二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね!
日時: 2009/10/16 23:03
名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)

というわけではじまりました!

*璃央*さんの小説とかぶってますが、許可はとっておきましたので。

*璃央*さんの小説です↓

http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=11376

これからよろしくおねがいします!

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第7話 ( No.24 )
日時: 2009/12/23 16:38
名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)

僕「そりゃまぁ1年生は数が多いからね。」
ハ「もう2学期なのよ?全校集会でも一回も見た事ないのよ?」
僕「なら眼科へ行って来い。今ならいい眼科紹介してあげるけど。」
ハ「だから目もおかしくないわよ!あんたこそ脳神経外科行きなさい!」
僕「いいから黙って話を聞け!」

机を思いっきり叩く。

僕「この子は1年6組に在籍中なんだ。おかしいと思うなら6組へ行って来い。そして担任に聞け。」
ハ「分かったわ!それじゃあ行ってくるわよ!もう!」

ハルヒは部室を飛び出し、6組へ向かった。

僕「ふぅ・・・ごまかしきれたかな・・・」
古「それは分かりませんが、大分信じてきていると思いますね。」
キョ「それよりも、マジでハルヒコにそっくりだな、ハルヒってヤツは。」
キ「そのハルヒコってヤツがどんなヤツかは知らんが、きっとハルヒにソックリに違いないだろうな。」
僕「そういえば、住む場所とかどうするんだ?」
長「心配ない。あなた達の寮の空き部屋に住んでいる事にしておいたから。」
瑠「それなら大丈夫だね。」
亜「それにしても、本当に雰囲気がキョンとソックリだね。」
キ&キョ(それはどう反応すればいいんだよ日奈森。)

と、話しているうちにハルヒが帰還した。

ハ「聞いてきたわよ。まったく、なんで先生にまで頭おかしい人をを見るような目で見られなきゃなんないのよ・・・」
僕「な?言ったとおりでしょ?」
キョ「まぁそういうことだから涼宮。あたしは元からこの学校にいたんだよ。」
ハ「あんた・・・よく見ると雰囲気がキョンにそっくりね・・・紛らわしいからキョン子って呼ぶわよ。」
キョ「そうしてくれ、あたしだって紛らわしい。」キ「俺も同感だ。」
ハ「なかなか面白い人材ね。よし決めた!あなたをSOS団の団員に任命するわ!」
キョ「はいはい。分かったよ。」

こうして、なんとかキョン子ちゃんの事件も一件落着し、いつものSOS団活動風景になった。

僕「さて、何しようかな。」

本を読むか、誰かと話すか・・・?
ここは、好きな雑談のほうを選ぶか。ハルヒは熱心にパソコンをいじってるし、長門さんでは会話が続かない。
ので、ここはキョン達かあむちゃん達のどちらかだな。よし、キョン達と話すか。

僕「ねぇキョン。」
キ「ん?鮫島か。何か用か?」
僕「いや、少し雑談でもどうかと思ってね。」
キョ「ま、いいけど。ちょうどあたし達もヒマだったしな。」
僕「2人はもうお互いになれた?」
キ「いや。」
キョ「まだもう少し時間がかかりそうだ。」
僕「ま、性別の違う自分自身と対面するなんて滅多にないもんね。」
み「どうぞー。」
僕「ありがとうございます。」

お茶を飲む。ついでにせんべいも一口かじる。

僕「まぁ2人は自分自身だろうし、すぐ慣れると思うけどね。苦労人な所とかさ。」
キ&キョ「そうだな。」
キ「ハルヒには。」キョ「ハルヒコには。」
キ&キョ「迷惑かけられっぱなしだからなぁ。」
僕「くっ・・・あっはははは!」
キ「何がおかしい?」
僕「だって・・・だって・・・くくっ。息ピッタリすぎて・・・くくっ。」
キョ「そりゃそうだろ、顔や性別は違えど自分自身なんだから。」

