョロ見回した
——————そっか、ここ洞窟の中だっけ?
そんなことより、焚き火の前にいた雲雀恭弥…………………………にそっくりな黒髪の短髪少年は、俺の叫び声にびっくりしたらしい
ヒ「………………………………………なるほど………このくらいなら大丈夫だね」
冷静に分析しているらしいが、沈黙している間は目を丸くして俺のことを見ていた。
山「えーっと……おはようございます?」
時間がわからないけど、とりあえず寝起きだから………おはようでいいのか?
ヒ「うん、この場合は『おはよう』で合ってるよ」
あ、やっぱ朝ですか。
さりげなく疑問に答えてくれた黒髪の子どもは、ビンに入った水と粉末の粉を手渡してくれた。
ヒ「熱は下がったみたいだけど念のために飲んでおいた方がいいね。
解熱の成分は入ってるから、それで治るよ」
薬を煎じてくれたんだ…………
じゃあ、ヒラウドってこの人!!?
山「さ、サンキュー………」
こんなに似てるのに……………薬を?
すぐにトンファーでめった打ちにする雲雀とは大違いだな………
あっけにとられながら薬を飲んだが……………
山「うわっ!苦っがいな〜これ!!」
と勢いよく水を流し込だ
そうこうしている間に山本とは反対の位置に寝ていたゴーヤが起床した
ゴ「ふぁ〜……………んー、おはよう」
ヒ「おはよう、ゴーヤ」
ゴ「何?もう飯?」
ヒ「うん、スープだからもう温めてるよ」
焚き火の上に吊るしてある鍋からいい香りがしていた
ヒラウドはそれをかき混ぜながら味をみて言った
ゴ「お前が作るとなんでも美味くなるからな〜」
ヒ「君が作るとマズくなるけどね」
ゴーヤのおだてに乗らず、クラウドは無表情でスープをよそった器を渡す
図星だと言うように笑ってゴーヤがそれを受け取る
山「あのぉ…………」
『ん?』と言うようにゴーヤが俺の方を見た。
なぜだか分からないけれど、正直緊張していた
目の前にいる銀髪頭は一応命の恩人(の一人)なのだ。
しかも獄寺にそっくりで、それがだんだん獄寺ではないと言う事実が明らかになって来て…………。
分からないことが多すぎて、『おはよう』と言うべきなのか、助けてくれたことのお礼を言うべきなのか、それすらの判断も出来なかった。
それから口ごもっている俺に、ゴーヤは笑みを浮かべてからスープの入った器を俺に押し付けてきた
ゴ「食えよ、本当に美味いんだぜ、これ!」
優しい言葉を言って来てくれてるのは分かるけど、逆にそれが少し悲しかった
——————ああ、やっぱり獄寺じゃねーや
- Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! ( No.7 )
- 日時: 2010/01/04 11:41
- 名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)
第五話
確かに美味かった
野菜とキノコベースで煮てあって、味もよく染み出てて、味のバランスも絶妙だった。
ってか、スープの香りがした時に一気に空腹感が襲って来たから、例えそれがどんな味でも平らげたかもな(笑
「おかわり!!」
ってな具合で、勢い良く何杯もおかわりするもんだから、ヒラウドとゴーヤが呆気とした目で俺の方を見てても不思議じゃないのかもな;
ゴ「なあヒラウド、こいつどんくらい食った?」
ヒ「多分5杯以上は軽くいってると思うよ。
まあ、美味しそうに食べてくれたら、僕としてはそれでいいんだけど」
山「ん?メッチャ美味い!」
ゴ「よかったな……
(クロムの分あるか?)」
ヒ「それは大丈夫。
今 外で調べごとしてるから別々によそって持って行ったよ」
ゴ「そっか、ならいいけどw
しっかしま〜 よく見ず知らずの他人から(しかも俺等普通じゃねえのに;)貰ったもん食えるよな」
山「だってここまで運んでくれて心配してくれる人が、わざわざをれを殺すようには思えないぜ?」
ヒ「まあ、毒ははいってないけど」
お陰である程度腹がふくれてきた。
山「マジ美味しかったぜ、獄寺!
