二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ボカロ】カゲロウデイズ【短編〜中編】
- 日時: 2011/11/16 18:02
- 名前: 亜甘。 (ID: vUj4jsEu)
おはようございます、こんにちは、こんばんわあー
亜甘(あかん)と申します。
趣味でだらだら小説を書いてます。
ボカロが好きなんで、ボカロの曲をもとにして、短編書いていこうかと。
ちなみに小説投稿は2個目ぐらいです!
といっても1個目は数年前なんで(笑)ほとんど初心者です。
どうぞよろしくお願いします!!!!
〜予定〜
・最初の短編は『カゲロウデイズ』にします!中編ぐらいになるかも…
それでは早速、楽しんでいってください!↓
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- Re: 【これ一回】カゲロウデイズ(中編)【やってみたかった】 ( No.6 )
- 日時: 2011/11/12 12:14
- 名前: 亜甘。 (ID: vUj4jsEu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
★あとがき★
…展開はやっwwwww
猫の名前はあとで付け足したので、ちょっと不自然かもw
- Re: 【これ一回】カゲロウデイズ(中編)【やってみたかった】 ( No.7 )
- 日時: 2011/11/12 16:49
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
うわあぁぁ!!カゲロウデイズですね!!
私好きなんですよね…カゲロウデイズ。
続きも気になるし書き方もお上手で羨ましいです!
ボカロ曲…私も書こうかな?←
ちょくちょく更新されたら拝見しますので、更新頑張って下さいね!!
- Re: 【これ一回】カゲロウデイズ(中編)【やってみたかった】 ( No.8 )
- 日時: 2011/11/13 11:21
- 名前: 亜甘。 (ID: vUj4jsEu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
ああああありがとうございます////
いいですよね、カゲロウデイズ(´∀`*)
ありがとうございます!!
Skyさんも書かれるんなら教えてくださいね!!
直行するんで←
- Re: 【これ一回】カゲロウデイズ(中編)【やってみたかった】 ( No.9 )
- 日時: 2011/11/14 18:22
- 名前: 亜甘。 (ID: vUj4jsEu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
「…っはぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
乱れた息が整わない。
心臓がうるさい。
蝉がやかましく鳴いている。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
過呼吸になりそうだ。
心臓がはじけそうだ。
蝉の声が鬱陶しい。この辺の蝉、全部潰して回ろうか。
「はぁ、はぁっ、はぁ」
殆ど、何も聞こえない。
自分のうるさい心臓の音と、呼吸の音。
他には、叫び声が遠くに聞こえるぐらい。
真っ赤だ。
目の前が真っ赤だった。
鉄みたいな嫌なにおいが鼻につく。
少し先を見れば、倒れている。ハルが。
ハルから赤い色が広がって、広がって、広がって、
俺の足元までやってきた。
「…っう゛……ゴボッ、ゴホッ」
嫌なにおいと、真っ赤な色と、ハルの姿が混ざり合って、吐き気がする。
臭い。何だこれ。どうする。どうなってる。何が。どうして。何のせいで。俺か? 違う。 どうして。 何が。 ああ…… ああッ…
「嘘、だ…」
嘘だ。これは嘘。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。
「嘘だ!!!!」
『うそじゃないぞ』
「嘘だっ……」
『うそじゃないってば』
「…嘘だ、嘘だ…嘘だああああああぁ゛ッ!!!!」
蝉がうるさい。心臓がうるさい。どっかから聞こえる声もうるさい。
視界が眩んで、赤と、空の青しか見えなくなった。
全部が、何もかもが、まぶしくて、見えなくなった。
- Re: 【これ一回】カゲロウデイズ(中編)【やってみたかった】 ( No.10 )
- 日時: 2011/11/16 17:58
- 名前: 亜甘。 (ID: vUj4jsEu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
なんか暗いですね…w
でもそういう曲でしょ!?そうでしょ!?←
んー、でもやっぱ曲の雰囲気が出てないですね…
すいません、精進しますw
とりあえず続き↓
蝉がうるさい。心臓がうるさい。どっかから聞こえる声もうるさい。
視界が眩んで、赤と、空の青しか見えなくなった。
全部が、何もかもが、まぶしくて、見えなくなった。
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ、
カチッ、カチッ、カチッジリリリリリリリリリリリリリ
「…ん゛…んー…」
…目を開けると、まぶしい光が入り込んできた。
カーテンが少し開いていて、そこから筋になって、陽光が部屋に入ってきていた。
…今、何時だ。
汗でべっとり体にひっついた服を剥がしながら、壁に引っかかっているを見た。
『PM11:57 201− 8.14』
…8月…14、日。
もうすぐ15日か。
何か、すごく変な夢を見てたような気がする。
すごく、嫌な夢を…でも、よく覚えていない。
とりあえずまだ夜中っぽいから、二度寝した。
それから数時間。
11時くらいに目が覚めた。
「…おお…もう昼か…」
ぐきゅるるるっ
はらへった。
今日は確か、母さんもでかけてたはず。
てことは…飯ねえのか。
俺は適当な服に着替えて、顔洗って、髪適当にとかして、昼飯買いに、外に出た。
コンビニでいくつかパン買って、家に帰っても暇だし、公園かどっか寄って行こうと思った。
その時、ちょうど偶然だった。
「あれっ、流?」
名前を呼ばれた。
ような気がして振り返ったら、そこには、見覚えのある顔。
「…おぉ、ハルか。久しぶり」
「久しぶりー!私服で会うのなんていつぶりだろうね?相変わらずジャージにTシャツ…ちょっとはおしゃれしたら?」
「興味ねえ」
「いっつもそうなんだから…」
幼なじみのハル。同い年、今現在は同じクラスだ。
成績優秀、運動神経もよくて、陸上部でバリバリやっている。
性格は…まあ、世話焼きっつうかなんつうか、母親みたいな感じだ。
そこが人をひきよせるのか、いつも周りには人がいっぱいいる。友達も多いんだろう。
なんでそんな奴が、地味な俺といつまでも仲良くしてくれてんのかわかんないんだけど。
まあ、こいつとだと昔の懐かしい話もできるし…
…一緒にいて、まあ、その…楽しいかな、とか思う。
「ねえ、ちょっと喋ろうよ」
「え?」
「そこの公園でいいじゃん。ね?」
「…まあ、いいけど。俺も公園行くとこだったし」
「よし。じゃあ行こう!」
何のためらいもなく、俺の手を握るハル。
おいおいおいおい、こんなとこ誰かに見られたらどうすんだ。
そんな事を思ったけど、振り返ったハルの嬉しそうな顔を見て、口に出すのはやめた。
…なんでそんな、嬉しそうにしてんだか。付き合ってもねえのに。
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