二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.Grai−Man 鏡ノ少女”Ⅶ”
- 日時: 2009/12/16 16:29
- 名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=uonQnkdEXDE
卒業まで56日らしいです。
↓鏡ノ少女”Ⅵ”です
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12985
↓イメソン「モノクロアクト」
http://www.youtube.com/watch?v=A0KuJILGFvo&feature=related
卒業文集の表紙って何描きゃいいんでしょうね
ではどうぞ♪
- Re: D.Grai−Man 鏡ノ少女”Ⅶ” ( No.2 )
- 日時: 2009/12/06 19:03
- 名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=uonQnkdEXDE
第一劇 懐かしい日の夢
AM 03:47
ここは黒の教団本部。
そこに所属するエクソシストや数多くの探索部隊や団員達の部屋のあるフロアの多くの部屋。
その中の一つ約7畳の部屋に置いてあるベッド。
その上にスヤスヤと寝ている少女がこのお話の主人公である。
・・・たぶん。
________________________
少女は夢を見ていた。
無くしてしまった、とても遠い日の夢を。
残酷な玩具が壊していった・・・
楽 し い 日 の 夢 を
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ねぇ、見て見てっ!とってもキレイなお花だよー!!』
『クスッ、ーったら・・・そこはこうだよ?ねっ、簡単でしょ?』
『おい・・・そっちは今来た方向だぞ?まったく・・・こっちだ』
『ー!!来てくださいっ、とてもいい景色ですよ!』
『ん?どうした、登れないのか?しょうがないなぁ・・・ハイ、手貸してあげるから』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この楽しい日々が無くなることを
あの時の少女は知らないだろう。
いや・・・知らなくて良かったのかもしれない。
ー続くー
- Re: D.Grai−Man 鏡ノ少女”Ⅶ” ( No.3 )
- 日時: 2009/12/06 19:04
- 名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=uonQnkdEXDE
第二劇 消えた夢
少女の見る夢は楽しい物だった。
笑顔の友達。
優しい周りの人達。
すべて大切な物だった。
そしてついに・・・
少女の夢が歪な物になった・・・
『キャァァァァァッ!!!』
『ば・・・化・・物・・・ッ・・!!』
『にっ・・・逃げろ!!!!』
残酷な夢から
残酷な夢の恐怖から
少女は逃れる為に起きようとした
そして少女は最後にある言葉を聞いた。
『オマエ、何で泣いてるんだ・・・?』
________________________
少女は目覚めた。
「今の・・・夢は・・・?」
外から朝の光が差し込む。
時計は7時を指していた
「う〜ん・・・お腹減ったなぁ・・・食堂いこ・・・」
そして少女は部屋を出た
ー続くー
- Re: D.Grai−Man 鏡ノ少女”Ⅶ” ( No.4 )
- 日時: 2009/12/06 19:04
- 名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=uonQnkdEXDE
第3劇 食堂を目指せ!①
さすがに朝の7時はいつもより人が少なく・・・いや、誰もおらず廊下がひんやりしていた。
団服に着替えた少女は廊下を歩き食堂へと向かった。
「ジェリーさんいるかなぁ・・・朝ご飯何食べようかな?」
少女がブツブツ言いながら歩いていると、前から声をかけられた。
「ノーク、おはようございますっ」
白髪の少年・・・黒の教団のエクソシスト、アレン・ウォーカーだ。
ノークと呼ばれた少女・・・つまりこのお話の主人公は、考え事をしている時に声をかけられたため少し驚いていたが、
すぐにアレンに返事をかえした。
「おはようございます、アレンさんっ」
少女はノチェ・ターク、アレンと同じく黒の教団のエクソシストだ。
少し特徴的な髪型をしている。
「アレンさんも食堂に行くんですか?」
「はい・・・でも新しい本部に慣れなくて迷子に・・・」
「実は・・・私も・・です」
「え・・・?」
二人とも方向オンチのため迷ったようだ。
方向オンチの二人は食堂に辿りつけるのか!?
ー続くー
- Re: D.Grai−Man 鏡ノ少女”Ⅶ” ( No.5 )
- 日時: 2009/12/06 19:04
- 名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=uonQnkdEXDE
第4劇 食堂を目指せ!②
ー30分後ー
「こ・・・困りましたねぇ」
「はい・・・ここどこでしょうか」
30分過ぎたにもかかわらず、二人はまだ食堂に着いていなかった。
しかもおかしな所に着いてしまったのだ。
それはつい1分前の事・・・
________________________
「つっ・・・着きませんね」
「というか団員の人が一人も居ないってどういう事ですか・・・」
迷った二人が手当たり次第に辺りのドアを叩いていたが、誰一人団員の者が出てこないのだ。
「ノーク、少し休憩しましょう・・・お腹減って動けません・・・」
「そうですね・・・」
そう言って二人が壁に寄りかかったその時
ガコンッ
「へっ?ガコンって・・・」
「今後ろからっ・・・ってうわぁぁぁぁぁっ!!!」
突然二人の後ろに大きな穴が空いた瞬間、二人はその穴から下に落ちてしまった。
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「あんな所に隠し通路があるなんて・・・って本当にここどこでしょうか?」
「僕は・・・コムイさんの仕業だと思うんですが」
そう思うのも当然だろう。
何故なら・・・
ー続くー
- Re: D.Grai−Man 鏡ノ少女”Ⅶ” ( No.6 )
- 日時: 2009/12/06 19:09
- 名前: ひなりんご (ID: zx5jjBXL)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=uonQnkdEXDE
第5劇 食堂を目指せ!③
コムイの仕業だと思う理由、それは、周りの扉を見ると、ハッキリと”K”と書いてあるからだ。
「Kってコムイさんぐらいです。まず、バ神田はありえませんし、クロウリーはこんなことしませんから」
「確かに…コムイさんならこういう物作りそうですね…」
コムイの信用の薄さが分かる。
しばらく二人が歩いて出口を探していると、突然わずかに人の気配がした。
「!!」
流石エクソシストと言うべきか、二人はそのわずかな気配にもすぐに気付いた。
そして、二人よりも先に相手が口を開いた。
「…誰だ、人がいるのか?」
二人はその声が聞き覚えのある声だという事に気がついた。
二人は顔を見合わせ、そして思い切って相手にこう聞いた。
「もしかして…………」
ー続くー
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