二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜
- 日時: 2010/11/25 23:10
- 名前: ゆっさー (ID: Nh/fscfw)
ハイ!どうもこんにちは、こんばんは、ゆっさーと申します!
え〜…今回は大好きなBLEACHの二次創作をさせてもらいます。
よろしくおねがいしまっす!^^!
- BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/29 17:12
- 名前: ゆっさー (ID: Nh/fscfw)
・オリキャラ多めですが、原作キャラも出ます。
・色々設定をつくってるのでややこしかったらスミマセン…。
・この話は、劇場版みたく構成してます。
・主人公がオリキャラです。
・こじつけとか有りまくるかもしれませんがどうかよろしくおねがいしまっす!!
≪オリキャラ1
神凪 メイカ(カンナギ メイカ) ♂
[髪色:明るい茶色(跳ね気味の短髪。
瞳:赤茶色]
至って普通の高校1年生。交通事故後、幽霊などが見えるようになる。(しかし恐いものが苦手)
この話の主人公的ポジションの人。
ツッコミ担当で、結構洞察力が鋭い。
≪オリキャラ2
九十九 一(ツクモ ハジメ) ♂
[髪色:灰色がかった薄い銀色(癖っ毛)
瞳:濃いグレー]
死神。過去を捨て、浮世で人間として気ままに暮らしている。
何をするにもダルそうにしていて、いつも半目で無気力系草食系男子(外見年齢20歳代)。
一応、中心人物。
斬魄刀:【夢現】
解号:『誘え、夢現』
能力:不明
≪オリキャラ3
巴 心太(トモエ シンタ) ♂
[髪色:シュウ色
瞳:薄い水色(赤いフレームの眼鏡をかけている)]
高校1年生。詳細不明。
メイカを気に入っている。
テンションの高い調子者、悪く言えばタラシ。
≪オリキャラ4
幽花 ♀
[髪色:薄い金色(とても長く、緩やかなウェーブがかっている)
瞳:薄い翠色]
小学生くらいの少女。詳細不明。
九十九の過去について知っているようである。
時々、彼と談話している。
- BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/27 23:47
- 名前: ゆっさー (ID: Nh/fscfw)
序章
刃が振り下ろされてゆく。
虚が断末魔の叫びをあげながら粉砕されてゆく。
その光景は見る者を魅了させるほどに恐ろしく、それ故に美しかった。
数人の死神が見入っている中、彼はただひたすらにその斬魂刀を振り続ける。
空中を漂い、音もなく、花びらが小刻みに舞い落ちるように動く姿は、たしかに隊長格の実力を持つ者の証であった。
一振り一振りが軽いように思えて、その波動に当たれば重圧される衝撃になる。
彼の振るう斬魂刀は一見、何の変哲もないもので、シンプルといえば聞こえはいいものの、ここまでくると個性のひとかけらもない。
しかし、そんな普通の刀一本から繰り出される攻撃は、その容姿のごとく一筋縄ではいかない。
『朧裂きッ!!!!!!』
唸る彼の声に合わせて、刃が白藍の霊圧を帯びる。
真一文字に横に振られた刀から、閃光が走り、虚にぶつかる。
光が虚に触れた瞬間—…その一瞬で、虚の全体がゆらゆらと歪み、だんだんと薄くなっていき、消えた。
最後の一体だった。
「やっぱすげえなァ!いつ見ても感激っすよ、九十九隊長の戦いぶり!」
「あれだけの数をほとんど自分でヤっちまうんだからな…やっぱ人並み外れてんだぜ」
「おれもあんな風に気持ちよく斬ってみたいよー、一瞬でさぁ、ずばずばっーーと!」
先程まで虚と戦い、優美に地に着地したその男—…九十九ハジメを横目で見ながら、彼を称賛する若い死神たち。
一方、九十九はそれを気にも留めず、目を向けることもなく歩いてゆく。
その堂々たる凛々しさに、またもや彼らは息をのんだ。
—序章終—
- Re: BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/27 07:27
- 名前: 風 (ID: bbfUlH82)
初めまして,同じくBLEACHの小説執筆しています風と申します。
(刹那の時間【月】刹那の時間【葵】と言う二作品です)
二作品も書くほどBLEACH好きです♪
まだ主人公君(?)は出てないですがどう絡んでいくのか楽しみにしています。
幽花と言う少女が気になりますね…
- BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/11/27 23:43
- 名前: ゆっさー (ID: Nh/fscfw)
風さま☆
おおお!同じBLEACHファンなのですね!!コメうれしいです!ありがとう!
