二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケットモンスターSPECIAL —異次元の扉—
- 日時: 2010/02/21 09:14
- 名前: 水晶 ◆3cLRSPh52I (ID: 7m3//6LO)
- 参照: トリップを忘れてしまいましたので新しいのを付けさせてもらいます
初めまして!水晶といいます
知っている人もいるかもしれません。誰もが挫折したと思っていたこのスレッドを立て直す事にしました
大変長らくお待たせしました。そして申し訳ございませんでした
今回書くのは、この掲示板では珍しい、ポケットモンスターのさらに珍しいポケスペを書こうと思っています
出来る限り続けていこうと思っているので、よろしければ皆さん見ていってください!
!”#$%&’()お客様()’&%$#”!
鱒鳥様 哭天様 アンドロイド様 m,k様 ルビー?様
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>>1 利用規約
- Re: ポケットモンスターSPECIAL —異次元の扉— ( No.8 )
- 日時: 2010/02/21 23:18
- 名前: 水晶 ◆3cLRSPh52I (ID: 7m3//6LO)
#2
「……少し、予定が狂ったな。間に合うかな——」
ポケギアを見ると、午後四時四十九分を指している
「まぁ、イエローの家に余裕で着くか」
実は俺は、半年間自分の強さを磨くため、いろんな所へ旅をしていた
それで、久しぶりに会って驚かしてやろうと言う寸法だ
「イエロー、驚くだろうな……」
リュックには土産があり、イエローの好きな紅茶もある
トキワのもりに着いた
半年前と変わらず、綺麗な森に、湖が光っている
「ん……何かいるな……」
湖に、人っぽいのが立っていた。だけど、違和感を覚える
「何で……水の上に立てるんだよ——」
俺は、怖かった、だけど——
いつの間にか、湖のそばまで来ていた
- Re: ポケットモンスターSPECIAL —異次元の扉— ( No.9 )
- 日時: 2010/02/22 15:36
- 名前: 水晶 ◆3cLRSPh52I (ID: 7m3//6LO)
- 参照: 水晶はみなあきと読みますた
#3
立っていたんじゃない、浮いていた
身長は俺より小さい、年齢で言えば十歳位だろ
美白の肌で……尻尾? 何で人間がついているんだ?
「人間が尻尾を何でもっているかだって? 」
声は幼く、やっぱり子供の感じだった……
いや、そこじゃねぇよ。何で俺の考えていたこと——
「信じられないでしょ? 君の考えていることが分かるなんて」
うっ……まただ
子供なのに、予言者? エスパーなのか?
俺の中で色々な考えが頭を巡らす
子供が溜息をつきながら呟く
「まぁエスパーなのはエスパーだけど……子供って言うか、僕ポケモンだし」
……は?
「言ってること分からない? でもこれが事実。証明しようか」
子供が、俺に向けて手を翳した
と同時に、俺が弾け飛ぶ
「……っ」
一瞬の出来事だったので、何が起きたのか俺にも分からない
強い衝撃波が俺を襲ったのか——
「一応、『ねんりき』なんだけど……その様子じゃ、死んじゃうよ? 」
明るい声、それとは対称的に重々しい口調がひしひし伝わってくるのが、俺にも分かった
このままじゃ……俺、殺される——
「知らなかったの? そのつもりでどんな実力が試そうとしたんだけど、この様じゃ——」
そうと分かったら、俺の本能より先に身体が動いていた
「フッシー!! ハードプラント!! 」
「おっと」
フッシーから出てきた蔓が、地面を伝い、自分はポケモンだったと言う人間に向けて伸びていく
バシバシッ!
