二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】
- 日時: 2010/01/08 10:40
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: ixsLSGyl)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
━プロローグ━ ※ちょっと暗いけど…この小説ギャグです!! 長いけど最後まで読んで下さい!
ねぇ、僕等は違う人間だよ。
2人で1つ?
そうだね。
キミが居てこその僕で、僕が居てこそのキミ。
だけど、決して同じ人間じゃない。
僕等は、それぞれ違う人間で、1人だと『半分』な訳じゃない。
1人で『全部』。
このことを分かってくれる人は少なかった。
いや、居なかったといっても間違いじゃない。
だけど…
皆は、分かってくれた。
僕達を。
受け入れてくれた。
嬉しかったよ、すごく。
皆の事、大好きだった。
僕達が帰る事になった時、言ったよね?
『またね。』って。
さよならって言わなかった。
また、会えるから。
いや、また会いたいから。
そんな願いを込めて。
またね、みんな。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
ども☆
葵です♪ノシ
いやぁー…消えましたね。((
とりあえず2回目。
まだ、2回目です。
これから何回になるかn(殴
ホントにアドレス取っておいてよかったぁー!!
メモしておいたら出た…!!
さてさて。
んじゃ、下へ。
++お知らせ++
マジで感謝!! >>5 新着 1/5
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/05 10:51
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
第1章 —01−始まった旅。—
『ねぇ、颯ー?』
『何?』
『これ、なんだろう。』
休日、家。
これこれ。
そう言って、風が指した物。
それは、
『…箱?』
小さな、黒い箱。
こんな箱、もってないんだけど。
明らかに怪しい。
『楓、下がってて。』
『…。うん。』
うなずいて、俺の後ろに隠れる風。
箱を開けると、
【パァンッッ!!】
『ギャァ!?』
『…?』
いきなり音が鳴った。
箱の中にクラッカーが取り付けられていた。
そして、テープレコーダー。
再生ボタンを押すと…
《初めまして、颯、風。》
ジジジ…
ノイズの音とともに、老人の声が聞こえてきた。
『だっ誰の声!?颯ッ!どーしよ!』
『シッ…。』
《この間の懸賞、そう、新発売のアイス。》
『?アイス…?』
風が声をあげた。
《蜂蜜ジェラード。 覚えていないかね?》
そういえば1週間前、そのアイスの懸賞に応募したかも…。
そんな記憶が思い出された。
風も、思い出したようで、
《思い当たる事があるようだね。》
この光景を見ていたかのように老人は言った。
え、キモ。
何で知ってるんだよー。
《その懸賞に君たちは当選した。》
『え?』
懸賞には確か…
豪華旅行券、そう書いてあった。
《当選商品、豪華旅行券『二次元の世界への旅』へご招待しよう!!》
『『はぁ!?』』
なんだ、それ。
二次元?
アニメ?漫画?
ムチャクチャだろ。
その時いきなり、黒い箱がカッと光った。
まぶしくて、目を閉じる。
もう一度、目を開けば…
『あれ?』
見たことのない場所。
いつもの部屋ではなかった。
−ココハドコ?−
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/05 10:53
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
第1章 —02−何も、ない。—
☆颯目線
目を開くと、
真っ暗で、何もなかった。
風も、いなかった。
一人だけ。
俺一人、ここにいた。
どこかもわからない、空間に。
光もない、本当に何もない。
何も見えない。
『自分』だけ。
本当に、怖かった。
何故だかとても。
ずっとここから抜け出せないような気がして。
『風!!!』
一番、信じられる人の名前を呼んでもなにも返ってはこなかった。
返ってきたのは、暗闇に響いた自分の声だけ。
風ッ……
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
☆風目線
どこなんだろう、ここは。
目を開くと、真っ白だった。
何もない。
颯も、いなかった。
一人だけ。
僕一人、ここにいた。
どこかもわからない、空間に。
色も、本当に何もない。
何も見えない。
『自分』だけ。
本当に、怖かった。
何故だかとても。
ずっとここから抜け出せないような気がして。
『颯!!!』
一番、大切な人の名前を呼んでも、返事は返ってこなかった。
返ってきたのは、響いた自分の声だけ。
颯ッ……
−タスケテ。颯/風 ガイナイセカイナンテアリエナイ−
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.4 )
- 日時: 2010/01/05 10:55
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
第1章 -03-光-
一筋の、光が見えた。
今まで何もなかった世界に、光が。
その光に手を伸ばすと、
吸い込まれていった。
『え、』
俺は、気を失っていた。
---------……
『あ、れ?』
明るい、普通の景色。
真っ暗なあの空間から抜け出したらしい。
今いるところは、小さな公園だった。
でも、少し違うのが…。
『絵、の中…?』
そう、景色が全てこの世の物じゃなかった。
だけど、確かに息もしているし、手も動く。
『…んッ…あ、れ?颯ー?』
いきなり声をかけられて驚きながらそっちを向くと、
『風!?』
風がいた。
『颯!無事だったんだ!』
『おう!!』
風は元気そうだった。
『…ところでさ、颯?』
『何?』
『なんか顔が違うよ?アニメチックって言うか…』
『…え?』
自分の手を見てみると、いつもの手ではなかった。
絵で書いたような、
『そういえば、風も…』
『あ、ホントだ…』
風も気付いた。
なんなんだろう?
