二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

光陰リフレクト『イナイレ短編集』リク募集中!
日時: 2011/08/10 21:31
名前: 紗夜 (ID: 32zLlHLc)
参照: リクエストOKです!!

光も影も


              反射する















はじめまして!元海穹の紗夜と申します!
上の文は無視してくださいwちょっとしたプロローグみたいなものです。



今回はイナズマイレブンの短編集を創らせていただきました!前にも短編してたんですが、挫折してしまいましたw

今回はちゃんと書きますよ!!

相変わらずの駄文ですが、よろしくお願いいたします!!

題名は良く変わると思いますw



リクエスト、大歓迎です!!  >>1

ボカロ曲小説化リクエストはこちら!  >>24



短編集ですが、たまに中編のお話とか書けたらなーと思っています。




——目次——



〜ボカロ曲小説化〜



『リンネ』(病み・グロ) >>16 >>17 >>18 >>25


『ピエロ』(シリアス・甘) >>26




〜パロディ〜


「イナズマナイン」

設定紹介 >>19

選手・マネジ紹介 >>21 >>22








〜リクエスト〜

紅闇様リクエスト 「あなただけじゃない」(シリアス) >>10

藍蝶様リクエスト 「一人で抱えるな」(病み・甘)>>13










——神なお客様——

紅闇様 藍蝶様 夜桜様







頑張りますのでよろしくお願いします!!

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 光陰リフレクト『イナイレ短編集』リク募集中! ( No.25 )
日時: 2011/08/13 09:30
名前: 紗夜 (ID: 32zLlHLc)
参照: ボカロ曲をイナイレキャラとオリキャラで!リク募集!

病み 鬼道×氷歌


※解釈はあくまで私のしたものです。皆さまのイメージと違うことはあると思いますが、それぞれのイメージは違うものなのでそれを分かった上でお読みください。

※グロ表現があると思います。

※氷歌と鬼道さんがいつもと違います。






『リンネ』 「終わらない輪廻を」




静かになった。さっきまで聞こえていた彼の心音が、プツリと、電話が切れるようにして聞こえなくなたせいだ。私はまだ彼の首を持っている。力はもう入っていない。全力で彼の首を握ったせいでもう手に力が入らない。


「……有人?」

そうゆっくり名を呼んでみた。返事はない。彼は眠るようにして目を閉じている。

「有人?」

もう一度呼んでみた。昔と同じように、優しく、穏やかに。

でも返事はなやりなかった。気がつけば彼の首はとても冷たくなっていた。氷のように冷たい彼の首から私は手を離した。そしてそのまま彼の手をとってみた。その手を頬に当て、するりと滑らせてみる。冷たい手。とても……冷たい。



「これで、あなたは私のものだよ?」

そう言ってみた。嬉しいような気がした。でも、私はこれでまた大きなものを背負ってしまった。でも、いいよ。あなたを殺すためだから。私がしたかったことはこれで終わったんだよ。私があなたに抱いていた愛は気がつけば憎しみに変わっていて、その憎しみをぶつけて、私はあなたの命をこの手で絶てた。それが、私の幸福だから。あなたを手に入れたかったわけじゃない。でも、このままあなたが何も知らずに生きていくよりは殺した方がずっとずっといいの。あなたが他の女ともう笑えないことが、私は嬉しいよ。



「じゃあ、ね。」

私はそう言って彼の手を元の場所に戻し、そこから去った。













やりたかったことはやり切った。でも私は、安息の地を完全に失った。
でも、こうなることが当然な気がした。好きな人と一緒にいられなくなってその人を自らの手で殺すことが決まっていた気がした。何でだろう。そんなこと分からない。だけど凄くそんな気がした。


きっとこれが私の運命。



そうやってすんなりと運命を受け入れることができた。




でも、ほんの少しだけ思いことがある。あの時、有人が私を捨てなかったら、私は今頃持って幸せだったんじゃないかって。あの頃に戻って過去を変えられたらって。少し思う。




「……そのうち、逃げるのも難しくなる……だったら……」

踏切の音が響く。私は踏切の前でただ呆然と立ち尽くしていた。


「……有人……あなたは天国に行ったのかな。それとも地獄かな。」

きっと私は地獄に行くよね。でもあなたがいれば私は少しでも救われるかもしれない。今度会ったら、私をもっと大切にしてくれる?今さらこんなこと言うのは変だけど、私は……


ガタガタと電車の近づく音がする。私は一歩、前に進んだ。また一歩足を出したその瞬間




「死んで報われようって?そんなこと無理にきまってるでしょ?」

声が聞こえた。


驚いて足が止まる。少し辺りを見てみるが、誰もいない。なのにどうして……?

そう思っていると辺りに少し風を起こしながら電車が踏切を通った。

「あんたは死んだって報われないよ。死んであの人に会ったって、あの人が昔と同じようにあんたに接してくれるわけないでしょ?あんたはその手で大切な人を殺したの。あんたは人殺しなの。分かる?」

誰もいないはずなのに声が聞こえる。どうして?どうして?意味がわからないそれにこの声の主はどうして私が彼を殺したと知っているの?

「あたしが誰か分かんない?ふーん。じゃあ教えてあげる。あたしはあんただよ。」



……私……?


「何を言って……」

「あんたはあたしだって言ったの。」

じゃあこの声は私の中から聞こえてるってこと?意味が分からない。じゃあ私は今自問自答してるの?


