二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブンGO こんな話があったなら。
- 日時: 2012/11/27 18:56
- 名前: レイン (ID: KQb493NG)
『彼に、こんな話があったなら。
彼の運命は変わっていたかもしれない。』
どうも、駄作メーカーとの呼び声が高いレインです。
これで五作目です。今までの四作は全部未完です。
今回も早々に終わるかもしれません。
すみません。
以下、注意書きです。
・駄文です。
・話が長続きする可能性はかなり低いです。
・完全なる二次設定です。
・オリキャラ募集はしないと思います。
・荒らしはやめてください。
・登場人物はほとんどオリキャラです。
・批判派はやめてください。作者のHPが0になってしまう可能性があります。
此処まで見て、「やっぱやめよう」と思った方はどうぞお戻り下さい。
それでも「見てやろう」という方はどうぞ、お進み下さい。
- Re: イナズマイレブンGO こんな話があったなら。 ( No.22 )
- 日時: 2012/12/15 12:56
- 名前: レイン (ID: RcOx8T.M)
クラウリー☆
ありがとう!
じゃあな!
桃☆
ここにも来てくれたのか!
前のスレッド勝手にやめてごめん。
- Re: イナズマイレブンGO こんな話があったなら。 ( No.23 )
- 日時: 2012/12/16 21:09
- 名前: クラウリー (ID: r3vekOHJ)
どうもー
クラウリーさんでーす
お前の小説スーパー面白い
- Re: イナズマイレブンGO こんな話があったなら。 ( No.24 )
- 日時: 2012/12/16 22:12
- 名前: レイン (ID: jbrtekHj)
クラウリー☆
ありがとうー!
あと、今日の映画めっちゃ楽しかったわ、来年も行こうね!
- Re: イナズマイレブンGO こんな話があったなら。 ( No.25 )
- 日時: 2012/12/23 13:23
- 名前: レイン (ID: 48X3tsGQ)
五話。
「またスリープしやがった。チッ、めんどくせえな・・・」
目の前で固まっている童顔の少年に舌打ちをしたフウは、先程よりも強いデコピンをリーチの額に打ち付ける。リーチはまた半開きだった瞳を大きく開いて「うわ」と言った。そして、睨んでくるフウに「すみません」と謝る。この時も無表情だ。
フウはダルそうな顔で天馬とシオンの二人に向き直る。
「今のがメンバーな。あと、監督が—」
「た、大変よ!」
フウの言葉を遮るようにしてキャラバンから白衣を着た一人の女が飛び出す。綺麗な顔立ちをしているが、目の下の濃いクマと顔の至る所についた何とも表現しがたい色によるペイントが台無しにしている。そのひどい顔で、おかしな身振り手振りをしながら少年少女に叫ぶ女。
「大変よ、大変だわ、大変過ぎるわ!ああ、どうしましょう・・・」
「落ち着いてよ、監督。何が大変なのさ」
「「監督!?」」
天馬とシオンは目の前のツミヤに宥められているこのキテレツなヒステリー女がどうしても監督には見えない。
監督らしい女は全く落ち着かず、ツミヤの肩を掴んで激しく揺さぶりながら喚く。
「ああ、ツミヤ、大変過ぎるわよ!奴らがまた新しい人を襲おうとしてるの!」
そう言うと監督(らしき女)はツミヤの肩を揺さぶるのをやめ、今度は頭を抱えて言葉になっていない叫びをあげながら、また喚く。ひどく揺さぶられて、フラフラのツミヤに代わって、フウが監督を宥める。
「あー、監督、落ち着いてください。俺たちがその人助けます」
「本当に!?・・・分かったわ」
フウの言葉でやっと落ち着いた監督(らしき女)。フウは溜め息を吐いて、監督(らしき女)を指差す。
「この人は監督の囃子鈴葉さん。いつもは意外と冷静なんだが、何かしら事件が起こると・・・まあ、すぐにこうなる」
囃子鈴葉と紹介された女は先程よりは落ち着いたものの、まだ何かと心配そうで、腕を組んだり辺りを見回したりしている。天馬とシオンは『普段は冷静』というフウの説明がどうしても信じられなかった。
「監督、大丈夫です。ですから、落ち着いてください」
リーチが無感情な声で監督にそう言った。それによってか、鈴葉は腕を組み、ゆっくりと目を瞑った。そして、ふうっと息を吐くと目を開いた。その目付きは、今までの頼りないものとは打って変わって、鋭く、真剣な眼差しへと変わった。
「フウ、リーチ、ありがとう。みんな、聞いて頂戴」
手を二、三回ほど叩いて皆の注目を集める。天馬はその鈴葉の変化振りを見て目を見開いた。皆の視線が自分に集まっていることを確認すると、静かに、だが力強い声で話し始めた。
「今から、敵の標的になっている少女を助けに行くわ。おそらく私たちを誘き出すための罠でしょう。だからといって、見捨てることはいけないわ。
私は少女を助けようと思いますが、異論はありますか」
沈黙が場を支配する。皆、鈴葉をまっすぐ見つめるだけだ。彼女はチーム全員の顔を見てから、にっこり笑って頷くと、「行くわよ」と言ってキャラバンに乗り込んだ。
天馬とシオンの二人は、鈴葉と次々にキャラバンに乗り込んでいくチームの人間をしばらく眺めていた。
—東京・雷門中前—
何が起こったんだろう。アタシ以外の人が全員固まってるとか・・・何これドッキリ?いや、ドッキリってレベルじゃねーか。まさか、これが噂のトリップってやつですかねぇ・・・?でも、目の前にあるのは確かに雷門中だよねぇ・・・?てことは、ここは不思議の国?アタシ・イン・ワンダーランド?何?なんなの、馬鹿なの阿呆なの死ぬのコレハイッタイドウイウコトデスカ?
