二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 御伽噺と路地裏の猫 [_inzm_おお振り/小説]
- 日時: 2012/04/18 19:54
- 名前: めーこ ◆RP5U9RTa.. (ID: rR8PsEnv)
( フェアリーテイルの結末を知るのは彼女だけ )
[ → ]
Attention!
この小説はめーこの自己満足小説です!
小ネタから長編迄色々と書き綴っていこうと思っています!
※オリジナルキャラクターが許せない
※管理人が嫌い
上記に当てはまった方は戻るをプッシュプッシュ!
NL小説も平気で取り入れてくるので、好きじゃないCP小説があってもお口みっふぃーで!、
因みに、管理人ことめーこは精神的にも色々と弱いので時々変な文を投下することがありますがお気になさらず、
ではでは、宜しければ感想やアドバイス等をお願いいたします,
ready? Go!
( 訪問して下さった照美さま )
>> さくら様
( MonsterInazuma ! )
[>>003] 001.
[>>004] 002.
[>>007] 003.
( 空は何時でも青く、広くて )
L だから惨めになる四人
[>>014] 001.
( 短編小説 )
[>>002] ILoveYou.
[>>015] no title
[>>016] アイツのことなんか忘れて俺を愛して
[>>017] その先に裏切りが有ると信じて
[>>018] 何気ない日常の一ページ
( CP小説 )
[>>010] たった一度、其れだけで良い ./ミス秋
120417 - 最終更新
- ! Original . ( No.1 )
- 日時: 2012/01/29 14:56
- 名前: めーこ ◆RP5U9RTa.. (ID: VDwmPbKC)
「先輩先輩、夜野はどんな先輩でも大好きですからね!」
「……正直に言えば、天馬君の気持ち、分からないでも無いですよ。夜野、先輩には敵わないけどサッカー、大好きですもん。今のサッカー、可笑しいです」
( 名前 ) 夜野 えんり
( 読み ) よるの ——
( 性別 ) 女の子
( 年齢 ) 14歳
( 性格 ) 恋には一途、というか南沢大好きのただの変態。年下にも家族にも敬語口調だが、時々意図せず暴言を吐く。Mと思われがちだが案外Sだったり何だり。恥ずかしいことをサラっというが言われるのにはなれてなくて好きとか言われると戸惑うと女の子らしい面も。
( 容姿 ) 紫に近い髪でショート、あほ毛がぴょんと立っている。身長はやや低めで、可愛らしい顔立ちだが童顔,
( 備考 ) 一人称は「夜野」。本気モードとかになると「私」。南沢の彼女(?)でいつも一緒に居る。鬱陶しいと思われたことは無いらしい(自称)。恋愛には一途.
+
「貴女は幸せになって、……私のかわいい、——、」
「大好きだよ、シュウ。ずっとずっと傍にいて、ずっとずっと消えないで。白竜と三人で、一緒に暮らそうよ、」
( 名前 ) あんり
( 読み ) ——
( 性別 ) 女の子
( 年齢 ) 15歳
( 性格 ) 冷静沈着で思い通りに行かないことがあると激昂する子。頭がよく、計算が速いが自身の思うとおりに行かないといらいらする、という感じ。また、天馬のような人を苦手とする。
( 容姿 ) 黒い髪をひとつに束ねており、瞳の色は深い漆黒。また、えんりと同じようにアホ毛あり。身長は平均的で、色白。手首にいつも赤いミサンガをしている。
( 備考 ) 一人称は「私」。幼い頃からシュウの傍で(ゴッドエデン)で育ち、ずっとシュウの傍にいた。シュウの妹的存在。顔立ちも名前もえんりと酷似しているが、詳しい事情は不明。
随時更新、
- I Love You ... ? ( No.2 )
- 日時: 2012/01/24 17:56
- 名前: めーこ ◆RP5U9RTa.. (ID: NzSRvas.)