あーおかしい!いやマジで。とりあえず、笑いすぎなので一旦気を落ち着ける。

僕「ま、それならそれでいいけど。そういえば、キョン子ちゃんは寮の勝手とか分かるの?」
キョ「全然知らん。学校まで来る道もな。」
瑠「じゃあ私達で案内してあげるよ。また帰るときにね。」
キョ「そうしてくれると助かる。」
僕「それじゃああむちゃんたちと話してくるね。」
キョ「あ、それならあたしも行く。」

僕「うぃーっす。」
亜「や、話しに来たの?」
キョ「ああ。」
僕「そういえばもうすぐ体育祭だね。」
亜「そうだね。聖也は何にエントリーするの?」
僕「サッカーの紅白代表。」
キョ「サッカーか?」
僕「うん。ゴールキーパーかディフェンス&フォアードでね。」
唯「そういえば、サッカーの紅白代表はサッカー部はエントリーできないんだってね。」
な「それに、1年生代表メンバーもサッカー部は除かれるそうだよ。2年生や3年生もそうみたいだよ。」
僕「まぁ、サッカー部込みじゃメンバーのほとんどがサッカー部になるからなぁ。」
や「つまり、どれだけ運動神経がいいかが鍵を握ってるねー。野球代表やテニス代表もそうらしいよー。」
僕「ま、本職抜きでどれだけやれるかだね。案外そのほうが強かったりしてね。」
な「そうかもしれないね。」

僕「あー・・・それにしてもヒマだな。誰かと話すか、それとも校内をぶらぶらするか・・・?」
美「やっほー。」
僕「げ、美鈴・・・お前部活どうしたんだよ。」

美鈴は剣道着のままSOS団の部室へやってきた。

美「今日は顧問の先生が風邪でダウンしてて、自主練習だけで切り上げたからよ。」
僕「あ、そう・・・まぁならいいけどさ。っていうか、それならせめて着替えてから来いよな。」
美「面倒くさかったからしょうがないじゃない。剣道って思ったより疲れるのよ?」
僕「知らないよ。やった事ないんだからさ。」
美「まったく・・・ねぇ聖也。ジュースでもおごってよ。」
僕「・・・何がどうなってそういう結論に達したのか、簡潔かつ短く分かりやすいように説明を頼む。」
美「なんとなく、以上。」
僕「・・・朝比奈さん。すみませんが、この200%バカにお茶を入れてあげてもらえますか?」
み「分かりました〜。」
美「誰が200%バカですって!?あんたより勉強出来るし運動神経もいいわよ!?(サッカー以外だけど)。」

またコイツは・・・

僕「まーたそうやって本気にする。大丈夫だよ。0・1%冗談で99・99%本気だから。」
美「ほとんど本気じゃない!普通は10%とかじゃないの!?」
僕「僕は僕なりの言い方があるんだよ。これでも僕なりに気は使ったんだよ?本当は100%本気だったけど。」
美「なんですって!?」
僕「おー上等だ、かかってきますか?」
キ「もういいからその辺でやめとけよ。喧嘩はよくないぜ。」
キョ(この2人は性転換してても相変わらずか・・・)

僕「あーあ、美鈴のおかげでどっと疲れた。」
美「それはこっちのセリフよ。まったく・・・」
僕「あ、そうだ美鈴、これあげるよ。」

カバンの中から取り出したものを美鈴に向かって投げる。

美「よっと・・・何コレ?キーホルダー?」
僕「お前の好きなクマのやつだよ。お前にはなんだかんだでお世話になってるからね。そのお礼。」
美「あ・・・ありがと・・・」
僕「気に入らなくても文句言わないでよね、僕なりに頑張って選んだんだから。」

キョ(ま、なんだかんだでああやってお互いの事は認めてるようだからな。)
キ(なかなかいいコンビだと思うがな。喧嘩するほど仲がいいって言うし。)