なんと…!作家さん…だと?これは急いで見に行かねばッ!!(笑)
がんばって書いていくの、今後ともよろしくでっす^^
幽花はですね〜、結構キーマンになる感じですよ〜。お目が高いッ!
また暇なときにでも見てやってくださいなv
- BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/11/28 00:20
- 名前: ゆっさー (ID: Nh/fscfw)
メイカという名前が昔っから嫌いだった。
え?なぜかって?そりゃあ、おれが男だから。もっと男らしい名前にしてくれればよかったのにって思う。
たとえば、高校始業式の朝、初の自己紹介のときとか。
「えー…と、神凪メイカです。愁前中学から来ました。よろしくおねがいします」
たぶん、内容的には普通だろうと思う。みんなこんな感じで自己紹介してるしな。
でも、おれが言った後に聞こえる話声が気になってしょうがない。
ひそひそ言ってないでおれに直接言えよ!ほら!そこの前から3番目の奴!こっちちろちろ見て来んなコノヤロー。
…とまあ、そう『思う』だけで、結局は何も言えずに席に座る。
初登校日からこれから付き合うクラスメイトに好んで喧嘩売ろうなんて絶望的だしな。おれってまじで大人〜。
でも、なかには空気の読めない奴もいたらしい。
席はずっと離れているが、同じ男子で、派手な髪色の眼鏡の奴だった。
「えっと〜、オレ巴 心太っていーます!ヨッロシク〜☆」
なんて言いながらさりげなく女子の多い方向にウインクして見せた。これはウケ狙いか?それともマジのバカなのか?
きっと他の奴らもそう考えていたには違いない。頭の上にハテナが浮かんでるやつや、はぁ?って顔してる女子が目立った。
そんで、おれの自己紹介の時に笑ってた前から3番目の奴がまたコソコソと隣のやつにしゃべってる。
『なんだよアレ、まじバカなんじゃね?きっもー』
コソコソ声とはいえ、そういう悪口はなぜだか聞こえるものだ。たぶん反射的に耳が拾うんだろうな。
まあ、おれのときもなんか言われてたけど、気にしないのが善策だ。
ああゆう奴はほっとくべし!おれは結果的に同じ境遇になった巴という奴を心なしか応援した。
すると。
そいつはまぁた常識破りな行動に出た。
「おい、そこの前から3番目のデブ男!聞こえてんぞ!きもいのはおまえのほーだろ!?おれのどこがバカだって…」
「巴くん!」
先生が途中で牽制の声を挙げるものの、巴とやらは続ける。
「だいたいさぁ〜言っとくけどオレ、推薦入試トップでこの学校入ったんだからな〜。バカじゃねえっつーのぉ。少なくともあんたよりはー」
間延びした言い方とそのチャラい容姿で反論されても実感はわかないが、嘘を吐いているようには見えなかった。
それに、さっきおれの悪口言ってた奴に向かってのその言葉は結構スッキリ爽快で、おれ的には巴に好意を抱いたと思う。
まあ、ああいうトラブルメーカーの原子みたいな奴には関わらない方がいいんだろうがな。
おれは、なんとなくこれからの高校生活に期待を抱いていた。
ありきたりの青春を送って、自由にエンジョイしたりして。
—…けれど、そんな生活を夢見ていたおれはの運命は、このころから狂い始めていたのかもしれない。
おれは、これから想像を絶する世界に迷い込もうとしていた。
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