二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーン夢小説 『天秤』
日時: 2011/05/08 14:38
名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: iPZN8Dy0)

はじめまして!夢雨(むう)です。
初の小説なので駄文ですが最後まで読んでくださると嬉しいです(≧∀≦)

ちなみに山本のことが好きな女の子の恋愛小説です。
戦闘等は全くありません!!

読んだらコメしてくれると嬉しいです☆

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Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.106 )
日時: 2011/03/13 18:00
名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: iPZN8Dy0)


☆★☆★参照1000突破!!★☆★☆

ありがとうございます!
更新が遅い、ぐだぐだ長い小説に最後まで付き合ってくれると嬉しいです☆

Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.107 )
日時: 2011/03/18 18:21
名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: iPZN8Dy0)

「えっ……」

小さく、言葉を漏らした後、有梨は固まった。
数秒後、突然顔が赤くなり、口が開く。

「い、いつから山本君、いたんですかっ!?今ですか!?今ですよね!!」

「ゆ、有梨、落ち着けって!!」

慌てながら必死にしゃべる彼女に驚きながらも言葉をかける。
俺の言葉が効いたのか、効いていないのかは分からないが、口を閉ざし、俯いた。

「……やっと出てきたか。腰抜け野郎。いつまでコソコソしてるつもりかと思ったぜ」

———気づいてたのか。
じゃ、やっぱあの時目、合ってたのな。

「獄寺、お前俺がいるって知ってって言ってたのか?」

「あぁ。有梨がお前より俺を選んだとこを見たら、お前、立ち直れねーだろ?」

さらっと、そんなことを言う獄寺。
確かに、俺より獄寺を選ばれたら立ち直れないどころじゃない。

「でも、まぁ———。見てたんなら、分かんだろ?俺は選ばれなかった」

「有梨は山本、お前を選んだ」

少しだけ、切なそうな顔をして、俺をしっかりと見ながら言った。

横目で有梨を見る。
俺と獄寺が話している間に、さっきよりさらに赤くなった気がする。
場違いな気もするが、真っ赤な彼女を見て可愛い、と思った。

こんなに可愛い彼女が俺を選んでくれた。
そう思うと、俺まで赤くなりそうだった。

「山本」

名前を呼ばれて視線を前へ移す。

「有梨を泣かしたらぜってぇ許さねぇ。もし、泣かせたらお前、ただで済むと思うなよ。それと———」

「有梨のこと、俺が諦めると思うんじゃねーぞ」

「———言われなくても、思ってねーよ」

そう言うと、舌打ちを1回して背を向けた。
そのまま歩いていく。

あと1歩で図書室の外というところで立ち止まる。

「諦めねーってことは、いつでも奪うってことだからな」

こっちを向かないまま、それだけ言って去って行った。

「分かってるって」

聞こえているかは分からないが、獄寺に、自分に向けて言った。




Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.108 )
日時: 2011/03/27 17:10
名前: 夢雨 ◆rRFcxekIow (ID: iPZN8Dy0)

静寂—————。
獄寺が去った後の図書室は、完全に沈黙に支配されていた。

……あんなことがあったから、こうなるのは仕方ないのな。
今、この沈黙を破るべきなのは彼女ではなく俺。
そう思い、閉ざしたままだった口を開く。

「なぁ……」

「あの……」

重なる、声と声。
まさか話すタイミングが被るとは思わなかった俺は驚いて、反射的に次の言葉を言った。

「さ、先に言って欲しいのな!」

「いえ、山本君から……」

「いや、有梨から」

「山本君から言って下さい」

しばらく続く同じようなやりとり。
このままではらちが明かない、そう思い要件を話そうとした、が……。

「あ、あの、山本君はどこから話を聞いていたんですか?」

少しだけ早く、彼女の方が折れた。

「? 何の話のことなのな?」

「獄寺君と、私の会話です」

「えっと、本の話してるところらへんなのな」

「えっ……」

小さく驚く彼女の顔は赤く染まっているような気がした。

「え、じゃぁ、獄寺君が私にこ、告白してたところも……」

「———見てたのな」

あんまり思い出したくないけどな。

「そ、そのあと私が言った言葉も……」

「聞いてたのな」

思い出したら俺まで顔が赤くなってきた気がした。

「やっぱり……」

赤い顔をして俯く彼女を見て、質問をした意味が分かった。

「有梨、恥ずかしいのか?俺に聞かれて」

彼女が何も答えないところを見ると、俺の考えは合っていたのだろうか?

「でも、俺は言ってくれて嬉しかったのな!」

「————俺も、有梨だけが好きだぜ!!」

自分で言っておきながら少し恥ずかしくなったので、有梨の少し横を向く。
視界の端っこに映る彼女は顔をあげ、微笑んでいる。

俺は片手を有梨に差し出す。
彼女が手を握ったのを確認してからゆっくりと一歩歩き出す。

「帰るのな」

大分暗くなった外を見ながら2人で図書室を出た。

Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.109 )
日時: 2011/09/12 21:06
名前: †ルーシィ† (ID: VlEkFmzy)

ども、初めまして。ルーシィです。

この小説面白いです!これからも頑張ってください!応援してます♪

山本って、小説の内容考えるの大変じゃないですか?
私はツナとかベルフェゴール落ち書いてます。簡単だからw

山本の話書くコツってありますか?
言葉の語尾に、「なのな」が付くのはいいのですが、ほかの会話文が大変で…(汗)
よろしければアドバイスお願いします。




美菜s、ベルの声優さんのブログの、いつの何ページか、教えていただけないでしょうか?

Re: リボーン夢小説 『天秤』 ( No.110 )
日時: 2011/09/14 20:56
名前: †ルーシィ† (ID: VlEkFmzy)

すいません、№109の、ベルの声優さんのブログに、リボーンがまたアニメ化するって書いてあるとか、投稿されてたんで、いつのブログかなぁって思ったんです。


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