二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FAIRYTAIL 最強の少女
- 日時: 2012/02/22 17:51
- 名前: 秋空 輝 (ID: ia9Umcvq)
初めまして!
輝とか言ってるけど、一応私は女ですからね?
えっと、初めて小説書くんで、アドバイスとかくれたらうれしいです。
ちなみに、私はラクサスが好きです!
注意
・荒しはなしです。
・内容がおかしいです。
・更新がめちゃくちゃ遅い。
・駄文です。
・結構昔から始めます。
よろしくお願いします!!!
- Re: FAIRYTAIL 最強の少女 ( No.7 )
- 日時: 2012/12/23 23:02
- 名前: 秋空 輝 (ID: ia9Umcvq)
第四話 『エルザの頼み事』
エ「アリス。」
エルザは帰って来るなり、アリスを呼び出した。
エ「頼みたい事がある。もちろん、ナツとグレイもだ。」
ナ「なっ!」
グ「え!?」
エ「仕事先で少々厄介な話を耳にしてしまった。本来ならマスターの判断を仰ぐトコなんだが、早期解決が望ましいと私は判断した。三人の力を貸してほしい。ついてきてくれるな。」
突然、皆がざわめき出した。
それもそのはず、ミラから聞いたのだがエルザが誰かを誘うなんて初めてらしい。
ア「でも、何で私?」
ミ「そんな事どうでもいいじゃない。頑張って。」
ア「は、はぁ・・・」
《次の日》
アリスは言われた通り、マグノリア駅に来ていた。
あたり前のようにナツとグレイが喧嘩をしているが、それは措いておこう。
ア“これ・・・どことなくこの指輪に似てるような・・・”
エ「すまない、待たせたか?」
ア「エルザ。」
エルザがものすごい荷物を持って来たので、さっそく列車に乗った。
列車が発車したとたん、ナツが乗り物酔いにかかってしまった。
グ「情けねえなぁナツはよォ・・うっとおしいから別の席行けよ・・・・つーか列車に乗るな!走れ!!」
ア「ナツ、浮かしてあげる。」
そう言ってアリスが右手を上げると、ナツの体が数ミリ浮かんだ。
とたんにナツが元気になる。
ナ「すげーな!その魔法教えてくれ!!」
ア「これ、風竜の特別な魔法だから無理だよ。」
エ「さて、本題に入ろう。」
ナツが聞ける状態になったので、エルザが今回の事について話してくれた。
内容をまとめると、
エルザが魔導士の集まる酒場へ寄った時、闇ギルド・鉄の森(アイゼンヴアルト)の魔導士達が、ララバイを持って帰ると言っていたらしい。
ア「でも、何でアイゼンヴアルトの魔導士だって分かったの?」
エ「そいつ等が言っていたのさ、〝エリゴールさん〟とな。」
ア「あの死神?」
エ「そうだ。不覚だった・・あの時エリゴールの名に気付いていれば・・・・全員血祭りにしてやったものを・・・・」
エルザから恐ろしいほどの殺気を感じ、アリスはラクサスよりも恐いと思った。
何故だかは不明だが・・・
グ「その場にいた連中だけならエルザ一人で何とかなったかもしれねえ、だがギルド一つまるまる相手になると・・・」
エ「アイゼンヴアルトに乗り込むぞ。」
ナ「燃えてきた!!!」
ア「面白そうじゃない。」
アリス達は、オニバス駅で降りてアイゼンヴアルトを探した。
そして丁度10分後、アリスが異変に気付いた。
ア“この感じ・・・”
ナ「どうした、アリス?」
ア「エルザ!アイゼンヴアルトはこの街にはいない!」
エ「なんだと!?」
グ「どう言う事だ?」
ア「風が教えてくれた。エリゴールはクヌギ駅に乗って、オシバナ駅に向かってる!」
エ「オシバナ駅に向かうぞ!!」