み「どうぞ〜。」
美「ありがとうございます。」
僕「さてと、キョン、カードゲームでもやるー?」
キ「ああ、構わん。」
僕「それじゃあ何にしようか?トランプ?UNO?カルタ?それともトレーディングカード?」
キ「トレーディングカードだな。デッキ持参してきたか?」
僕「じゃあ待ってて。カバンから取ってくるから。ここに置いてあるデッキは使い勝手が悪いからね。」
キ「全然バランスが整ってないからな・・・一体誰が組んだんだ?」
ハ「あたしだけど?」

・・・まぁ、そりゃぁバランスも悪くなるよなぁ。
ハルヒはこのカードゲームを全く理解してないからな・・・

その後、4セットほどカードゲームを行い、結果は2勝2敗の五分五分だった。

僕「いい勝負だったね。」
キ「ああ、まさかそういうコンボで来るとは思わなかったぜ。」
僕「いやいや、キョンのコンボも強かったよ。」

とりあえず、デッキをカバンにしまっておく。その後、のらりくらりと部室を徘徊。
・・・していると、

ハ「さぁみんな注目!席について!重大発表があるわ!」

急にハルヒが叫ぶ。まーたくだらないことだろうが・・・とりあえず席につかないとうるさいので座る。

キ「で?なんなんだ?重大発表って?」
ハ「映画を撮るわよ!それもハリウッドクラスに負けないようなものをね!」
僕「何を言い出すかと思えば・・・お前の脳天はしょーもないことしか詰まっていないのか?」
ハ「うるさいわね。いいから黙って聞きなさい。いい?11月にせまった北聖夜祭に撮影したものを上映するのよ!」
僕「その前に体育祭があるだろーが。気が早すぎるんだよ。やっぱり病院行って来い。頭の。」
ハ「うるさいわね!いいから聞きなさい!」

映画の内容は、とてもくだらないものだった。
主人公のスーパーみくる(演じるのは朝比奈さんらしい)が、悪いヤツラから地球を死守する物語。
超能力者エキセントリック古泉(古泉くん)や、宇宙からの使徒ミス・長門(長門さん)などのユカイな仲間達も登場する予定らしい。

ハ「どうかしら?絶対にいけると思うんだけど。」
古「なるほど、それはいいんじゃないでしょうか。」
亜「別にいいと思うけど。」
唯「面白そうだね。」

と、ハルヒの企画は以外にも好評で、全員が(朝比奈さんは押し切られた感じ)賛成した。
が、ハルヒはまだ僕、キョン、キョン子ちゃんには意見を聞いていない。

ハ「それじゃー全員賛成ってことで、この企画は成立ね!」
キ「ちょっと待て。まだ俺達は意見を言っていないぞ。」
ハ「(無視)それじゃあ配役だけど、日奈森さんは魔法使いって設定はどうかしら?」
僕「人の話を聞け!バカハルヒ!」

僕は机を思い切り叩いて立ち上がった。バンッと言う音が部室に響き渡る。

僕「それでは聞きましょうか涼宮ハルヒさん。僕達に意見を聞かなかった理由は何故ですか?」

まぁ大方の予想は付くが。

ハ「どうせ聞いたところで反対意見をここぞとばかりに言いまくるに決まってるわ。それなら最初から聞かないほうが賢いわよ。」
僕「だが、全員意見を聴いた上、全員が賛成してからなら企画を通してもいい。だが、全員意見聞かずに通すのは絶対にやっちゃいけない。」
ハ「じゃあ聞くけど、あんたたちは?」
僕「バカだなぁハルヒ、そんなの答えは決まってるじゃないか。」

