二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ネギま世界の一般人
- 日時: 2012/09/10 00:37
- 名前: 川部 U平 (ID: iVC2SMbZ)
文章力向上のために書かせていただきます。不定期更新ですが、よろしくお願いします。
- Re: ネギま世界の一般人 ( No.3 )
- 日時: 2012/09/11 13:11
- 名前: 川部U平 ◆bQwyRtQ4CU (ID: UISKJ4Eq)
補足1
努くんの実力は麻帆良内で中の上ぐらいですが精神面、つまり根性で格上相手に勝つことができ、奇襲や急所狙いをすることで更に勝率を上げることができます。
体力や耐久力は古菲レベルで、敏捷性はそれなりに高く、筋肉はパワーよりも持久性に優れています。
5年間で何千何万と反復練習を繰り返してきた為、動きに無駄が少ないです。
武装は鋼鉄が仕込まれたグローブとブーツ、肘と膝のプロテクター。
容姿の良さは中の上ぐらいで、短めの黒髪に少しだけ鋭い黒目、長身で体は引き締まっている。
使い勝手は悪いですが、なかなかにチートなアーティファクトを手に入れます。
作者は原作を11巻までの内容しか見たことがありません。それ以外は二次創作で見たことがある程度です。なのでおかしな部分などがあるかもしれませんが、暖かい目で見守ってくれると幸いです。
今後の展開としてはハーレム展開になる可能性が大きいです。そういうのが嫌いな人はすいません。
これにて補足1を終了します。
- Re: ネギま世界の一般人 ( No.4 )
- 日時: 2012/09/11 19:03
- 名前: 川部 U平 ◆bQwyRtQ4CU (ID: Gd7LnyXy)
第2話
SIDE 広山 努
はて、この状態は一体どうすれば潜り抜けることができるのか……。
俺がイケメンだったら通行人の女の子が目を逸らしながら足早に去って行くんじゃなくて、広域指導員とかを呼んでくれたりするのかね。
「てめぇ、俺らが気分良く女の子とお話してたらいきなりしゃしゃり出て来やがって。ヒーローごっこのつもりか?あぁん?」
「あんたらが気分良くても、軟派されて強引に何処かに連れてかれそうになった女子たちは全く気分良くないから。それにヒーローごっこのつもりって、自分たちがやってたことが単なるお話じゃないって言ってるようなもんでしょ、それ」
「「「んだと、ゴラァっ!!」」」
自分たちで墓穴掘っといて逆ギレかよ、情けない。
俺はキレて一斉に殴り掛かって来たチンピラたちの中で一番近くにいたチンピラAのテレフォンパンチを払い、鳩尾に肘鉄を入れてからチンピラ達の包囲網を抜けて全力でダッシュする。
「待ちやがれ、クソガキィっ!!」
「てめぇ、よくもまっちゃんを!!」
「待てと言われて待つ奴が何処にいるっつーんだよ」
今日は入学式だっていうのにあいつらの所為で遅刻しそーだな。皆勤賞取り損ねたじゃねーか。
まあ今それは置いといて、どうやってあいつらを倒すかだ。
逃げ足にはそれなりの自信があるし、逃げ切っても構わないが、俺はもう奴らの仲間を1人傷付けている。そんな状態で逃げてもそれは問題を後回しにするだけで根本的解決にはならないだろう。
きっと奴らは報復の為に俺を探し出す筈だ。もっと悪ければ俺がさっき助けた女の子も標的にされる可能性だってある。
それを避けるには俺が奴らを徹底的に潰す必要があるのだが、体を鍛えているとはいえ俺の実力はそこまで高くない。チンピラ3人ぐらいまでなら正面からでも潰せるが、9人だと流石に無理だ。袋叩きにあって奴らのサンドバックになるのが落ちだろう。
「地道に1人ずつ潰すしかないか」
俺は奴らを倒す為の算段をつけ、走るスピードを少し緩めた。
- Re: ネギま世界の一般人 ( No.5 )
- 日時: 2012/09/11 19:33
- 名前: 川部 U平 ◆bQwyRtQ4CU (ID: yE.2POpv)
補足2
主人公紹介での身長や体重は、現在のものです。努くんは成長期なのでまだまだ身長は伸びます。
原作開始まで大分かかりますが、どうぞよろしくお願いします。
- Re: ネギま世界の一般人 ( No.6 )
- 日時: 2012/09/12 07:14
