二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜雪華録始動!
- 日時: 2012/12/26 15:17
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
こんばんは桜舞姫です。
前から考えていた新作を書く事にしました。
私の事をご存知の方、そうでない方、双方お楽しみください。
作者紹介
名前 桜舞姫・さくらまいひめ
性別 女 14歳の中一
誕生日 4月2日
埼玉県越谷市在住
<ここへ来た皆様へ>
・荒らしに来た人、薄桜鬼嫌いな人。回れ右。
・辛口コメント程々に。
・色々募集します。その時はどうぞ、よしなに。
・アニメ、ゲーム、オリジナル…ゴッチャです。
・千鶴の家族とか過去とか、意外と捏造です。
・不定期更新です。
これを読み、理解してなお足を踏み入れるという方。
………ようこそ。小説の世界へ……。
>>60 目次
【採用オリキャラ】
>>91 クラア殿
>>99 ノエ 殿
ありがとうございました<m(__)m>
キャラの詳細は、後日『新・オリキャラ』に
記載します。
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- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.106 )
- 日時: 2012/08/26 16:35
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
≫凜
あのさ、凛の「鬼桜」についてなんだけど。
私の小説って、
水「私は水月千幸。」
↑こうやって会話文が成り立つワケよ。
でね、鬼桜の場合だと、表記が鬼になっちゃうの。名字もないし。
そうなると、鬼桜の登場する番外編内では、ものすごくややこしいし、
桜にすると作者としてややこしい…(ごめんなさい…
というわけで、名前を変えたいんだけど…ダメかな?
勿論、凜があとから入れてくれた名前でいいよ!!
どぉしても変えたくないなら……私が頑張る!!
どうかな?名前変更の提案…受けてくれる??
問題の「千幸過去編」はまだまだ先の話だから、
ゆっくり考えて!!お願いします<m(__)m>
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.107 )
- 日時: 2012/08/26 17:15
- 名前: 凛々 (ID: wZK1k//X)
ごめん!いまかえるね!
鬼桜→飢桜にかえるね!
よみは まえとおなじです!
まだ問題があったらいって!
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.108 )
- 日時: 2012/08/28 12:06
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
28話 輝ける満月
酔いざましの為か、風にあたっている土方を見、千鶴は当然焦る。
雪「あ、すっすいません!」
土「おいおい、逃げるこたぁねぇだろ?」
慌てて広間に戻ろうとする千鶴を、土方はひきとめた。
雪「………はい。」
今は艶姿から普段着の袴に戻っている。しかし、鬼の副長と自分の
二人きりとなると、さすがに千鶴も何をすればいいかわからない。
すぐ隣の部屋からは、原田や永倉の騒ぐ声が聞こえてくる。
原「そんじゃ、恒例の行くぜ!!」
水「恒例って…何でサラシを取るんですか!?」
平「来た来た!左之さんの腹芸っ!」
わいわいと騒ぐ声を聞いて、土方が微かに笑った。
土「…懐かしいモンだな。」
雪「え?」
土方の笑顔を見て、千鶴が小首をかしげた。
土「いや、多摩で剣術道場やってた頃に、こうして毎晩のように
皆で呑み騒いだのを思い出してな。あの頃は、金も門弟も
全くって程でな。飲んだらその後は金に困る始末だったよ。」
雪「…土方さんにもそういう時代があったんですね。」
しみじみと発せられた千鶴の言葉に土方は眉をひそめる。
土「そういう…まさか昔から目ェ吊り上げて不良隊士を取り締まってた
とでも思ってたのか、お前?」
雪「あ、えと…!」
焦る千鶴に何を感じたのか、土方はふっと表情を緩めた。
土「俺も想うよ。薬売りだった俺が、腰に刀を2本差して、江戸幕府に
仕えてるなんて。もしかしたら、長くて幸せな夢を、ずっと
