二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブンGО ——雷門に吹く革命(カゼ)——
日時: 2011/12/12 22:47
名前: くまのプー太郎ですが何か∑\(´Д`) (ID: DkN/A4kL)
参照: イナゴ発売日が待ち遠しい!

ハイ、長いのでくまプーにしときます。
今回はアニメに沿って書いてみたいと思います!
多少どころではないの間違いや多少どころではないオリジナルも含みます。
オリキャラが二人くらいでます。
受け入れてくれる方は感謝ですッ!!
荒らしは止めてください。

*どーでもいいですが来年からは新しくネームが変わります!

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———憧れの雷門 ( No.10 )
日時: 2011/12/27 19:26
名前: くまのプー太郎ですが何か♪〜\(´Д`) (ID: DkN/A4kL)
参照: 南天のど飴〜♪

二人は雷門に着くまで色々な事について話した。
といっても松風天馬という少年が積極的に質問責めに入ってくるだけだった。
「ポジションは?」、「必殺技使える?」、等の内容だった。
天馬の質責めに呆れて小さく溜息をつくのだった。


暫く歩きようやく憧れの雷門中に到着する。
てっぺんにある目印のイナズママークが大きく目立つ。
他にも第二校舎や体育館などが大きく聳え立ち、更に目の前にはサッカー部専用のグラウンドがあった。
「ここが雷門…」
翔はその光景に驚いたが感情には出さない。
逆に天馬はキラキラ目を輝かせる。
「早速部室を見に行こうよ」
天馬は彼の腕を強く掴み走り出した。
「ちょ、ちょっと…」
翔は「止まれよ」と言ったが興奮状態の彼には届かなかった。


「ここが部室…?」
「随分ボロいけど」
目の前に建っている建物は古い小屋。
扉の隣に古い板が飾られてあり、
板には汚い字で『サッカー部』と書かれてあった。
「ていうか此処、本当に部室か…?」
翔の問いかけに天馬は腕を組み「そ、それは…」と何やらブツブツと呪文のように呟きながら返答に困り果てる。
「何か御用?」
振り向くとそこには赤いメガネをかけた女性が立っていた。
「ここの部室は今現在使われてるんですか」
翔は冷静に尋ねると女性は静かに首を横に振った。
「違うわ。これは記念として残っているの」
「それじゃあ何処に…」
女性はクスッと笑うと
「こっちよ。着いてきて」


「此処よ」
「うわぁー!!!」
「これが…サッカー棟…」
目の前に聳え立つサッカー棟。
体育館より何倍か大きい。
流石名門校だと翔は心の中で思うのだった。
「紹介が遅れたわ。私は音無春奈、サッカー部の顧問の教師です」
サッカーの顧問の教師なら話が早い。
「…真沢翔です。俺達入部希望者なんです」
天馬も続けて言う。
「俺は松風天馬です!」
「翔君と天馬君…だっけ?君達は如何してサッカー部に入ろうと思ったの?」
「俺、憧れの雷門中でサッカーやりたかったんです!」
「そう…なの…」
一瞬彼女の表情が曇った事に気付く翔。
「えーっと、それで翔君は?」
すぐに表情が明るくなり理由を尋ねた。
「俺は…」
翔は理由を言うのを拒む。
「…まぁ、理由はともあれ頑張ってね!」
「ハイッ!」
天馬は元気よく答え、翔は頷いた。


「ねぇ!サッカー部の練習見ていこうよ!」
朝と同じく天馬は彼の腕を引っ張り第二グランドへと向かっていった。



二人は知らなかった。
この先に悪夢が待ち構えている事を。




結構かかった…。
何だこの駄文は…。

———今のサッカーは ( No.11 )
日時: 2011/12/28 10:33
名前: くまのプー太郎ですが何か♪〜\(´Д`) (ID: DkN/A4kL)
参照: イナゴの映画見に行けない自分はチキン野郎…

