二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボーカロイドの人生 ——オリジナルボカロ募集中——
- 日時: 2011/03/20 04:47
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: fZ73J0jw)
書き直しましょうか。
というわけで、余命数日のボーカロイドは途中断念します。
へったぴだし続かないし…。
新しく書き直そうと考えました。
余命数日のボーカロイド
>>1
>>12
>>17
外伝>>21
>>24
>>40
>>45
ボーカロイドの人生
コンビニ(ボカロVer)>>49
- Re: 余命数ヶ日のボーカロイド 〜初音ミク〜 ( No.45 )
- 日時: 2010/11/29 03:51
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)
ハイ、皆様長らくお待たせしました。
更新です。
「マスター。私、旅に出たい」
直球だった。もう前振りとか関係なしに。
マスターは案の定、持っていたマグカップを落として挙句には口から何かを零す。
「わぁああっマスター口っ!口から子供には見せられない物が出てるっっっ!」
必死になって手拭いを渡す。
マスターは、あ、ありがとう。と言って拭きながら私の顔を覗き込んできた。
「それって…本当?」
「本当」
「…そっか…寂しいな…ミクはボーカロイドのなかでムードメーカーだったのに」
そういってマスターは立ち上がった。
…じゃあ、引き止めてよ。
そういうならさ。
私を。
力一杯に行くなって言ってよ。
それはマスターの性格上無理な期待だった。
判ってるんだ。
これは0%に近い賭けなのだということは。
でも。
それでも。
キミには引きとめてほしかった。
旅に出たいなんて嘘。
これはキミを試す賭け。
でも答えは訊かずとも明白で。
私は項垂れかけた。
そしたら…。
「…行くな…って言ったら、ミクは旅に出ること止めるなんて考えないの?もしさ…ボクに可能性があるなら…行かないで欲しい。ここに居て?ボクの傍にさ。だめかな?」
………え?
私は弾かれるように顔を上げた。
そこにはドアップのマスターの顔。
そして近づいて。
私の中の時間が止まる。
自分がいまなにをされているのか頭ごなしではわからない。
な…に…?
ゆっくりとマスターは顔を戻す。
そして少しだけ寂しそうにに言った。
「君を離したくないんだ。一緒にいてほしい。こんな我儘なボクとじゃ…イヤ?」
それに私は首を何度も振る。
嫌じゃない。むしろ嬉しい。
だって…無理だって思っていたから。
今のは…キスだ。
マスターからの。
触れるだけだけの。
私は半ば信じられず。
放心状態だった。
- Re: 余命数ヶ日のボーカロイド 〜初音ミク〜 ( No.46 )
- 日時: 2010/12/02 06:09
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
jそでh@03え82へkl!!(何なんだおい。)
いやいや!
え?
すごい。
すごい!!!
というわけでございます。
荒らしじゃないよ!
みぃ。
更新お疲れ様☆
- Re: 余命数ヶ日のボーカロイド 〜初音ミク〜 ( No.47 )
- 日時: 2010/12/02 10:59
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)
はじめて十五禁キタ。
キスってね、十五歳対象なんだよ。知ってた?
ありがとう、瑞。
私スランプでも書こうと思う。だって気持ちの問題だからね。
ではでは。
- Re: 余命数ヶ日のボーカロイド 〜初音ミク〜 ( No.48 )
- 日時: 2011/03/20 04:04
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: fZ73J0jw)
また発掘!!
よし!書いていくか!!
- コンビニ ——ボーカロイドVer—— ( No.49 )
- 日時: 2011/03/20 04:44
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: fZ73J0jw)
「いらっしゃいませ」
君のその声で、僕の人生は喜色に変わった。
何時も寄るコンビニ。
僕は下校中にも関わらず、立ち寄った。
扉が開いた瞬間に、その子は笑顔で言った。
「いらっしゃいませ」
一瞬で心を奪われました。
(何て…可愛い娘…!)
見掛けないから新しく入った子なのだろう。
公共の目前なのに、彼女に見入ってしまっていた自分。
ハッと我に変えるなり僕は財布の中身を確認した。
百円玉が七枚…。
急いで買うものを選ぶと、おっさんが立ち去った彼女のカウンターの前に猛ダッシュ!!
「あ、あの…これお願いします…!」
緊張してハキハキと言えなかったけど、彼女は持ち前の笑顔で計算しはじめた。
そして数秒も経たないうちに。
「685円です」
また笑顔で言われる。
僕は急いで財布を開け、小銭を全部彼女の前に並べた。
(さあ、全部並べたよ!!)
期待半々で待つ。
が。僕は重大なミスを冒したみたいだ。
(——35円足りないよ!?)
どうやら百円玉と思っていた一つが50円玉だったみたいだ…。
後ろからは殺気に満ちた人の視線…。
僕は恥ずかしさのあまり小さい声で呟いた。
「……やっぱり、これ止めときます…」
犠牲を出すことで難は逃れたらみたい。
会計終わると僕は猛ダッシュで入り口まで走った。
———何であなたは穴以外似ているの…?
百円玉と五十円玉。
僕と君のようでモノ悲しい。
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