二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒子のバスケ 練習しかしない理由。
- 日時: 2012/06/19 01:11
- 名前: 狂音 ◆/mY1Y8jdz. (ID: HyhGJdk5)
- 参照: http://ameblo.jp/yasaka1109/
はい、どうも。元・夜坂こと狂音で御座います。
もう我慢の限界でした。
キセキの世代が大好き過ぎて作ってしまった。
あれですね、本能には逆らえません。
とりあえず注意事項
*作者が嫌いな方はバックを押してください
*黒子のバスケが嫌いな方はバックをお願いします
*荒らし・チェンメ等はお断りしています
*第三者が不快に思われる発言は止めてください
*コメントはなるべく小説に関する事でお願いします。もし、私と雑談をしたいという方がいらっしゃいましたら本当に一言だけ短く言ってくだされば雑談の場を総合掲示板に設けさせていただきます。
以上です。
では、お願いします。
*目次
第1Q >>1
*お客様(代表作と勝手な偏見をつけさせて頂きます。)
- Re: 黒子のバスケ 練習しかしない理由。 ( No.1 )
- 日時: 2012/06/19 00:22
- 名前: 狂音 ◆/mY1Y8jdz. (ID: HyhGJdk5)
- 参照: http://なんか一部喋ってないけど見逃してください
*1Q
帝光中学バスケ部二年“静ヶ原(sizukagahara) キスゲ”はバスケ部で唯一女子にして練習に参加している生徒である。
極めて、女子が少ないバスケ部に入るという事自体珍しいのだが、桃井さつきのようにマネージャーとしては勿論、練習に参加しているとなると過去を見てもなかなかに少ない。
そして、十年に一度の天才が五人同時に現るという異常事態。人は彼らを“キセキの世代”と謳っている。それは静ヶ原キスゲの先輩、つまりは現在の三年生なのだが、なんとキスゲはそのキセキの世代と混じって一軍で練習をしている。
それは彼女自身の望みで、懸命に願ったところ最初反対はされたものの、赤司征十郎の権力と黒子テツヤの支援でなんとか一軍へといけた。この二人には本当に感謝しなければいけない。
そして、現在隣にいる先輩、紫原敦にもなかなか借りがある。しかし、今は其処はどうでもいい。
「何故、一緒に居るんだ。紫原先輩。私は一人で帰ると言ったろう。…………って、ああ! 分かった、分かった。一緒に帰るからそんな顔するな」
「ありがとー、キーちん」
何故、彼がいる。私の頭は其処だけであった。何故か、最近はよく紫原先輩がついてくる。くそ、この前菓子をやったのが悪かったか。そして、紫原先輩がいるということは……
「敦、あまり食うと腹を壊すぞ」
やはり、赤司先輩もいるわけで。なんだか母親と子供みたいな関係図になっているのだが本人達の自覚は無いらしく大変滑稽で笑える図である。
「そうだ、キスゲ。今日の練習で足首捻挫しただろう? しかも、そのまま練習を続行した。」
「あー、やっぱ赤司先輩にはバレてますか。大丈夫です。こんなん試練にもなりゃしない」
赤司先輩の前だと何故か敬語になってしまう。
「だけど、キーちん練習終わった後すっごく痛そうな顔してたよ? 無理してたんだね。大丈夫?」
なんで見ているんだ紫原先輩。しかも、そんな事を言ったら……。ああ、赤司先輩から並みならぬ殺気が漂ってきた。下手をしたら殺される。ゆっくりと赤司先輩が口を開いた。
「キスゲ、お前は今日から暫く練習禁止だ。」
「……嫌です。それに、早速主人公が練習しなくなったら…………」
「僕に逆らう奴は……」
「分かりました、分かったから鋏は止めて」
恐怖政治という言葉が頭の中に何個も何個も浮き上がってくる。その笑みは何処か骸骨を連想させる狂った笑みだ。南無阿弥陀仏。
帰り時の寄り道などに関して、帝光は存外緩く、校則にも何も書かれていない。お菓子買いたいと強請った紫原先輩は無理に私と赤司先輩の手を引いてコンビニへと連れて行く。コンビニの中は冷房が効いていて軽く天国のようだった。
「ほぅ…………」
あまりの涼しさにそんな声が自然と漏れる。紫原先輩は中に入るとすぐさま私と赤司先輩の手を離し、菓子が並んでいるコーナーへと直行。二メートルを越す巨体が近所のチビっ子に混じっている姿はなんとも笑いを誘う。
そんな姿を赤司先輩は口ではその行動に対しての批判を出しているものの、顔は微笑ましそうだ。
「赤司先輩、私も何か買ってきていいですか」
「仕方が無いな。なるべく早くしろよ」
「了解」
私はアイスのコーナへと向かう。やはり、この暑い季節にはこれに限る。いや、だがしかし。夏に暖房の効いた部屋で炬燵に入りながらのアイスというのもなかなかに美味なものである。
私の足取りは自然と軽くなっていった——————が、
「先輩方、お揃いで」
キセキの世代全員集合。一番最初に気づいた桃井先輩が驚いた後に笑顔で手を振る。その後、黄瀬先輩、黒子先輩、緑間先輩、最後に青峰先輩と私の存在に気づく。
「あ、キスゲっち。こんなところでどうしたんスかー?」
犬のような笑顔でこちらにたったったっと駆け寄る黄瀬先輩。
「紫原先輩に無理矢理連れてこられた。黄瀬先輩こそ、なんでこんなところに」
「皆でアイス買いにきたんスよ。って、紫っちもいるんスか?」
「赤司先輩もいるぞ」
「わぁ、そうなんスか。」
これが、私の先輩達。
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