一人の男が理事長室に呼ばれる。

扉をノックし「入りたまえ」と低い声が聴こえた。
入室すると二人の男がいた。
一人は年寄り、もう一人は中年位の男だった。
年寄りの男の名は金山郷造。雷門中の理事長。
「今のサッカーを理解してもらわなければ大問題なのだよ久遠君」
理事長室に呼ばれた男の名は久遠道也。
かつてイナズマジャパンを優勝へ導いた男。
今現在は雷門中の監督を務めているのだ。
そんな男が何故呼び出されたのか。
答えは『今』のサッカーを理解していないという理由で金山理事長の反感を買ってしまい、
そして今現在に至る。
「いいですか?今は管理サッカーの時代です。
殆どの中学は管理下にあり英才教育に力を入れているんですよ。貴方のやり方は通用しないんです」
口を挟んだのは冬海。
久遠は表情を変えずに言う。
「私は私のやり方を変える事は出来ません」
「…どうやら君がこの学校を去るのは時間の問題のようだ」
「話が終わったので失礼します」
久遠が去ろうとする。
「大変です!す、すぐにグラウンドに来てください!」
男性がドアを荒々しく開けた。
「どうしたのかね?」
金山が尋ねると男性は息を荒げながら
「サッカー部が…サッカー部が大変なんです!」
そう言い残し駆け足で去っていった。
久遠は一瞬この時が来たかと思う様な表情になり、グラウンドへ向かっていった。




何だコレは…

Re: イナズマイレブンGО ——雷門に吹く革命(カゼ)—— ( No.12 )
日時: 2011/12/28 08:48
名前: 斎利 (ID: uSSSXW4R)

ここでははじめまして!!
某お絵かき掲示板の斎利ですvv
うっかり読みにきました!!
翔君・・・!!
シュウ君みたいでめっさ可愛いです////
もしよろしければ翔君描かせていただいて良いですか?

———返信:from「斎利」 ( No.13 )
日時: 2011/12/28 09:44
名前: くまのプー太郎ですが何か♪〜\(´Д`) (ID: DkN/A4kL)
参照: 南天のど飴〜♪

初めまして、くまプーです!
全然いいですよ!
楽しみにしてます!

———待ち構える悪夢 ( No.14 )
日時: 2011/12/28 17:56
名前: くまのプー太郎ですが何か♪〜\(´Д`) (ID: DkN/A4kL)
参照: 南天のど飴〜♪

翔達は第二グラウンドに到着した。
何やらグラウンドの方から騒ぎ声が聞こえてくる。
二人は急ぎ足で向かっていった。


「何だよコレ…」
二人の瞳に映るのは
砂煙に包まれたグラウンド。
そして微かに見えるのは一人の少年とその場に倒れこんでいるサッカーの部員達。
腹を押さえている人も居れば意識が無い人もいる。
実に痛々しい光景だ。
翔はどういう状況か理解できずただ困惑するばかりだった。
「梨巣野君!吉良君!」
「しっかりして!」
マネージャー達の呼び声が聴こえてくる。

翔の足元にサッカーボールが転がってきた。
同時に微かに足音が聴こえてくる。
「この程度か…」
目の前に現れた少年は制服をマントのように掛け、藍色のポニーテールヘアーをしていた。
「名前を言え」
久遠は冷静に尋ねた。
少年はフッと笑うと
「俺は剣城京介。アンタが久遠監督か?」
更に言う。
「サッカー部は破壊させてもらった。くだらねぇし、要らないだろ?」
そこへ音無が駆けつけ、言う。
「君!喧嘩しちゃ駄目でしょ!」
剣城は口を歪ませ
「俺、喧嘩なんかしたっけ?なぁ?」
倒れこんでいる銀色に髪に赤いメッシュのついた少年を見下ろした。
銀色の少年はか細い声で言う。
「コイツは一度も…拳を使っていません…。そのサッカーボールで俺達を…」

