二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 青空に似ている
- 日時: 2011/04/03 22:50
- 名前: taka (ID: PfnP2WII)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=form
野村美月さんのライトノベル『文学少女』シリーズ知ってる人いますか?
この本に登場する「青空に似ている」という物語があるんですが
シリーズの中ではこの物語の本文が登場しないんです。
実際に本になっているというわけでもなく
ずっと読みたいと思っていたんです。
待っていても出ないみたいで・・
ってわけで俺と後輩で話した結果俺たちが井上ミウの小説を書いてみることにしました。
最初は俺の「青空に似ている」です。
頑張って書くのヨロシクお願いします。
一応自己紹介です^^
takaってペンネでいろいろ書いたりしてます。
前はジャンル基本なんでもかけたんだけど最近全然書いてなかったんで、微妙です^^;
あんま上手くないけど、よろしくです!!
登場人物(仮)
羽鳥→ 一人称「俺」
一樹→ 一人称「あたし」
加奈→ 一人称「うち」
有紀→ 一人称「私」
一人称覚えてもられると誰のセリフかわかりやすいと思います^^
たぶんまだ増えるんでそのつど追試しまーす
- Re: 青空に似ている ( No.4 )
- 日時: 2011/04/03 21:22
- 名前: taka (ID: PfnP2WII)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
夜桜さん>
始めまして^^
知ってる人がいてよかったです!
あんまうまくなんですけど、応援してくれるとうれしいです!
- Re: 青空に似ている ( No.5 )
- 日時: 2011/04/03 21:38
- 名前: taka (ID: PfnP2WII)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
だから授業の時間は退屈。
もちろん近くの席の友達と話したりはする。
人が嫌いなわけでもないから休み時間は楽しいよ。
でも、授業中は何か違う。
何が違うか何となくはわかるんだけど。
認めると顔、真っ赤になりそうで怖いんだよね。
たぶん羽鳥が休み時間以外は基本的に寝てるから。
顔が横からも後ろからも見えないからだと思う。
あたしは羽鳥が好き。
ずっと好きだった。
幼馴染なんかじゃなきゃとっくに告白してると思う。
言わないのは恥ずかしいからってだけじゃない。
言ってもしフラれて、気まずくなるのが怖いんだ。
羽鳥のことだから、いざ言っても『冗談だろ』って本気にしてくれないかもしれないし。
でも、羽鳥もあたしのこと好きだったら・・
あー、今は考えちゃダメだ!
家で1人の時にこういうのは考えないと。
早く休み時間になれ。
モヤモヤが授業中だと消えない。
- Re: 青空に似ている ( No.6 )
- 日時: 2011/04/03 22:12
- 名前: taka (ID: PfnP2WII)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
「一樹!一緒に屋上でお弁当食べよう!」
「うん。すぐ行くから先に行ってて」
やっとお昼か・・
あと1時間授業ある。
こういう日に限って午前中授業がないのは何でなんだろ。
何にも予定ない日ばっかり午前なんだもなぁ。
あたしってついてないのか。
あ、そうだ。
羽鳥は
もう教室にいないや。
今日も図書室にいるのかな。
ちょっと覗いてから屋上いこっと。
羽鳥は大体、お昼休みは図書室に1人でいる。
なんか昼は1人でいるほうが落ち着くんだって。
図書室にいるのに本を読んでるわけでもなくて、小説をかいているわけでもない。
だた1人でぼーっとしてる。
あれ。休館日だ。
司書の先生が居ない日はこうやって図書室は閉まっている。
こういう時は羽鳥どこにいるんだろ。
今日、家にいったら聞いてみようかな。
よし!お腹減ったし屋上いこっと。
「おまたせー!」
「一樹おそーい。どっか行ってたの?」
「え?あ、うん図書室よってきたんだ」
「なんで?今日、休館日じゃん」
「忘れててさ」
加奈と、有紀とは毎日お弁当一緒に食べてる。
この2人がクラスじゃ1番仲良いし。
「うち知ってるよ!なんで一樹が図書室よったか!」
「え!?」
「羽鳥くんに会いに行ったんでしょ?」
「そうなの?私しらなかった」
「ち、ちがうよ!何であたしがあいつに会いに行かなきゃいけないの!」
「好きなんでしょ?羽鳥くんのことー」
なんでこんなにいろんなこと知ってるんだ・・
好きっていうのはたぶん予想でいってるだけなんだろうけどさ。
めっちゃニヤニヤしながらこっち見てるし。
バレバレなんだろうな。
- Re: 青空に似ている ( No.7 )
- 日時: 2011/04/05 23:20
- 名前: taka (ID: PfnP2WII)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
「どこにいるか教えてあげようか?羽鳥くん」
「え?」
わっ・・
思わず反応しちゃった。
でも、加奈ってホント何でも知ってるんだな。
学校のことなら何でもわかるって感じ。
「やっぱ気になるんじゃん!」
「ホントに羽鳥くんのこと好きなんだね」
「ちがっ・」
「知りたいんでしょ?羽鳥くんどこにいるか」
そりゃ知りたいけどさ。
加奈のことだから絶対に何か条件つけてくる気がする。
「ちゃんと真実を教えてくれたら、教えてあげるよ」
「加奈頭いい!」
「でしょ??」
何か2人で盛り上がってるけど・・
加奈に教えると誰にまわるか分からなくて怖いんだよな。
「どうするの?」
わかったよ!
言えばいいんでしょ!言えば・・
「好きだよ・・」
「やっぱり。一樹、男見る目あるね羽鳥くんすっごくいいと思う!」
「で?どこに羽鳥はいるの?」
誰かに、自分の好きな人教えたの初めてだ。
しかもこの2人かぁ・・
他に相談する相手がいるわけでもないし。
話したことでちょっと楽になれるのかも知れない。
「羽鳥くんは・・ちょっときて!」
「ちょっ・・!」
「ほら、あそこだよ」
加奈が指差してるのは・・鉄棒?
グラウンドにある鉄棒。
「ガチでいってる?」
「あったり前でしょ!うちを誰だと思ってるわけ?図書室が閉まってるときは大体、鉄棒の近くに絶対いるから」
- Re: 青空に似ている ( No.8 )
- 日時: 2011/04/06 21:05
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
おぉ。鉄棒といえば、
樹がクルリと回って「羽鳥も逆さまだよ」という場面が頭にー。
応援?当たり前です。ガチで応援してますっ!!!
いえ。させていただきます。
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