エルザは魔導四輪車を借り、猛スピードでオシバナ駅に向かった。
- Re: FAIRYTAIL 最強の少女 ( No.8 )
- 日時: 2012/12/23 23:05
- 名前: 秋空 輝 (ID: ia9Umcvq)
第五話 『アイゼンヴアルト』
アリス達がオシバナ駅に着くと、駅から煙が出ており、周辺には野次馬がたくさんいた。
アリス達は、人ごみを押しのけて駅の中へ入って行く。
エ「軍の小隊が突入したが、まだ戻ってない。」
ア「アイゼンヴアルトは?」
ハ「まだ出てきてないよ!!」
急いでいると、ホームに続く階段に軍の小隊の人達が倒れていた。
死んでいるわけではないが、気絶してる。
ハ「全滅!!」
エ「相手は一つのギルド、すなわち全員魔導士。軍の小隊ではやはり話にならんか・・・」
グ「急げ!!ホームはこっちだ!!!」
ホームへ駆け上がると、待ってましたと言わんばかりにアイゼンヴアルトの魔導士がいた。
ざっと見て、50人ほどだろうか。
「やはり来たな、フェアリーテイル。」
エ「貴様がエリゴールだな。」
ア「貴様等の目的は何?返答次第じゃあ、ただでは済まないよ。」
エ「遊びてぇんだよ。仕事も無ェし暇なもんでよォ。」
エリゴールがそう言った瞬間、他の奴等は全員笑いだした。
エリゴールは風の魔法を使い、宙に浮かぶ。
エ「まだわかんねぇのか?駅にはなにがある。」
エ「駅?」
ア「まさか・・・」
エリゴールはニヤニヤしながら、スピーカーを叩いた。
アリスの予想が的中したのだ。
エ「ララバイを放送するつもりか!!!?」
グ「何だと!?」
ア「やっぱり!」
エ「この駅周辺には何百・・何千もの野次馬どもが集まってる。いや・・・・音量を上げれば街中に響くかな・・死のメロディーが。」
エ「大量無差別殺人だと!?」
エ「これは粛清なのだ。権利を奪われた者の存在を知らずに、権利を掲げ生活を保全している、愚か者へのな。この不公平な世界を知らずに、生きるのは摘みだ。よって、死神が罰を与えに来た。死という名の罰をな!!」
エリゴールは笑いながら言った。
アリスは拳を握り締めて、思いっきり殺気をぶつけてやった。
が、やはり死神と言われるだけあって、まったく気付かない。
ア“それとも、マジで気付いてない?どんだけ鈍感なんだよ。”
グ「呆れた奴等だな。そんな事したって、権利は帰ってこねーぞ!」
エ「ここまで来たら欲しいのは権利じゃない。権力だ!権力があれば全ての過去を流し、未来を支配する事だって出来る。」
エリゴールはそう言って、隣のフロアに行ってしまった。
エルザがナツとグレイに追うように指示する。
エ「アリス、行くぞ!」
ア「いつでもいいよ。」
- Re: FAIRYTAIL 最強の少女 ( No.9 )
- 日時: 2012/12/23 23:08
- 名前: 秋空 輝 (ID: ia9Umcvq)
第六話 『魔風壁』
「女二人で何ができる。」「それにしても二人ともイイ女だな。」「殺すにはもったいないぜ。」「捕まえて売ろうぜ。」
ア“女だと思って甘く見てんじゃねーぞ。”
エ「それ以上フェアリーテイルを侮辱してみろ。貴様等の明日は約束できんぞ。」
エルザはそう言って、魔法剣を換装して切りかかった。
アリスは面倒なので魔法は使わず、我流の護身術で倒しにかかった。
これが案外簡単に倒せるので、アリスはビックリした。
ア「ネイキッドマミーの奴等よりも弱いな。それでも魔導士か?」
ハ「ネイキッドマミーって、闇ギルドじゃないか。闘った事あるの?」
ア「ああ、私が前にいた街に住みついていたからな。何度もぶちのめした事あるぞ。」