「ふぅ……痛いね、これ」
攻撃が当たった腕を、まるで泥がついたかのように払っていた
そ……そんな……
俺はその光景に、ただ呆然としていた——
- Re: ポケットモンスターSPECIAL —異次元の扉— ( No.10 )
- 日時: 2010/02/22 18:58
- 名前: 水晶 ◆3cLRSPh52I (ID: 7m3//6LO)
- 参照: 水晶はみなあきと読みますた
#4
「……はははっ」
急に奴が笑い出す
「……? 」
「いやぁ、あのフシギダネがフシギバナになったんだ、大きくなったねー」
「はぁ? お前俺と会ったことなんて一度も——」
「あるよ」
その三文字は、あっさりしていたが確信を持った答えだった
「君は僕を知らない、僕は君を知っている。君は僕に会ったことがない、僕は君に会ったことがある」
奴は、自分の手で水をすくい、それをまた落とす動作の繰り返し
「不思議だよね、それなのに君には本当の名前があって、僕には本当の名前がない、ないというより、僕の記憶から消されたんだけど。あるのは、人間ポケモン151号っていうだけ」
「……」
「僕は元ポケモンだった、今でも一応名残はあるけど。だけど僕達は『存在意義』を消された。誰がこんなことしたと思う? 」
ようやく分かった……それで……
「それで……人間にお前等の『存在意義』を消されて、俺達を殺そうと」
「話が早いね、じゃあ……さようなら、罪無き人間よ」
「ピカ、ゴン、ニョロ、プテ、ギャラ、フッシー!! 」
俺の友達を総勢で出す
「ごめんね—— 『サイコキネシス』」
頭をぺこりと下げると、そう技名を発し、手を前に翳す
一瞬で、吹き飛ばされる。俺も、友達も——
「さてと……行こうか、イエロー」
- Re: ポケットモンスターSPECIAL —異次元の扉— ( No.11 )
- 日時: 2010/02/22 20:07
- 名前: 水晶 ◆3cLRSPh52I (ID: 7m3//6LO)
- 参照: 水晶はみなあきと読みますた
#5
「——ん、……さん……ッドさん」
んん……誰だろ、今の声——
「……止めて……士も……人……モン……も……」
よく聞こえない……
しばらくすると視界が開けて、辺りが光る
向こうにいたのは、人間っぽいポケモン——
「……博士……まだしも……間ポケ……止めな……世界……滅び……しま……」
俺は、向こうにいる奴に叫ぶ
「お前は、誰なんだ! 」
急に落ち着いた顔になっていた
「僕は……間ポケ……—85号」
さっきまで普通の明るさだったのが、急に輝きを増して、前が見えなくなった
「……ん……うん……」
夢が途切れ、目が覚めた
俺は自分の家で寝ていていたらしい。起き上がり、周りを見る
「……夢だったのかな」
「夢じゃない」
俺は声が聞こえた方向を急いで振り返る
「お前のポケモンは回復しておいたが、ひどい怪我だった、あそこまで強いんだな、 ——人間ポケモンという奴は」
グリーンだ、察するに俺を家まで連れてきてくれたんだと思う
人間ポケモン?
聴き慣れぬ言葉に俺は呆然とした
「それが俺のさっき闘ったポケモンの名前か? 」
「おそらくな、今ブルーが情報を集めている。……で、お前が会おうとしていたイエローだが……行方不明だ」
ガバッ!!
「落ち着け、今のお前の状態じゃ、動くことは出来ないだろ? それに——」
グリーンは少し躊躇ったが、レッドにこう告げた
「イエローが……誘拐された」
——え?
「人間ポケモン151号と名乗る奴から、電話が来た」
151……あいつだ
「そいつだよ……俺を倒したの」
俺は、グリーンがそれに対して驚く、もしくは黙ってしまうのかと思っていた
けど、どちらでもなかった
- Re: ポケットモンスターSPECIAL —異次元の扉— ( No.12 )
- 日時: 2010/02/23 21:56
- 名前: 羽蛇瑠 (ID: 7m3//6LO)
前はここで止まっていたww
ついに続きが!!と思うとわくわくします!!頑張ってください!!
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