「まあ、詳しいことは言っても分かんないよ。兎に角、あんたが死んだってもうなにも意味を成さないの。あんたはこの先、ずっと一人で生きていくの。もう昔のような幸せな日々なんてあんたにはもう来ない。あんなたもう……大人になっちゃったんだよ。」

……確かにそうだ。私はもう、死んだって報われない。こいつが言ってることは正しい……

「これは運命だ。あんたは今、果てしなく続く輪廻の中にいるの。ずーっと昔から、続く輪廻の中にね。」


「……輪廻……?」

「そ。あんたの祖先も、あんたとおなじ、愛する人を殺して一人で罪から逃げた。逃げ続けた。あんたがこうなることはあんたの祖先から決まってたの。逃げようとも逃げられないの。これを知ったあんたの祖先は皆、こんな輪廻を千切ってって言ってた。でも無理よ。今も昔もこれからも、この輪廻は続く。歩みな。運命を背負って。」

声は聞こえなくなった。

祖先から続く輪廻……これは終わらない。これからも、ずっと。きっと来世でも、結ばれない。



これからもずっと。一人で哀れに道を進んでいかなきゃいけないんだ。
悲しい運命の道を。終わらない輪廻を。



もういいよ。歩むよ。一人で、哀れに。




                   




                                                          だって



それが




             






                                          私の






           




                      運命だから









































『リンネ』



Re: 光陰リフレクト『イナイレ短編集』リク募集中! ( No.26 )
日時: 2011/08/13 09:44
名前: 紗夜 (ID: 32zLlHLc)
参照: 『ピエロ』を小説化してみます。氷歌視点!

シリアス&甘 鬼道×氷歌


※解釈はあくまで私のしたものです。皆さまのイメージと違うことはあると思いますが、それぞれのイメージは違うものなのでそれを分かった上でお読みください。

※ある歌い手様のPVにだいぶ影響されてます。されまくっています。

※氷歌が氷歌じゃないです。鬼道さんが鬼道さんじゃないです。配役は氷歌がお譲様、鬼道さんがピエロの男の子です。











『ピエロ』 「おどけて見せる」








大丈夫 大丈夫












                               おどけて見せる僕は













               小さなサーカスの













名もなきピエロ


















「…っ、ひっく…っ……」

ある日の昼下がり。町のはずれにある木の陰で、私は泣いていた。いつも本当に辛くなるとここに来て泣く。誰にもばれないようにこっそりと。
最近、お父様もお母様も厳しくなってきた。私をいい子に育てたいのは分かるけど、少しは遊びたいし、休んだりもしたい。でもずっと習い事で、もう辛くてしょうがない。

「……もう嫌だよ……」

そう呟き、膝を抱えてそこに顔を埋める。ゆっくりしたい。誰かと遊んだりしたいよ……

ガサッ!


何かが動いた音がした。明らかに木の後ろから。誰もいないと思っていたから驚いてすぐに後ろを振り返る。


すると……





ひょこっと木の陰から誰が顔を出した。ニコニコと笑った顔……じゃない、仮面だ。ピエロの仮面をかぶった、私と同じ年くらいの男の子。本当の顔は全く見えないけど、彼だ。とすぐに分かった。

私が彼を見つめていると、木の陰からできた。彼は大きな玉乗り用のボールを、真ん丸いお月様みたいなボールを持ってて、それに慣れた様子で乗って、バランスを取りながら少し前に進む。危なっかしい……そう心配していると、バランスを取れなくなって派手に後ろに倒れてしまった。

「……ふ、ふふふっ…」

思わず笑ってしまった。彼があまりにも派手に転ぶものだから。でも彼はきっと、私を笑わせるためにこうしたんだと思う。優しい人だから。


「ありがとう。」

私は彼に向かってそう言った。少し照れた様子の彼はボールを高々と空に投げる。演技が終わったピエロのように、楽しそうに嬉しそうに。






Re: 光陰リフレクト『イナイレ短編集』リク募集中! ( No.27 )
日時: 2011/08/10 22:04
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

初めまして、伊莉寿(イリス)といいます。
いきなりですが、リクします!

名前【冬波 小雪】(トウナミ コユキ)
性別【女】
年齢【14】(中2)

性格【何時も静か。テンションが上がると弾けたりする。優しく小動物を見ると友達になろうとする。天然。】

容姿【髪色は吹雪に似ている。髪型は蘭丸のを短くした感じ。瞳は空色。身長は160センチ近くで痩せ形。】

お相手【吹雪!】
相手との関係【幼馴染。白恋中サッカー部マネ。】


ジャンル【甘】

シチュ【FFに吹雪が復帰した時、ライオコット島の海辺で散歩。】


備考【吹雪→小雪→小動物…って感じで^^;】


小雪「初対面で失礼ですが、どうかよろしくお願いします。」
伊莉寿「よろしくお願いします!」

Re: 光陰リフレクト『イナイレ短編集』リク募集中! ( No.28 )
日時: 2011/08/11 14:16
名前: 紗夜 (ID: 32zLlHLc)
参照: 夏だから肝試しの話とかそういうの書きたい。

伊莉寿さん!

リクエストありがとうございます!
小雪ちゃんは吹雪君に好かれてることにあまり自覚が無いって感じでいいのでしょうか。

甘いのですね!頑張ります!
早めに書かせていただきますので、少々お待ちください!


Re: 光陰リフレクト『イナイレ短編集』リク募集中! ( No.29 )
日時: 2011/08/11 14:29
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

そうですね、自覚無しで。
急がなくても大丈夫です、遅くても気にしないので!


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。