二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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パラジクロロベンゼン。****
日時: 2010/10/02 13:43
名前: 真瑠 (ID: HmBv7EUE)

VOCALOID・鏡音レンの曲である、
「パラジクロロベンゼン(破壊系洗脳ソング)」を小説にしようと思います。

暗い感じになると思いますが、どうかあたたかい目で見守ってくださいね↓↓


■キャラ紹介■

○鏡音レン  自分が『歌う機械』である事から、
       機械=全てプログラム⇒本当の自分が分からない⇒歌わない という思考を持つ。

○鏡音リン  レンの双子の姉。
       思い悩むレンを心配している。

○初音ミク  ボカロ界人気NO1を誇るVOCALOID。
       滅多にできないレンとのデュエットを楽しみにしている。
              

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Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.95 )
日時: 2011/02/14 20:03
名前: 真瑠 (ID: VJgd52Wn)

ぅおっとぉ・・・・!
リクってもいいんですか!?
じゃあ これから瑞さんの小説でさせて頂きます★(≧▽≦)

Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.96 )
日時: 2011/02/28 18:24
名前: 真瑠 (ID: VJgd52Wn)

—28—


レンは動かなかった。
必至の思いが込められた彼女の手を、振りほどかない代わりに、握り返しもせずに。
そして、ゆっくりと口を開く。
「・・・オレ・・・あ、いや僕は・・・・。『これ』をやめるワケにはいかないんだよ・・・」

いや、違う。
やめられないんだ。

「どっ・・・どうして!?わ・・・私は・・・私はただ、前みたいにレン君が歌うのを聴いていたいだけなの・・・!帰ろう?ねえ、レン君・・・」
陰湿なコンクリートの地面に、一滴。
場違いな程清らかな涙が落ちた。
少年は静かに告げる。
「これは」

「正義なんだ」


「正義?」

今までずっと口を閉ざしていたリンが、重く呟く。


「人を傷つけることが、正義なの?」

『————————!!!』


レンは、急に留め金が外れたような勢いで、ミクに握られた手を真横に振った。
その勢いについていくことができず、ミクの手は、彼の手を自由にしてしまった。

Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.97 )
日時: 2011/02/28 18:32
名前: 狂音 ◆BSxpeLzwWc (ID: /8RPd6Ii)
参照: http://出来るか不安なのです……

お久しぶりです。元・夜坂で御座います
あれ?これ言ってないよね?

相変わらず文才が衰えていないようでw
さすがですね
更新頑張ってください

Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.98 )
日時: 2011/02/28 23:56
名前: 真瑠 (ID: VJgd52Wn)

夜坂さん?初耳です!
これはまた随分と雰囲気が一変する名前ですね★
応援ありがとです^^
更新頑張ります

Re: パラジクロロベンゼン。**** ( No.99 )
日時: 2011/03/04 15:59
名前: 真瑠 (ID: VJgd52Wn)

—29—


本当は、わかってた。

「正義」なんて言葉は、人に言うような言葉じゃないって。
自分が思い上る為にあるんじゃないって。

でも、そうしなきゃ僕は・・・・・ずっと苦しまなければならないから。
それに、この「悪人を傷つける行為」が「正義」じゃないとしたら・・・。

————僕は一体、何をやってるんだろう———


・・・そんな思いは、もう嫌で。







僕の行為も全て・・・
全ては、ただの押しつけなんだ。
無関係なものに罪を押し付けて、鬼の首を取ったように感じたんだ。

××に関係するものが妬ましい。


———ボクノ正義ガ絶対ノハズダカラ。———


自分以外の成功は悪なんだ。
だから、奴らの失態を探し続ける・・・・


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