ハッピーと話してる内に、アイゼンヴアルトの雑魚共は片付け終わった。
アリスはエルザを休ませて、グレイとナツの下に向かった。
ア「・・・・・」
ハ「どうしたの?早く行こうよ。」
ア「風の動きがおかしい。さっきからこの建物を中心に拭いてる。・・・・・まさか!!」
ハ「アリス!?」
アリスは逆方向に走り、駅から外に出ようとした。
だが、駅は風に囲まれており、出る事は出来なかった。
ハ「何だこれ!?」
ア「魔風壁だ。」
ハ「魔風壁?」
ア「風のバリア。魔風壁は外からの一方通行で、中から無理矢理出ようとすれば、風が体を切り刻む。」
ハ「どうするのさ!」
ア「一回、エルザの所に集合しよう。ナツ達を連れてこなきゃ。」
アリスとハッピーは二手に分かれて、それぞれグレイとナツをエルザの下へ連れて行った。
そして、アリスが魔風壁の事を説明する。
エ「あれは私も見てきた。無理矢理出ようとした結果がこれさ。」
エルザの右腕は魔風壁に触れたせいで、傷だらけだ。
傷は浅いし、出血もあまりないことからカマイタチと同じ原理だろう。
ア「すまない。一番最初に話すべきだったな。」
エ「気にするな。それより、これをどうにかしないと。」
グ「エリゴールの目的はギルドマスターだ。早くしねえと、マジでやべーぞ!」
ナ「じっちゃん達が負けるはずねぇ!!」
グ「不意打ち喰らったら、いくらギルドマスターでも危ねぇんだよ!」
ハ「アリスの魔法でなんとかならないの?」
ナツとグレイが喧嘩してるのをほかっておいて、ハッピーがアリスに聞いてきた。
アリスは困った顔をしながら言う。
ア「滅竜魔導士だから、吸い込む事は出来るけど・・・」
ナ「じゃあ吸い込めよ。」
ア「そんな簡単なものじゃないんだ。これだけ大きな魔法を吸い込むんには、数秒時間がかかるし、吸い込んだらすぐに吐き出さないと、動けなくなる。」
グ「ナツは動けてんぞ?」
ア「その前に魔法を使ってるでしょ。出した分の魔力を、吸い込んだもので補っているの。」
ナ「じゃあどうすんだよ!!」
ア“まあ、私がやらなきゃここから出られないんだよね・・・”
アリスはため息をついて、風の近くまで行った。
そして、大きく深呼吸した後、魔風壁の風を全て吸い込んだ。
ア「・・・ふう。」
グ「お、おい。大丈夫なのかよ?」
ア「・・大丈夫。・・・・たぶん・・」
エ「とにかく助かった。行こう!!」
アリスは自分の周りに見えない風を纏いながらも、皆と一緒に走って行った。
- Re: FAIRYTAIL 最強の少女 ( No.10 )
- 日時: 2012/12/23 23:18
- 名前: 秋空 輝 (ID: ia9Umcvq)
第六話のつづき
ナツはハッピーと共に、先に行ってエリゴールを追った。
アリス達はエルザが持ってきた魔導四輪車で向かう。
ア「これ・・・レンタルしたやつじゃない・・・よね?」
グ「アイゼンヴアルトの周到さには頭が下がる。ご丁寧に破壊されてやがった。」
ア「・・・・・」
アリス達がナツに追いつくと、ナツはもうエリゴールを倒していた。
ナツは上半身裸で、結構やり合ったようだった。
ナ「遅かったじゃねえか。もう終わったぞ。」
ハ「あい。」
エ「さすがだな。」
グ「こんなの相手に苦戦しやがって、フェアリーテイルの格が下がるぜ。」
ナ「苦戦?圧勝だよ。な?ハッピー。」
ハ「微妙なトコです。」
ア「ナツ、一応これ着て。」
アリスは腰に縛っていたコートをナツに渡した。
ナツは素直に受け取って着る。
エ「さて、定例会の会場へ行き、事件の報告と笛の処分についてマスターの指示を仰ごう。」
ハ「あい。クローバーはすぐそこだもんね。」
五人は魔導四輪車に乗って、会場へ向かった。