一旦整理しよう。混乱しすぎだ。
まず、アメリカから帰ってきただろ。空港から迷いに迷って自宅着いただろ。サッカー部のみんなを驚かせようと思って変装して、雷門中来ただろ。入ろうとして、猫がいたから触ろうとしただろ。んでもって、こうなっただろ。
だめだ。訳が分からない。何があったんだ。猫も石みたいに固まってる。今なら触れるんじゃ・・・いや、だめだ。アタシの中の何かが許さない。ああでも触りたいにゃんこにゃんこにゃんこにゃんこにゃんこにゃんこさわりてえええええ
「神落莱さんだよね?」
「にゃんこ!?」
あ、違った。人間だ。・・・じゃねえええええすっげえキョトンとしてこっち見てる何これ超絶恥ずかすぃぃいぃぃいいぃ!!
「アハハハハハハハッ!」
「え」
「残念だったね、僕は猫じゃないよ!」
な、何か怖いΣ(´Д`;)見た目は普通の少年なのに・・・いや、服が厨二っぽいわ。まあ、とりあえず
「誰?」
目の前の野郎は一瞬またキョトンとした顔をした。あ、可愛いかも。
「・・・ああ、そっか。初対面だもん、僕のこと知ってるわけないよねぇ!」
「と、当然だろ。さっさと名を名乗れ」
「アハハハッ!君面白い!くくく・・・いいよ。名を名乗ってあげる。僕はガータっていうんだ。よろしくね。
まあ——覚えても、すぐに無意味になるけど」
野郎—ガータは、にっこりと笑った。・・・なんか、目が笑っていないような気がするんだけど。なんか、嫌な予感しかしないんだけど。なんか・・・なんか怖いんだけど!つか、こっちに向けてるそのタブレット何だよ!?
「大丈夫だよ。すぐに消してあげるから!」
「え・・・うわあッ!?」
何ッこれ、脚がぼろぼろ砂みたいに消えていくとか・・・つか、このままだったらアタシ、消えちゃう!?
「アハハハハッ、その顔を見てると松風天馬を思い出すよ!」
「えっ?」
まつかぜてんま。
松風天馬。
・・・天馬!?
「ああ、松風天馬って君の知り合いなんだっけ?彼は消し損ねちゃったけど、君はちゃーんと消してあげるよ!跡形もなく、欠片も残さずにね!」
あ、よかった。天馬は消されてないんだ。・・・まあ、それはいいとして、ヤバいいいいい腹が消えていくううぅうぅぅうッ!死にたくないいぃぃぃいぃいッ!
「あ、あああ・・・」
「バイバーイ☆」
誰か・・・ッ!誰か助けてぇええぇえぇぇえ!
「ライ先輩ー!」
あああ、天からの御迎えの声が聞こえる・・・。でも、何で先輩呼び?しかも、この声って「ッラァ!!」うわわわッ!?さっきの天からの声じゃない?
・・・誰、てかどこに?
って、何か飛んできたぁ!?あれ、サッカーボールだし!
あ、ガータの頭もろ直撃した。ザマア見やがれw
「・・・痛いなぁ、もう。また君ィ?」
ガータの向いたほうを見る。・・・え。
「えええ!?」
な、何だよ、アレ、キャラバンが浮いて・・・えええ?てか、キャラバンの上に乗ってる少年・・・誰?
「うわ、またお前かよ。つか、同じやり方でやってっし・・・」
「うるさいな。てゆーか、そんなに僕の邪魔楽しい?」
「つまらん。ものすごくつまらん。アップダウンのないジェットコースター並みにつまらん」
「へえ。僕もそれくらい君と顔を合わすの面白くないよ」
し、知り合い?何これ、ガータとあの人は仲間なんか?いやでもアタシを助けてくれて・・・いや、あれか?喧嘩するほど仲が良いってヤツか?
「ライ先輩ー!」
「え?天馬?」
キャラバンからさっきの天からの御迎えの声がした。やっぱり、この声って、それにキャラバンから身を乗り出しているアイツは・・・
「天馬ァ?」
「オッラァ!」
アタシが天馬の名前を呼ぶのと、キャラバンの上に立っていた少年が叫んだのは同時だった。そして、ガータに2発目のサッカーボールが命中したのは1秒先だった。
「うっわ!」
ガータの手からタブレットが落ち、その辺りの壁に強く当たった。ガシャン!と音が鳴ったからタブレットは恐らく壊れたな。あーあー、中身ちょっと出ちゃってるよ。
「あれ・・・?」
かかかか、体が元に戻っていく、何これ、完全に直っちゃった。と、取りあえず、ぃよっしゃ!
「先輩、大丈夫ですか!?」
天馬がこっちに走ってくる。あれ、そういえばコイツ沖縄にいるはずじゃあ・・・。
混乱しまくったアタシが、天馬に発した第一声は、
「て、天馬?本物?身長伸びた?」
という、阿呆で間抜けなものだった。
- Re: イナズマイレブンGO こんな話があったなら。 ( No.26 )
- 日時: 2012/12/20 18:26
- 名前: クラウリー (ID: r3vekOHJ)
また来ちゃいました
5話めちゃくちゃおもろい
また、来ます
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