そう、答えはひとつだ。

ハ「え?それじゃあさんせ・・・」
僕「もちろん反対だ。そんな企画は許可できない。」
キ「俺も鮫島と同じ意見だ。」
キョ「あたしも2人と同じ。なんでそんなくだらない企画を立てるんだ?」
ハ「大方の予想はしていたけど気持ちいいほど予想通りね・・・」
僕「そりゃそうだろう、僕はお前のくだらない陰謀をことごとく阻止するのが仕事だもん。」
ハ「とことん嫌な思考の持ち主だわ・・・」

その後、なんだかんだグダグダあったものの結局映画撮影と言う事で決まってしまった。
が、僕とキョン2人の猛抗議により、体育祭が終わって1週間たってからと言う形にこぎつけた。
これでハルヒもしばらくくだらない思いつきはしないだろう・・・そう願いながら、寮の帰路へ付く。

僕「あーあ・・・またあのバカハルヒは・・・」
瑠「ハルヒがああなるのはいつもの事じゃん。今に始まった事じゃないよ。」
僕「体育祭が終わってからが憂鬱になりそうだ・・・」
キョ「苦労してるんだな・・・あたしの世界の鮫島もハルヒコとあんな感じだったぞ。」
僕「ま、性転換してるだけならベースは変わんないからね。」

その後、寮へ帰った後キョン子ちゃんに寮の勝手などを教えてあげた。
ご飯を食べ、お風呂に入り、今は僕の部屋で3人で集まって雑談している真っ最中だ。

僕「それにしてもなぁ・・・なんだかなぁ。」
キョ「何がだ?」
僕「いや・・・なんで毎度毎度ハルヒはあんなに我侭かねぇって思ってさ。」
キョ「仕方ないんじゃないのか。元々ああいう性格なんだからさ。」
瑠「ハルヒの奇人変人伝説は聖也だってよく知ってるじゃない。あんな性格だってこともね。」
僕「まぁそうだけど。・・・ふぁぁ。そろそろ寝ようか。」
キョ「ああそうだな。おやすみ。」瑠「おやすみ〜。」僕「おやすみ。」

こうしてこの日は眠りに付いた。

Re: 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね! ( No.25 )
日時: 2009/12/23 16:48
名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)

第7話更新しました〜^^

第8話 ( No.26 )
日時: 2009/12/25 22:47
名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)

木曜日

朝から目覚まし時計がしつこくなるので、根負けして起床。

僕「う〜ん・・・また今日も当たり前の平凡な一日が始まるのか・・・」

ともかく、ここでじっとしていても仕方ないので部屋出て鍵をかける。
身支度一式を済ませ、朝ごはんを食べ、寮を出発。

今日も元気に登校。途中でキョン&鶴屋さんと合流し、一緒に登校する。

僕「今日も平凡な一日が始まるのか・・・」
キョ「平凡が一番だぞ。」
キ「そうそう。」
僕「まぁ・・・そうかもね。僕個人としてはもうちょい刺激があってもいいと思うけどな。」

下駄箱で靴を履き替え、教室に入ろうとすると・・・

ハ「いやっほー!」
僕「はぁ・・・また最高級のKYがやってきたな。」

知っている人もいるかもしれないが、KYとは「空気が読めないヤツ」の略称言だ。

僕「朝からうるさいんだよお前は。少し黙れ。出来るのであれば永久に黙れ。」
ハ「うるさいわね。別にあたしがテンションあげようがあたしの勝手じゃない。」
僕「周りが迷惑してるんだよ・・・いい加減気づけ。この世界一周バカが。」
ハ「誰が世界一周バカよ!?誰に言ったのよ!?」
僕「・・・一体お前以外の誰に言ったと思ってるんだ?当たり前のことに過敏反応するな、うっとうしい。」
キ(ここまでハルヒに言いたいことストレートに言えるのもスゲーよな。)

