二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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KINGDOM HEARTS〜heart for you〜
日時: 2011/04/09 12:32
名前: aqua (ID: wPOt.fn5)

〜プロローグ〜

初めまして。aquaです。
今回が初投稿なので、自信があるとは言いませんが、読んでくれると嬉しいです。

記念すべき初投稿は、「KINGDOM HEARTS 358/2Days」をもとにしたストーリーです。
シオンが消えて、その後のロクサスとアクセルの話です。

それでは、ご覧下さい。



      Χ本編Χ

第1章「No.ⅩⅤ」>>1
第2章「親友」>>3
第3章「秘密」>>4
第4章「こわれた「ミライ」」>>6
第5章「嘘」>>10
第6章「「終わり」のハジマリ」>>12
第7章「友情」>>16
最終章「heart for you」>>17
あとがき>>18



      Χ番外編Χ

第1話「夏休みのハジマリ」>>20


      ☆お知らせ☆

新作小説について  >>9
イクサリクについて >>15
番外編開始!    >>21



      0視聴者様からの声0

花影さん  >>2 >>5 >>8 >>11 >>14 >>19
ぷよさん  >>7
ののあさん >>13


   コメントありがとうございます!(>∀<)

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Re: KINGDOM HEARTS〜heart for you〜 ( No.14 )
日時: 2011/03/19 21:37
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)

キングダムハーツにヒビってΣ
しかも半壊の城・・・

先が気になるy

Re: KINGDOM HEARTS〜heart for you〜 ( No.15 )
日時: 2011/03/20 09:20
名前: aqua (ID: wPOt.fn5)

ののあさん、初めまして。

読んでくれて嬉しいです(=∀=)

イクサリクの人間時代は…。

最終章に解ります!

今はまだシークレットです。

Re: KINGDOM HEARTS〜heart for you〜 ( No.16 )
日時: 2011/03/20 10:59
名前: aqua (ID: wPOt.fn5)

第7章  友情





「何なんだよこれ…いったい俺たちがいない間に何があったんだ!?」
ロクサスは自分がどうしていいのかわからない。
「お前たち帰ってきたか!」
奥からサイクスがやってきた。
「なあサイクス、何があったんだ!?」
「とにかくここは危険だ!ついて来い!」

3人はサイクスの後について行った。
するとそこには機関メンバーが集まっていた。
「…?ロクサスぅぅぅぅぅぅっ!お前生きてたのか〜!良かったよ〜!」
そう言ってデミックスがロクサスに抱きつく。
「くっ苦しい…」
「いったい何があったんだよサイクス!」
アクセルが聞く。
「…キングダムハーツを見ろ。」
サイクスの言うとうり、アクセルはキングダムハーツを見た。
「…なっ何なんだ……あれ」
アクセルの瞳に移ったのは、大きなひびがはいたキングダムハーツ。
かけている部分もあった。
「嘘…だろ?」
アクセルは言葉を失う。
「でもなんで…なんでキングダムハーツはこわれたんだ?何で城まで壊れてんだよ!」
ロクサスがあわてて聞く。
「キングダムハーツの力がもれているんだ」
ゼムナスがそう言った。
「えっ?」
ロクサスが聞き返す。
「キングダムハーツの中にあった強力な心の力が、壊れていくせいで漏れ出している。しかもあれは城の真上にあるせいで、ここはもろに影響を受ける」
「それじゃあ…このままじゃ」
ロクサスが不安そうに聞く。
「ああ…この城は壊滅する」
「「「「「「!?」」」」」」
機関メンバーの顔が険しくなる。
「じゃあ…なんでキングダムハーツは壊れてるんだ?」
「それは私にも解らない…」
ロクサスの問いにゼムナスは答えられなかった。

「もしかしたら…」
「…?何か知っているのか?」
イクサリクは何かを知ってそうだった。
「あたしがネバーランドでハートを集めてたとき…1つだけ黒いハートがあったの。多分それは強い憎しみや悲しみ、怒りが強いハートで、それを吸収したキングダムハーツが壊れていってるのかも…」

そしてイクサリクが話し終わった瞬間!


ドカーン!どーん!バリバリ!


大きな音と共に、足場が崩れていく!

「皆急いで奥へ!」
サイクスが皆を誘導する。
いっせいに皆が奥へと走る!
しかし、イクサリクの足場が崩れ落ちる!
「イクサリク!」
ロクサスが彼女の名を呼ぶ。
するとアクセルがイクサリクの手をつかみ、陸へと引っ張る。
そしてアクセルはそのまま…。
「「アクセル!!」」
ロクサスとイクサリクが叫ぶ!
「わりぃな…」
アクセルが落ちたその瞬間!

「っ!?」
誰かがアクセルの腕をつかむ。
「さっサイクス!」
なんとそれはサイクスだった。
「っ…人手が足りないのだ……ここで消えられては困る!」
「サイクス…フッ……やっぱ素直じゃないのは変わってねぇな!アイザ」
「フッ…」
2人は顔をあわせ苦笑いをする。

そしてアクセルは陸へと引き上げられる。
「早く行くぞ…リア!」
「おうっ!」
ロクサスとイクサリクは顔を見合わせ、ニコッと笑う。
それから2人の後を追った。








城の奥へと向かってゆくメンバー…。






キングダムハーツはどうなるのか!
ロクサス達の運命は!?





次回衝撃の最終章!!

