二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【絆のカケラ】〜D.Gray‐man〜
日時: 2010/03/14 20:13
名前: 優奈 ◆Xfh7P15zIk (ID: cMvwpEUp)

 クリック、有難う御座います。

 優奈(ゆな)です。
 宜しくお願いします^^


○●おはなし○●

 プロローグ>>1

 #01>>2

 #02>>3

 #03>>5

 #04>>7

 #05>>9

 #06>>12

 #07>>13

 #08>>16

 #09>>19

 #10>>23

 #11>>24

☆★オリキャラ☆★

 その1>>8 その2>>14

◇◆おきゃくさま◇◆

 ひなりんごさま 秋空さま

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Re: 【D.Gray‐man】 ( No.1 )
日時: 2010/01/06 15:29
名前: 優奈 ◆Xfh7P15zIk (ID: BPCEtGLD)

 廃墟化した町に影が1つ


 少女の体格をした人間だった


 彼女の右手には1丁の拳銃が握られていた


 狙うものはただ1つ



 「AKUMA」と呼ばれる殺戮兵器



 風船型のようなアクマはこちらには気付いていない



_____パァン



 少女の肩が大きく揺れて弾丸が打ち出された。



 その刹那


 少女の持っていた拳銃が爆発した



 アクマが少女に向かって「何か」を打っただけ



 だが 目で追うことはできないスピードで


 

 少女は急いで建物内から逃げるように走った




 今 まさに



____狩るものと狩られるものの位置が逆転した

Re: 【D.Gray‐man】 ( No.2 )
日時: 2010/01/06 16:09
名前: 優奈 ◆Xfh7P15zIk (ID: BPCEtGLD)

#01「任務」


 「ラビ、着きましたよ」

 白い髪の少年は、目の前で寝ている眼帯の赤毛の少年を起こした。

 
 「___んっ、もう着いたのか、アレン」

 
 ラビと呼ばれた赤毛の少年は、軽くのびをして、眠気を飛ばした。

 アレンと呼ばれた白い髪の少年は、小さくうなずいた。

 「コムイさんのカンが当たっていれば、イノセンスがこの廃墟化した町にあるそうです」

 
 2人は汽車を降りて廃墟化した町へと足を踏み入れた。

 この町は、数年前からダム建設予定地にされていたため、住人は隣の町へと引っ越した。

 2人はイノセンスが起こす奇怪現象がないこの町へ念のため、探索しにやってきた。
 
 

 「・・なにも起きてないですね」
 「巻き戻しの町っぽくないさ」




 町はきれいに残っているが人が一人もいない。



 「本当にあるんでしょうか・・イノセンス」




 「もっと小さい範囲かもしれないさ」




 2人は町の奥へと進む。




      ♪




 「・・はぁ・・はぁ・・」


 少女は廃墟の町を走っていた。


 左手で右肩を押さえつけながら走った。

 右肩からは、鮮血が流れ出ている。



 壁に背中を預け、辺りを見回した。


 風船のような物がこちらに向かってくる。


 1体ではなく、何十体も。


 「___囲まれた・・・っ!!」




 それでも少女は彼らに殺される事を望まない。




 しっかりと2本の足で立ち、彼らを睨む。




 そして小さく言葉を紡いだ。



 ______発動、と。

Re: 【D.Gray‐man】 ( No.3 )
日時: 2010/01/06 16:50
名前: 優奈 ◆Xfh7P15zIk (ID: BPCEtGLD)

#02「1人の少女」


 「ラビ、アクマがいます!!」

 アレンが左目を抑えて屋根上にいるラビに向かって叫んだ。

 「どこさ?」

 「あっちの方向です!!」


 ラビは屋根から下りた。


 「雑魚さ?」


 「たぶん・・」



      ♪



 目がかすむ・・・・


 こんな奴らにころされるなんて____



 せめてあと1回____



 少女は大きく肩で息をした。



 バァン____


 

 大きな音が鳴り、周りが爆発した。



        ♪




 「アレン、今の音は!?」

 「分かりません、行きましょう!!」


 2人は走った。


 
 目の前にはレベル1のアクマが大量にいた。


 「ちょっと待てアレン!!」

 「どうしたんですか!?」


 ラビが不意に足を止めて、愕然とした。


 そして当たり前の事を聞いてくる。



 「___この町に住人はいないんだよな!?」



 「・・・ラビ?____まさかっ!!」



 「そのまさかさ!!!女の子がいるさ!!」



 アレンは走る。



 よく見るとアレンと同い年の様な女の子がアクマに囲まれていた。

 右肩を抑えて、荒い呼吸を繰り返していた。


         
          ♪


 

 今ので10体ぐらいは消えたハズだと少女は確信を持つ。

 もう1度だけ、


 左手を後ろに回そうとする。


 「・・・・・ッ!!」


 ズキ、と右肩に激痛がはしり、体の力が抜けた。


 少女は壁に背中を預け、倒れた。


 目がかすみ、視界が狭くなる。


 アクマがこちらに来るのが分かったのが最後。


 意識がなくなるのがわかった。


       ♪


 「ラビッ!!」

 「分かってるさ!!」


 2人は発動した。


 目の前にいるアクマ達を次々に壊していく。


 少女に気をつけながら、アクマを壊す。



 それは数分もかからなかった。


 「神ノ道化」と「槌」


 2人の武器にアクマはかなわなかった。

 全滅、したのだ。

Re: 【光の道】〜D.Gray‐man〜 ( No.4 )
日時: 2010/01/06 17:24
名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=v3ME8OIEsLM&feature=related

来てくれてありがとうございます!
ラビとアレンやっぱり強いですね!

Re: 【光の道】〜D.Gray‐man〜 ( No.5 )
日時: 2010/03/14 20:14
名前: 優奈 ◆Xfh7P15zIk (ID: cMvwpEUp)

#03


 「大丈夫ですか!?」
 
 「しっかりするさ!!」


 目を開けると、赤毛と白い髪の少年が私を見ている。

 「___助けて・・くれたんだ」


 細く、小さい声で彼らにお礼を言った。


 
 
 その時、彼らの着ている黒い服が目に入る。


 どこかで見たことがあるようなマーク・・・


 「・・黒の・・教、団・・?」

 「はい、とりあえず、病院に・・!!」

 「んじゃぁ、オレの槌で・・・」


 

 「この・・町、は・・」「喋らないで下さい!!」

 
 白い髪の少年が私を背負いながら注意する。



 「今、病院に着きますからね!!」


 最後に白い髪の彼の声が聞こえた。



        ♪



 「ラビ、この子軽いです!!」

 「・・急ぐさ!! ______伸!!」


 アレンが背中に背負った彼女はとても軽かった。

 
 背負うと、手足がだらりと下へ下がる。


 
 荒く、浅い呼吸を何度も繰り返していた。


 「ラビ、まだですか!?」

 「もうちょっとさ!!」



その刹那_____
 



 3人が窓ガラスを割って中へ入った。




         ♪




____この化け物ッ!!



 やめて!!私は化け物じゃない_______



______私は悪い事なんてしてないよ





 うるさい__________




 嫌だ!!やめて!! いたいよ!!_______




 だれか助けてよ!!__________


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