〜1時限目〜

「では、今日は体育祭のエントリー競技を決めます。」

僕は最初に予定していた通り、紅白サッカー代表1年生部門と借り物競争、大戦争にエントリーした。
サッカーの1年生代表は試合を通じて選ばれるので、選出されるのかはまだ分からないけどね。
1・3・5・7・9・11組が紅組。2・4・6・8・10・12組が白組だ。つまり、ハルヒや美鈴とは敵同士だ。

僕「なんか今から燃えてきたな・・・」

〜昼休み〜

僕「さて、弁当食べるか。」
亜「聖也、ちょっといいかな?」
僕「ん?あぁ、いいよ。」

あむちゃんに教室の隅へ連れて行かれる。
そして、小声でこういわれた。

亜「あんた、しゅごキャラ見えてるでしょ?」
僕「しゅごキャラ?アニメか何か?」
亜「違うよ!あたしの周りに浮いてる赤青緑が見えてるでしょって言ってるの!」

ぐ、バレていたか・・・

僕「いつ気づいたの?」
亜「ランが気づいたの。聖也くんあたし達の事見えてるよーって。」
「ランだよー!」
「ミキだよ。」
「スゥですぅ〜。」
僕「あぁ・・・よろしくね。」
ミ「で、本題なんだけど、君にもしゅごキャラがいるんだよ。」
僕「僕に?」
ス「いますよ〜。心の中にいますぅ〜。」
僕「もしかして・・・」

僕は頭に巻いているヘアバンドに手をかけ、目を閉じて精神を研ぎ澄ます。
そして、だんだんと意識が薄れていく・・・・・・

俺「ソイツは多分俺のことだ。」
ミ「そうそう。この子だよ!この子が聖也くんのしゅごキャラなんだ!」
亜「どこからどうみても聖也じゃん・・・・・・」
俺「甘いな日奈森。俺は聖也であって聖也じゃねぇ。いわば・・・聖也のもう1つの人格だな。」
亜「え・・・?」

日奈森が困惑している。まぁ無理もねぇだろうが。いきなりこんな話を切り出されたら誰でも困惑するだろう。

俺「そう、俺は聖也のもう1つの人格。もう1人の聖也。」
ミ「きっとそうなんだよ。この子からはしゅごキャラと同じ気配を感じるんだ。」
俺「俺は、元々聖也のしゅごキャラだった。タマゴから生まれ、聖也を守っていくはずだった。」
亜「なのに、なんでそんな風になっちゃったの?」
俺「が、ちょっとした心の乱れから俺は聖也の心から出られなくなっちまった。そして、そのまま聖也の心の中で生まれちまったのさ。」
ス「そうだったんですかぁ〜。」
俺「そして、俺は聖也の心と同化しちまった。聖也は俺の人格と自分自身の人格を持つ2重人格者になっちまったってわけだ。アレはまだ聖也が小学6年のときだったな。」
亜「そんな過去が・・・」
俺「ま、世間一般では2重人格って事で落ち着いているが、俺はどーもその響が嫌いでな。」
ラ「でも、君って元々女の子だよね?」
俺「ああそうさ、俺の正式な名前はメグ。が、聖也の心と同化しちまったから一人称も俺になって、こんな喋り方になったわけだ。喋り方は元々こんなんだから気にしねぇが。」
亜「それはそれで個性的だね。」
俺「まぁそういってもらえるとうれしいがな。おっと、いけね。じゃあそろそろ聖也と交代だ。じゃあな!」

シュゥゥゥゥ・・・


僕「ふぅ・・・やっぱり、アイツが僕のしゅごキャラだったんだな・・・」
亜「ちょっと変わってるけど、いい子じゃん。」
僕「まぁ、なりたい自分なんだったら・・・前向きに行くか!じゃあいい加減弁当食べようか。」
亜「うん。」

僕は待たせていた瑠璃沙、キョン子ちゃん、長門さんに謝ってから弁当を食べた。
今日の弁当はいつもより美味しいような気がしたが、多分気のせいだろう・・・多分・・・だと思うけど。