「先輩!」
えんりの声に南沢は振り向いた。
にこにこと愛らしい笑みを浮かべた後輩がぎゅう、と此方に抱き着いてくるのを受け止め、抱き締める代りにぽんぽんと頭を撫でながら問いかける。
「どうした?」
彼女が"作り笑顔"で抱き着いてくるときはたいてい自分絡みのことだ。前に告白された時は酷く乾いた笑みを張り付けてとても強い力で抱き締めてきたんだよな、と遠い目をして南沢は心の中で溜息を吐いた。
えんりは南沢の予想通り、むすっと先程の笑みを消し去り眉を寄せて不機嫌そうに話しだした。
「先輩のこと好きな子、多すぎるんですよ」
何だそんなことか、と南沢は思う。
正直、南沢もえんりのことは好きなものの、正式に付き合ってくれという告白をどちらもしたわけではなく、恋人とは思われておらず、他人からすれば仲の良い先輩後輩という印象が強いのである。二人とも両想いではあるが、恋人でも何でもない現状に満足はしている。
が、お互いに独占欲の強い部分があり、えんりは周りの女子が南沢のことを、南沢は周りの男子がえんりのことを気に掛けていると如何しようも無く苛々してくるわけである。南沢は抑えが効くものの、えんりは精神面が非常に弱く傷付きやすい為抑えが効かずすぐに怒り出す、という中々面倒な性格をしているのだ。
「……はいはい、」
「夜野が先輩をいっちばん愛してるんですから!」
「……ばーか、俺もえんりを一番愛してる。だから落ち着け」
怒っているのか、ぷるぷると体を震わせるえんりに苦笑を浮かべ南沢はその額に口付けた。ぴくり、とえんりが反応し、今まで怒っていた表情が嘘だったかのように笑顔に変わる。何処までも単純な奴だと南沢はくすくす笑い、やがてえんりを優しく離した。
えんりはそれだけで満足したのかにい、と口の端を釣り上げて笑えば最後に南沢の頬に口付けぱたぱたと校舎の方へ消えていく。其れを見送って南沢もくすりと笑った。
——結局、お互いの弱いところは一番知ってるんだよな。
小さくなっていくえんりを見詰めながらくすりと南沢は再度笑みを零し、自身もゆっくり校舎へと歩き出した。
I Love You !!
( ずっと愛してる、から )
+
えんりはとある人をモデルにしていたり、
- MonsterInazuma ! ( No.3 )
- 日時: 2012/01/25 20:23
- 名前: めーこ ◆RP5U9RTa.. (ID: NzSRvas.)
微かな声を、頼りに。
区域5の方向から漂う"ペイントボール"の香りにすんと鼻を鳴らしてえんりはゆっくりと歩き出した。無駄な体力の消費を抑えるためだが、うかうかしているとモンスターは回復をしてしまうかもしれない。幾ら切れ味が良い双剣であろうと、回復されてしまっては今までの薬草だの回復薬だのの意味も無くなってしまう。
しかし、えんりは非常にゆっくりとしていた。
孤島での戦いは慣れているし、孤島はえんりの初めてのクエストの場所でもある。孤島を熟知しているえんりにとって、孤島はまるで家の庭のようなものだった。とは言え、"火竜"と呼ばれるリオレウスや陸の女王ことリオレイアの討伐は難しいと言えば難しい。
えんりの装備は雌火竜リオレイアの素材から作れるレイアシリーズで、武器は双剣だ。双剣については一切明かそうとせず、えんりの双剣の名を知る者は居ない、というのも、何か稀な素材から作れるのか、見たこともない姿形をしているのだ。
「……先輩」
大好きな人のことを脳裏に思い浮かべ、えんりは区域2を抜け区域5へ突入した。ジャギィの雄叫びが聞こえるもえんりの視界にジャギィは入っていない。目の前に圧倒的な存在感を示す大きな、"火竜"リオレウスを見つめていた。
大きな雄叫びに、えんりは圧倒された。一度倒したことはある。ただし、それは仲間の協力を得て、だった。単独でリオレウスに挑むのはこれが初めてだ。えんりが恐れるのは、怒り状態のリオレウス。口内に火を点らせて通常時とは違う攻撃力に、数人で挑んでも漸く勝てた、という状態だった、
最も、その時よりも格段に彼女は強くなっているのだが。
「——行きますよ、リオレウスさん」
目を細め、彼女は駆けだした。