エルザはもう魔力が少なかったので、アリスが運転する事にした。
マ「ワシから評議員に話しておこう。よくやった。」
それから数時間後、アイゼンヴアルトの魔導士は全員捕まり、ララバイは評議員会で完全に封印された。
- Re: FAIRYTAIL 最強の少女 ( No.11 )
- 日時: 2012/02/29 05:37
- 名前: 秋空 輝 (ID: ia9Umcvq)
第七話 『ミストガン』
アリスはカウンター席に座って、ナツ達の喧嘩を眺めていた。
アリス「いつもいつも・・よく厭きないよね。」
ミラ「見てて楽しいじゃない。」
アリス「そうかな〜。」
アリスがそう言っていると、突然ミラが倒れてしまった。
アリス「ミラさん!?」
ミラだけじゃない。
アリスとマスター以外の皆が、眠ってしまっている。
アリス「どうしたの、皆?」
マスター「奴じゃ。」
アリス「奴?」
マスター「ミストガン。」
ナスターがそう言うと、全身黒ずくめ?の男が入って来た。
バンダナで顔を覆っているので、誰なのか分からない。
ミストガン「君は?」
アリス「アリス・エリファスです。新しく、フェアリーテイルに入りました。」
ミストガン「そうか。マスター、行ってくる。」
マスター「これっ!眠りの魔法を解かんかっ!!」
ミストガンの姿が見えなくなると、すぐに皆目を覚ました。
そして、またざわつき出した。
「この感じ・・・ミストガンか!?」「あんにゃろォ!!」
「相変わらずスゲェ強力な眠りの魔法だ!!」
グレイ「アリス、お前起きてたのか?」
アリス「う、うん。まあ・・・」
ナツ「マジか!どんな奴だった?」
アリス「どんな奴って言われても・・・う〜ん・・」
アリスはミストガンを思い出してみた。
だけど、全身黒の服ばっかりだったし、顔も隠していて分からなかった。
アリス「ごめん。うまく説明できないや。」
ナツ「何でだよ!!」
アリス「何でって言われても・・・」
ラクサス「ミストガンはシャイなんだ。あんまり詮索してやるな。」
アリス「ラクサス!」
グレイ「珍しいな、お前がいるなんて。」
ラクサスが二階から言ってきたので、グレイが言った。
アリスはラクサスをじっと見つめたまま、目をそらさない。
ナツ「ラクサス!オレと勝負しろ!!」
ラクサス「お前じゃオレには勝てねえよ。」
ナツ「降りて来い!コノヤロウ!!」
ラクサス「お前が上がってこい。」
ナツ「上等だ!!」
ナツが二階に上がろうと、階段を上がろうとした時、マスターが腕を巨大化して潰した。
ナツはもがいたが、どうしても出られない。
マスター「二階には上がってはならん。まだな。」
ラクサス「ははっ!!怒られてやんの。」
ナツ「ふぬぅ・・」
アリス「ナツ、諦めよう。まだ勝てないと思うよ?」
ナツはまだ何か言いたいようだったが、アリスが目で抑えた。
ラクサスは笑いながら奥へ向かったので、見えなくなった。
ナツ「ラクサスのヤロー・・・」
アリス「また今度。」
アリスはまだ膨れているナツにそう言ってから、家に帰った。
アリスの家は町はずれの所にあって、結構きれい。
アリス“あれ?誰かいる。”
アリスの家の前に、誰かが立っている。
アリス「どちら様・・・って、ラクサス?」
ラクサス「来たか。」
アリス「何で私の家知ってるの?入る?」
ラクサス「いや、いい。じゃあな。」
アリス「あ、ちょ・・・」
ラクサスはそう言って、帰ってしまった。
アリス“何しに来たんだろ?”
アリスはそう思いながら鍵を開けて、家に入った。
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