二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 薄桜鬼*私と6人のモノガタリ。
- 日時: 2011/03/14 19:43
- 名前: ぴこた. ◆.23vjCNbcg (ID: xr1in99g)
はじめましてー(^p^)ぴこたでs(`ω´)
二次小説初めてなんですけど
薄桜鬼好きすぎて作ってしまった。
*登場人物
オリキャラ。
*佐倉陽菜20才。
備考→面倒くさがり屋な大学生。
天然なところもある。
*土方歳三
*沖田総司
*斎藤一
*風間千景
*藤堂平助
*原田左之助
-
基本コメディ・・・かも?←
- Re: 薄桜鬼*私と6人のモノガタリ。 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/14 22:55
- 名前: ぴこた. ◆.23vjCNbcg (ID: xr1in99g)
*二話
【Japanです。】
「ん・・・」
目眩はすぐに治まり、
下に向けていた顔をあげる・・・と
「うひゃあああっ!!?」
と、陽菜は声をあげた。
真正面に、綺麗な緑色の瞳をした男が微笑んでいたからだ。
男は陽菜の反応を見て、軽快に笑った。
「あははははっ、そんな声をあげた子初めて見たよ」
「な・・・何が面白いの・・・!?」
ムッとなった陽菜は反抗的に言い返した。
「何がって・・・君の反応が、だけど?」
「・・・」
そう、か。
・・・。
いや、待て。
この人誰!?
口を開いた瞬間。
「総司。からかうのも止めにしろ」
と、陽菜の耳に不機嫌そうな声が入った。
この男の顔が近すぎた為、後ろにも人がいたことに気がつかなかったのだ。
・・・。
少し考えた後、思い切り目を見開く陽菜。
総司?
総司って・・・あの総司?
新選組の? 薄桜鬼の?
・・・そうだ。と陽菜は“総司”と呼ばれる男の顔をもう一度見る。
そういえばこんな顔だったよ!!!
え、どゆこと?
なに、これ。
とにかく・・・落ち着け自分。
現状を把握するんだ。と、自分の心に言い聞かせる。
「そんな怒らなくてもいいじゃないですか、土方さん」
「・・・退け」
“総司”の言葉を無視して、
“土方さん”は“総司”を退かして陽菜の前に立った。
「っ・・・!」
目が合う。
殺される・・・!?
と、思わず自分の死が頭によぎった。
しかし
「此処は一体何処だ」
“土方さん”の言葉は、陽菜の緊張の縄を解いた。
「は・・・?」
「此処は何処だと聞いているんだ。答えろ」
「ど、どこって・・・」
Japanじゃないですか。
そんなことを言ったら殺されるな、うん。
まず英語は通じないか・・・?
「私の、家・・・」
とにかく、それだけを答える。
それを聞いた“土方さん”は、顔を歪ませた。
「家? ・・・お前のか?」
こくり、と陽菜は頷く。
「どういうことだ? お前、外国の野郎か」
「ちっ、違うし! れっきとした日本人です!」
「じゃあ何でこんな西洋たらしい家に住んでやがる」
「何でって・・・!」
何て答えればいいの!?
そうだよなあ・・・
この人たち、江戸(明治)時代の人達だもんなあ・・・。
- Re: 薄桜鬼*私と6人のモノガタリ。 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/14 23:24
- 名前: ぴこた. ◆.23vjCNbcg (ID: xr1in99g)
*三話
【西洋の文化がどうのこうの】
ていうか、私の方が疑問だよ!
何でアニメの世界の人がここ(現実)にいるの!?
そっからでしょ!!
「・・・そういうことは後で説明する。
とにかく、私の質問に答えてくれない?」
「・・・。名乗りを上げろ」
なっ!?
自分聞いてきた時名乗らなかったくせに!
「佐倉陽菜」
“土方さん”は鼻を鳴らし、
「・・・何だ」
と、質問の内容を聞いてきた。
「・・・えっと。その・・・貴方たちは、何処から来たの?」
「知らねぇ。気が付けば此処にいた」
え、えええーっ。
ナニソレーっ。
なにゆえーじゃんマジで。
「新選組の人達・・・だよね」
「ああ」
「・・・」
ええ、どうしよう。
知らねぇって言われちゃったらお仕舞いだよ・・・!
