二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜 
日時: 2012/02/26 18:35
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

12歳(小6)の作者です!

タメ口とか全然OKです!


第一話 >>1
第二話 >>2
第三話 >>10
第四話 >>11
第五話 >>30
第六話 >>38
第七話 >>47
第八話 >>50
第九話 >>60
第十話 >>65
第十一話 >>70
第十二話 >>78
第十三話 >>93
第十四話 >>100
第十五話 >>109 
第十六話 >>113
第十七話 >>124
第十八話 >>129
第十九話 >>148
第二十話 >>152
第二十一話 >>174

櫻姫紹介 >>3

番外編

〜双子〜 >>163
〜カラオケに挑戦!〜 >>185

妖怪募集用投稿用紙 >>12

アンケート用紙 >>125

お客様

夏蜜柑さん
刹那さん
秋桜さん
雛林檎さん
このみさん
ライさん
氷花月さん
Lunaさん
桜ウサギさん

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Re: ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜  ( No.112 )
日時: 2011/10/04 16:04
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

>>108

いえいえどういたしまして〜 

Re: ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜  ( No.113 )
日時: 2011/10/04 16:05
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

第十六話

「いやああああああ!!」
やめろ・・・・! あのときの記憶が、すべての記憶がよみがえる。
「は、い、び・・・・。」
・・・・私には昔、家族がいた。それは、私がまだ幼かったときのこと—。


「灰火〜!」
まだ幼い櫻姫がコスモスの花を手にさけんでいる。
「灰火〜、どこ〜!」
すると、
「ここだよ。」
という声と共に、櫻姫の目の前に少女が現れた。
「灰火!」
と、言って櫻姫は少女に抱きついた。
「どうした? 櫻姫。」
と、少女は言って櫻姫の顔をのぞきこんだ。
「あのね、きれいなお花が咲いてたから灰火に見せてあげたかったの。」
「・・・・確かにきれい。かわいい花だな。さ、帰ろう?」
と、少女は櫻姫の手を取るといっしょに歩き出した。
彼女は灰火。腰まである長い美しい紅色の髪に、漆黒の瞳。見た目は十六歳くらいだ。灰火は妖狐だ。赤狐という神道系の妖狐で、しかも、妖狐の中でも最大の妖力を持つと云われる、『九尾の狐』だ。灰火は櫻姫が孤児院の前に置き去りにされていたあの夜、たまたま通りかかった灰火は櫻姫をつれて帰ったのだ。櫻姫たちは幸せだった。あのときまでは—。四年後。ある日突然、二人はある妖怪におそわれた。その名は—『扇女の美虎』—
「風裂鬼魔!」
「ああっ!」
「灰火!」
灰火は美虎の攻撃をまともに食らいぼろぼろだった。櫻姫は必死に灰火を守ろうとしたが、まだ覚醒して間もないころ。いくら妖怪の姿でも力が弱いのだ。そのとき、櫻姫に風の刃が—。
「櫻姫!!!」
「あっ・・・・。」
「ああああああああ!!!」
灰火は櫻姫に抱きつき、美虎から必死にかばった。そして、ズルッとくずれ落ちると、灰火は赤い毛並みのキツネの姿から人間の姿になって、
「くっ・・・・、に、逃げろ・・・・。櫻姫早く・・・・逃げろ・・・・。」
「い、いやだ!」
「バカ言え・・・・、ちきしょう・・・・。私にもっと力があれば・・・・。」
「灰火!」
「私は、あんたと出会えて幸せだった・・・・。ありがとう。櫻姫、あんたは・・・・幸せになんなくちゃいけないんだ・・・・、早く、早く・・・・、に、げ、ろ・・・・。」
灰火の目は一筋の涙と共に静かに閉じた。
「灰火? おい、なにしてんだよ・・・・。やだ、死んじゃいやだ・・・・いや・・・・。いやああああああ!!!」
櫻姫は泣きさけび、灰火のなきがらを抱きしめた。そして、
「許さねえ・・・・。許さねえ!!!」
憎しみのこもった目で美虎を見つめた。櫻姫は舞桜をギュッとにぎりしめ、
「はああああああ!!」
と、美虎におそいかかった。怒りと憎しみで、さっきとは何倍もの力を出していた櫻姫に美虎はひるんだが、大人と子供の力の差でやはり、美虎が勝った。だが、
「・・・・あなた、おもしろいわね。」
「だまれ!」
櫻姫は地面に転がりながら言った。
「櫻姫、あなたを生かしておいてあげる。」
「なに言ってやがる!」
「あなたって本当におもしろいから! 大きくなったらまた会いましょうね、さ、く、ら、ひ、め。」
そう言い残すと、美虎は去って、櫻姫だけが残っていた。
「う、ううっ・・・・。」
櫻姫は地面をはって灰火の元へ行き、声を殺して泣いていた。


すべてを思い出した。やっと、少しはふっきれたと思ってた・・・・。
「灰火・・・・。」
私は地面にくずれ落ちた。灰火は私のせいで死んだ・・・・。背後から風の刃が近づいていることに気づかなかった。そして、灰火は私をかばって・・・・。私のせいだ。私のせい、私のせい、私のせい・・・・。
「ああー、最高の記憶ねー。」
と、美虎が言った。私の耳にはそんな言葉、一つも入ってこない。
「やっぱり生かしておいて正解ね!」
私にもっと力があれば・・・・灰火はあんなことにはならなかった。今も生きていたはずだった・・・・! 灰火!!! 

Re: ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜  ( No.114 )
日時: 2011/10/04 17:23
名前: ライ (ID: wUNg.OEk)

灰火をだしてくれて、ありがとう♪

えーと・・・

死んだ?・・・

Re: ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜  ( No.115 )
日時: 2011/10/04 19:58
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

ども、ひょっこりどっかから沸いてくる雛林檎です。

もう、私は皆さん文才ありすぎてやばい!
なんで私こんなに文才ないんだろ…
なんかアドバイスください。

Re: ぬらりひょんの孫〜櫻が舞うころ〜  ( No.116 )
日時: 2011/10/04 20:18
名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)

>>ライ

  灰火は、うん死んじゃってる・・・・過去の人物として出しからね・・・・
  櫻姫の育ての親ってことになってる。


>>雛林檎
文才無い? そうかな? 私雛林檎の小説好きだよ。アドバイス(?)だけど、みんなはそうかわかんないけど、私はノートとかにまとめないで、自分のイメージで全部書いてるんだけど、(だから、いきなりワープロ)たまに、櫻姫の私がイメージする似顔絵とか、プロフィールとか書いたりしてる。そうすると、イメージがしやすくなるから。


なんかわかりにくいね・・・・
しかも読み返せばなんか上から目線!?
役に立ちそうになくてごめんね・・・・。


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