二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 梅の花 【BLEACH】
- 日時: 2009/12/26 14:23
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
hello☆ 凛と申します
またまた消えました……
*注意*
+荒らし・中傷・悪口・チェンメ厳禁
+更新激遅です
+有り得ない事ありまくりです。後、意味不です
+何かと似てたらすみません
+続きからです。オリキャラ出ます
前々スレ↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14646
前スレ↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14774
*prologue*
散りゆく花弁が頬を撫でる
曖昧な、そして風に舞う花弁を追う
確かな望みを花弁に託し
私は願う
この平穏が長く、続くように——
- Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/26 19:54
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
23話
あれから、緋音ちゃんは眠ったまま
緋鞠ちゃんも、元気がない
『私の所為でッ! 私が強ければ、緋音さんはッ!!』
そういって泣きじゃくった彼女
『俺は……部下1人も護れねぇような奴だったのか』
酷く落ち込んでいた日番谷君
今になって分かった
1人が昏睡状態になる事で、周りの人はこんなに哀しむんだ……と
あたしが、信頼していた隊長に刀を向けられて昏睡状態になった時も
皆、哀しんだんだ
今になって思い知った
あの時も、あたしはこんな風に周りを哀しませていたんだ
チラッと緋音ちゃんを見る
眠ったまま、あの日から変わらない寝顔で寝ている
……起きて
起きて。皆、哀しんでいるの
緋鞠ちゃんなんか、泣きじゃくって元気がないの
日番谷君も、落ち込んでるの
藍ちゃんも乱菊さんも
皆皆、哀しんでいるの
あたしも、皆を哀しませた
これよりもずっと
だから、貴女は皆を哀しませないで
『おはようございます、雛森副隊長』
あの日と同じ笑顔で笑ってよ
「お願いだから……」
彼女は目を閉じたまま
起きる兆しはない
「……また来るね」
そういって、あたしは立ち去った
- Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/26 19:56
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
梨凛
また消えちゃったのよー(泣)
コメ返せなくてスンマセン
面白い展開になってきましたよー
眠ったままの緋音ちゃん
いつ起きるんでしょうかねー(作者だろ
引かれちゃったか……ドンマイ
- Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/26 20:05
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
24話
雨が降っている
緋音は、まだ眠ったまま
起きる兆しもない
毎日毎日、お見舞いに行っても起きない
早く起きてよ
皆哀しんでるよ
乱菊さんも隊長も
緋鞠も雛森副隊長も
燕も他の皆も
皆、哀しんでるんだよ
何呑気に寝てるの?
さっさと起きてよ
何時もみたいにボケて
何時もみたいに皆を笑わせてよ
「緋音、起きて」
卯ノ花隊長の話が正しければ、緋音が昏睡状態になった原因は親友を失った日の所為だ
その時の記憶と被ってしまったんだろう
心を閉ざし、眠り続ける彼女は
「まだ起きないのか?」
燕が入ってきた
「そ、起きる気配全くなしだよ」
ヤレヤレと肩を竦めてみせる
神妙な顔をしていた、燕は
「……そうか」
珍しく落ち込んでいる
「アンタが落ち込むなんてさー年中雨かもね」
ワザとおどけてみせる
「なっ! テメェもだろーが! テメェが落ち込むなんて年中嵐かもな!」
「何おう!?」
「ああ〜ここではお静かにお願いしますぅ!」
山田花太郎が慌てて止めに入る
「あ、ごめん」
「ほれみぃ」
皆心配してるから
さっさと起きてね、緋音
- Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/26 20:50
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
25話
……緋音さんはまだ目覚めない
眠ったまま
過去の思い出に捕らわれたまま
眠っている
あの時と同じ展開
違ったのは
死人が出なかった事、だけ
「……」
何時もどおりの仕事
でも、仕事に身が入らない
仕事しなきゃ
唯でさえ隊長がいないんだから
黙々と仕事をする
でも、やっぱり身が入らない
「……緋音ちゃんの事?」
副隊長が言う
「……ええ、すみません、仕事を続け——「無理、しないでね」」
「……え?」
漆黒の瞳が、藤紫の瞳を捉える
「哀しかったら、何時でも泣いていいの」
優しい声
「あ、ありがと、……ッひ! ひっく、う、うぅ……」
そのまま泣きじゃくってしまった私を、副隊長は何も言わずに見守ってくれた
『ねぇ、貴女なんて言うの??』
霊術院時代、私は霊術院の中で浮いていた
……私が貴族だから
お金目当てで近寄ってくる人も居た
……霊圧上げたら逃げてったけど
いつも、1人だった
でも、この少女は進んで来てくれた
『貴女も、同じじゃ……』
言葉を失った
その少女の瞳が、とても綺麗だったから
一瞬でも疑った自分がバカみたい
『私は梅宮緋音! 緋音でいいよ』
ニコッと微笑んだ
『わ、私は都崎緋鞠……』
『へぇ〜……じゃあ緋鞠ちゃんね!』
初めてだった
友達が出来たのも、緋鞠ちゃんと呼んでもらえたのも
『仲良くしようね!』
この子が私の世界を変えてくれた
その後、藍さんや燕さん、美蓮さんとも仲良くなれた
その時、誓った
私の世界を変えてくれた人達を、絶対に護る、と
……美蓮さんは護れなかったけど
過ちは、繰り返したくない
- Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.13 )
- 日時: 2009/12/26 20:54
- 名前: 湯山 アヤカ (ID: VTrHJ6VV)
はじめまして。
やっぱりみんな消えたんですね……
私も4回程消えました。
小説おもしろいです。
更新がんばって下さい。
これからも、遊びに来ます。