二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【イナGO】短編集〜誰も知らない物語〜
日時: 2012/09/01 22:15
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)

こんにちは、世界一の駄作者 時橋です

今回はどうしても短編集をやってみたくてこのスレを作りました

注意!

・更新が遅い 一応受験生のため
・キャラ崩壊
・ホラーからコメディ、シリアスまであります 多分
・恐ろしい位の駄文
・作者の妄想オンリー
・皆様にとってどうでもいいイナズマキャラが主人公かも
・荒らし&悪口はおやめください それ以外のコメントなら大歓迎

これらが守れる方はどうぞ!

目次  イラスト>>16 >>20

エピソード1 「雨の日の事故と悲しき幽霊」[ホラー気味シリアス]

プロローグ >>5 第一話 >>6 第二話 >>7 第三話 >>8 第四話 >>9 第五話 >>14 エピローグ >>15


エピソード2 「引き裂かれし友情」 [シリアス]

プロローグ >>17 第一話 >>18 第二話 >>19

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Re: 【イナGO】短編集〜誰も知らない物語〜 ( No.16 )
日時: 2012/08/10 07:14
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)
参照: http://mb1.net4u.org/bbs/kakiko01/article/id566

イラスト描きました

よかったら見てください

『サッカーの帰還』

プロローグ ( No.17 )
日時: 2012/08/10 22:55
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)
参照: このエピソードは帝国の雅野くんが主人公


『シードを帝国から追い出す』

鬼道監督の言葉
俺は賛成した 本当のサッカーがしたいから

でも…これでよかったのか?

『信じれば強くなれる』

龍崎先輩は、俺の大事な…先輩であり、目標だった

先輩がいたから、俺は強くなれたんだ

なのに…

『俺はシードなんだ 帝国を出ていく』

どうしてですか…龍崎先輩…

第一話 ( No.18 )
日時: 2012/08/13 23:16
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


帝国学園の練習はかなり厳しい まぁ鬼道監督だからそれなりに考えがあるんだろう

そう思いながら俺は練習をしていた 俺はGKだ、帝国のゴールを守るんだ

「よし、練習終了!」
「ありがとうございました!!」
練習が終わり、皆が次々とグラウンドを出ていく

「雅野、居残りか?」
帝国のシュートマシンを準備していると、龍崎先輩は俺に言った
「はい、もうすぐ雷門戦なんで」
「付き合おうか?」
「あ…お願いします」

龍崎先輩と親しくなったのは、俺が入部して二週間の頃だった

——————

自分で言うのもアレだけど、俺はGKの才能があるらしい 佐久間コーチにそう言われた

『またあいつ一人だ』
『友達がいないんだよ』

昔から俺は、周りに人を寄せ付けない体質だった まぁすなわち、性格が悪いんだ

だから、俺は強くなる

強くなって、俺をバカにしてるやつらを見返してやる

そんな思いで、居残り練習をしていたある日の事だった

『おい1年』

キャプテンの御門先輩、他にも逸見、飛鳥寺先輩もいた

『…何ですか?』
『お前うざいんだよ、勝敗は決まっているのに、わざわざ居残りして』
『…サッカーは自由にプレイしたいんです 先輩はフィフスセクターに賛成のようですけど、俺は反対です』

『…んだと!!』
キャプテンは近くにあったボールを俺に思いきり蹴った

『ぐっ…』
二メートルほど吹き飛ばされた俺は、倒れて腹を抑え、うずくまる

『こいつ…フィフスセクターに刃向かう気か!』
飛鳥寺先輩はおれの足を踏みつけた

『ああっ!!』
『キャプテン、…こいつホントうざいですね』
逸見も俺を何度も踏みつける

『…何してる?』
するとそこに龍崎先輩が通りかかる
『龍崎か、こいつ…フィフスセクターに反対だとか言うんだ』
キャプテンは言った

『ふーん…』

『ぐあっ!!ああっ!!』
三人からの攻撃に俺は必死に耐えていた

『…おい』
龍崎先輩はキャプテンの腕を掴んだ

そしたら三人からの攻撃が止まる

『何だよ龍崎』
『もうよせ、大事な人材を再起不能にする気か?』
『こいつはフィフスセクターを…』
『まだフィフスセクターをあまり分かってない1年の考えだろ』

『…チッ、分かったよ』
三人はそのまま立ち去っていった

『ほら、立てるか?』
『…はい…』
俺は龍崎先輩の手をつかんで立ち上がる
『…いっ』
だが俺は腹を抑える
『ひどくやられたな、保健室に行こうか』
龍崎先輩は言った

『………何でですか』

歩き出そうとした龍崎先輩は俺を振り返る

『雅野?』
『先輩は何で、俺に優しいんですか?』
『…特に理由はない』
すると龍崎先輩は俺の腕を掴んだ

『ほら行くぞ、帝国の第一GKが怪我で試合に出られなかったら大変だからな』
『……!!』
何で、どうして…

初めて、まともに他人と接する事ができた気がした

第二話 ( No.19 )
日時: 2012/08/26 15:19
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


「………」
あの時の事を思い出して、俺は肋骨の辺りを抑える
今でもたまに痛むんだ

「…まだ痛むのか?」
龍崎先輩は言った
「はい…」
俺はうなずく

あの時、俺は龍崎先輩と保健室に行った
『肋骨にひびが入ってます』
先生にそう診断された

『次の試合は確か明後日、…出られますか先生』
『折れる寸前の深いひびです 安静にした方が良いでしょう』
『そう…ですか』

次の試合には、勝敗指示は出ていない
だから勝つか負けるか分からない

『…いや雅野、試合に出ろ』
『え…?』
『初めての試合だろ、自分よりできないやつがGKで出られても嫌だろ』
『でも俺は…まともにGKができるかどうか…』
『しなくていい』
『え?』
『俺がボールをゴールに近づけさせない』

本気なのか?この人…
俺はこの時そう思っていた

そして明後日の試合がやって来た
鬼道監督には、俺が怪我したことを伝えてない 伝えたらきっと、試合に出させてもらえないから

肋骨の辺りが痛いのをこらえながら、俺はゴールの前に立った

相手は帝国と同じくらいの実力の翡翠川学園

はじめは帝国が点を入れた
まだボールはこちらに来ない

痛みで顔をしかめながら俺はボールを見ている

そして後半戦、ボールは翡翠川学園に渡った

乱暴なプレーでどんどんボールは俺に近付いてくる

俺はキャッチの体勢に入る

『行かせるか!』
すると龍崎先輩は化身を出現させた

『竜騎士テディス!』

そして龍崎先輩はボールを奪った

少し俺はほっとした

『…なんでだよ』

俺は呟く

今まで、俺の事を本気で考えてくれる人なんて見たことがなかった
でも、龍崎先輩は違う
俺はそう確信した

そして試合終了のホイッスル
帝国の勝利だ

本当に龍崎先輩はゴールにボールを近づけさせなかった

龍崎先輩なら…信じられるかもしれない

「雅野どうした?」
そう言われ、俺は我に帰った
「いえ…」
「…痛いのなら無理はするなよ」
「………はい」

Re: 【イナGO】短編集〜誰も知らない物語〜 ( No.20 )
日時: 2012/09/01 22:13
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)
参照: http://mb1.net4u.org/bbs/kakiko01/image/659jpg.html


イラストです

今度は剣城くんです


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