銀色の少年が言うには
練習中に剣城がグラウンドに入ってきたので誰だと尋ねたが少年は
「お前等に名乗る必要も無い」
と言い出し、その場に転がっていたサッカーボールで自分達にシュートを打ち込んだそうだ。

それを聞いた音無は「そんな…」と呟くが
部員達は口々に言う。
「あぁ、本当です…」
「コイツの蹴ったボールで…」
「アイツ一人に俺達がやられるなんて…」
銀色の少年はキッと剣城を睨みつけ
「何故こんな事をするッ…!!?」
剣城は馬鹿にしたように笑い、言う。
「サッカーなんて必要ない。だから俺がこの手で潰す」
翔は両拳を強く握り怒りを堪える。
「そして今日限り雷門サッカー部は廃部だ」
「そんな事出来ると思っているの!?」
「出来るさ、この俺にはな」
剣城は自信有り気に言った。
「…何かサッカー部に恨みでもあるの?」
今度は冷静に尋ねる。
サッカーを恨む要素があるのかと天馬は困惑した。
「さぁな。ただ言える事は…」
剣城は表情を歪ませ、そして
「サッカーなんてくだらねぇもんは必要ねぇ!!!!!」
サッカーボールを遠方に蹴りこみ、見事に命中しゴミカゴの中へ入った。
「…!!?」
翔の怒りが頂点に達した。
「サッカーを侮辱する気?!!」
「そう熱くなるなよ、先生」
「…待て」
我慢できなくなったは翔は乗り出してきた。
「サッカーは…サッカーはくだらなくなんかねぇ。寧ろ必要なもんだろ」
彼の真紅の瞳は怒りで満ちている。
普段感情に出さない所謂ポーカーフェイス持ちだがサッカーを侮辱されては流石の彼も黙ってはいられない。
「翔の言うとおりサッカーは楽しいものなんだ。
くだらないサッカーなんてサッカーじゃない!!」
天馬も乗り出す。
久遠は何かを確信したかの様な目で二人を見た。
「誰だお前」
剣城は二人を睨み付けた。
「お、俺は松風天馬!今日からサッカー部に入るんだ」
「…真沢翔。コイツと同じくサッカー部に入部する」
剣城は鼻で笑い
「残念だったなぁ。たった今サッカー部は無くなった。他の部にでも入るんだな」
こう言い切った。
翔は静かに答えた。
「…サッカーやる為に此処まで来た」
「そ、そうだよ…!!サッカー部が無くなるなんて困るよ…!」
天馬の言葉に剣城は
「困る?そうなら相当サッカーに自信があるようだな。だったら見せてくれよ、お前等のサッカーを」
そう言うと彼はボールをスピンで宙に浮かせ思い切り天馬に目掛けて蹴り込んだ。
「…ッ!!?」
『危ない』
誰もがそう思った時、
翔は全力疾走でボールに近づき剣城を超えるほどの力で蹴り返した。
蹴り返したボールはチッと音を立て剣城の頬をかすりコンクリートの壁に鈍い音を立て減り込んだ。
「へぇ、なかなかやるじゃねぇか」
そう言うと頬に垂れる血を拭う。
「…何故こんな事をした」
彼は無表情だが真紅の瞳は怒りでドス黒く渦巻いている。
剣城は血の付いた指を舐め、言った。
「ムカつくんだよ。サッカーをろくに知りもしないヤツが語るのは…」
「…知ってるさ」
天馬が口を開く。
「俺だってサッカーを知っている」
「なら、俺との一勝負でお前の実力を見せてもらおう」
「…?!!」
「どうした。さっきの発言撤回するか?」
剣城は挑発した。
「どうしよう」、「俺には勝てるのか」等気持ちもあったが
憧れの雷門でサッカーをしたいという気持ちが強かった。
そして天馬は剣城の一対一の勝負を決心する。
「…やるさ。この勝負やってやるさ!」
剣城はニヤリと笑った。
「ククッ、相手になってやるよ」




意味不明になったぁー!


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