二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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真選組恋物語++銀魂
日時: 2009/12/23 14:12
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12254

↑ので書いてたのですが、エラーが発生したため、
書き込めなくなってしまったのです…orz

なので、新しいのを作りました。
最初から書きます←

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Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.41 )
日時: 2009/11/06 21:46
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第三十四訓


「ただいまー」

 遥歌の声が万事屋の中に響いた。

「あ、おかえりなさい、遥歌さん。夕飯は、遥歌さんの番でしたけど…」

「お帰りアルネ!今までどこ行ってたアルヨ!」

「おぅ、お帰りぃ。お土産買ってきてくれたかァ?」

 新八は夕食の心配。神楽はお腹が減ったらしく、お腹を押さえている。銀時はお土産の心配。

「お土産、ねぇ…。銀さん、これでいい?」

 そう言って、水葵を銀時の前に押し出す遥歌。

「おいおいおい。パフェじゃねェのか?っていうか、ソイツ誰?」

 鼻をほじほじする銀時。

「私の親友よ。彼方が、赤ん坊を押し付けた、かなとなつの親友でもあるわ。私達4人はとっても仲良しなの。それで、この子は——…」

 遥歌が紹介しようとするのを片手で制する水葵。

「私の名は、椎名水葵。はるの言うとおり、私達は親友。っていう事で、今日からここでお世話になります」

 最後の方、一瞬だけ笑い、また真顔に戻る。

「おいおいおい。銀さん、知らないよー、遥歌?」

「大丈夫だよ、銀さん。みっきーは、自分のことは自分でできるから。夕飯だって、毎日、私とみっきーが作るし」

 銀時は、遥歌の眼を見ると、追い出す気にはなれなかった。

 遥歌の眼は「お願い銀さん。何でもするから」と語っていた。その〝何でも〟の所を中二の夏の銀時は、変な理解をしていた。

「じゃ、みっきー。私と神楽の部屋へ行こう。確か、お布団は残っていたはずだから」

 遥歌が言うと、水葵はコクッと頷いた。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.42 )
日時: 2009/11/10 22:27
名前: 月詠でありんす (ID: o9QGQ.Yt)

では、私もタメで。
お久しぶりです、師匠。
銀さんの中2の夏って・・・。
ま、ま、ままさか・・・・・。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.43 )
日時: 2009/11/12 20:27
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

月詠でありんす>

じゃ、早速タメで行くね^^*

銀さんの中2の夏は…ヤらしい事を考えてるよ。
鈍感な遥歌は気づいてないけど(笑。

更新、頑張るね♪゛

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.44 )
日時: 2009/11/12 20:39
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第三十五訓


「なつも明日行くでしょ?」

 夜。夕ご飯の後片付けも終わり、部屋で一段落した2人は、赤ん坊を見ていた。

「どこに?」

「この子の、おしめとかを買いに……。それと、ちょっと、ショッピング♪全然、してないから、少し、イライラ気味なんだよー」

「行くー」

 他愛もない会話。奏子は、赤ん坊を見るのが大好きだ。

「んー、じゃあ。護衛にトシに着いて行ってもらったら?」

 菜摘が突然言った。この言葉に、奏子は一瞬固まる。

「む、無理だよ。トシだって、仕事があるんだしさ」

「わかんないよ?聞いてきたら?」

「む、無理無理無理無理無理!!」

 しかし、奏子の言葉に聞く耳を持たない菜摘は、奏子を、赤ん坊と共に部屋から追い出した。

「最悪……」

 仕方無く、土方の部屋に行くことにした奏子。廊下を歩いていると、隊士達が、赤ん坊で遊んでいく。

 ものすごく、時間をロスした。

「トシ…………?」

 土方の部屋の前にやっと行き着いた奏子は、土方の名を呼んだ。

「奏子か?何だ?」

 奏子は、土方の部屋の中に入る。思えば、奏子が土方の部屋に入るのは、初めてだ。

「あのね、明日、なつとはるとみっきーと買い物に行くの。この子の、おしめとかを…買いに」

 土方の頭の上に、?マークは無い。これだけで、理解したらしい。

「いいぜ。ついて行ってやる。どうせ、明日はオフだしな」

 奏子の顔が明るくなる。しかし。

「その代わり」

「?」

 土方が、奏子の手の甲にキスをした。

「今度、俺の願いを叶えてくれよ?」

 土方にしては、珍しいSの眼だった。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.45 )
日時: 2009/11/13 20:31
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第36訓


—スーッ…—
 
 奏子が部屋に戻ってきた。

 アルトサックスの手入れをしていた菜摘は顔を上げた。

「あぁ、かな。どうだった?一緒に行ってくれるって?」

 菜摘の問いかけに、奏子は答えない。赤ん坊をボーッと見ている。

「かなー?どしたー?」

 奏子の目の前で手をフラフラする。

「かな!」

「はぃっ!」

 我に返った奏子は、本当にビックリしていた。

「トシは?一緒に行ってくれるって?」

 奏子は、眼をパチクリした後…

「うん。おーけーだって。ちょうど、明日はオフらしいよ」

「ふーん?」

 奏子は、どうしても菜摘には言えなかった。

 菜摘は、沖田とそこまで年の差も無いし、もうすごくカップルに見えるし。

 それに引き換え、ウチは何をやってるの?という心境でいた。

「……」

 菜摘は、それを察したらしい。

 だけど、あえて話題には出さなかった。

 いいアイデアが思いついたからだ。


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