- 名前: 川部U平 ◆bQwyRtQ4CU (ID: rwUXTcVH)
第3話
SIDE 広山 努
「はぁ、はぁっ、待ちやがれっ!!」
「ぜぇ、あいつの体力……ぜぇ、どうなってんだ……よ」
(お前らの体力が低過ぎんだよ)
煙草の吸い過ぎで体力が低くなっているのであろうチンピラは、息を切らせながらも必死に俺を追ってくる。
態とチンピラ共が付いて来れる程度の速さで走り、奴らの体力が消耗された所で1人ずつ倒していこうと思っていたが……。案外上手くいくもんだな。
俺は緊張感で少しだけ荒くなった息を整えながら、作戦が上手くいっていることにほくそ笑み、今走っている道から横路にずれた。
「ガキが横路にずれたぞ!!」
「くそ、ちょこまかと逃げ回りやがってっ!!」
俺は横路に入ってすぐの場所で、どんどんデカくなる足音を聞きながら、此方に近付いて来る奴らをジッと待つ。
「待ちやがれっ!!」
奴らが横路に入って来た瞬間に、先頭を走っていたチンピラBの足を思いっ切り足で払う。
「ぐぉっ!?」
チンピラBは突然のことに反応することが出来ず、そのまま呆気なく転んでしまう。
後続のチンピラCは突然転んだチンピラBを見て慌てて足で踏ん張って止まろうとするが、疲れた体では全力で走って来た勢いを殺せず、そのままチンピラBに突っ込んで一緒に転ぶ。
更に後続のチンピラDは流石に止まることが出来たようだ。心なしか安堵しているように見れる。
すかさずチンピラBとチンピラCの顔面を踏み抜き、勢いを殺すことには成功したものの体が完全に硬直しているチンピラDの腹に膝蹴りを見舞う。
「「ぐふっ!!」
「ガハっ……!?」
ふぅ、上手く気絶してくれたようだ。文献とかで相手を気絶させる為に何処に衝撃を与えるかは知っているが、俺が相手を気絶させれることに成功する確率は低い。気絶しなかったらもう一撃入れようと思っていたが、手間が省けた。
6人のチンピラが、仲間が3人、一息にやられたことに呆然としている間に、俺の一番近くにいたチンピラEに回し蹴りを喰らわせ、回し蹴りの勢いを殺さずにもう1人近くにいたチンピラFの腹に拳を突き立てる。
地面にのた打ち回っている2人にもう一撃入れ、完全に気絶させる。すると流石に正気に戻ったのか、残りのチンピラが構えを取り始める。
さて、残るは3人だ。大分遅れたが、さっさと倒して入学式に行こう。
- Re: ネギま世界の一般人 ( No.7 )
- 日時: 2012/09/12 23:00
- 名前: 川部U平 ◆bQwyRtQ4CU (ID: 9Zr7Ikip)
補足3
今回は案外あっさりとチンピラを6人倒していますが、疲れた所への不意打ちの急所狙いだから彼処まで簡単に倒せています。正面からだとチンピラでも5人を相手にすると、囲まれて終わりです。
体力と耐久力が高いのは、血が滲むと言うよりも、全身が血濡れになるような厳しい訓練を重ねることで得たものです。
それ以外にも、主人公紹介で書いたように誰かが逃げるまでの足止めをする、又は一緒に逃げる事に重点を置いて訓練して来た為に1時間休まずに重りを付けたまま全力疾走し続ける、原作での古菲が最初にネギにやったおふざけのような訓練をよけたり捌くのではなくひたすら受け続けるというような事をやり続けている事が体力、耐久力が古菲並みになっている所以。
逆に言えば、それだけの訓練をして漸く体力と耐久力だけが古菲と同じになる程度の、チンピラ5人に囲まれればやられる程度の才能しか持たないという事です。
筋力はベンチプレスのバーベルをずっと持ち上げ続けるなどして内側の筋肉を中心に鍛え、持続性に特化した筋肉になっています。
敏捷性は先程書いた重りを付け全力で走る訓練や、重りを付けずに飛び跳ねたり緩急を付けたりしながら走る訓練などをして少しずつ向上させたが、それでも麻帆良の一般人の運動部員の中で上の下程度。魔力や気が使える者たちからすれば大分遅いです。
これらの訓練をして来た為に精神力はかなりのもの。戦闘経験も努くんが才能が無いにも関わらず努力をし続ける様を見てやっかみに来る者たちや、チンピラなどとの戦闘で積み、それなりに場慣れしています。流石に達人クラスの者たちには及びませんが……。
これにて補足3を終了します。
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