「それだけか」
「えっ、あー・・・まあ」
「・・・それじゃあ、聞かせてもらおう。
この西洋たらしい家は何だ。
それと・・・お前のその服も・・・何だ」
「え、服!?」
そっかあ〜〜〜〜〜っ、
服もかあああ・・・。
「ずばり言う。今は平成時代という日本の新たな時代で、
この家やこの服は、西洋の文化を取り入れた末こうなったのですっ」
おお、自分完璧かも。
そこで、“総司”が口をはさむ。
「西洋の服なら、僕たちも着てるよ?」
「え・・・」
よく見たらそうだ。
2人とも髪を切って西洋化している。
あと・・・一くんに平助に、左之さんも。
「って、ええ!?」
斎藤堂左之!!?←
いたんだ・・・全然気付かなかった。
まあ、今更なんだ。
どうせ夢なんだから。覚めるんだから。そう驚くな自分。
「それが・・・もっと進化した感じ」
「お前は説明が下手糞だな」
と、“土方さん”は不機嫌な表情をする。
「っ・・・!?」
む、むきゃあーっ!!
- Re: 薄桜鬼*私と6人のモノガタリ。 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/16 18:33
- 名前: mk (ID: PMHGkQdB)
おもしろいですね
続き楽しみにしてます
私も薄桜鬼の夢小説書いてるんです
よかったらそっちのほうも見てください
- Re: 薄桜鬼*私と6人のモノガタリ。 ( No.6 )
- 日時: 2011/03/16 18:58
- 名前: ぴこた. ◆.23vjCNbcg (ID: xr1in99g)
*四話
【まさかの、ですか?】
・・・。
陽菜の部屋には、ただ重苦しい沈黙があった。
どうしたものか、と黙り込んでいると、
土方が口を開いた。
「佐倉・・・と言ったか」
「は、はい?」
「今は平成時代という新たな時代だと言ったな。・・・それは本当か」
「無論! 明治、大正、昭和・・・そして平成へと移り変わってきたの」
この人達にとっては、信じられないようなことなのだろうけど。
なんたって・・・平成は、自分の未来を超えた未来の世なのだから。
すると、微笑みながら沖田が言う。
「それじゃあ・・・ここは本来僕たちがいない時代なんだ」
「そう、なる」
陽菜の返答を聞いても直、沖田はニコニコ・・・というより、ニヤニヤしていた。
陽菜は沖田の表情を少し不審に思っていると、藤堂が興奮気味に声を出す。
「んな・・・どうやったら江戸時代に戻れるんだよ?」
「え、どうやったらって・・・言われても」
陽菜は戸惑う。
すると、
「落ち着け平助。きっと戻れる方法があるさ・・・なあ、斎藤」
と、原田は藤堂を落ち着かせ、
ずっと黙って正座をしている斎藤に話を振った。
だが
「・・・この様なことは初めてだ。俺にも分からぬ」
土方は不満をぶつけるかのように、小さな机を拳を握り思い切り叩く。
「ちょっ・・・壊れるっ」
陽菜は言ったが、皆が皆困っているのだろう。
・・・沖田を除いて。
「戻れる方法が在るんだったら苦労はしないよね。
・・・でも、戻れないんじゃあどうしようか」
台詞だけでは悩んでいるように聞こえるが、
表情を伺うところ、悩むどころが楽しんでいるようだった。
「あのー・・・ちゃんと心配してる? 自分のこと」
「言われなくてもしてるよ?」
いや、してないだろ・・・と陽菜は小さな溜め息をついた。
その時、沖田はひらめいたようなどうでないような素振りでこう言った。
「戻れる方法が見つかるまで、ここで暮らせばいいんじゃないかな」
・・・と。
皆は目を丸くしたが、
その中で最も目を丸くしたのは、陽菜だった。
- Re: 薄桜鬼*私と6人のモノガタリ。 ( No.7 )
- 日時: 2011/03/16 19:01
- 名前: ぴこた. ◆.23vjCNbcg (ID: xr1in99g)
>mk様
ありがとうございます^ω^
はい、見にいかせてもらいますね〓
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