二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

REBORN! lacrima-涙-
日時: 2010/11/30 19:07
名前: 霧氷 ◆vll3drelnA (ID: GgxfwrUK)

おはこんばんわ!霧氷です!!

2つ目の小説書きたいと思います。
これは出来ればずっと浮気せずに書き続けたいです!!

基本私はチキン野郎ですが、話しかけて頂けると物凄く喜びます^^
なので気軽に話しかけてくれると嬉しいです笑

前の小説のオリキャラは是非とも登場させたいなぁなんて思ったりしてます。
今回は長編オンリーで行きたいと思いますので宜しくです☆


♪お客様♪

葵様・桃香様・風様


             ・・・現在3名のお客様にコメントを頂きました♪


MAIN CAST-オリキャラ-

【名前】 海月 虚空(くらげ こくう)
【性別】 ♀
【年齢】 14歳
【容姿】 ショートカットの蒼い髪、群青色の瞳、肌が驚くほど白い
【性格】 必要な事意外ほぼ喋らない。優しく思いやりのある少女。人をすぐに信じる。
——————————————————————————————————


CONTENTS-目次-

プロローグ>>1
第一弾>>10
第二弾>>13



Page:1 2 3 4 5



Re: REBORN! lacrima-涙- ( No.1 )
日時: 2010/11/28 10:16
名前: 霧氷 ◆vll3drelnA (ID: GgxfwrUK)

プロローグ

少女は走っていた。
黒いマントをすっぽり被り、裸足で夜のイタリアを駆ける。
マントから時折覗く顔はまだ幼く、14、15ぐらいといったところだ。
群青色の瞳は焦燥の色を浮かばせていた。
蒼い髪はスパリと短く整えられていている。
肌の色は、透き通るように白かった。
そんな少女の後を追うのは———スーツ姿の男達。
手に銃が握られているところを見ると、どうやらマフィアの一角のようだ。

「・・・っ!」

少女の走る速度がみるみる落ちる。
少女の前を塞いでいたのは、後ろの男達と何ら変わりのない男達。
少女の焦燥が不安へと変わる。
代表の男が、少女に言った。

「・・・諦めて下さい。逃げる事など、不可能です」
「・・・・・・」
「貴女は大きな戦力になります。だからこそ、貴女が必要なのです」
「・・・・・・」

少女はひたすら沈黙を守った。
代表の男が冷や汗を流す。

「・・・“XANXUS”様が、そうご希望なのです」
「・・・っ!!」

はっ、と初めて少女の顔色が変わる。
少女の不安は恐怖へと変わった。

それと同時に———少女の左手に群青色の“死ぬ気の炎”が灯った。

男は大きく顔を歪ませ、そして叫んだ。

「逃げろ!!」

しかし少女の方が速かった。
両手の平を前方の男達に突き出した。



「ラクリマ・オーシャン」



はっきりと、少女はその言葉を口にした。
するとコアァ・・・と左手の甲が光り、翼の生えた雫の文様が現れた。
———刹那、

ドウッ!!!!

少女のてのひらから群青色の水の柱が飛び出した。
それは前方の男達の皮膚を切り裂き、あっという間に血の海を作り上げた。
しかし後方にいた男達も黙ってみている訳にはいかない。
隙を見て少女に近付き、銃を発砲しようと構えた。
少女はバッ!と振り返るが、少し遅かった。



(———しまっ、)



パンパンパン!!
「!?」
発砲音と共に少女の前に立ち塞がったのは背の高い男だった。
・・・ダメ、当たってしまう!!
少女は咄嗟に男の服を掴む。

———刹那、

シパパパアン!!!!

何かをはたく音が響き、少女の足元に3つの弾丸が乾いた音を立てて落ちてくる。
発砲した男は愕然とした顔で、少女の前に立ち塞がった男を見つめていた。

「・・・お前は、」
「Io faccio quello che!?」

何してるんだ、と少女を守った男は言った。
綺麗なイタリア語であった。
発砲した男は顔を歪ませ、仲間に言った。

「・・・く!Vada una volta in giu(一旦引け)!!」
「Il beneplacito(了解)」

男達はザザザザ、とすぐさま夜のイタリアに消えた。

「Bene, e ... ogni destra(やれやれ・・・大丈夫か)?」

男はゆっくりと振り返りながら少女に言った。
男は煌く金髪の持ち主で、緑色のジャケットを羽織っていた。
手には黒く輝く鞭が握られている。
少女は恐る恐る金髪の男に言う。

「Puo parlare in giapponese?」
「あぁ、喋れるぜ?」

日本語で喋れますか?、と訊ねられた金髪の男の口からはまたもや綺麗な流暢な日本語が紡ぎ出される。
つい、少女は聞き入ってしまった。
金髪の男は少女を見た。

「俺はキャバッローネファミリーのボスで、ディーノってんだ。ま、宜しくな」

少女はこくりと頷く。
ディーノは頭をかいた。

「しっかしお前、何で追われてたんだ??ただ事じゃあなさそうだな?」

少女は俯く。
すると其処へ、

「ボス!大丈夫か!?」
「お、ロマーリオ」

黒ひげのスラリと細身の男———ロマーリオが駆け寄ってきた。
ロマーリオは少女を見る。

「・・・コイツが原因か?」
「まーな・・・。誰に追われてたのか分からねーんだ。何にしろ、暗かったからな」
「死んでた奴らを調べたが・・・どうやら“ヴァリアー”の下っ端の奴らだ」
「ヴァリアーか・・・あっぶねー、同盟ファミリーと抗争起こすとこだったぜ」

へら、と笑いながらディーノは頭をかく。
ロマーリオはやれやれといった感じで方を竦めてみせた。
ディーノが少女に向き直る。

「さーて・・・この子をどうすっかなぁ」

びくりと少女は震える。
「いや、何もしねーって」、となだめるディーノ。

「親はいるのか?」

ぶんぶん

「親類は?」

ぶんぶん

「・・・金は?」

ぶんぶんぶんぶん

「・・・本当にどうする?ロマーリオ?」
「俺に訊くなよ」

ディーノの問いに首を全て横に振った少女を見ながら2人は途方に暮れる。
思い切ってディーノは、



「・・・何でヴァリアーに襲われてたのか、ここで言えるか??」



少女は深く俯き、ぼそぼそと呟いた。

「お話する事は出来ますが・・・ここでは」
「じゃ、俺のアジトに連れてくか!!」
「!?」
「・・・ったく、ボスは相変わらずお人好しだな」

ニコニコ笑うディーノを驚愕の表情で見上げる少女と、呆れながらも不快感は感じさせないように言うロマーリオ。

———この出会いが、少女の運命を大きく変える事になる———・・・

Re: REBORN! lacrima-涙- ( No.2 )
日時: 2010/11/25 18:50
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

初めまして!!
秋空の所でお会いしましたねw
其処で霧氷の小説の書き方が好きだ、的なことを言ってましたので、来させて頂きました!!

頑張って下さい♪
そして、タメOKですか?


Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。