二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★
日時: 2011/07/31 10:29
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: V2/o1KYD)

初めまして方は、初めまして。
もう知っている方は、こんにちは。

駄作を書き続けている、ショートです。

こんな駄作をクリックしていただき、
心より感謝を申し上げます。

タイトルに入らなかったのですが、これは『とんがりボウシと魔法の365にち』の
お話です。

そして、今回のお話は…

シリアス+恋愛+友情

な、感じです。
次に、ルールです。

*悪口・荒らし・喧嘩をする方
*私の書く小説がお嫌いな方
*私自身がお嫌いな方
*基本的なこと、此処の掲示板自体のルールが守れない方
*このゲームのことがお嫌いな方

このどれか一つに当てはまる方は、
すみませんが[戻る]のクリックをお願いします。

そして、ルールが守れる方々は、どうぞ先にお進みください。


>>1 キャラ紹介

>>2 プロローグ


>>10 蔓と霞(キャラ絵)
>>15 薺と柘榴(キャラ絵)

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Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.120 )
日時: 2011/07/28 10:38
名前: 緑木 花音 ◆XjkrQ1YXPY (ID: V2/o1KYD)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

58話[ *—いらないよ—* ]


「霞……、」


懐かしいくて、愛しいはずの声。
それなのに、私は怖かった。

どうして?
……貴方は、誰?


「起きなさい、霞」

「————……っ!」


目の前には、大人の、女の人。
誰? 私、貴方のこと、知らない。

どうして、貴方は、私のこと、知っているの?


「イヤッ……!」


私は無意識のうちに逃げ回っていた。
そして、思った。

——……これは、昔の私の……記憶なんじゃないかって。


「でも、あの人はっ……誰なの……!!?」


すると、女の人が消えて、2つくらい年下の女の子が現れた。

……私と、そっくりの、女の子。
きっとこれが、昔の私——……


「どうして逃げるの? ねぇ、どうして?

 皆、私のことが、嫌いなの?」


——……え?

きら、い……?


「私は、皆のこと、好きなのに。

 どうして……」


何、を言っているの?


「柘榴くん……どこかへ行っちゃった……。

 私……どうすればいいの?」


そう、いえば。
2つ年下……つまり、2年前の、私……っ!

柘榴くんが、言ってた。

2年前、引っ越した——……って……!


「お母さんも、お父さんも……」


私は、泣きながら言っていた。
そして……消えてしまった。


「待って……お父さんとお母さんが……何!!?

 どうしてっ……どうして私はこんな——……」


すると、私は何かにつまずき、そこで倒れた。
そして何かの衝撃で……

意識が、途切れた。


「……ここは?」


どこかの、家の部屋。
不思議と懐かしい。

……きっと、私の、家だったんだ。

すると、1人の少女……
私が、この部屋に戻ってきた。

私は……紙を取り出して、何かを書き始めた。
その後荷物を用意して……部屋を、静かに出ていった。


「……家出!!?」


私は何故か分かってしまったんだ。
次に私がどうなっていくのか……


「……お父さん、それにお母さん?」


両親が部屋に入ってきて、『私』がいないことを確認すると、
その置き手紙を見て……泣き崩れた。

……また、場面が変わる。
私は……校長先生に似た、誰かと話をしていた。
そして私は誰かと電話をしていた。

……ううん、お母さんと……電話、していた。

そして——……私はその場から逃げた。
これ以上、見たくない。


「さよなら……お父さん、お母さん」


私は知っていた。

……この後、お父さんとお母さんが、
もう2度と見れなくなるってことが。

けど、そんな姿、見たくない。
だって……



そこで、記憶を失ったのだから——……



58話☆終

=====作者より=====

そろそろ終わりかもしれませんっ!
でも、ホヒンダも終わるし、丁度いいですよね。

僕、決めました。
メンドくさいので恋愛はなかったことにします☆←ぇ
もし書くなら別の場所^p^

最終話は60話辺がいいな((
丁度いいし(((((

そんなわけで、さいならっ!←

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.121 )
日時: 2011/07/30 15:10
名前: 緑木 花音@元ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: V2/o1KYD)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

59話[ *—幸せって—* ]


……そっか。
…………これが、私の記憶だったんだね。

もう、何もかも分かってしまった。

前の私じゃない。
記憶のない私じゃ、ない。


「……霞」


ふいに、女の子の声がした。
私が振り返るとそこには……

私が、いた。


「……どう、して?

 どうして貴方がいるの?

 私がここにいるのに、貴方がいるのって、おかしくない?」

「……もう、いいの。

 だって私はお別れを言いに来たのだから」


お、お別れ……!!?

どういうこと?


「……貴方に、私の記憶渡したから。

 これで、万事解決。貴方はあの3人に必要とされている。

 けどね、私はもう誰にも必要とされていないの」

「そんな……じゃあ、今までの……今までのは、なんだったのよ!!?」


今まで、私のこと苦しめてきたのにっ……

そんな今更……!
勝手すぎるよ!


「……分かって。これは……私と貴方だけの問題じゃないの。

 だからこそ……私は今までああしてきて、今はこうするしかないの」

「分かってる。わかってるよ! そんなこと!

 だからって————……っ!」

「……運命ってね、残酷なものよ」


……運命?


「私と貴方の運命は、元々こうなるものだったの。

 運命には逆らえないのよ。

 ……私は消える、貴方は記憶を取り戻し、表の世界に戻る。

 それが、私たちの運命なの……」


……結局……、結局、こうやって終わるものなんだね。

いつも私は損をする。
いつも、いつも私ばっかり損してた。

……もう、終わりだと思ってたのに。
私は、生きている間ずっと……損をするの?