Re: KINGDOM HEARTS〜heart for you〜 ( No.17 )
日時: 2011/03/22 17:29
名前: aqua (ID: wPOt.fn5)

最終章  heart for you





逃げる13機関のメンバーたち。
「なあ…俺たちどうなるんだ?この城は…?」
ロクサスが険しい顔で不意に聞いた。
「…さあな、消えるんじゃねぇか…この城ごと」
アクセルが静かに答えた。
「大丈夫だよ!」
イクサリクがやってきて言った。
「皆消えない、ううん…消さない」
「イクサリク…ありがとう」
ロクサスの顔も少し和らいだ。
「しっかしどうすんだよ………これから」
アクセルがサイクスに聞いた。
「…とにかく私たちがキングダムハーツを止める事もできんわけだ…。ここを離れるしか……だがこの城上空には強いエネルギーがあり、それによりあそこにキングダムハーツができるというわけだから、少し惜しいとゼムナス様もおっしゃっている。新たに城を作ろうと思っても、相当な時間がかかる…」
サイクスがそう言った。


「…じゃあどうすんだよこれから」
辺りが重い空気に包まれる。
…すると。
「………行かなきゃ」
そしてイクサリクが城の中へと走っていった。
「…!?イクサリクそっちは危険だ!!!」
それを見たロクサスが急いでイクサリクを追いかける!
「まて!ロクサス!イクサリク!」
サイクスが呼び止めるが、2人は聞こうともしない。
「俺が連れ戻してくる!だからお前は他のやつらと先に行け!」
アクセルがそう言って走り出す。
「…すまん……任せたぞ」
そしてサイクスは機関メンバーを連れて安全な場所へ避難した。





「イクサリク!何処だ!」
ロクサスがイクサリクを探していた。
「ロクサス!」
「…アクセル!?」
するとアクセルがやってきた。
「頼む…イクサリクを一緒に探してくれ!」
「ああっ!」
2人は城のいたるところを探していった。
今にも崩れそうな足場を渡り、必死に探した。





そして2人は城の最上階にある展望台にたどり着いた。
「…!?イクサリク!」
そこにはイクサリクがいた。
「…ロクサス」
イクサリクが振り向く。
「イクサリクさあ早く皆の所に!ここにいたら危険だ!」
「…」
イクサリクは黙ったままだった。
「イクサリク…急げ」
アクセルが腕を掴む。
「…行けないよ」
イクサリクが消えそうな声でそう言った。
「何で…?」

「あたしはいつも皆に助けられてた…今度はあたしが2人を守る番」
「何言ってんだよ!」
するとイクサリクが言った。
「皆にはまだ言ってなかった事があるの…」
「言ってなかった事?」
「…ロクサス、ううん、ソラ覚えてる?島にいた女の子の事」
「…カ……イリ?」
ロクサスは覚えている。忘れるはずがない。忘れられない。
何度も夢で見る女の子。ソラの大切な親友だから…。
「あたしは…あの子のノーバディなの」
「えっ?」
「…それとこれと何の関係があるんだ?」
アクセルが聞く。
「カイリはセブンプリンセスの中の1人。…彼女が心を無くしたのは知ってるよね?」
「うん」
「セブンプリンセスが心を無くすと、その抜け殻であるハートレスはキングダムハーツの一部となって、それを守らなきゃいけないの。だからキングダムハーツの力を借りてハートを開放する事ができたの。でもあたし、どうしても…どうしても会いたかったの……ロクサスに。だから下りてきたの…。」
「…俺に?」
イクサリクは話を続けた。
「あたしの力があれば、皆を守ることができる。あたしがキングダムハーツに帰れば」
そんなの…そんなのいやだとロクサスは思った。
ロクサスは、手を握り締める。
「キングダムハーツに戻る前に、私の心を…キングダムハーツに集まった心を2人にあげるね」
そう言ってイクサリクの胸から出てきた光の玉。その玉は2つに別れ、ロクサスとアクセルの中へと入っていった。
「…あったけぇ」
アクセルが胸に手を当てて言った。

「…ロクサス、あたしね」


そう言ってイクサリクがロクサスにキスをした。


「今も…そして人間時代も大好きだよ」
そう言われたロクサスはイクサリクを抱きしめる。
「…俺も」
ロクサスが小さく言った。
「…もう行かなくちゃ」
するとイクサリクの体がどんどん消えていく…。
「ああ、でも絶対忘れない俺たちの心にはずっとイクサリクがいるから…」
「ありがとう」

イクサリクが光に包まれる。



「サヨナラ…」



そしてイクサリクは消えてしまった…。

するとキングダムハーツの力は収まり、城の崩壊も止まった。
「……っ」
「…泣いてんのか?」
「うるせぇ…」
ロクサスは泣いていた。
「…最後ぐらい笑って見送ってやれよ」
アクセルがそう言うとロクサスは涙を拭き、キングダムハーツを見て、にっこりと笑った。
そしてアクセルの瞳から流れ落ちたひとつの雫…。
アクセルはやさしく笑った。





そしてキングダムはーツは消えていった…。









あたしは皆とずっと一緒にいたかった…。もしこの願いがかなうなら、あたしはどんな事でもする。


そしてもしまたあの2人に合えるのなら、
あたしの事…





            もう一度「親友」と呼んでくれますか…?









KINGDOM HEARTS〜heart for you〜



                     ΧおわりΧ

Re: KINGDOM HEARTS〜heart for you〜 ( No.18 )
日時: 2011/03/22 17:36
名前: aqua (ID: wPOt.fn5)

あとがき



皆さん短い間でしたが、ご愛読ありがとうございました。

こんなに見てくれてすごい嬉しいです!

次の新作も期待しててください。

それではまた。


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