ここはどこなんだろう。
『あぁぁぁああああ!!!!!!!!!!』
『Σ!?』
いきなり叫ぶから何かと思えば、
『思い出した!!』
風がなにかを思い出したらしい
『なにを?』
『ここに来た理由!!』
『マジ!?』
ここに来た、理由。
『懸賞!!蜂蜜ジェラードだよ!!』
“蜂蜜ジェラード”
その言葉がキーワードかのように、全てを思い出した。
『あ、あれか!』
確か…二次元の、旅って…。
なるほど。
『おー!すごいね、颯!』
カンゲキしたように声を上げる風。
それにしても…。
なんのアニメの世界?
それとも、漫画なのか?
でも、ここがどこか分からなくても、不思議と怖くはなかった。
−キミガイレバ、モウコワクナイ。−
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/05 11:10
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
☆マジで感謝!☆
あけましておめでとうございますー!!!(遅
そんで…
葵がいない間、この小説を上げておいてくれた皆様!!ありがとう!!
特に春聖!
たっくさん上げておいてくれたねー!!
ありがとう!
そんで、この小説を読んでくれてる皆!!
いつもありがとう!
みんなのおかげで頑張れてるよ!
コメントくれるだけでもホント嬉しい!!
いつもありがと。
さて!
昨年はありがとうございました!
こんな葵ですが、今年もよろしくお願いします!!((
今年から、侍少女も復活予定です。
良かったら見てやってください!(ずうずうしー。
この小説に来てくださった皆に!!
マジで感謝!!
では!
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.6 )
- 日時: 2010/01/06 09:04
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: ixsLSGyl)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
第1章 —04-出会い—
公園のブランコに座っていた。
ここはどこなのか、何の世界なのか、風と話していた。
『…んー…結局どこなんだろうねー?』
『さぁ。』
んー…。
とまた考え出す風。
どこなんだろーか。
『でもさぁー…。』
ブランコを大きくこぎながら風が声を上げた。
『やっぱし、僕等が楽しめる世界だと思うんだけ、どッッ!』
途中で飛び降り、『ね?』と笑顔でこちらを見た。
『でも、俺等が知ってる世界は少ないだろ。』
ないといっても間違いじゃない。
友達とわいわいやる方じゃなかったし。
別に、嫌われてたわけじゃないけどね。
『そだねー。アニメ、興味ないし。漫画もー。』
『だろ?』
んー…。
とまた考え込む風。
でも、本当に知らない世界だと思う。
見渡す限り知ってる物はない。
『なぁ、風。』
『何ー?』
『ちょっとその辺見てこないか?』
『えー、めんどいー。』
『まぁまぁ!ほらっ!!』
無理やり手を引っ張ってつれてくると、諦めたようで、
歩き出した。
100メートル程歩くと、
「いってきまーすッッ!!」
サッカー少年。
絶対。
サッカーボール片手に背負ってるのはスポーツバック。
これをサッカー少年じゃないと説明する方が難しいと思う。
ちょっとキャラっぽいなぁーという直感から、声をかけてみることに。
『『あの。』』
風と声がそろった。
こんな事はしょっちゅうだからそんなに気にも止めなかった。
思っている事は同じだろう。
ただ、どう質問すれば…。
『えと、サッカー、やってるんですかっ?』
風が口を開いた。
「へ?あぁ、やってるぜ?」
『見せてもらってもいい?』
「おう!!サッカー好きなら大歓迎だ!!」
いきなりサッカー少年の雰囲気変わったな、と思ったが、あえてスルーで。((
ってなわけで、サッカーグラウンドへ。
—重要ラシキキャラ発見。—
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