リオレウスは翼を広げ、空中へと飛び上がった。その前に早く、えんりの双剣がリオレウスの腹を切り裂く。血飛沫が飛び、えんりは小さく息を吐いた。リオレウスは火を吐く竜だ。その火を食らうと、かなりのダメージになることをえんりは知っている。今の装備は火の耐性があるとはいえ、安全とは言えない。
ばさばさと大きく翼の動く音がする。えんりは知っていた。"彼"の真正面にさえ来なければそれほど火球のダメージは受けないということを。空中のリオレウスは真下に居るだけでかなりダメージを受ける攻撃を回避できる。えんりは何度も研究し、記憶に叩き込んだのだ。
"彼"の行動パターン、攻撃パターン、休息場所、全てを。
「私は負けない——何があっても!」
じゃきん、と双剣を抜いてえんりは跳躍した。大きく、リオレウスへと向かって。丁度攻撃に入るときだったのか低空飛行になっていたリオレウスの翼に一太刀浴びせる。ぶしゃあ、と鮮血が吹き出した。えんりはすたっと着地して苦しそうに呻きながら落ちてくるリオレウスを振り返って、すみませんと小さく呟いた。
モンスターハンター × イナズマイレブンGO
_ 001
- MonsterInazuma ! ( No.4 )
- 日時: 2012/02/02 17:57
- 名前: めーこ ◆RP5U9RTa.. (ID: Se9Hcp4Y)
彼女がモンスターを愛したのではなく、モンスターが彼女を愛しただけである。
つう、と彼女の頬から血が滴り落ちた。
籠手を取り、素肌でゆっくりと血を拭って彼女はリオレウスをキッと睨みつけた。どちらも引かぬ——否、引けない状況にある。えんりは大事な村の為に、リオレウスは己の、空の王者としてのプライドの為に。
此処で雌火竜と呼ばれるリオレイアが来たら厄介だな、とえんりは内心舌打ちして気力だけで足を走らせた。感覚はとうの昔に消え去り、気持ちだけで前に前に走る。その速さはリオレウスすら追いつけない程、また、本人も自覚できないほどの速さだった。
+
彼女の記憶に有るのは其処までだった。気が付けば己の手にはリオレウスを討伐した証拠に剥ぎ取った鱗があり、目の前にリオレウスが倒れ、ぴくりと動かないのを見ていた。彼女がリオレウスを狩ったのか、将又他の誰かが代わりに狩ってくれたのかは分からないが、後者の可能性は低い。リオレウスは強い。わざwざ貴重な素材をえんりに渡す筈が無く、また、えんりに助けられる義理は無い。
拠点のベッドに腰掛けながらえんりはぼんやりと己の手を見詰めていた。「まだまだ甘いな」と呟いてえんりはベッドに寝転がる。今度はぼんやり天井を見詰めながらはは、と軽く笑って目を閉じた。心身共に疲れていた彼女はすぐに眠りについた。
「——先輩っ、大好きです、だから、」
自分の、声がした。
何も知らなかった頃の、無垢な、自分の、声が。
「忘れないで——っ……」
聞き飽きた己の声が、すぐ傍で聞こえる。
何も知らない己が、二度と帰らぬ人の名を呼び続けている。何も知らない己が、帰ってきてくれると信じている。何も知らない、何も知らなかった、何も知りたくなかった己が、泣き叫んで、認めようとせず、大事な人の名前を叫び続けている。顔もおぼろげな大切な人の、名を。
「……愛してる、" "」
確かに、心地良い声で、その人は、——違う誰かの名を呼んだ。
びくり。
肩を跳ねさせてえんりは飛び起きた。呼吸を乱しながら、胸元をぎゅう、と握り締めて乾いた笑いを溢した。
下らないなあ、と目を細めて笑い、そしてもう一度ベッドへ身を沈めた。すっかり暗くなった辺りに視線を遣り、寝る前と同じように天井を見詰めた。体の疲れはすっかり回復して、傷跡が目立つも彼女自身疲れは感じていなかった。
精神的な疲れは、彼女の中に今も残っているのだけれど。
「早く、帰らなくちゃ」
ぽつりと小さく呟いた。
この分だと明日の朝には出発できそうだな、とえんりは起き上がり、帰る為の準備を整え始めた。
モンスターハンター × イナズマイレブンGO
_002
+
次回に漸く稲妻キャラ出ます
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