「……もう、時間だわ」

「えっ……!!?」

「さよなら、私」

「ウソッ……!!」

「……は、かぎ————……る。

 ————……いで、——…………から。

 あと…………————、………………から!

 ——————きっと……………よ!」


……そう言って、彼女は消えていった……。

その直後、私の頭に強烈な痛みが走り、
そこでまた、私の意識は途切れてしまった。

……きっと、ここが終わりであって、始まりだったんだ……。


59話★終

=====作者より=====

HNの今更感wwwwww←

はい、緑木です!((
これもさっさと終わらせてしまいたいです((
そしたらココから去れるのy(((((

とりま、そろそろ最終話です。
前にもありますけd((

葛とか薺とか柘榴とかゴメン、
最終話ちょっとしか出ないかも((
分からないけどwwww
サブキャラの出番、危うし!(笑)

葛&薺&柘榴「タヒね!」

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.122 )
日時: 2011/07/31 10:26
名前: 緑木 花音@元ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: V2/o1KYD)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

60話[ *—始まりと終わり(最終話)—* ]


「……霞っ! 大丈夫!?」

「……葛……? それに、皆……。

 ねぇ、あの4人はっ!!?」

「……帰ったよ、もう用はない、って言ってたけど……」

「そ、そっか」


用はない……
そりゃあそうだよね。
だって——……私の記憶はもう、ここにあるんだもん。


「でも、アイツ等結局何もしてないよな」

「そうよね、何しに来たのかしら。

 最初は霞のこと、連れ出そうとしてたけど……」

「……『私』が消えたからだよ」

「……え? 何それ、どういうこと?

 霞ちゃん、いるじゃない」

「……記憶のある方の、前の私が……消えたから。

 …………私の記憶が、戻ったからだよ」

「えっ……!!?」


皆は驚いたような顔をした。
でも、それは当然の反応だと思う。
……私は今まで、記憶がなかったんだから。


「……全部?」

「……うん、覚えてる。

 私、お父さんとお母さんが死んじゃって……記憶を、失ったの」


あのとき、家出さえしていなければ。
あの2人は死なずにすんだ。
今までの私でいられた。

……けど、これも運命だったのかもしれない。


「じゃあ、そのお母さんたちの、こと……覚え、てるの?」


柘榴くんが、申し訳なさそうに私に尋ねた。


「うん、覚えてる。でも、最後分かったからいいの。

 あの2人は、本当は優しかったってこと」

「そ、そうなの?」

「でも、ま、これで解決……よね」

「一番なっげぇ不思議事件だったよな!」

「不思議事件っ!!?」


不思議事件って……
私、UMAなんかじゃないよ……!!?


「何言ってるの、薺くん。

 一番長いのは、薺くんのプリントが終わらないことでしょ」

「ま、まだ終わってなかったの……!!?」

「あはは……」

「煩い! 柘榴のくせに、余計なこと言うんじゃねぇーっ!」

「わーっ!!? バカが飛んだーっ!」


……今日から、私は私であって、私じゃない。
それでも、いいんだ。

柘榴くんや、葛、薺くんだっている。
記憶があっても、なくても……
この毎日だけは、きっと変わらないはずだから!


「バカって言うな、アホーッ!」

「ちょっと薺に柘榴! アンタ室内で暴れるんじゃないわよっ!」

「僕じゃない、薺くんだけっ!」

「2人とも……葛がキレたら1週間ご飯抜きかもよ……?」

「それはヤダッ! ほら薺くん、謝りなよ!」

「テメェが謝ればいいだろー!!? 第一、元を辿れば——……」

「何言ってるの、薺くんだよ!」

「静かにしなさい、アンタ等反省するまで、2週間自給自足で生きていきなさい!!」


2週間自給自足!!?
それってある意味すごい……


「わーっ! ゴメンなさーいっ!」

「あ、こら柘榴っ、待ちなさーいっ!」


……記憶があってもなくても——……、
私の毎日は楽しいはずだよねっ!

だって、皆がいるから!


 *FIN*

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★ ( No.123 )
日時: 2011/07/31 10:38
名前: 緑木 花音@元ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: V2/o1KYD)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

 *—(不要な)あとがきっぽいもの—*

どうも、糞作者の緑木です。
やっと完結です……
この小説、ここに11ヶ月以上ありましたよ;

そして今日は、ほしぞら魔法学校を挫折した日です^p^
丁度1年……早いな、なんて((
まぁ、今は復活しましたけど。

あと、どうでもいいですけど、僕これの
第2弾やることにしました(笑)
ホントにどうでもいいですね。
あ、でももうココではないので……
裏ホムペでやります(多分←)

60話はホヒンダ第2弾の次に多いです。
何か長ければ長いほどgdgdになる……;

でも第1弾よりはgdgdじゃない……といいな!←

これで完結させたの何個かな((

こう、完結させるとそれはそれで嬉しいけど
寂しいような……複雑な気分でs((放置してただろ

そんなわけで(どんなわけだよ)、この小説は終わりになります!
また新しいのやろうかなぁ、どう森((どうでもいい

参照800ごえありがとうございました^^

第2弾は恋愛……にしたいな((

今までホントにありがとうございましたー!

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★ ( No.124 )
日時: 2011/07/31 11:14
名前: 緑木 花音@元ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: V2/o1KYD)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

どうでもいい絵を描いてきましt((

30分の、ラクガキクオリティです;
あと、柘榴の髪型変わってます((ぇ


ht★tp:/★/ura★nai.no★sv.o★rg/upl★oade★r/fi★le/4★/6★/6★/4664★0bc601★a8e491★1f453b2★e23644★4e9.j★pg

★をぬいてください((


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