見続けてるんじゃねぇかってな。」
言い終わる前に、土方は空に浮かぶ満月に視線を合わせた。
つられて千鶴も満月を見上げる。おぼろ月は、幻のように輝いていた。
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.109 )
- 日時: 2012/08/29 17:46
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
29話 酒の魔の手
島原騒ぎの翌日。新選組屯所。
水「何でこうなりますかねぇ…。」
その日の一日は、千幸の呆れ声で始まったと言っても過言ではない。
沖「あっはははははは!!は、ははっ!!」
斎「総司、笑いすぎだ。」
何故千幸が呆れているのか。何故沖田がこんなにも笑っているのか。
雪「皆さん、大丈夫ですか?」
土「大丈夫…じゃねぇな。」
幹部の土方、藤堂、永倉、原田の4人に、二日酔いという酒の魔の手が
掛っていたのである。
平「うっげぇぇまたコレ(石田散薬)かよォォっ!!?」
永「勘弁してくれよ…」
土「うるせぇテメェら!さっさと…つぅ!」
さすがの土方も今日は怒鳴れなかった。
水「はいはい、大人しく薬飲んで静養!!」
雪「お大事に…。」
千鶴達は家事手伝いの為広間から出ていき
4人「………はぁ。」
その日の夕暮……
近「どうだ皆。少しは回復したか?」
土「俺は全快だ。あいつらも明日には大丈夫だろ。」
原「あー、何かまだキモチワリィ…。」
酔っている者はいるが、皆顔色は戻っている。苦笑しながら女子二人も
席に着いた。
水「ま、治ってよかったですね。」
何はともあれ、二日酔い騒ぎは、あっけなく幕を閉じた。
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜番外編ストーリー募集中 ( No.110 )
- 日時: 2012/09/01 10:19
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
- 参照: 原作から少し外れ、番外編♪
【番外編】
30話 屯所内の噂
夏。まだ新選組に制札警護などがでておらず、将軍の家茂公が
亡くなってから1カ月たった頃。
土「……幽霊、だぁ?」
新選組屯所内に、不吉な噂が出回っていた。
水「は?青年と猫、ですか?」
原「あぁ、隊士たちが噂してる。」
水「それが、幽霊だと?」
場所は風通しの良い広間。先程、昼餉を終えた所なので、今は幹部全員
揃って休憩している。その場でも、屯所内の噂が話題だった。
永「幽霊なぁ……俺、苦手なんだよなぁ…。」
雪「永倉さんが、幽霊苦手…?」
水・雪「……意外。」
女子組の反応に『何故そうなる…?』という顔をして、頭をガシガシ
掻きながら説明した。
永「いや、心霊だからってワケじゃなくて。刀じゃ幽霊は斬れねぇ
だろ?襲われた時対処法がないと思うと…な?」
雪「…確かにそう考えると怖いかも…」
平「新八っつぁんやめてくれよ!そういう具体例だすの!!」
土「とにかく!」
幹部達がわいわい騒いでいると、土方の鶴の一声が飛ぶ。これで一斉に
静かになるのだから大したものだ。
土「このまま隊士たちの精神が揺らげば、隊務にも支障をきたす。
噂をどうにかしねぇとな。」
沖「何か解決策があるんですか?」
原「幽霊なんてどうやって捕まえるんだよ?」
平「相手は実体が無いんだぜ?」
幹部達が質問攻めにするが、土方は凛とした声で応じる。
土「テメェ等、少し考えてみやがれ。何も、噂の青年と猫が霊だと
決まったワケじゃねぇだろ。幽霊というのは噂だからな。」
永「あ、そうか……」
全員がほっと胸をなでおろす。しかしそこで千鶴と千幸がはっとした。
水「ちょ、待って下さい!それ、大変じゃないですか?」
原「は?幽霊じゃなくて何の問題が?」
雪「猫の方は迷い猫だとしても…青年の方は…?」
千鶴の言葉で全員が目つきを変える。この幽霊騒ぎ。只事ではない。
猫の方は勝手に屯所に迷い込んだのだとしても、人間の方は屯所で
迷ったりしない。つまり、考えられる可能性としては、青年が本当に
幽霊なのか、あるいは
近「おいトシ、まさか…。」
土「……侵入者、ってとこか。」
……あるいは、屯所内に何者かが侵入したか、である。
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