俺『俺に頼らなくてもいいようになれよ・・・聖也。』
僕『分かってるさ、でも困ったときはよろしく!』
俺『言ってるそばからじゃねぇか!まったく・・・困ったヤツだな。』
僕『えへへ。』

こうやって時々心の中で会話をする。自分と話すって言うのは少し気持ち悪いが、まぁ仕方ない。

〜放課後〜

いつものようにSOS団の部室へ。今日は美鈴も部活が休みだったので、フルメンバーが揃っていた。

ハ「ねぇ聖也。」
僕「絶・対・嫌・だ・か・ら・な!」
ハ「まだ何も言ってないじゃないの!」
僕「じゃあ一応聞いてやる。用件はなんだ?」
ハ「今思ったんだけど、後輩って必要だと思わないかしら?」
僕「・・・寝言は寝てから言うもんだぞハルヒ。お前の脳が逝かれてない限り理解できるはずだ、僕達はまだ1年生だってな。」

いきなり何を言い出すんだまたこいつは・・・何が後輩だよまったく・・・

ハ「だって想像してみなさいよ?先輩先輩っ♪って来るのよ?萌えない?」
僕「萌えるか。そりゃそうだろ、先輩に敬語使うのは当たり前だ。どこかの誰かと違ってな。」
ハ「誰の事かしら?」
僕「バカは偉大だな・・・で?なんで後輩が欲しいって言い出したんだ?」
ハ「欲しいからよ!そこでよ!先輩も後輩も同級生もいる2年生が完璧だと思うのよ!」
僕「後半年待てば2年生になれる。それまで我慢する事だな。」
ハ「あたしは今すぐ2年生になりたいのよ!なんとかしなさい!」
僕「出来るかそんなもん!今すぐ頭の病院へ行け!そしてさっさと異常報告の紙をもらって来い!」
ハ「はぁ・・・無理なのは分かったわよ。それにしても、2年生なりたいわねぇ・・・後輩が欲しいなぁ。」

別になりたいなら勝手に夢の中ででもなってればいいさ・・・ハルヒが思ったところで2年生になんかなるわけが・・・・・・!!!
しまった!忘れていた!

僕「ハ、ハr・・・」
長「もう遅い。」
キ「長門。どういう意味だ?」
長「現在、私達は2年生になってしまっている。」
僕「相変わらず展開が急すぎだよね・・・ハルヒの思った事が現実化するのを忘れていたよ。」
長「大丈夫。涼宮ハルヒの思考は2年生のものにデータインプットする。その他いろいろな事も私が改善しておく。」
キョ「何から何まですまないな長門・・・」
長「構わない。それと、今日決めた体育祭のエントリー競技も、データはそのままで2年生のものに書き換えておくから。」
僕「ごめんね。迷惑かけちゃって・・・」
長「構わない。それと、急な時間の進行により一部の人物が加わっている。」

その後もなんやかんや説明があったが、とりあえず僕達は2年生なったと(朝比奈さんと鶴屋さんは3年生)言う事で解決した。
体育祭やその他もろもろの事もデータはそのままで2年生のものに書き換えられたし、ほかの人の記憶とかも問題なく書き換えたらしい。
ハルヒに一応聞いてみたが、自分は2年生だと当たり前のように言われたからなぁ。
とりあえず、2年生になっただけで後は何も変わらないらしいので、今までどおり過ごせばいいとのこと。クラスも同じらしいからね(僕は6組と言った感じ)。
あとくどいようだが、朝比奈さんと鶴屋さんは3年生であって、2年生ではないのであしからず。

僕「ふぅ・・・これで落ち着けるかな・・・」
ハ「はーいみんな注目!今回の議題は1年生部員&優等生の入団よ!」
僕「また新入団員か?っていうか、なんで1年生か優等生限定なんだ?」
ハ「1年生は萌え担当!優等生はSOS団の参謀役としてあと1人は欲しいわね。古泉くんはよく力を貸してくれるけど、聖也は全然だから。」
僕「当たり前だ。僕の頭はお前のくだらない作戦にいちいちフル回転させていたらもうすでにぶっ壊れているさ。」
ハ「だからこそ参謀的な役が必要だと思うのよ。狙い目は7組の絢中さん辺りね!」

