二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【妖狐×僕SS】two-facedstory—永遠ノ鈴ノ音—
- 日時: 2012/04/24 18:33
- 名前: maybe ◆Y7awCbnRaE (ID: HDdiVM53)
———人は絶対嘘を付く。
………嘘を付かない人なんているわけない。
———だって、人を騙していかないと、この浮き世を生きていけない。
「……だから私、嘘付いてきた…」
———いつも人の顔色伺って、それに見合うように仮面を被ってきた。
———純粋無垢で素直な人になんてなれないから。
———偽善者の方がよっぽどましだ……。
「…………」
————一筋の涙を零しながら、少女は言葉を紡いだ————
【妖狐×僕SS】two-faced story—永遠ノ鈴ノ音—
- Re: 【妖狐×僕SS】two-facedstory—永遠ノ鈴ノ音— ( No.21 )
- 日時: 2012/07/31 21:54
- 名前: maybe ◆Y7awCbnRaE (ID: nGuu1StL)
- 参照: 忙しすぎてすっかりここの存在忘れてた。
「フハハハハ!帰ってきたぞ肉便器共よ!!」
「おっかええり〜蜻たん!」
『…蜻蛉…』
「…相変わらず五月蝿いわねー、ところで———」
『…?』
「その素晴らしい水色の髪の仔誰かしら!!!」
妖館のラウンジ。今日は珍しくみんなが揃った。
まずは蜻蛉がお決まりの挨拶。
そしてそれを待っていたかのおうに残夏が蜻蛉に駆け寄り、
一体なにが起こったか分からない五十鈴。
…さらに、野ばらが五十鈴を見て奇声を上げる事態。
五十鈴は何が起こったか分からなくなり、蜻蛉の後ろから顔を覗かせて怯えることしかできなかった。
『??』
「水色の先にいくにつれてくせっ毛になっている髪…」
『???』
「目は濃い青…まるでサファイアね…、清楚だけど贅沢にフリルをあしらった膝丈のワンピース…加えて、」
『…?』
「その怯えた表情!!メニアックよ!!!」
『!?』
びしぃっと指を相手に向けて指す仕草にビクッと肩を震わせた五十鈴を見て、さらに野ばらは「メニアック」という単語を繰り返す。
雪小路野ばらの口癖———「メニアック」。
…彼女特有の表現みたいだが、誰も詳しくはその意味を知っていない。
『…ぇ、あ…え…』
言葉にしようとしても言葉にできない状況。
「一旦落ち着け五十鈴…大丈夫だから」
『ふぇ…う、うん』
蜻蛉はなだめるように五十鈴の頭を撫でる。
- Re: 【妖狐×僕SS】two-facedstory—永遠ノ鈴ノ音— ( No.22 )
- 日時: 2012/07/31 21:52
- 名前: maybe ◆Y7awCbnRaE (ID: nGuu1StL)
- 参照: リア充なんか爆発すればいいんだ!(リア充の方ごめんなさい!!)
「まぁ、今日はこいつの紹介をしたかったんだ」
「えー、ってことは新しい入居者ってこと?蜻たん」
「…そうだ」
自己紹介をしろと言う風に五十鈴に視線を向ける蜻蛉だが、五十鈴はカタカタと震え、蜻蛉の声など耳には入っていないだろう。
『…ぇ、かっかげっ…、かげっ…』
蜻蛉と言いたいようだが全く言えてない。
「あ〜どうすんの?野ばらのせいじゃん」
やれやれと挙動不審の五十鈴を見つめながら野ばらに話しかける男、反ノ塚連勝。
「はぁ?アンタには関係ないでしょ、ついメニアックすぎて…はぁはぁ」
「おい余計ビクついてんだけど…、ていうかさっきまで俺たちの存在忘れてたよね」
“俺たちの存在”———、強いていえば凛々蝶、双熾、渡狸、カルタ、連勝含めの5人のことだろう。
- Re: 【妖狐×僕SS】two-facedstory—永遠ノ鈴ノ音— ( No.23 )
- 日時: 2012/07/31 22:11
- 名前: maybe ◆Y7awCbnRaE (ID: nGuu1StL)
- 参照: リア充なんか爆発すればいいんだ!(リア充の方ごめんなさい!!)
「じゃあアンタがなんとかしなさいよっ」
そう視線を連勝に向ける野ばら。「そんなの無理に決まってんだろ」と野ばらに返す連勝。
「………」
「おいどうした?カルタ」
さっきからずっと無言で五十鈴を見つめている少女、髏々宮カルタ。
ふわふわしたピンクの髪をツインテールにした可憐な少女———っと言ったところか。
「おい、カルタ———」
『?』
「食べる…?」
五十鈴のとこまで行き、持っていたポテチの袋から一欠片取り出し五十鈴に手渡す。
『……ぁ、ありがっ、と…う』
少しだけ五十鈴は落ち着き、呼吸を整える。
- Re: 【妖狐×僕SS】two-facedstory—永遠ノ鈴ノ音— ( No.24 )
- 日時: 2012/08/01 17:00
- 名前: maybe ◆Y7awCbnRaE (ID: nGuu1StL)
- 参照: リア充なんか爆発すればいいんだ!(リア充の方ごめんなさい!!)
『…初めまして。夕暮五十鈴です
今日から妖館に入居することになりました。
…宜しく、お願いします。』
そう言うと丁寧なお辞儀をする五十鈴。
「…まぁ五十鈴にしては上出来だな、よくやった」
『…う、うん』
蜻蛉はまた五十鈴の頭を撫でる。
そうすると野ばらが「五十鈴ちゃんから離れなさいよ!」と蜻蛉を押そうとする。
「…白鬼院凛々蝶です、まぁ宜しくとでも言っておこうか」
そう言いながら五十鈴に近づくのは黒髪に紫の瞳をした美少女。
だが凛々蝶には、一度口を開けば心にもない悪態をついてしまうという幼少の頃からの悪癖がある。
「夕暮さん、御狐神双熾と申します。これから宜しくお願いします。」
凛々蝶の横で丁寧な挨拶をする銀髪の男。
…常に低姿勢で礼儀正しいが、言質をとって人を言いくるめる、天然黒(ピュアブラック)と称される恐ろしい一面がある。
- コスプレ人気作品 ( No.25 )
- 日時: 2012/08/22 12:50
- 名前: koka (ID: gggmK04g)
- 参照: http://store.shopping.yahoo.co.jp/cbcteashop/index.html
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