けど雲雀がこんなん作るなんてな〜」
ゴ「……やっぱ獄寺って俺のことか〜」
ヒ「ヒバリ?鳥の名前かい?
悪いけど『ヒ』しか合ってないよ」
山「そうなのか!?
知り合いにそっくりや奴がいるんだけど……」
ヒ「僕の名前はヒラウドだ
君の名前、まだ聞いてないよ」
山「わり、
えーっと、山本武っていうんだ」
なんかすっごい変な感じがする……。
ゴ「俺のコードネームはゴーヤ
山本って見かけ14って感じだな?」
山「おう、14だけど………
コードネームって」
山本が聞き返すとヒラウドが少し焦った顔をした
ゴ「いや、こっちの話……;
しっかしな〜」
その顔を見て獄寺が言い訳をしたが、
ゴ「なんつーか、その………
警戒心が0っての?そういうの俺んちのガキにそっくりだぜ」
そのとき、さっきまでの疑問も吹っ飛んで、スープの残りを啜ってた俺は、おもわずむせてしまった。
ヒ「忙しい人だね」
山「ガキって!? 子ども!?
こんなにちっちぇーのに!?
………………ま、まさか」
ヒ・ゴ「まさか?」
山「も、もしかして二人とも宇宙人!?
異星からきた人型の!?…………」
真剣にびっくりした。
だとしたらとんでもない事になるし、ツナんとこの小僧みたいに小さい背丈も、獄寺や雲雀たちに似ているって言うのも納得いくかもしれない!
しかし、二人とも変な顔をしだした
山「………図星?」
ヒ・ゴ「(おもわず吹き出すww)」
山「?(どうしたらいいか分からない山本w)」
ヒ「あー、だめだ!
君、バカでしょ!!www」
ゴ「何で異星からきた奴が日本語しゃべれんだよ!!
アッハッハッハ!!」
こうして、しばらく笑われてしまった;
ゴ「ハー………
苦しかった(残笑」
ヒ「いつまで笑ってんの?」(←とっくに正常化w)
山「?」
ゴ「いやー、すまん………
いいか?こう見えても俺等、お前よりは年上だぜ?」
山「はぁ!!?」
言っている意味がよく分からなかった
多分、すっごい顔してんじゃねえかな、俺?
そんな俺を見てゴーヤが得意げに笑った
ゴ「まあ、驚くのも無理ないよな〜
なんせ、体が赤ん坊化しちまったのは………………」
ここまで言ってヒラウドが大慌てでゴーヤの口を押さえる
ヒ「この考え無し!
こんな表社会の人間に、裏社会の情報流してどーするんだよ!」
ク「その心配はないですよ」
ゴ・ヒ「「!!」」
山「!?」
洞窟の入り口からパイナップル頭のシルエットが見えた
ゴ「よ、よう クロム。
調べ事はもう終わったのか?」(←話題を変えてミスを隠したいww)
ヒ「心配ないって………どういうことだよ!?」
山「おはようっす!」
ク「一斉にして質問しないでください、二人とも。
おはようございます少年…………いや、『ボンゴレ雨の守護者』と言いましょうか」
クロムの片手には雨のリングが………
首元を見ると、チェーンからぶらさがっていたはずのリングが無かった。
山「ああ!俺のリング!!」
焦って返してもらおうとしたけれど、それをひょいとかわされてしまった。
ゴ「…………………ボンゴレ?」
ヒ「どういうことだ」
ボンゴレと聞いて二人の表情が一斉に変わった。
ク「……………こいつ、マフィアなんですよ」
それに追い打ちをかけるようにクロムも加わる………………
『もしかして、俺ピンチ!?』
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