絢中さんか。転校してからまだ日が浅いが、絢中さんの噂は聞いたことがある。
絢中歩美(あやなかあゆみ)さん。頭脳明晰でスポーツ万能、さらに美人で性格もいいらしい。そりゃぁ噂にならないほうがおかしいよな。
そんなパーフェクト超人絢中さんをハルヒはSOSに引きずり込もうとしてるのか・・・

ハ「と言うわけで聖也!人材召集はあんたに任命するわ!」
僕「はぁ?なんでだよ?」
ハ「あんたは初対面の人と話すのが得意中の得意じゃない。だからよ、聖也しか任命できる人がいないのよ。」

あむちゃん達5人(あとしゅごキャラたちも)は展開の速さに付いていけていないようだが、まぁ仕方ないだろう。無理もないわなぁそりゃ。
元祖SOSメンバーは平然としたものだ。キョン子ちゃんも元いた世界で男版ハルヒの相手をしていたからか、まったく動じていない。
鶴屋さんや美鈴もわりと平然としており、僕と瑠璃沙は言うまでもない。ほとんどのメンバーがハルヒの言行になれているのだ。

僕「(ここは素直に従っておくか・・・)分かったよ。今回限りだぞ。」
ハ「それじゃあよろしくね!早速今から言ってきて!絢中さんと、1年生は適当にその辺の子連れてきてくれればいいわ。あたしが見てあげるから。」
僕「はいはい。」

僕は席を立ち上がり、校内へと繰り出す事にした。

僕「じゃ、後は頼むよ。」
キ「任せろ。」
キョ「ああ。」
亜「オッケー。」

しっかりしている3人組に後のハルヒの相手は任せ、僕は目的の人材を探す事にする。

まずは1ねn・・・じゃなかった。2年7組の絢中さんを探す事にする。
2年生の教室をウロウロするが、それっぽい人物はなかなか見当たらない。

僕「もう帰っちゃったのかな・・・?」

部活に所属しているとは聞いていないし、帰宅部ならもう帰っちゃったのかもな。
仕方ない、絢中さんは明日の昼休みに探すか・・・それじゃあ1年生の勧誘に行くか。回れ右!

「あのー・・・」
僕「うわぁ!」

いつの間にか後ろに人が立っていた。しかもまったく気配を感じなかった。
たっていたのは黒のセミロングの髪をした可愛い女の子だ。

僕「あぁごめんなさい。気づかなかったものだから・・・君2年生だよね?」
「あぁうん。私、絢中歩美って言うんだけど、SOS団の鮫島聖也くんだよね?」
僕「え?絢中さん?っていうか僕の事知ってたの?」

絢中歩美 プロフィール ( No.27 )
日時: 2009/12/25 22:55
名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)

絢中歩美(あやなかあゆみ) 160cm A型 一人称:私

北聖夜高校2年7組で、SOS団のメンバーで団長補佐。
頭脳明晰スポーツ万能で、可愛らしくて性格もいい、パーフェクトを絵に描いたような7組の委員長。
かなりの優等生だし、フレンドリーなところもあって男女問わず人気が高く、友達も多い。
放課後は図書室や教室などで委員長の仕事をしていたが、SOS団に入ってからはSOSの部室で仕事をしている。
賑やかなのが好きで、イベントなどには積極的に参加している。
時々彼女ではありえない行動を取ったり、態度を取ったりしているが、その実態は誰も知らない。

Re: 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね! ( No.28 )
日時: 2009/12/25 22:56
名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)

第8話と絢中さんのプロフィール更新です^^


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